終わりにしよう』の作文集

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終わりにしよう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/15/2024, 9:45:49 PM

◤終わりにしよう◢

揺れた前髪の隙間
見える景色はそぞろに
零れ落ちては色付いた

揺れた心の隙間
感じる夢はそぞろに
思い出しては失った

貴方の所為で
貴方の為に
貴方の所で
貴方を失った

終わりにしようという狂気
今日も背負ったふたつの影
反対向いてもう戻らずに
終わった過去をふたりなぞった


テーマ:終わりにしよう

7/15/2024, 9:25:07 PM

今日も、眠れない。
いつからだろう。夜が怖くなったのは。
明るくならないと安心できない。
それは静かな場所よりもファミレスの方が集中できるあれに似ている。
こんな取り留めもない文字を綴りながら時計を見てため息をつく。
そしてまた思うのだ。
今日で、終わりにしよう。

7/15/2024, 9:22:40 PM

ワタシの体は異様なほどに頑丈だった。
 頑丈と言うより、治りが異様に早かった。
 どんなに大きな怪我をしても、どんなに重い病気にかかったとしても次の日には何もかもなかったかのようにすべて健康な状態に戻っているのだ。
 村の人間はワタシを化け物と呼んだ。場合によっては神様とすら呼んだ。
 人々はワタシを恐れた。その怯えかたがあまりに可愛そうだったので、村から外れた山の奥で暮らしていた。
 ワタシはひとりぼっちだったが、そのことに不満を覚えたことはなかった。
 この体質に気づいたときからワタシはワタシの生を受け入れていた。

 いつの世も、ヒトはよくわからないものを恐れる。
 理解ができないものを拒む。
 村では病が流行っているらしい。
 いままで使ってきた薬じゃ太刀打ちできないらしい。
 もう死者が大勢出ているのだという。
 松明を持った村人たちが隊列を組んでやってくる。
 彼らの中でワタシが悪だと決まったらしい。
 ワタシがやったのではないといったところで彼らはこれからすることを変えることはない。
 彼らは必要悪を求めているに過ぎないのだから。

 人々に化け物と呼ばれようと、悪と言われようと、ワタシは決して不幸な人間なんかではなかった。
 母と呼ばれる人の腕の温もりを覚えている。
 父と呼ばれる人の優しく大きな手を覚えている。
 生まれはワタシも祝福されていたんだ。
 この世の幸福をあの一瞬に詰め込んでいたのだ。

 だからもう、いいじゃないか。
 ワタシの生は十分すぎるほどに満ちていた。
 だからもう、いいんだ。

「終わりにしよう」

 母の残した薬を一息に煽る。
 さざ波のような安らぎがワタシを包み、意識は沈んでいった。

7/15/2024, 9:18:45 PM

どうせ希望がないのなら
終わりにしよう
この世界も何もかも
終わったその後に
希望が芽生えるかもしれないから

7/15/2024, 9:08:04 PM

終わりにしよう…




手を取り合ってっていうのが、前回のお題だ。

あれこれエピソードを巡らせていたら



手を取り合っての反対語は

!!

足を引っ張り合って

か?


(爆笑)

