『終わらせないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
終わらせないで
終わらせないで
君への気持ち
っておもってたが
もう終わりたいのに終われない
終わらせて
もう人生を
終わらせないで
【終わらせないで】
私はちょっと特殊な悪魔。
デジタル文章を住処とする、ナウな悪魔である。
悩みは豆腐メンタル。
心が傷つくのでSNSとかの文章には住めず、
ここでひっそりと暮らしている。
しかし最近ここでも心にくる事があり、
つい最近自衛策を用意した。
それは「話を強制終了させる能力」
使い時は多々。
例えばそう――
今のようにロクに読まずにスクロールされる、
そんな悲しみを味わいそうなときとか?
まだ読んでいるだと…!(喜)
お題「終わらせないで」
ぼんやりと、祖父が刀を眺めるのを横から見ていた。刀身がキラキラしていて、縁が白い結露が顔を出して、窓から暗い夜の雪景色を眺めるような冷たさと、輝き。
これが、人を殺せる道具。
ぞわりと背筋に霜が降りたような感覚がした。これを肌に滑らせれば、ぷくりと血が出て、ズキズキと痛み始める。
でも、どこか、語りかけられていた気がした。
私はお前を傷つけたりしない。
私は綺麗だろう。
お前も私をよく見てみると善い。
「見てみるかい?」
タイミングがよく刀鍛冶の彼は私にそう問うから、思わずたじたじしながら「いいんですか」と聞けば、私にハンカチと柄を差し出してきた。
確かに、きらきらかがいて、きちんと向き合ったら、月夜に見上げた、雲の流れる空のようだった。綺麗だ。
でも、祖父が見ていた時よりも何故か輝きがない、気がする。故に、祖父に返した。
「もういいのか?」
「うん。なんか、刀は私じゃない方がいいみたい。」
頷きながら、その手の中に戻す。すると、やはりその手の中のほうが綺麗に見えた。
その刀はきっと、祖父の手の中でしか、ああは輝かないのだろう。
それを終わらせないでほしかった。
【終わらせないで】*171*
なんだろ、この何とも言えない
イイ意味での落ち着かない感情
この状態が終わらないで欲しい
できるだけ長く続いてくれたら嬉しいな
始まりそうでなかなか始まるわけにはいかない
この曖昧さが私の感情を激しく揺さぶる
どうか、終わらせないでください
好きなこと好きに話していい日常
絶対侵蝕してこないでよ
お願い正体不明の双葉さん
早霜に命 凍らせないで
♯終わらせないで
愛なんて叫んだって消耗品だし
記憶の片隅に残るか否か
冬は惜しくなる
春になれば別れがやってくるのだから
今の君とは離れなくては
ならないからだ
それでも、愛を想うのは
君を終わらせたくないからだろう
※終わらせないで
頑張る!苦手な王道の世界線ー!!
夕陽で伸びる2人分の影が、仲良く寄り添っている。
2人は互いに寄りかかるような距離で、手を繋いでいた。
若い時分、ハレンチだと言われた手繋ぎ。
たったそれだけのことが、こんなにも幸せだなんて。
「セツコさん、オレぁ幸せだなぁ」
母さん、妻、嫁。代名詞で呼ばなくなって何年が過ぎただろうか。
「なんですかもう、恥ずかしい。私も幸せですよ」
セツコさんは小さく照れた声で「……タイゾウさん」と言葉を紡ぐ。つられて自分まで照れてしまった。
年老いた。いつお迎えが来ても不思議ではない年齢だ。
願うのは「幸せを、終わらせないでくれ」
「終わらせないで」
ぜひ自分にこの言葉を言いたい。最近、集中力が持たず何をするにしても中途半端に終わってしまう。しかも中途半端なのに満足しきっている自分に腹が立つ。集中が切れたなら少しだけ休憩してから続きをやればいいのにダラダラとしたり別の事を始めたり…。小学生の時は色んなことに集中して取り組めていたのに。高校あたりだろうか。高校受験で弱燃え尽き症候群になってから、勉強を始め、色んなことの集中力が落ちてきた。
やり切るなら最後まで走り抜け!と言い聞かせても体や脳が言う事を聞いてくれない。どうすればいいんだろう。
(終わらせないで。)🦜
あのね
物事には、
始まりが有る様に
必ず、終わりが
有るんだね。🦜
・春が終わる。
・秋が終わる。
✢終わらせないで、と
願っても
其れは・無理なんだね。🦜
(だから。)
「僕はね、
(大日如来。)様に
何時まで眷属で
居られるか
聴いて観たんだね。」🦜
