『終わりにしよう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君からLINEがこなくなった
いつも私からのLINE
なんかこんな歌詞あったっけ
もうお互い疲れちゃったのかな
それとも興味無くなったのかな
もう終わりにしようか
「やぁ。来てくれてありがとう。君と出会って今日でちょうど15年。幼馴染で恋人だよね。でも、もうこの関係を終わりにしたいんだ。」そう言うと泣き出してしまう僕の可愛い彼女。「どうしたの?」そう聞くと『だって、いきなり別れ話されるから、驚きと悲しみに打ちひしがれて……。』なんでそう言う結論になったのかは何となくわかるから、ドッキリ大成功ってことでいいよね?でも、恋人ではなくなる予定だから。「泣かないで?別れ話じゃないんだ。ただ、恋人じゃなくて、夫婦になりたいなってだけで。」そう言うと、彼女はさっきよりも驚いた表情で固まってしまった。『………え?』凄く驚いてくれたみたい。受け入れてもらえるかな?少し不安だけど、はっきり伝える。「ちゃんと言うね。僕と、結婚してください!!!!」そう伝えて、頭を下げて手を差し出して待っている。が、なかなか掴んでもらえない。もしかして振られた!?そう思って顔を上げると、号泣している彼女。そして、彼女は『もちろん!!』と返事をくれた。安心した。とりあえず、恋人という関係は終わりにできた。そしてこれからは夫婦という新しい関係になる。彼女を幸せにできるよう、精一杯頑張ろうと思うよ。
#終わりにしよう
終わりにしよう
終わりにしよう。君と手を繋いで家を出る。夏の夜の生温い空気が妙に煩わしかった。しばらく歩いた後で明日が燃えるゴミの日なことを思い出したが、もうどうでもいいことだった。
小さい公園のブランコに二人して座る。この公園の遊具、昔はこんなに小さかったかなって笑い合う。
なんとなく、小学生の頃書いた未来への手紙を思い出した。あの時も嫌々思ってもいないことを書いていた気がする。私はそれから何も変わっていなかった。まあ、隣の君以外は。……でも、それも全部終わりだ。何だか楽しさすら感じてくる。
自販機で缶コーヒーを買う。君はグレープジュース。結局コーヒーを飲めるようにはならなかったね。
これからどうしようか。もはや誰にも分からなかった。
【終わりにしよう】
目が覚めるとセミが鳴いていた。
蒸し暑い空気が部屋中を包んでいる。首と背中に汗が流れているのが分かった。
「・・・ご飯、食べないと・・・」
掠れた声で呟き、ゆっくりと体を起こす。
キッチンまで歩くのすらだるい。それでも僕は生きないといけない。
コップとプレート皿を食器棚から取り出す。コーヒーと、パンとウインナーと目玉焼き。メニューはいつも決まっている。
今日はミニトマトでも添えようか。確か、ベランダで育てていたのがあったはず。
フライパンの上で卵を割って、そのまま焼いて、そしてテーブルに並べる。
座ろうとしたとき、コップを二つ出してしまったことに気がついた。
「戻さないと・・・」
そう言って手を伸ばす、つもりだった。僕の手は固まったように動かない。
目線をそらす。君の写真が目に入る。
いつも通り、笑っている。
もう、君はここにはいないのに。
視界が滲むのが分かる。涙がテーブルの上に落ちる。
拭っても意味が無いのを知っているから、僕は何をするでもなく泣き続けた。
分かっている、もう君がいないこと。
分かっている、君は僕に生きていてほしいこと。
分かっている、どんなに悲しんでも君には会えないこと。僕は生きていくしかないということ。
でも、もう限界なんだ。
本当はもう、ご飯を食べられない。本当はもう、歩くことすらままならない。
君は僕に「生きて」と言ったけれど、君がいれば天国だったこの場所も、今では地獄だ。君の気配は確かにするのに、君だけがいない。
君だけがいない世界で、僕は生きていくことができない。
