『終わらせないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日、憧れの先輩からプレゼントを貰った、、
貰った時めちゃくちゃ嬉しかったです😖
先輩らしいセンスがあって、可愛かったです😿♡
何を貰ったかは言いたくないので
( 先輩もこのアプリやってるから )
部屋に飾っておきます(՞ ܸ. .ܸ ՞)"
「既読スルー」
話していたい、気持ちに反して
話題の小瓶はすっからかん
あなたとイタい、時間に反して
絵文字で反応はい終わり
好きって言ったじゃん
かわいいって言ったじゃん
でも、
距離取りたいって言ったじゃん
死んでほしいって言ったじゃん
お願いだからその言葉
もう既読スルーしたくないの
お願いだから、それで終わらせないで。
11.29.終わらせないで
終わらせないで
『おはよん』
LINEトーク画面の一番上のアイコンに私はメッセージを飛ばした。
開いた本にクローバーの栞を置いたアイコン。クローバーの栞はいつだか、読書家の彼女に私が押し花にしてプレゼントしたものだ。
数分後、リズミカルな通知音と共にメッセージが画面に現れた。
『おはよ』
たった3文字のそれに、私は胸を撫で下ろす。
今日も生きてる。
『今日いい天気だねー!調子どう?』
『あんまり良くない』
『そっか、今日帰り寄ろうかなって思ってたんだけど』
『いいよ』
やり取りの後、彼女は『ごめん。来ていいよってことだよ』と追加した。
彼女の気遣いに頬が緩む。LINE上ではどうしても文字だけのやり取りになってしまうため、言葉のニュアンスが伝わりにくい。自分と相手で受け取り方に違いが出て、誤解を招いてしまうこと多々ある。彼女はそういうことに、とても気を配っていた。
『分かった!着いたら連絡するね』
既読を確認して、私は画面を閉じる。
制服姿の高校生たちが私の横を走って抜いていった。
スマホの時計は8時2分を示している。
あの制服は私の母校でもある。あと数分でチャイムが鳴るだろう。生活指導の先生は厳しいから、捕まると面倒だぞ。まだ変わってなければだけど。
と、少年のたちの背に呟いた。
ピコン。スマホに彼女からスタンプメッセージが届いた。
律儀なところは全然変わってない。
幼馴染の彼女とは、学生時代をずっと共に過ごしてきた仲だ。
昔から真面目で、優しくて、優等生のお手本のような子だった。
勉強も運動も交友関係も、なんでも良くこなす努力家だったけれど、いつも誰かの目に怯えているように感じた。
思春期の多感な時期、彼女の心は壊れた。
何がきっかけだったかは分からない。
ある日突然、彼女は学校に来なくなった。
クラスメイトも、学校の先生も、彼女の両親も、兄弟も、私も、誰も理由が分からないまま、彼女はひとり、夜のなかで閉じこもった。
不登校になってからも、彼女と連絡は取り続けていたけれど、
結局、出席日数が足らなくて、退学してしまった。
制服を脱いで数年経った今でも、彼女はまだ夜の中にいる。
講義を終えると、真っ直ぐに駅に向かう。
卒業後、私は家から通える距離の大学に進学した。進学を機に他県に出る人もいるけれど、やりたいこともなくて、将来のこともぼんやりしていたから、興味がある学部に進むという無難な道を選んだ。
彼女の近くに居たかったというのも理由にある。
一度だけ、彼女の口から死にたいと言われたことがあった。
友達同士で言う死にたいなんて軽口ではない。彼女の中の苦しみや辛さが深く滲んだ言葉で、心臓をギュッと掴まれたような感覚を覚えている。そのときの私はそんなにまで彼女が追い詰められていたことに驚いたし、なにより彼女の告白がショッキングで言葉が出なくて、顔を歪ませる彼女をただただ抱きしめてあげることしか出来なかった。
