『窓越しに見えるのは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
窓越しに見える夕焼け。
うつ病の私は今日も日中を寝過ごしていたが
日の出ている時刻になんとか目覚め
久しぶりに綺麗な空を見ることができた。
誰がどんなに悩み絶望していても
世界は変わらず動き続けているのね。
『窓越しに見えるのは』2024.7.2
-今作が最後かなー、上記ストーリーは
一部実体験に基づく。あたまがごちゃごちゃしてどうしようもなかった鬱時代に、思考の整理として始めてみたこのアプリ。今は完全に回復したわけではないけどべん区切りついたので辞めます。これまで出会ってくれた作品達ありがとうリーーローです。
窓越しに見えるのは
朝を迎える空だった。
車の数も少なくて
ゆっくりとした時間が流れる。
窓越しに見えるのは
散歩しているおじいさん
朝一番の空気を浴びるのは
なんだか気持ちが良さそうに見えた。
窓越しに見えたのは
朝が始まるワンシーンだった。
─────『窓越しに見えるのは』
窓越しに見えるのは
(本稿を下書きとして保管)
2024.7.1 藍
窓越しに、敷地内の野良ネコが台の上に飛んでくるスズメたちを狙ってずっとアタックしているのが見れた職場があって、雨が降らない限り毎日飽きずに、しなやかにそっと近づいてアタックを繰り返していた。
スズメたちも懲りずに日の当たる台の上に戻ってきて、スズメが捕られたところも見てないので、あれはたぶんお互いに半分遊んでたんだと思う。
(というか、遊んでないで仕事しろ自分。)
『窓越しに見えるのは』
学校へ向かう子どもたちの声、足音。
手術明けで起き上がることさえできない。
音がした方へふと首を動かすと青空が見えた。雲の白と吸い込まれそうな深い青がはっきりとしていて、初夏を感じさせる。
ああ、今日も生きている。
壁の向こうにはきっと、
見たこともない景色があって
例えば遥か遠く満ちる水面のような
静かで美しい光景があると
その子は本を抱いていた
色鉛筆の絵本を抱いていた
その人はその夢を哀れんで
白い壁に窓枠をつけた
遥か遠く満ちる水面
凪いだ海の写真を貼った
善行を成したとその人は言った
窓枠を見上げるその子の後ろで
良いことをしたと胸を張った
その子を閉じ込めモルモットにした
お前が言えることではあるまいに
‹窓越しに見えるのは›
指切りげんまん
嘘ついたら
針千本
拳骨万回
小指を切って
それでも繫ぐ赤い色
小指同士繫ぐ
赤い血の橋
‹赤い糸›
遠く遠く伸びる一本道
果ての新緑より尚高く
白く聳る嵐の巨塔
そんな夢を見る僕達の
空は酷く遠く狭い
‹入道雲›
窓越しに見えるのは
広い敷地の豪邸。
緑豊かな木々や植栽が植わっていて、近隣住民は癒やしを与えてもらっている。
そんな景色と出会えたのも、今住んでるこの家の大きなメリットに感じる。
これからも、息詰まったときに窓を見て、気持ちをリセットさせていきたい。
窓越しに見えるのは、
向かいの座席で寝ているおじさん。
窓越しに見えるのは、
有名でもない小さな山。
窓越しに見えるのは、
派手なネオンのエスニックバー。
窓越しに見えるのは、
二、三軒ばかりのマンション。
窓越しに見えるのは、
2匹のメス猫の戯れ。
窓越しに見えるのは、
疲れた顔のおばさん。
窓越しに見えるのは、
夢か現か透明の景色。
お題『窓越しに見えるのは』
今日の放課後は言えないかな
なんて思っていた
やけに目が合う君と
少し動揺してしまう
滅多に目が合うことなんてないのに
もしかして…言わわれ待ち?
廊下に出てみた
すれ違う瞬間に
聞こえなくてもいいから
ものすごく小さな声で
「バイバイ」
すると振り向いて
カバンの下で''バイバイ''って
手を振ってて
私の声を拾ってくれた…
周りに気付かれないように
応えてくれた…
〜 窓越しに見えるのは 〜
窓越し、かぁ
死んだ友達かな。
いつも私とその子と後2人だった。
4人なら何でも乗り越えられる、そう思っていた。
でも小2、君には病気が見つかったね。
君は孤児だったからお金を出してくれる人も居なくて。
高校生になったら就職するつもりだったんですけどね。
でも小5の春。亡くなったね。
医者も君も全力を出して戦ったんだね。
おばあちゃんがお葬式を開いて下さった。
葬式では泣かなかった。 泣けなかった。
私の学校に急いで来てくれたよ。2人は。
大好きだよ。
君がいなくなっても忘れてないから。
2024 7 2 #窓の外で見ているのは?
叶流(偽名)
窓越しに見えるのは
雨の兆し
向こうの空から雨雲が迫ってくる
あぁ頭が痛くなる
頭痛持ちの私の悩み
窓越しにみえるのは
たった一枚の分厚いガラス窓の向こうは憧れの世界だ。
緑の草原、まっすぐ伸びるポプラ並木、あの先には何があるのだろうか?。
両手をベタってくっつけて顔も近づけて窓越しの世界を見つめているのはほぼ日課になっている。
巡回している警備隊員が横目で視認して通り過ぎて行く。ここで会う事ができるのは警備隊員だけだ。
何故か分からないが。詰所が近くにあるはずなのだが、いつも不意な現れて、何も言わずに規則正しく歩いて行く。武器の類いは持っていない。ここにどのくらいいるのかわからない。罪人なのだろうか?何の?
