どれどれ、あんずとやらは苦しんでるようだな~。と、お師匠さんは、言った。
作家気取りめ。と、お師匠さんは、あんずさんを悪く言った。
お師匠さん、人の悪口を言われるのはどうも、ボクは、好みません。
『リハト、わしにそんな言葉を使うようになったなぁ〰️。』と、お師匠さんは片眉を上げた。
『すみません。でも、ボクは、まだ天使見習いの見習いですが違うと思うんですよ。それ。』
『百物語を、フィクションでもわしは、かまわないんじゃよ。あんずとやらがわしを楽しませるならじゃんがの〰️www』
『お師匠さま、えらく上から目線ですねぇ〰️。』と、つい本音が出てしまった。お師匠さんが、ほらっと、鏡の向こうのセカイにいるあんずさんが映った。
原稿用紙の上に、煮詰まった!あんずさん。
『お師匠さん、肩でも叩きましょうか。??』と、ボクは言った。お師匠さんは、肩が凝ると肩を慣らした。(^_^;)
『あんずも、高橋も、木田も、夏音も、陽葵も、れいんも。それぞれみんな生きてきただろう。その中の綻びは、成長に繋がるんだと、わしは、想う。
だが、あんずは、作家のまねはよくない!!ちゃんとせねば、作家にはなれん。』
『夏音は、絵が上手いとかじゃが。文化祭の出展の作品は、在り来りのテーマではないか。わしなら、せっかく得意稀な環境にいるんだから。其処をエグるけれどもなぁ〰️。
夏音は、どんな作品が描きたいのか、が問題なんだろうが。』
『得意稀とは、ハンディーを持った、あんずさんのことでしょうか??』と、ボクは、言った。
『何のことじゃが〰️。わしは、知らん。』と、お師匠さんは、言った。
『ヒドイ。』と、ボクは低い声で反論した。
『本当のことだろう。夏音は、あんずという素材を使えば、銀賞くらいは楽勝だとわしは、思う。』
『お師匠さん、ボクは、ガッカリしました。あなたのことを尊敬して今までお仕えしていましたが。残念です。夏音さんも、陽葵さんも、木田君も高橋君も、みんな、仲よしなんです。利用とか、犠牲とか、という言葉をお師匠さまには使って欲しくはありません。只、自身の身に起こったことで、あんずさんは、一生懸命に出来ないと言う言葉を使わず懸命に頑張っているじゃありませんか!!』
『庇うのかい、リハト。あんずとやらを。ふ〰️ん。まぁ〰️。いいわい。百物語🕯️で、あんずの作家の器量があるか否か。作家気取りか。わしが、見極める。リハト、どうせお前は、あんずたちと連絡をとるんだろう。原稿用紙_φ(・_・に向き合うのもいいが。せいぜい、わしを百物語🕯️で楽しませてくれ。と。伝えたらどうじゃ。』と、お師匠さんは、ケタケタ嗤った。
ーーお師匠さん、まるで妖怪のようだった。
最近、しのぶさんが言っていた妖怪がまやかし村に出て、みんなを術にかけては楽しんでいるとは、これなのか。只、お師匠さんは天使なのだ。
心のすき間という言葉を聞いたことがある。
何にしろ、あんずさんたちに、連絡を取らないと!!大変だ。あんずさん、今のボクのお師匠さんはあなた&お友達のことも試そうとしている。おそらく、れいん君のこともだろう……。
負けないで!!今のお師匠さんには、失望したから。あんずさん、頑張って下さい❢この曇天の空より応援していますから。
終わり。続く。
11/28/2024, 11:45:46 AM