沼から抜け出せなくなった。



もう次のお題が来てしまったじゃないか。

この沼は皆さんにシェアして、終わりにしよう。







でも、せっかくなので、

終わりにしようで、ひとつエピソードを書こう。



はじめがあり、終わりがある。


私たち夫婦は、不妊治療を経験した。

多くの人の助けを得て、出産まで辿り着いた。

本当に言葉にできない感謝をしている。



治療は数年にわたった。

これで最後にしようと臨んだ人工授精で妊娠した。

不妊治療は永遠に続けられるものではない。

年齢的な問題も、もちろんあるが

高額な治療費をあてもなく払い続けるのは

お金のない夫婦にとって想像を絶する負担である。

きれいごとを言うつもりもない。

お金が尽きれば治療も終わらざるをえないのだ。



不妊治療については、その後、随分改善された。

今さらどうすることもできないが

あのときお金が続いたなら、もう一人産みたかった。



つらい気持ちは、いつか癒えるものだ。

不妊治療の当時を、誰かと話すことはないが

他人の赤ちゃんを見て辛かったり

まわりの人の何気ない言葉に傷ついたり

そんなことを思い出す。


私は不妊で悩む人の助けにはなれないけれど

せめて傷つける言葉を言わないようにしたいと思っている。

7/15/2024, 8:44:40 PM

この呪い、夜食べすぎてしまう呪い、終わりにできた。

7/15/2024, 8:43:28 PM

ちいさくておおきな
       どれくらいはいるの
       しらないわからない
       とりあえずつめこむ
       もういっぱいなのに
       ここからはみえない
       くるしくなるまえに
       とりださなければと
       わかってはいるのに
       もうやめたらいいよ
       どこからかきこえる
       やめたくないんだと
       どこからかきこえる
       ちいさくておおきな
       ゆとりがうまれたら
       ふわりととべるのに


       『終わりにしよう』

7/15/2024, 8:38:58 PM

終わりから出逢いなら

出逢いのはじまりから
人縁は終わりがはじまってる

物にしても

何度もおわりにしよう
終わろうと たが

男と女の関係になった
彼の愛に歪みがない
私愛は歪んでいて汚さに
彼を怖れてる 
私は彼以外に最愛の人彼も歪み濁りのない愛をくれた
家庭の事情都合で
終わるしかなかった終わりが
今だに癒えてないかも

死ぬには若いのに
二度と会えなくなった
親からもらえなかった
愛をくれた人の命が尽きた
死ぬには若すぎるはやさで
記憶の中でしか逢えない
別れ 身内なか祖父母だけは
毒親とはちがい 
私を大事にしてくれた
私の身内なかな味方だった
命も尽きた別れ

だからかな
男と女の関係 終わりが
きたとき におわりがくると
情けなさで 終わりに
しない 歪み愛しか
彼にしてないくせに
優しさに甘えてる 

終わりのない世界が
幸せかな 不幸かな

命が 戦争で
震災で 尽きてる

この星はさえ永遠でない

終わりとか 
終わりにしたものは

終わりからはじまりとは

私は醜い だが 醜いだけ
でない 今を醜いなり優しくなりしてきながら 生きてる

親友ともいつか終わりがくる
だが 私はまだまだ生きてく
親友もまだまだ 生きてく
私たちは年老いて
全ての困難 苦労に報われるは
なくても 10年 20年後
全てのこれまでの 辛い
出来事を笑い話す約束をしてる

最近雨がふると
地上この地球という星に
に潤いの雨

いや 赤い血の雫か 
激しい雨さえ 赤い血
命をつきてく雨
命が産まれてく雨

そう思ってしまう

桔梗 日々草
ユリ 紫陽花 トキソウ

朝顔 大きいひまわり
まだ みてないな
ハス 朝早くに でないと
ひらいた花 朝がすぎるまえ
に 閉じる花 みれない

やはり 花は好き 

地球の風は
水は まだまだ 尽きないで
全ての人に 水 食べ物
いきわたれ たなら

命を食べ生きてく
人も動物 命を食べてく動物
命を食べてく魚 鳥
命を食べてく花 
命を食べてく虫

地球星はまだ 滅ばない

宇宙ステーション
とか 暮らすはない
私は スター・トレックが
大好き 映画に カラオケが
大好きだ 

通勤前に雨よ あがれ

朝のブラックコーヒー
煙草ふかす このひとときも
大好きだ だが禁煙決めてる
煙草はサヨナラだ

今の煙草箱なか吸えば
彼が 献血 行くで
ついていき献血を
決めてしまったし

献血 いいことだらけ
血液検査 も わかる
また タバコやめたら
新陳代謝もよくなるな

うん さて 通勤前
身支度 外 通勤 人群
苦手ながら 誰もそれを
しらない 私はいつもみたいな
さっさっ と 歩くかと

休みたい 連休さよなら
次休日がまさか献血かな
彼よ 有難う

7/15/2024, 8:38:50 PM

終わりにしよう
もうさお互い辛いだけだからさ、
こんな関係行き着く先がないもの。

あの日そう言った君に言えばよかったんだ。
行き着く先なんてないよ、分からないよ。
だけど僕は君が好きなんだ。
一緒にいたいんだ。って
ただ強く抱きしめればよかった。

