『終わらせないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ムリでしょと諦め引いたその線を踏み台にしてまだ跳べる、まだ
題-終わらせないで
終わらせないで
彼と元結婚相手(以下、女)が住んでたこの家にはまだ、女の郵便物が届く
もう出て行ってから何年も経つのに
私は郵便局に出向き、受取拒否の旨を伝える
女の事を彼はちゃんとしてる人と言うが、
残念ながら私からすればだらしがない人にしか見えない
人それぞれ別れ方はあるだろうが、
私はキレイさっぱり跡形なく去る方だ
連絡が取れるような素となるようなものを残したい内は、
別れないと思う
今回は請求書が届いた
全くだらしがない人だ
幾度となく届くから、きっと未払いなんだろう
(他人の郵便物なので開けてはないが、支払期日とデカデカ書いてあるので請求書なんだと分かった)
お金にだらしがない女だと何となく思ってはいたが、
当たっていたようだ
彼との関係を終わらせないでと言わんばかりに、
こうやって郵便物を届けるように仕向けてるんだろうか?
後何年すれば、この郵便物は止まるんだろうか?
「手を離さないで」
冬の街を包む冷たい風が、雪の匂いを運んでくる。駅前の広場には、クリスマスのイルミネーションが灯り、行き交う人々が手袋越しに温かい缶コーヒーを握りしめていた。
その広場の片隅、僕は彼女を待っていた。冷え切った空気が頬を刺す中、僕の胸だけが異常に熱を帯びているのを感じる。
「ごめん、遅くなった!」
彼女の声に振り向くと、いつも通りの笑顔がそこにあった。風で乱れた髪を手で直しながら駆け寄ってくる彼女の姿は、寒さすら忘れさせるほど美しかった。
「いや、大丈夫。俺も今来たとこだから」
嘘だった。本当は30分前からここに立っていた。でも、そんなことを言ったら彼女に気を遣わせてしまうと思って口を閉ざした。
ふたり並んで歩き出した。いつものように軽口を叩き合い、笑い声が雪を溶かしていくようだった。でも、その裏側で僕の心は嵐のように荒れていた。今日、僕は彼女に言わなければならないことがあったのだ。
「実は……」
途中のカフェで暖を取りながら、意を決して言葉を切り出した。彼女がストローでホットチョコレートを飲む手を止め、僕を見つめる。
「どうしたの?」
その瞳に真っ直ぐ射抜かれて、胸がさらに苦しくなる。
「……俺、来月から東京に転勤なんだ」
彼女の表情が一瞬固まった。
「そうなんだ……」
小さな声でそう呟くと、彼女は視線を落とした。
僕らは付き合い始めて一年半。何度も言い合いやすれ違いがあったけれど、乗り越えてきた。でも、遠距離恋愛なんてやっていける自信が僕にはなかった。だからこそ、今日、この場で別れるべきだと思っていた。
「ごめん、無理に遠距離とか言えない。お前の時間を無駄にしたくないんだ」
そう言おうとした瞬間、彼女が僕の手を強く握った。
「終わらせないで」
その言葉は予想外だった。驚いて顔を上げると、彼女の目には涙が浮かんでいた。
「離れるのが怖いよ。でも、もっと怖いのは……あなたと別れること」
彼女の震える声に、胸の奥が締め付けられる。
その瞬間、僕はすべてを悟った。彼女の覚悟に、自分の弱さを突きつけられたのだ。僕はただ、別れを選べば楽だと思っていただけだった。でも、こんなにも彼女が僕を必要としてくれているのなら――
「……ごめん。俺、逃げようとしてた」
僕は彼女の手を握り返した。
「遠距離なんて大したことない。必ずまた戻ってくるから、俺たち、絶対終わらせない」
彼女の涙が一筋、頬を伝った。でも、その瞳はどこまでも澄んでいて、美しい笑顔が浮かんでいた。
その日から、僕らは「終わらない恋」を信じて歩き続けることを決めた。
終わらせないで
「あれ、りなちゃんの動画更新されてる。今週ペース早いな。嬉しい。」
私の大好きな動画配信者りなちゃん。登録者数千人の頃から見てて最古参と言っていいと思う。かわいくて癒される動画を出してくれるし、最古参の私にはDMも返信してくれて優しくて本当大好き。
動画更新ありがとう!最近ペース早くて嬉しい!でも無理しないでね!