【其れは、僕が更に
修行を積んで
《鳳凰。》に
成った時迄、と
仰られたんだよ。】
❞其れは、無理だと思うから。❝
❣このまま、眷属で・・
お願いしたんだげど、
やっぱり、このままで、
終わらせないで下さい。🦜🦜🦜
あなたへの恋心に必死にしがみついて生きていた。あなたの態度や言葉にひどく一喜一憂して。あなたの好きそうな人で居られない自分の存在が嫌になってしまう日々に疲れて、近づく卒業の日を待っていた。高校を卒業すれば、もうあなたと会う必要はなくなる。大学生活が楽しくてきっとすぐにあなたのことなんか忘れられる。それなのに離れたくない。卒業が近づくことが嬉しいのに恐ろしい。まだ終わらないで。
終わらせたくないのなら
始めないでほしかった
/お題「終わらせないで」より
終わらせないで
「新しい友達とトークしよう」時々そんなメッセージがラインに届きアイコンが表示されている、誰だか分からないのは即ブロックなのだがその日は、とても懐かしい名前が上がってきていた、思わずアイコンとホーム画面をチェックした、彼女に間違いないと思った。クリスタルブルーのキラキラホームに可愛い昔懐かしいキャラクターのアイコン、そのキャラクターも実に彼女らしくて思わず脳裏に小学生の頃の風景が走馬灯のように駆け巡った、そんな目覚め。
コーヒーを入れながら休日の少し遅い朝を迎えていた、家族はもう出払っていて愛猫と向い合せ、もう一度スマホを手に取りラインに上がった彼女のアイコンを眺めた、、メッセージ入れてみようか?でも、もう20年以上は連絡取っていないし、私は彼女の今の住所も連絡先も知らなかったのだ、けれど、あまりに懐かしその名前に思わず「〇〇ちゃん?」とメッセージを入れた、暫くスマホとにらめっこしていたが返信も既読にもならず、そのままスマホを閉ざし家事をしていた、お昼頃ラインメッセージの到着音にスマホを開くと「そうよ、お久しぶり」という返信が来た。実に意思疎通のやり取りをするのは彼女の結婚式の後以来だろう。それから生きる道が随分変わり疎遠になり何時しか連絡も途絶え、随分前に同窓会の連絡を古い携帯番号に入れたが繋がらずそれきりだった。彼女の実家は知っているけど今はご両親だけなはずだし、少し敷居も高く、帰省しても訪ねることはなかった。そんな彼女と久し振りに繫がれて他愛のない昔話のやり取りで盛り上がり、互いの近況報告に至って言葉を失った、それは「元気にしてる?」の言葉から「まあ、元気かな、、癌だけど」だった。彼女はことのほかナイーブな人だと知っていたので、どう返したらと思ったが、まあそう言われたら「大丈夫なの?手術とかなの…」と返した。「乳癌が見つかった時には肝臓に転移していて、再発して脳にも転移した…」もう手術はしないのだと言う、なんてことだ、昨年一昨年と義両親を共に癌で見送った私には、どんな状態か想像出来たからだ。その言葉を私は口にしなかった、彼女に確かめなかった、確かめる必要ないと思った。極懐かしい友達に久し振りに連絡出来た、先ずそのことを喜び合いたかったからだ。そして1番気になっていることを彼女にそれとなく尋ねた、ご両親のこと私たちは共に一人っ子同士(その頃田舎では珍しかった)で、私は早くに母を亡くしているので彼女のお母さんには、良くしてもらったからだ。すると彼女は「母は2年前に亡くなった」と返信が来て、まあ、お互いの年齢も親の年齢も考えれば見送りの時期だから、あり得る話しだが、彼女が癌の告知を受けたのがちょうどお母様を見送るその1年ほど前で、彼女はその頃に年老いた父に任せていた母の介護をするために東京から帰って来ていたそうだ、そして更にその3年ほど前に離婚していた。バリキャリで結婚も遅目だった彼女は、方言もすっかり話さない都会に染まった才女だったはずなのだ。なによ、そのキャラ壊さないでよ、あなたは昔っからクラストップのいや、学年トップの優等生で、ずっとそうで、あなたと同じ中学高校に行けたのは私の自慢で、関西きっての難関国立大学に現役入学して、将来最有望視され、バリキャリで東京で働いてんじゃなかったの!?そのままでいてよって。それからライン電話に切り替えて、弱くなった彼女の声を聞いて、私は泣かないように一所懸命自分の太腿を抓っていた。