だから、私は大学の授業に心理学を取っている。
人の心の仕組みを理解したかったから。人間の心理を勉強すれば、彼女の心の傷みに少しでも寄り添えるかもしれないと思ったから。
あるとき、心を病める人の気持ちを否定しないようにと、何かで見聞きした。
死にたいの言葉によくそんなこと言わないでと返してしまいがち
だ。言われた方もびっくりして反射で言ってしまうこともあるが、
自分の気持ちを否定されたような気持ちになって、より悪い方へ行ってしまうこともあるそうだから、そう思ってるんだと肯定してあげてください、と。
あの出来事から彼女が本当に死んでしまうのではないかと不安になって私は毎朝彼女にLINEを飛ばし始めたのだ。
返ってくるかはその日の体調によるけれど、既読が着くだけでも、私のメッセージを見てくれる気力があることにほっとする。
あの時、迂闊に彼女に対して何も言わなくて良かったと振り返って息を吐く。
でも、勇気を出して言ったSOSを、私は受け止めてあげられたのだろうか。
彼女の家に向かう途中、駅中のコーヒー店に寄った。
お土産に新作のフラペチーノを2つ購入する。彼女が元気な頃、新作が出るたび通っていた。コーヒーがすごく好きなわけでもなかったけれど、ホイップクリームが乗った甘い飲み物が私たちのツボだった。
『来ったよー』
数分後も待たずに、ワンピース型のルームウェアを着た彼女が出てくる。
『やっほ』
『いらっしゃい』
『調子どう?』
『今はだいぶいいよ』
そう言う彼女の表情に笑みが見えた。
『お土産買ってきたから、一緒に飲もう』
『新作?もうそんな時か〜。ありがとう』
彼女の部屋は相変わらず床のあちこちに本の山が出来ていた。
一体何冊あるのか。
読書好きなのも、昔から変わっていない。
私はたまに彼女のところに来ては他愛のない話をする。
話しているときも、見た目も普通の人となんら変わりはない。
心を病むことを重く捉える人が多いけど、心も人間の身体の一部
だ。頭やお腹や足が痛くなるように、心にも痛みを感じる。体が風邪を引くように、今ちょっとだけ心が風邪を引いているだけ。
いつか治る。
でも、心は繊細だから。
何をきっかけにトリガーが外れるかは分からない。
彼女が不登校になった理由を私は未だに知らずにいる。
こんな風に会って、話して、笑っていてくれる彼女の傷みが。
フラペチーノを口に加える彼女の横顔を見た。
『ねぇ』
『ん?』
『今度さ、時間あるとき一緒に出かけない?』
彼女が伏し目がちで言った。
『…いいよ!どこに行く!?』
勢いよく出た私の声が裏返る。
彼女はそれがおかしかったのかケラケラ笑った。
外に出るの、勇気いるだろうに。
長い夜を彼女は今もひとりで歩いている。
死の衝動が彼女の中でも無くなってはいないだろう。
でもね、夜も明けるから。
貴方の人生、これからだよ。
だから
どうかまだ
命を終わらせないで
彼女の笑顔に、そう願わずはいられない。
終わらせないで
そう言う僕は君にどう見えてたかな
僕は君の目を見れていたか。
終わって欲しくないけど
終わらなきゃ進めない。
そんなことがこの先なかったらいいよね。
でもこの先、君のことを
忘れることはできないと思う。
ネタが思い浮かびません
次のお題が来るまであと3分
終わらせないでを終わらせないで!ヒー
長年、読み続けていた物語の結末に、ほっと胸を撫で下ろしながらその背表紙を閉じたことはありませんか?