7/15/2024, 8:38:18 PM

それでもいいから、と縋った君も、
その手を振り解けなかった私も、弱くて。

どんな形でも繋ぎ止めておけるなら、とか、
隙間を埋めてくれて満たされる感覚だとか。
相手を思いやる事より自分の身勝手な感情で
先なんて考えないようにして曖昧さを選び続けていたけれど。

そうやって、与えるフリして、奪っていたの。
心をすり減らしていたのは、お互い様。

上澄みだけすくったような言葉のやりとりに
飽き飽きしてきた頃でしょう?
私はずるいから。知ってたよね、私を引き止めたあの時から。
だから私からは言わないよ。…言えないよ、

君から聞かせて。
そしたら私、ちゃんと頷いてみせるから。
この手、離すから。だから。ね?

7/15/2024, 8:37:36 PM

終わりにしようか迷ったけど
まだ、ここに投稿できている
ありがとう。

7/15/2024, 8:36:41 PM

咲いていくように黒子の占有のかたちを撫ぜてからシャワー散る

7/15/2024, 8:24:34 PM

「終わりにしよう」

なんて、君から絶対聞きたくない言葉。
嫌だ。いやだよ。君とまだ、このままでいたい。
でも、どうしても、終わりにしないといけない時が来たなら、君がそれを言うのは、辛いよね。
誰よりも好きでいてくれた君が言うのは嫌だよね。
君は聞きたくもないんだろうけど、こういうのは言った方が辛いってよく聞くし。
君に傷ついて欲しくないからさ。
私から最後の大好きを、送るよ

「終わりにしよう」

7/15/2024, 8:14:23 PM

さて、そろそろ終わりにするか。

そう言って私は縫い糸を切り片付けに入った。

今日の作業は終わり。

これで終わりにしないときりがなくなってしまう。

何故ならぬいぐるみをここ数日作り続けたからだ。

最初は一体だけのつもりだった。

気がついたら六体に増加していた。

一体その間に何があったかは記憶にない。

何故なら楽しみすぎていたからだ。

何故こんなにはまってしまったのだろうか。

始めはうちの子を作ったことが発端だ。

最初こそ生地選びから難航して悩みながら作り出したが作り始めてから段々と腕が上がっていったのか。

綺麗に作れるようになってきた。

ぬいぐるみの魔力と魅力は恐ろしい。

気がつけば増殖してしまうから今後も気をつけねば。

「ぬいぐるみの魔力」

7/15/2024, 6:37:46 PM

『終わりにしよう』


ほらねアルストロメリア
君が枯れそうなんだから
終わりにしよう
こんなこと

君はいつか言ったよね
あれは夏の日だったかな
僕は独りでいたのにさ
君が勝手に連れ出したんだ

──私と一緒に踊りましょう?

手を引いて
ステップ踏んで
リズムに合わせて
踊ってさ

恩着せがましく笑うんだ

白い歯みせて
輝いて
まるで今が幸せみたいに


もうさアルストロメリア
君も枯れちゃったんだから
終わりにしよう
こんなこと

君はいつか言ったよね
あれは夏の日だったかな
僕は独りでいたのにさ
僕は独りでいたのにさ……

──私と一緒に踊りましょう?

手を引いて
ステップ踏んで
リズムに合わせて
踊ってさ

恩着せがましく笑ってよ

白い歯みせて
輝いて
そうさ今が幸せなんだよ


終わりたくないよ
アルストロメリア
僕と一緒に踊ろうよ

君がいつか言ったから
あの夏の日に言ったから
僕が独りにならないように
君が踊ってくれたから

だから
だからっ
だからっ!
だからっ!!


