『紅茶の香り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『紅茶の香り』
少し飲む?
香りにそそられ
足をあげ
愛想と共に 豆に留まった
紅茶飲んでみたいんだけど…
ドリンクバーのじゃダメなのかな…
でも、カフェで失敗した時のこと思うと選びにくい😣💦
【yomogi】
紅茶の香り
保育園に通っていた私は、パーティで出てくる紅茶が苦手だった。飲めるようになったのはいつだったか覚えていないが、きっかけは温めた紅茶が美味しいと気付いた時だろう。紅茶なんて小洒落た人が好む物だと思っていた。良さも分からなかった。紅茶は味だけでなく香りを楽しむ物だと気付いたのはここ最近だ。私にとって紅茶の香りは、人を待つ匂い。人を想い持つ匂いだった。それは保育園の縁日で母が来るのを待つ匂い。今になっても冷えた紅茶は嫌いだし好きでは無い。ふとあの待っている時の孤独感を思いだすから。
チャレンジ98(紅茶の香り)
家で紅茶を飲む時は、ティーバッグを使うことが多い。お湯を注ぐと、良い香りが立ち上る。ゆったりした気分になる。とはいえ、私は、茶葉の産地には詳しくない。ダージリンやらアッサムやら、全然分からない。
最近は、ペットボトルの紅茶も香りが良い。アイスティーで飲む時にも香りが感じられる。よく考えられていると思う。
家にいながら色んな店の気分を味わいたくなった
数種類の炭酸ジュースを飲みながら
朝から漫画を読み漁る
まんが喫茶にいるような気分を味わう
紅茶の香りに包まれながら
語学入門書を読む昼下がり
喫茶店にいるような気分を味わう
アルコールは苦手なのでノンアルコールを飲みながら
旅行雑誌を読む
居酒屋にいるような気分を味わう
飲み物や本のジャンルで雰囲気を変えてみた
ささやかだが、贅沢な時間
「紅茶の香り」
僕は紅茶が苦手だ。
あの独特の風味が小さい頃から苦手だった。
高校生になって、紅茶を飲んでる人がいた。
僕は何で紅茶なんて飲めるのだろうって思った。
コーヒーは飲めるけど、紅茶はダメだった。
僕の好きな人は紅茶を好んで飲んでいた。
紅茶を飲む彼女の横で僕はジュースを飲む。
そうすると彼女は
「紅茶飲めないの?」
と僕に尋ねた。僕は
「飲めないよ?」
と答えると彼女は僕に
「私、紅茶が好き。だけど、君のことはもっと好き。」
と言った。彼女からはいつも紅茶の香りがしていた。
「君は紅茶の香り苦手?」
と聞く彼女に僕は
「紅茶の香りは好きだよ、君の香りだから。」
と言った。彼女は紅茶の香りがする人。
僕の苦手な紅茶だけど香りは好きになれた。
それは君の香りだから。
紅茶の香り
こいつはコーヒーより紅茶が好きなんだ。それは知ってるけど、うちには紅茶がない。あるのは緑茶とインスタントコーヒーだ。飲み物にはあんまりこだわらないんだよ。というかこだわるのがめんどくさい。違いなんてわからない舌のほうが安上がりだ。飲み物を出さない言い訳を必死に考えていたらキッチンから紅茶の香りが漂ってきた。
「あなたのことだから気の利いた飲み物なんてこの家にはないんでしょう? あたしがティーセット持ってきて淹れてあげたわよ。アールグレイ。よく味わってお飲みなさいな」
コーヒーがいいと言ったら怒られそうだな。
──知らないことがあってもいいからさ。
「……ん?」
玄関のドアを開けた途端、嗅ぎ慣れない香りを感じた。この香りはなんだったか。小さい頃、何度か家で嗅いだことがあるような。
箒を靴箱に立てかけて、首を傾げながらリビングの方へ足を進めると、懐かしい香りが強まる。
「ただいまぁ」
「ああ、遅かったな」
本を目を落としていた同居人が顔を上げた。机には湯気を立てる見慣れないデザインのカップ。これが匂いの発生元だろうか。
「そろそろ北で大量発生の時期なんだよ」
「もうそんな季節か」
たいていの魔獣の発生は予測が難しいが、一部の種は発生時期や条件が解明されている。まあ、いくら時期がわかったって対策に人手と時間が必要なことに変わりはないけど。
書類が詰まった鞄を置いて、椅子に腰を下ろす。前に座る相手が本を閉じてカップを手に取った。
「何飲んでんだ?」
「紅茶だ。先日、姉が旅行の土産だと言って菓子と一緒に渡しに来た」
「ん、でもお前、普段コーヒーだよな?」
「実家だと紅茶の方がよく出た。父が好んでいたからだろうな」
「ふーん」
紅茶についてはよくわかんねえけど、産地とか種類とかいろいろあるんだよな、たしか。
「な、俺にも淹れて。飲んでみたい」
「……他人に淹れてやったことは無い」
「じゃあ初挑戦だな」
遠回しに自分でやれという意味を含んだ言葉を無視して、頬杖をつきながら相手を見上げる。面倒そうに溜息を吐いたものの、カップを置いてキッチンへと向かってくれた。
「不味くても文句は言うな」
「別にいーよ」
お前が淹れてくれたことに意味があるんだからさ。
(紅茶の香り)
後日加筆します。
普段、紅茶もコーヒーも飲まないのでこういうお題が来ると少し悩みます……。
夏の終わりの夕暮れは
温かい紅茶が飲みたくなる。
虫の音を聞きながら
ボーとしながら飲む紅茶、
香りを楽しみ
秋の訪れを感じる。
いつもはコーヒー党の私だけど
秋風が吹きはじめる頃は
温かい紅茶が
恋しくなる。
ポットの中で茶葉が踊る
湯気が立ちのぼれば
ふわり、鼻腔をくすぐる
ひと匙の海を隠し味に
ティーカップの孤独を混ぜた
【紅茶の香り】
「いい香り」甘えた声の君だけどアールグレイなら戸棚の右ね
題-紅茶の香り
【紅茶の香り】
擦れ違う貴方からは
紅茶の香りが微かに香る
この香りはライチティーだろうか
最近のお気に入りと聞いた
天気が良い日は庭でお茶を飲みながら会話を交わす
その時間が何よりも大切で尊い
貴方は何も知らないだろう
私のこの気持ちも
このような気持ちは持ってはいけないのは
わかっているのに...