「ふう...今日も一コメ取れた。コメ返も貰っちゃったし、後でお礼のDM送ろ。」
昨日のDMには返信が無かった。どうしたのかな、忙しくて返せなかったのかな。心配だな
返信を気にしてアプリを開いては閉じてを繰り返してしまう。
ピロンッ
「うわっ!びっくりした...りなちゃんの投稿だ。え、今日も動画出るんだ。ん?大事なお知らせ?」
大事なお知らせってなんだろう。午後のやるべきことはほとんど手につかなかった。時計を何度も確認してしまう。
ついに動画が出る時間になった。震える指を無視して画面を押す。画面に現れたのはりなちゃん。と登録者50万人越えのイケメンインフルエンサーだった。
私の動揺を無視するようにりなちゃんが口を開く。
「突然のお知らせですみません。りなはこの個人チャンネルをやめて彼とカップルチャンネルを作ることになりました!あっちのアカウントでも応援していただけると嬉しいです!」
カップルチャンネル?なに?理解できない。なに。
りなちゃん、居なくなっちゃうの。もうコメ返もハートもDMの返信もしてくれないの?
この男はだれ?りなちゃん、この男のものになっちゃったの、私のりなちゃんを奪わないで、終わらせないで、終わらせないで。お願い。まだここにいて。
終わらせないで
終わらせないで欲しい
あなたが夢を見ること
正直に生きること
幸せになるための努力
そして
あなたがあなたでいることを
終わらせないで欲しい
あなたという宝物が存在しているという感覚を
ああ、刹那。
普段何気なく通っている改札が、
今はこんなにも離れがたい。
人がたくさんいるから。
あなたはすぐに掻き消えてしまう、きっと。
だからすぐに伝えたい。
胸の内の儚くかき消えそうな、
だけど一生忘れることのないこの気持ちを、ぎゅっと。
そう思ってあなたの肩に手を触れてみる。
次の瞬間、私は切符を買えばよかったと後悔した。
「明日の部活嫌だから今日家帰ったら○ぬ〜ww」
そんなことで終わらせないで欲しい
本気で終わりたいと思った身にもなって欲しいよ……
2024/11/28『終わらせないで』
終わらせないで
私はまだ飛びたい。
こんなところで終わりたくない。
そのマンガ面白いから終わらせないで
ずっと続いててほしい!
ある日こう言われた。
「S君と喋るとなんだかブルーになるんだよね。」
それでもいい。
僕は「心配性」だ。
とにかく話を終わらせないでほしい。
終わらせないで
わたしたちの関係を
ずっと一緒だって言ったじゃない
そんなに冷たくしないでよ
悲しくなるじゃない
もうお別れなのね
悲しいわ
さようなら
「さあて、コタツでも片付けるか」
※季節外れで失礼
【終わらせないで】
仕事から帰ったら温かいご飯を食べる。
休日は祖母の家へ行き犬と遊ぶ。
たまに学生時代からの友人に会う。
当たり前じゃないのはわかっているから
終わらせないでほしい。
終わらせないで
もう少しだけ側に居て
まだ終わらせないで
もっと知りたいの
お願いどうか終わらせないで
終わらせないで
その命
などと言いながら
ちっぽけな虫をふみつぶしてしまうこと
ゆるしてほしいな
大きな流れに生きているだけだからね
わたしもあなたも
その虫も
たまたまここに同じ時間に存在していた
偶然という名の運命
どう思うのも自由
終わらせるのも自由
でもそれでも
終わらせないでほしいと考える
エゴ
「終らせないで」
貴方との終りが近づいてるのがわかる。
約束が、少なくなった。
約束しても、ドタキャンになる事が増えた。
視線が、合わなくなった。
最後に見つめ合ったのは、一体いつの事?
会話が、続かなくなった。
そもそも、会話が少なくなった。
笑顔が、少なくなった。
そして、眉間の皺が増えた。
終わりたくない。
終わらせたくない。
このまま、貴方と過ごしていたい。
でも、もう駄目なんだね。
このまま続けても、きっと哀しい事が増えるだけで。
惨めな自分を見る時間が、ただ伸びるだけ。
自分なりに、精一杯頑張った。
でも、無理だった。
だから、せめて。
貴方からは終らせないで。
私が、私の責任において、私の意思で終わらせるから。
ちゃんと、「今まで有難う」って、笑って言える自分でいる内に、終わらせるから。
最後に、貴方の前で号泣して、貴方を困らせないで済む内に、終わらせるから。
貴方が、「終わって良かった」とだけ思うような、ほんの少しも寂しさを感じない程になる前に、ちゃんと終わらせるから。
だから、もう少しだけ。
私の覚悟が決まるまで、もう少しだけ。
待っていて、ください。
1・大事な人≒友達や、彼氏や、伴侶、親周りとの関係
2・どんな仕事をしていても、楽しく、やり
がいがあると感じる気持ち。
3・自分の趣味や、自由の時間。
人生は一度きりなんだよ。
ずっと死ぬまで終わらせたくない気持ちでいたい。
終わらせないで
だから、メールの最後は
それでは、また
あなたとの関係を
終わらせたくないから
さようならは 書かないよね
終わらせないで
えっ?あのソシャゲ サ終するの?