──ありがとうアルストロメリア


もう……※※※※※※※

7/15/2024, 6:27:58 PM

終わりにしよう


天使たちは 緑の 丘を 越えて
君と であった 昔の 草原に 座って
昨日見た 夢さえも 冷めきらないうちに
朝になる 毎日を 飛び立った

これで 終わりにしよう
永遠など ないから
もう 二度とは 君に 言えなかった 言葉を
伝える 事は できないから 

すべてを 空へと 
君と 出会う前の 幼い 日々に 戻って

楽園に やがて 雨が降り
すべてが 色を 取り戻したなら
君と 二人 いつかの 場所で 夢を 語った
あの日から 祈りを 忘れた 日々に
忘れた 言葉を 思い出して 歌を 歌おう

これからは 幻に 溶け込んだ 風景を 
胸に 刻んだ 追憶の 中に 密かに 立ち尽くす
迷宮の 奥で 優しく 微笑む 君の 手を引いて
忘却の 森から 朝日が 登り 
すべてを 洗い 流す 太陽に 向かって 飛び立つ 

これで 終わりにしよう 楽園は なくとも
壊れゆくまで 泣いた 日々を 終わりにしよう

7/15/2024, 6:01:21 PM

「ちょっと!美鈴いじめんじゃないわよ!!」

一際大きな声が響いた。振り返ると沙良の背中が目の前にあって、 男の子達は嫌そうな顔をしていた。
「うわ、ヤマンバだ!」
「撤退撤退!!」
「逃げろー!!!」
男の子達はバタバタと教室に入っていく。
「ふん!なんとでも言いなさいバカ共!!」
「沙良.....っ」
「アイツらの言うことなんて気に止めなくていいわ!....ちょっと泣いてるの?もう、こんなことで泣かないの」

私は昔から友達がいなかった。
幼稚園の頃から人と話すのが苦手で、みんなの輪の中には入らなかった。だから、小学校でも...ましてや5年生になっても友達はずっと出来ないまま。

沙良は私と同じだった。
沙良はとっても正義感が強くて、ダメなこととか卑怯なことが許せない子。だから、そういうことをする子によく注意をした 。
それはその子達にとって都合が悪かったみたい、男の子達は沙良のことを嫌うようになったし、女の子達は助けてくれる沙良をお礼として友達にしてあげる。でも、沙良は「見えない壁がある気がする」らしい。だから沙良は女の子ともあまり関わらなかった。

私達2人共1人だった。
5年生の体育の時間、先生が「2人組作ってー!」と声を上げた。今回も多分余るだろうから先生の近くに寄っとこうと思って立ち上がろうとしたら、
「ね、一緒に組まない?」
私に声をかけてくれた子がいた、それが沙良。
そこから何かと余り物同士話すことがあって、5年生の三学期にはもう親友と呼べるくらい仲良くなっていた。
そしてそれは6年生の今も変わらない。

「もし誰かに嫌なことされたらすぐ私に言って」
帰り道、沙良が突然そう言った。
「....うん」
「アンタそう言って話したことないじゃない、ホントに分かってんの?」
「.......」
「あのねぇ...今回のこともそうだけど黙ってりゃいいってもんじゃないから。私にも男子達にも!アイツらは美鈴が黙ってるからつけ上がるのよ!一回でもいいから拒絶してみなさい!!それが無理なら私を呼ぶの!!いい?」

いたたまれなかった、言いたいことを自分が。沙良に迷惑をかけてしまう自分が。沙良がいないと何も出来ない自分が。沙良に申し訳なくて俯くしかない。

「私達は友達なんだから!!!」

驚いて顔を上げる。

「中学に上がっても、ずっとずっと友達でしょう?助けになりたいのよ!」
「中学....上がっても?」
「えぇ!なに、私はそのつもりだったけど?」






ねぇ沙良






貴方、あのときそう言ったよね







中学1年でまた同じクラスになれた沙良は、変わってしまっていた。
沙良は明るい人達の輪の中にいて、やっと同じクラスになったのに私とは目も合わせてくれなかった。ずっとずっと、始業式はその人達と話してばかり。私には興味無いみたい。