それでも貴方を想ってしまうのは罪でしょうか
今日も貴方に紅茶を注いで会話をする
こんな日がいつまでも続きますように
寒い冬 熱い紅茶とマドレーヌ
/お題「紅茶の香り」より
クラシック音楽が流れる
蔦の絡まる喫茶店
紅茶の香りと一緒に
あなたを待つひととき
『紅茶の香り』
あぁ疲れたなぁと思ったとき
紅茶の香りを嗅いで心がホッとして
今日の私へお疲れさまと思いながら飲むと
またホッとする。
自分の身体を労ることができるのは自分しかない。
だから大事に労ってあげよう。
寒くなると暖かい飲み物を飲みたくなるよね。極寒の時に注いで香りを楽しむのが好き。冬って感じがする。もちろん暖かい時でも飲みたくなったら飲む。
「紅茶の香り」
「紅茶の香り」
ブランデーティーに憧れる。
紅茶の香りとブランデーの芳香の組み合わせ。
どんな香りなのだろう。
空想を膨らませながらお湯が沸くのを待つ夜。
𓊆 紅茶の香り𓊇
午後のテーブルに置かれた紅茶
湯気がふわりと立ち上がって、
香りが静かに部屋を満たす
気負いもなく、ただ一口
じんわりと広がる温かさに
少しだけ気持ちが軽くなる
窓の外にはいつもの景色
変わらない日常の中で
小さな贅沢、紅茶の時間
何も特別じゃないけれど
こういう瞬間が、なんだかいい
辛い時、紅茶の香りを嗅ぐだけで心が落ち着く
少し忘れられる、少し冷静になれる
けど、匂いになれてしまうとまた辛さを思い出してしまう
そんな時間が凄く儚く感じるから
気分がいい時だけ飲もうと思った
「紅茶の香り」
私の勝手なイメージなんだけど、コーヒーと言えば朝で、紅茶と言えば午後、それも2時とか3時とか、そんな時間帯のイメージがある。
慌てて飲んだりしないで、ゆったりとした時間を楽しみながら飲む様なイメージ。
ゆっくりと時間をかけて、そんなに真剣ではない悩み事や、日常のどうでもいい様な気になる事を考える。
あんまり真剣な悩みとか、深い考えは似合わない気がする。
でも、自分でそう思ってるくせに、実際に飲む時はバタバタしてて、あんまり味わう余裕もなく、ゴクゴク飲む感じで。
思えば、時間に追われてる、忙しい、やらなきゃならない事がいっぱい、とか言って、ゆっくりする時間を大切にしてこれなかった。
ゆっくりゆったりする時間て、決して無駄ではなくて、そこから生まれる余裕や、気分転換出来た事によって生まれる発想とかが凄く大切で。
それもわかっているのに、なかなかその時間を取れない。
昔先輩に言われた。
「100%努力して全力出すよりも、80〜90位の力でやってて、残り10〜20の余裕で生み出された物が実は10や20以上のモノで、結果120とか130とかの力を出せた事になる事もある。常に全力が一番いいわけじゃないぞ?」って。
多分、当時自分の実力以上に頑張り過ぎて、周りが全く見えなくなってた私を心配して言ってくれた言葉だと思う。
でも、事実その通りだな、って思える事が何度もあったし、思い当たる事実もあった。
だから、ついつい忙しいってバタバタしちゃうけど、心の何処かにこの言葉を置いて、ゆっくり紅茶を飲んだりして落ち着ける時間を作る様にしたいと思う。
皆も、日々に追われて忙しいと思うけど、短い時間でもいいから、ゆっくりゆったり時間を作って、自分にプチご褒美をあげてね。
頑張ってる自分を、労ってあげてね。
「いつも頑張ってるね。お疲れ様。」
澄んだカップの中にカモミールが浮いていて
柔らかい風が吹いて紅茶の香りがして
それを太陽が見ている