窓越しにみる景色を見ながらそう思うようになった。
激しい揺れだ。聞き慣れない警報が鳴り響く。
自由だった部屋の出入りが制限された。部屋に閉じ込められた。部屋な窓は小さくて曇っているから外は見えないから好きではない。腹に響く振動がしたのち少しすると揺れはなくなり静かぬなった。
窓が明るい。曇りがとれている。顔よりも小さな窓に顔をくっつける。砂漠?いつも見ていた景色とは違うが、
生々しい感じがする。
換気口から異臭がする。
退避を促す警報が鳴り響き、部屋のロックが外れた。
部屋から出ていつもの場所にまっすぐに行く。
砂嵐のような模様になり、バチバチと稲光までしている。偽物だったのか。そうだ、思い出した。
戦争の後地上には生物は住めなくなって空に逃げたんだ。コールドスリーブで、
制御室へ行くと誰もいなかった。正確には目覚めなかった人達を確認する。随分、前に耐用年数が過ぎていたらしい。警備隊員が倒れている。ロボットだ。
もう燃料切れらしく、真っ暗だ。息が苦しい。
窓はないか?無理矢理ドアを開けて窓を探す。
窓越しにみえるものは希望か絶望か?
どちらでもいい。生きていると教えて欲しい。
窓越しに見えるのは
はづき 「早く病室から出たいな。」
りょうや 「はづき!?大丈夫だったか!彼女を
放っておけないから!」
はづき 「ありがとう。りょうや」
りょうや 「これ、はづきが好きなやつ買ってき
たから、食べて」
はづき 「クッキーだ!ありがとう〜」
りょうや 「なら、気をつけてな!じゃあな」
🚪バタンッ
はづき 「りょうや、どうやって来たんだろ。1
人なのかな?窓から見てみるかぁ」
(え?)
りょうや 「今日から彼女いないから、俺の家来
なね。」
あこ 「行くに決まってるじゃない。退院決まっ
たら帰るから!」
りょうや 「ありがとうあこ。」
はづき 「(浮気?あこって私の従姉妹じゃない)」
あこ 「なんか見られてる」
りょうや 「はづきだ!逃げるぞ」
はづき 「今日が最後か...さようなら窓越しから」
窓越しに見えるのは
眩しいほど明るい外の風景
雲一つない清々しい青空
春に見ると暖かそう
夏に見ると暑そう
秋に見ると涼しそう
冬に見ると寒そう
そんなことを考えながら眺める
散歩にでも出ようかなと思うが
そんな気力は持ち合わせておらず
結局室内から眺めるだけ
外に出られたらどんなに清々しい気持ちになれるのだろう
窓越しに見えるのは
すべてに繋がるこの一瞬。
それは自由に描いていいとしたら
何を描きたい?
晴れ渡る空、肌寒い空気、笑顔の人たち、今日も1日が始まる…
No.46『窓越しに見えるのは』
窓越しに君の笑顔を見た。
でも君を笑顔にさせているのは僕じゃない。
こんなんじゃ、僕が君を一生笑顔にするなんて言えないかもしれない。
だけど僕はいつか君に誓うんだ。
「僕が君の人生をもっと彩らせる」
と。
窓越しに見えるのは
窓越しにに見えるのは
いつもお馴染みの景色
今日もいつもと変わらない朝
眠たいけれど
行くしかない
やる気は全然でないけど
なんとか電車に乗って
いつもと同じ景色を眺めて
気づいたら目的地についている
そこまで来たらもう行くしかない
最後の気力をふりしぼって
今日も頑張って1日乗り越える
窓越しに見える景色
最近はずっと雨で運試しはできていない。楽しみもない朝で空気がどんよりしている。暗い1日の始まりにすぎないこの時間が私はあまり好きではない。
この薄汚れた
窓越しに見えるのは
あたたかい光に満ちた世界
ガラス1枚隔てただけで
まるで別の世界のよう
高校を卒業したら、友人はみんなここを出ていくと言う。
友人だけではない。同級生の多くはここを出ていく。
仕事がないから。給料が安いから。進学のため。田舎の人間関係が嫌だから。
残るのはどのくらいいるのだろう。少なくとも、よくつるむグループで残るのは彼女ひとりだけだ。
二両しかないのにガラガラの電車に揺られての帰り道。向こう側の窓には朱い太陽と雲、遠い稜線と田畑があった。
黒い影の電柱は視界からサッと消えていく。その一方、太陽はどっしり構えて変化に乏しい。
春、土が見えていた田は機械に耕されて水鏡となり、夏になった今は稲が草原のふりをして青々とした葉をさらに伸ばそうとしている。
みんなが、何もないと言う風景。
でも、ほんとうに何もないなんてことはない。
生まれたときから当たり前にあるから存在感が消えているだけ。空気と同じだ。
電車に揺られながら、窓枠越しに景色を見るようになって二年と三ヶ月。移ろう景色が連作の絵画ようだと感じたのは一年と少し。これを見られなくなるまであと半年程。
日に日に強くなる寂しいさから、一秒として同じもののないものを目に焼きつけるように外を眺め続けた。