何となくこちらからも話しかけづらくて、そして5月になった。
体育祭の競技決め、私は運動が苦手なので障害物競走にしよう、と思いながらクラス全員の出場競技を確認する体育委員の沙良を見つめていた。すると、

「河村さんは何がいい?」

あまりに唐突過ぎて誰に言われたか分からなかったが、沙良の視線ですぐに分かった。

「っあ、私は障害物競走で」



小学校の頃の沙良なら人の悪口は許さなかった、でも今はヘラヘラ笑って毒を吐いている。

小学校の頃の沙良は宿題の問題が分からないと、沙良の家にお邪魔したらそればかりだった。でも今は私の次に頭がいい。

小学校の頃の沙良は私以外とあまり関わろうとしなかった。でも今は周りにヘラヘラした友達が沢山いる。

「河村〜?誰....え同じクラス?嘘だろおい!笑」

小学校の頃の沙良は私が悪く言われてたらすぐ助けに来てくれた。でも今は

「最近駅前にクレープ屋さん出来たの知らない?.....そうそう!そこ行ってみたくてさー」

聞こえないふり。



優しくて可愛くて頭がよくて運動神経も良い。
きっと、みんなの憧れる優等生。

あんなのが?

私にとっては小学生の頃の沙良の方がずっとずっと憧れだったよ。
正義感が強いところが好きだった。別に問題が分からないなら私が教えるよ、沙良はポテンシャルがあったからきっとすぐ覚えられた。周りの意見を気にしないところが好きだった。誰に嫌われても、どう言われても動じないところが好きだった。

私のことを友達だと言って笑ってくれる沙良が大好きだった。



「河村さん、落としたよ」

「...あぁ、ありがとう美崎さん」

ねぇ沙良、私のことそんなに嫌いだった?
私より他の人の意見の方が大事になっちゃったんだね。

人ってそんなに簡単に変われるものなんだ。



なら私だってそろそろ変わらないと。

毎日毎日沙良のことを考えるのはもうおしまい。

楽しかった思い出に救いを求めるのはもうおしまい。

「気をつけてね、あれ..それなんて本?面白そ_」



「ごめんね、私今の貴女に...もう興味無いの」






ー終わりにしようー

7/15/2024, 5:50:08 PM

『終わりにしよう』

もう、なんだか疲れてしまった。
流行には追いつけず、
SNSや、周りの情報に流される日々。
タスクには追われ、
目標には手を伸ばすだけの日々。
昔と、今。
この10年で、私のどこが変わったんだろう。
後退していなければ、前進もしていない。
いや、何もしなければ、人間は衰えていくだけの生き物だ。
実質、私は後退していることになる。
いつか変わろう、なんて、上を見上げたとき、
私の目は、きっと輝いていた。
なんの望みすら残っていない私に、
これ以上、何を求めるのだろう。
もう、終わりにしよう。
何もかも、この世界で。

7/15/2024, 5:47:32 PM

その微笑剥がしてもいい? 嘘でしか保てないなら終わりにしよう 

#tanka

7/15/2024, 5:43:07 PM

終わりにしよう


何もかも嫌になって
何度そう思っただろう
人に嫌気がさしていた
この世に希望なんてないと思っていた
自分の境遇を
そして自分自身を嫌っていた
包丁を持って自分自身に向けた時
ドアが激しく叩かれた

結局今も生きている
希望がないと思っていた未来を生きているのだ
生きていれば良い事もある
そんな言葉なんて信じてなかったけど
環境は確かに変わり
生きていて良かったと今なら思える
終わりにしよう
そう思ったあの日を
終わりにしなくて良かった

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