それから、毎日のように彼女から連絡があり、私は、彼女のお母様に選ばれたような気がしています。「有り難うございます」私はお母様の変わりにはなれませんが、満身創痍で故郷へ帰って来た友人のそう遠くないかも知れないエンディングの側に居させてもらいます。幸い私ももう、セミリタイアの身で仕事も楽になりましたから、二人いや、故郷の友人たちみんなで集まって終わらない昔話をしたいと想います。
どうか、そんな昔話を、終わらせないでください。
久かたの 光のどけき
小春日(春の日)に
静心なく 花の散るらむ
もう一度咲け 冬桜
令和6年11月28日
心幸
もともと無理だったあなたと私の関係
だけど夢だけは見たかった
だからこの恋をこんな形で終らせないで
あなたって引き返さないじゃないですか。一旦終わりとかないんですよ。良いところでもありますが……。
だからここで辞めたら、あなたもうやらなくなると思います。でもまだ辞めないって決めたら、意地でも続けるんだと思います。
お願いします、終わらせないで。
【終わらせないで】
36. 終わらせないで
好きな小説家がいた。いや、今もきっといる。その人はカクヨムにて投稿していたが、ある時投稿を止めた。Twitterのアカウントも消えた。小説を辞める訳ではないが、世には出さないと言っていた。
今も生きているといいな、楽しく書いているといいな、なんて一方的な我儘だからあの人はいい気分にならないだろうけど。この我儘をずっと続けてしまおう。
「終わらせないで」
どうか、どうかどうか。
私の最後のおねがいを聞いてはくれませんか?
あなたは旅の終着点へと着いたら、
きっとこの旅を終わらせてしまいます。
ですが、考えてみてください。
本当に終着点がこの旅の意味でしたか?
もしかしたら気づかなかっただけで旅の途中に
あったかもしれません。
ならもう一度、旅を続けませんか?
なんて、そんな綺麗事を言ってはいますが、
結局の結論に至ると、
「私は貴方に旅を"終わらせないで"ほしい。」
そんな私のエゴで、プライドだけれど。
きっと今までの旅も楽しかったのでしょう?
貴方の顔を見ればわかります、笑
なら、おねがいです。
どうか貴方の旅を"終わらせないで"。
きっとこの旅は貴方にとって素晴らしいものに
なるはずだから____。
さよならは、頬を撫でるその手つきで分かったの。
離れがたさを含んで、いっとう優しく撫でていたの。
私は微睡の中で、生ぬるい優しさの中で、
ひとつ泣いていたの。
あなたは私よりもずっと泣いていたから、
気づかなかったのでしょうけど。
私とあなたの涙のペトリコール。
さよならを言えないまま逢えなくなったって、
別に構わないの。
私はずっと好きなのだから。
だから、どうか、あなたの人生を。
「終わらせないで」 白米おこめ
暗闇の中
あなたの腕を掴む
頬を涙が伝う
この恋をどうか
1128 終わらせないで
終わらせないで
別れを言い出したのは私から。
この見えない鎖から解き放たれて自由になりたかった。
初めての男ではなかったのに、全て忘れられない。
あなたは寂しそうに笑った。
季節の替わり目に来るメール。
誕生日にお祝いのメール。
私は、嬉しいくせに全て無視した。
また、あの苦しい日々に戻る勇気はなかった。
何故愛することがこんなにも苦しいのだろう。
飲んでも飲んでも癒されない喉の渇き。求めても望んでも叶わない想い。本物の愛情ではないから?
私達は別々の道を歩き出した。
時々夢をみた。そんな時必ず側にあなたを感じた。わかっている。遠い何処かであなたも私を求めていることを。貴方が求めれば私は夢を見る。私が望めば心で思っただけなのに数カ月ぶりにメールが来る。元気か?と。
見えない何かでつながっている事、わかっている。あなたも私も。
終わりが近づきつつある私の人生。
忘れてしまった。
貴方の名前も顔も。なのに私を呼ぶ声が聞こえる。
…そうか?…と黙って話を聞きながら私を抱きしめる優しいひびき。
それすら忘れそうになる。
もう終わった遠い恋の思い出なのに
どこかで私を支えてくれていた。
いつも無意識に探している。似た人を追いかけている。
あともう少しだけ生きていようと思う。全て忘れたら私そのものが終わる。私からさよならしたくせに。
あなたを傷つけたのに。
許して…、そしてまだ終わらせないで…この恋情を。
【終わらせないで】
アイディアややる気が溢れでる精神なら永遠に終わらせないでって頼むかもね