本当は、本当はね、もう終わりにしたいんだ。ご飯を食べること。朝起きること。これから生きていくこと。
けれど、君がそれを許しはしないから。君と約束してしまったから。
僕はこれからも、生き続けてしまうんだろう。
何を終わりにするというのか。全てが皆途中で完結せぬままここまで来てしまった。振り返ればそんな人生だったように思う。何もかも解決しないまま心の奥底で残り火がふつふつとしているような爽快感とは無縁な人生ではなかったか。完結とはなんぞや。投げ出すことや逃げ出すことは得意で目を背けることも瞑ることも平気で出来る。そうだ、それを終わりにしよう。1つ1つ丁寧に、今までやろうと思ってやれていなかった事をやろう。そう、1つ1つ大切に向き合おう。無理せず、自分のペースで行おう。残りの人生で出来る事は限られるかもしれないが、死ぬまでやれる事をやろう。
【終わりにしよう】
そう言われてから数年
彼と会うことも無くなった
私も昔のように悲しみにくれることは無かった
もう思い出にできたから
きっと次会えた時には笑えるから
あの日の私の苦しみを
終わりにしよう
歪な丸い空へ、飛び込もう。
離れない様に縛った、お揃いのミサンガ。
『終わらせよう』
どちらかが、そう言い出した。
水面が揺れる。矢張り、濁っていた。
ああ、空があんなにも遠いなんて。
もういい
なにをどれだけ頑張っても、世間は認めてくれない
睡眠薬をたくさん買って
たくさん飲んで
さぁ、眠ろう
いい夢見るぞ
目を閉じた
待ち望んだこの時
この時が、今までで一番幸せだった
終わりにしよう
もう、終わりにしよう
そう思うのは何度目だろう
何度も信じようとした
何度もその気持ちは踏みにじられた
息をするように小さな嘘をつく貴方を
私は信じたくても、信じられなかった
だから大きな嘘も、許すことは出来なかった
何度も傷ついて傷ついて
苦しくて消えたくなるのに
貴方を失うのはもっと怖くて
どうしても、終わりにできない
そんな自分が1番馬鹿だと、分かっているけれど
「終わりにしよう。」
その一言で全てが崩れた。
何時も見るあなたの顔もベランダ越しに見える夕焼けも今までが夢だったように。
色が無くなった。
初めは貴方に興味なんてなかった。
貴方が必死にアプローチしてくるから私は付き合った。なのになんで貴方が「終わりにしよう。」なんて言うの?両思いだと思ってたのに。いつの間にか片思いになってたのね。
「いいよ、終わりにしよう。」
静けさのなか夕焼けが私だけを照らした。
お題 「終わりにしよう」
2024年7月16日
「ねぇ○○君私たちもう終わりにしよう?」
急な別れ話に僕は動揺を隠せない状況だ。
「どうしたの?急に。理由聞いてもいいかな?」といつも通りに話を続ける。
「私たち付き合ってかれこれ7年経つでしょ?」
「そろそろカップル終わりにしたいなぁなんて思ったりしてるんだよね・・・。」
僕は安心したのか膝から崩れ落ち気づいたら泣いていた。
「そのこと僕から言ってもいい?」と聞くと彼女は驚いた様子で頷いた。
「□□ちゃん今指輪ないけど、僕と結婚してくれませんか?」と聞くと思いっきり抱きついてきてくれて
「喜んで!」と言ってくれた。
僕達はこれからカップルじゃなくて夫婦になります。
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theme 終わりにしよう 2024-07-15
P.Sこの物語と彼女シリーズはめちゃくちゃフィクションです。ご了承ください。
終わりが来るということは何かが始まることの裏返しでもある。
唯一始まりのない終わりがあるとすれば……それは死だろうか。
死であるにしろ、視点を変えれば始まりでもある。
彼とはもう二度とは会えない、彼のいない人生を歩んでいくということ。
死がなぜ辛いのか、まともに考えなくても分かるだろう。