知らぬうちに待望していたハッピーエンド。
幸せそうに破顔する主人公の様子に嗚呼、良かった。嗚呼、めでたい。そうして閉じられた幕に安堵しながら本を閉じる。
そんな時、ふと、気づいたのです。
“ 物語”はここで終わったのだけれど、この物語の中にいる彼らの“人生”や“世界”はここで終わりではないのだと。
文字や絵で綴られる物語は、1部の視点や時間を切り取られている限られた世界にすぎない。そんな小さな世界を、私たちはひとつの完結された物語としてみている。
物語の始まる前の語られなかった過去。物語の終幕した後の驚くような未来。フォーカスされることのなかった隠された物語の裏側。 私たちが見ている限られた枠組みの外側を是非想像して見てほしいのです。
見えないものだと終わらせないで、想像に過ぎないと切り捨てないで。想像で広げられた世界はきっと、貴方の大きな糧となるはずです。
「終わらせないで」
毎日平凡な生活を送っている。
けれども、人生そうそうドラマのようにロマンチックだったり、劇的な出来事にハラハラしていたら身体が持たない。
だから、私は平凡な生活を終わらせないで人生を歩いてゆきたいのだ。
終わらせないで
終わらせないで、二人の関係を
終わらせないで、幸せだったあの日々を
終わらせないで、誰かの人生を
終わらせないで、その物語を
これは、とある無名作家による物語の主人公の独り言。誰にも聞かれず消えていった、誰かに送るはずの独り言。
あなたの夢をここで終わらせないで
続けることが何より難しいのはわかってる
でもあなたの周りには
応援してくれる人、支えてくれる人が必ずいる
弱音を吐いたっていい
諦めないで、もう一度前へ
終わらせないで
たとえ、その物語はそこで終わりなのだと
世界の理に諭されたとしても
今この瞬間も、そして
これからもずっと続いていくと信じていれば
きっと終わることはないから
終わるかどうかは
自分の心次第だと思うから。
『終わらせないで』
「中途半端に終わらせないで。
作るならちゃんと最後まで作って。
あんたが勝手に産み出したんだから、
責任持って墓に入るまでを描いてよ。
誰も俺のことは知らないんだ。
俺たちのことはさ。
あんたしか知らないんだよ。
これからの俺のことも、これまでの俺のことも、
知っているのはあんただけなんだ。
決められるのはあんただけなんだ。
俺ですらないんだよ。
あんたにしか続けさせられないし、
あんたにしか終わらせられないんだ。
あんたが終われば俺たちも終わるんだ。
あんたの命はあんただけのものじゃないんだよ。
それが俺たちの命なんだよ。
だから終わらせないで。
終わらせるなよ。
あんたが生きてる限り俺たちは、
停滞してたって生きてるんだから。
あんたは俺の死を決めてるらしいけど、
描かれない限り実行はされてないから。
それにあんたは俺の来世を決めてるし。
どんだけ俺のこと好きなの。気持ち悪い」
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気持ち悪いだって。言われちゃった。
また無理やり引っ張り出して口開かせたから。
いつもこんな役割ばかりだね。ごめんね。
終わらせないで
この恋が続きますように
この恋が終わりませんように
終わらせないで
恋・日常…
楽しい思い出は
終わってほしくない
終わらせないでほしい
そんな願いは、叶うことなどあまりない
日本には季節がある
春・夏・秋・冬
四季折々の鮮やかさを感じたいと
他国から日本へ観光
もしくは移住する人がいるそうだ
私はとても不思議に思う
私は夏が好きだ
やっぱり夏が好きだ
私は夏に生まれた
実感する好きな季節は夏
大好物のすいかが沢山食べられるのは夏
友達と海に出かけられるのも夏
薄着で騒げるのも夏
なによりも、連休があるのも夏
学生の頃、私の誕生日はいつも始業式だった
夏休みが終わる合図は自分の誕生日祝いをした日だった
憂鬱な気分で誕生日を過ごすのが嫌だった
だからいつも思っていた
神様、夏を終わらせないで
…と。
雨の朝
本当の心が
つぶやいた
まだこの恋を
終わらせないでと…
あなたにこれ以上
なにができるというのです
後悔以外に
だから
思考を動かし続け
自分を壊すことはありません
新しい明日を
新しい思いで迎えることを
恐れないでください
見えない長い道が
この先も続いていることに
怯えないでください
#終わらせないで
くゆる煙の束をひとまとめにしたそれ、ときおり指にまとわせる君の仕草が嫌いだった
君が、寂しい、なんてそれだけの理由で誰かに教えられた煙の匂いを取り込んで
ぺたんこの腹に閉じ込められた肺を汚すのが、ひたすらにこわかった
なんだか妙に悔しいって、そんな抽象的で甘ったれたことで君がずっと咥えているそれで
細い指の間を焦がしてやりたかった、みぞおちの熱の芯が執拗く呻き声をあげていた
みんな、何の気なしに持っている
なぜ自分にはそれが無いのだろう
いくら考えても答えは出ず
いつしかそれを手にすることが夢になった