暇を見つけては
ちょっとずつポチポチ進めていたのに
SSRのレアキャラいくつかお迎えしていたのに
急にサ終になるなんて…
なんてこと…
無課金勢でごめんな…
2024.11.28
愛情
愛情とは
目に見えぬ衣のごとし
ひとびとはその衣を
お互いに掛け合い
時に剥がし合い
生きている
どれどれ、あんずとやらは苦しんでるようだな~。と、お師匠さんは、言った。
作家気取りめ。と、お師匠さんは、あんずさんを悪く言った。
お師匠さん、人の悪口を言われるのはどうも、ボクは、好みません。
『リハト、わしにそんな言葉を使うようになったなぁ〰️。』と、お師匠さんは片眉を上げた。
『すみません。でも、ボクは、まだ天使見習いの見習いですが違うと思うんですよ。それ。』
『百物語を、フィクションでもわしは、かまわないんじゃよ。あんずとやらがわしを楽しませるならじゃんがの〰️www』
『お師匠さま、えらく上から目線ですねぇ〰️。』と、つい本音が出てしまった。お師匠さんが、ほらっと、鏡の向こうのセカイにいるあんずさんが映った。
原稿用紙の上に、煮詰まった!あんずさん。
『お師匠さん、肩でも叩きましょうか。??』と、ボクは言った。お師匠さんは、肩が凝ると肩を慣らした。(^_^;)
『あんずも、高橋も、木田も、夏音も、陽葵も、れいんも。それぞれみんな生きてきただろう。その中の綻びは、成長に繋がるんだと、わしは、想う。
だが、あんずは、作家のまねはよくない!!ちゃんとせねば、作家にはなれん。』
『夏音は、絵が上手いとかじゃが。文化祭の出展の作品は、在り来りのテーマではないか。わしなら、せっかく得意稀な環境にいるんだから。其処をエグるけれどもなぁ〰️。
夏音は、どんな作品が描きたいのか、が問題なんだろうが。』
『得意稀とは、ハンディーを持った、あんずさんのことでしょうか??』と、ボクは、言った。
『何のことじゃが〰️。わしは、知らん。』と、お師匠さんは、言った。
『ヒドイ。』と、ボクは低い声で反論した。
『本当のことだろう。夏音は、あんずという素材を使えば、銀賞くらいは楽勝だとわしは、思う。』
『お師匠さん、ボクは、ガッカリしました。あなたのことを尊敬して今までお仕えしていましたが。残念です。夏音さんも、陽葵さんも、木田君も高橋君も、みんな、仲よしなんです。利用とか、犠牲とか、という言葉をお師匠さまには使って欲しくはありません。只、自身の身に起こったことで、あんずさんは、一生懸命に出来ないと言う言葉を使わず懸命に頑張っているじゃありませんか!!』
『庇うのかい、リハト。あんずとやらを。ふ〰️ん。まぁ〰️。いいわい。百物語🕯️で、あんずの作家の器量があるか否か。作家気取りか。わしが、見極める。リハト、どうせお前は、あんずたちと連絡をとるんだろう。原稿用紙_φ(・_・に向き合うのもいいが。せいぜい、わしを百物語🕯️で楽しませてくれ。と。伝えたらどうじゃ。』と、お師匠さんは、ケタケタ嗤った。
ーーお師匠さん、まるで妖怪のようだった。
最近、しのぶさんが言っていた妖怪がまやかし村に出て、みんなを術にかけては楽しんでいるとは、これなのか。只、お師匠さんは天使なのだ。
心のすき間という言葉を聞いたことがある。
何にしろ、あんずさんたちに、連絡を取らないと!!大変だ。あんずさん、今のボクのお師匠さんはあなた&お友達のことも試そうとしている。おそらく、れいん君のこともだろう……。
負けないで!!今のお師匠さんには、失望したから。あんずさん、頑張って下さい❢この曇天の空より応援していますから。
終わり。続く。
楽しい気持ち、時間ほど
早く終わってしまう
長く続けば良いのにな
終わりが
とても、寂しく感じてしまう
もう、二度と味わえないだろうな
もう一度楽しみたい
終わりがとても悲しいけど
もしかしたら、また
楽しい事あるのかも
または、今以上の楽しい事
待っているのかも
本当は、こんなにも
嬉しさ、楽しさ、悲しみ、寂しさを
感じさせてくれる
あなたと出会えた事が
とても幸せな事です