会えないから辛い。
だが、もっと論理的に説明すると、彼と関わっていた時特有の「私」の性格が無くなることに対する悲しみがその死の悲しみの本質であるはずだ。
別れとは、実は他者との別れではなく多様にいる自己との別れなのである。
「終わりにしよう」
その提案がすっと
心に入る
頷くように
そっと画面を閉じた。
お疲れさま
頑張ったね
終わりにしよう
闇に溶けるように
目を瞑る
海中に沈むように
ゆっくり
終わりにしよう
全て終わりが
スッキリするとは
思わなかった
💦💦
終わりにしよう
もう終わり
どんなに待ったって
どんなに想ったって
どんなに願ったって
届きやしない
振り向かれやしない
すれ違ってばかり
無理なんだ
もし好きじゃなくなってたら
終わりにしなくたってよかったのかな
今も仲良しだったかな
でも好きだから好きすぎるから
辛くなりたくないから
離れていくほうが楽だから
好きでい続ける代わりに
関係は終わりにしよう
終わりにしよう
今までズルズルと引きずってしまったこの想い
もしかしたらなんて夢を見続けていたかった
夢に惑わされて貴重な青春を9年も自分から奪った
愛してくれないのをわかっていながら
愛し続けた9年間
もう
終わりにしよう
終わりにできなかったら9年も無駄にしたんだけどね
終わりにしよう(2024/07/15)
明日から本気出す。
だから今日だけ許して欲しい。
言い訳をしながら手を伸ばす。
いつも口先だけだけど今回こそは。
そうは言っても美味しいんだ、ポテトチップス。
・7『終わりにしよう』
怒ったねえさま方に手を取られて
天上に引っ張りあげられたんだけど私の天女の衣は
襤褸のままだったから
結局また地上に落ちちゃった。
んもー、新しいのを用意してくれれば良かったのに。
2度目の落下は
只事じゃなくて。。
私、ずっと人間の老婆の姿で。
死ぬことも出来ず、
天女にも戻れそうになくて。。
泣いたわ、これ以上泣けないくらい。
もう終わりにしたい。
襤褸がびしょ濡れになっても抱きしめてたら
綺麗に衣が甦る!
フワフワ浮いてたから、それを眺めて
私は安心して眠った。
もう起きないわ。
【終わり】
「俺たち、もう終わりにしよう」
そんな言葉が私の耳に入る。
頭も口も回らずにいると、彼はこういった。
「もう耐えられないんだ。
ごめん。」
謝ってほしい訳では無い。
でも、傷ついた心からふつふつと怒りが湧きてできた。
『なんで!?私に…悪い所が』
「そうゆうところだよ。すぐ感情的になるところがと…束縛が酷いところが、もう…耐えられないんだ…」
と彼はいい、両目から涙を流した
束縛…?私はただ…当たり前のことをしただけなのに…
感情的は…私も…分かるけど…だけど…だけどなんで!?
私が頭の中でぐるぐると巡る。
何かは分からない。
私はハッと我に返ったとき、もう彼の姿はなかった。
私は泣きじゃくった。
死にたくてたまらなかった。
もう考えてもしょうがない、終わりにしよう。
そう頭で切り替えようと何度も自分と闘った。
自分さえ良ければいい。他人に心無い言葉を浴びせられようとも。そんな風には割り切れたことは無い。
一時的に考えなくなったとしても、直ぐに元に戻る。
毎日何度でもそのチャンスを狙うように、やってくるのだ。
考えてもきりが無い、永遠に埋まらない不安と不信感がとにかく生きづらくて。毎日葛藤している。
終わりにしたい。
誰かにわかってほしい。
でも信頼している人ほどあまり愚痴なんか聞かせたくないんだ。他人の愚痴ほど耳障りなものはない。
だから飲み込むくせが着いた。
嫌なことを我慢していたら、いつか報われるって。
そんなこと100回やって10回あれば上出来なくらいの気の遠くなる希望への道のりに心血を注げるほどの気力はもう無くなりそうだ。
終わりにしたいけど、まだ終われない。
走り続けるしかない。