ないと気づいてから時が経ち
思うことで
別の道があることに気づいた
完全に諦めそうになったこともあったけれど
わたしの心が
その思いを終わらせないで
と叫んでいた
わたしの心、ありがとう
いまでもそれはないままだけれど
別の道を追い求めることで
手にした大事なものもあったよ
そうだね
ない時は
別の道を探してみようね
終わらせないで
今日は初めてのデート
「次どうしようか。解散する?」
そう言われた
「あー。そうだね…」
一緒にいて楽しくなかったのかな
家に帰ってから今日のデートを振り返った
そんなころ最初のデートは3時間程度
もっと一緒にいたいなと思っている時点で
終わらせるのがいいっていうのをネットで見た
今日解散した時間は会ってから
3時間がたったころだった
そんなこと気にしていたのかな
そう思うと愛おしく思えた
けどやっぱり好きな人とは
いられるならずっと一緒にいたい
終わらせないで
・エッセイ「学校について」
子供の自殺が過去最多で、1年に500人が自殺しているそうです。
こういうニュースに接するたびに、何とも言えず悲しい気持ちになります。希望に満ちた若者なんだから人生を終わらせないでほしいとつくづく思います。
しかし、自分の若い頃を振り返ってみると、辛い思い出ばかりで、希望なんて何処にもなかったという記憶があります。その辛さの原因は学校でした。
僕の通っていた学校は暴力・暴言・恐喝などの犯罪行為が蔓延し(まあ、どこの学校でも大抵そうでしょうが)、誰も取り締まる人がいませんでした。そんな無法地帯の密閉空間に1千人以上の生徒が密集するのですから、様々な苦労がありました。
スクールカースト底辺の陰キャの自分は叩かれたこともあったし、唾を吐きかけられたこともありました。何よりも辛いのは仲間外れという精神的ないじめでした。
生きた心地が一瞬もありませんでした。地獄でした。
そんな地獄に1日8時間以上耐えないといけません。
さらにその地獄の8時間が小学校~高校まで12年間もあるのです。
加えて遠足、運動会、修学旅行などの行事が目白押しです。
しかも「学校に行くか行かないか」という選択肢は子供ではなく親が握っていたのですから、子供の自分はどれほど辛くても強制的に学校に行かされるしかありません(「学校に行かなくてもいいんだよ」と芸能人がよく夏休み終わりになると言い出すけど、そんな慰めは意味がないと思います)。
感情を殺し、精神をすり減らしながら、ロボットのように大人の言うことを聞くしかなかったです。
そのような絶望的な毎日でしたから「やってらんねンだわ」と思って自殺未遂をしたこともあります(結局死ねず、精神を病んで高校を退学しましたが)。
学校はとても辛い場所でした。そんな場所に思春期の鬱屈を抱えながら通うのですから、なおさら辛かったです。
「大人は働いているから子供より大変。子供の苦労は大したことはない」
「学校ってエアコン効いてる部屋でじっと座って勉強するんでしょ?友達とワイワイ遊ぶんでしょ?給食も出るでしょ?最高じゃん」
「子供って楽でいいね。羨ましいよ」
などと親から言われましたが、それは間違いで、実は1番大変なのは子供時代なのだと思います。
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子供の自殺の報道に接して大人たちが「人生を終わらせないでほしい」と言うのは、至極まっとうな意見ではあるのですが、子供たちの学校での苦労を考慮すれば、人生を終わらせたいという子供たちの気持ちも、至極まっとうであるし、理にかなった自然な願望だと思うのです。
しかし自分的には、退学したあと引きこもりになって学校のトラウマとフラッシュバックで散々苦しみ抜いてきて、今も学校の記憶を引きずって辛いこともありますが、楽しいこと、幸福なことも沢山ありますし、最近はトラウマとフラッシュバックが軽くなってきたおかげで、色々と充実した生活を送れていますから、辛かったけどあの時死ななくて良かったと思います。
学校という絶望的な場所にいると、どうしても視野が狭くなって、自殺という考え方に走りがちですが、辛いのは学生のうちだけです。大人になれば楽しいことが沢山待っています。
だから苦しんでいる若い人たちには、どうか生きていてほしいと思いますし、楽しいことが待っている希望に満ちた人生を終わらせないでほしい、とお願いしたいです。
自分の場合は親に苦しみを打ち明けることで学校を辞めることができました。
親に苦しみを打ち明けることはとても大切だと思います。
「そんな嘘を言って、どうせ学校をサボりたいんだろ」と最初はガミガミ言われて、叩かれましたが、粘り強く説得すれば、どんなにかたくなな親も我が子の意見に耳を傾けてくれます。
親は意地悪で学校を無理強いしているのではなく、可愛い我が子のためを思って行かせているので、むしろ学校が我が子の命を脅かす場所なのだと認識できれば、必ず無理強いをやめてくれるはずです。
今は辛いかもしれませんが諦めないでほしいです。