『窓越しに見えるのは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
参列しろと君は揺れる / 窓越しに見えるのは
火葬場にはいかなかった
骨と煙になる君を見たくなかった
だが何気なく窓の外を見てみれば
「うらぎりもの!」
と茶化すように
煙になった君が
ゆらゆらと
見えて
消えて
きえて
……
「性格が悪いな、君は」
窓越しに見えるのは
澄み渡った空
自由に動き回る雲
たまに見えるどこかえ行ってしまう飛行機雲
窓越しとは反対にいるあなたは
窓越しじゃ見えない
こんなに毎日が楽しくないことなんてあるんだ
久しぶりのこの気持ち
窓越しに見えるのは
少し悲しそうな自分の顔
#窓越しに見えるのは
車窓とは違い流れはしない、でも、一度たりとも同じ日は無い。
/お題「窓越しに見えるのは」より
窓越しに見えるのは
スラリ大きなポプラの木。
きれいに並んで風に吹かれていた。
校舎の窓から良く見ていた。
夏の日差しにキラキラして、
濃い緑色の葉が美しかった。
大きな揺れと共に私の思い出の場所は被災地と言う名が付けられた。
今もたまにドライブがてら北まで走る。
車窓越しに見えるポプラの木々はなにも変わらない。
でもまだあの場所は元には戻っていない。
窓越しに見えるのは
窓際の席になって、最初にラッキーだと思ったのは、校庭で走る彼を見つけた時だ。
体育の授業で走る君のフォームが綺麗で見惚れてしまったんだ。
その綺麗な走りに、俺はてっきり彼が陸上部なんだと思い込んでいたんだけど。
放課後、一緒に帰る友人の用事を待つ間に、ぶらぶらと校内を歩いていた時。
美術室の窓から、君の姿が見えて。
キャンバスに向かう、真剣な横顔が綺麗で見惚れてしまったから。
あの、走るフォームが綺麗な彼と同一人物だとは、直ぐには気が付かなかったぐらいだ。
そして、君が美術部に所属していることを知って。
俺は、授業中に校庭で走る君を眺めるだけでは満足出来ず。
帰宅部なのに態々、放課後まで残って、美術室の横を通りながら。
窓から見える、絵を描く君の姿を見つめてしまう程で。
いつの間にか、俺は、彼の動作の全てに心が奪われていた。
……あぁ、いつか、窓越しじゃない、綺麗な君の姿をこの目に映したいな。
そうすれば、俺がこんなにも君に惹かれる理由がわかる君がするんだ。
なんて。
俺が考えながら、美術室の横を通り過ぎた時だ。
ガラリと、美術室の扉が開いて。
俺が驚いて振り返ると、そこには。
俺が窓越しに見つめていた彼が居て。
窓越しじゃない君の姿を、俺の目が捉えた瞬間。
呼吸をするのを忘れるぐらいに、君に見惚れて。
そして。
「……好き、です。ずっと君のこと見てました」
と、口から気持ちが勝手に溢れていた。
当然、俺の突然の告白に驚いた様子の彼。
目を見開いて、息を呑む様子でさえ、綺麗に思えて。
俺は目が離せない。
「……え、っと、友達……からでも良い?」
なんて。
辿々しかったけれど、返事をくれたことが嬉しくて。
何より、君と友人になれるなら。
もう、窓越しに見つめなくても良いんだと思うと。
それが、嬉しくて堪らないから。
「っ、はいっ。是非お願いしますっ!」
そんな、盛大に頭を下げる俺に。
彼が思わずといった感じで、笑い声を上げた。
窓越しじゃなくて、しかも初めて見た、君の笑顔。
俺は胸の高鳴りが抑え切れなくて。
咄嗟に制服の胸の辺りを強く握る。
勿論、その間にも一瞬だって、君から目を離したりはしなかった。
End
詩(テーマ)
『窓越しに見えるのは』
幼い頃は窓越しの台風
教室からの校庭も好きだった
病んでた夜はパソコンが窓だった
心の窓はいつだって強化ガラス
窓越しに見えるのは
隔てた異世界
たたかう勇気も無いくせに
何時間でも観てられた
窓越しに見えるのは
私のいない世界
完全だけど淋しくて
飛び出すんだ
生きるんだ!
窓越しに見えるのは
窓越しに見えるのは、あの頃の自分。ぽつりぽつりと窓を濡らす雨粒が、涙みたいにつたっていく。
「こんにちは亡霊さん」
それだけ言って、私は笑ってカーテンを閉めた。
日々家
「窓越しに見えるのは」
窓越しに見えるのはいつもの風景。何も変わらず、何十万回と見てきた景色。でも、なかなか飽きない。
その見ている景色は、時が経てば無くなったり新しく増えたりしてるから。朝日も夕日も照らしているものは毎日違う。人の声も車の音も似ているようで似ていない。
明日はどんな景色だろうか。それを生きがいに生きている。バカバカしいって笑われるかもしれないけど。何も考えないで窓に手をついて眺める。すごく至福の時間だよ。
“窓越しに見えるのは”
窓越しに見えるのは
私の知らないロードサイド店ばかり
家には車もない 幼少期
子供の頃から 車酔いもひどく
ドライブなんて 数えるほど
そんな私が 見る窓越しは
路面店にはあまりないチェーン店
ファミレスにも縁がない 幼少期
子供の頃から 外食はあまりない
ファミレスなんて 数えるほど
窓越しに見えるのは
奇跡がおきた
感謝すべき 風景なのだと思う
幼少期には 経験できなかった
そんな全てを 叶えてくれる
“窓越しに見えるのは”
“そんな 全て”
本当に ありがとうございます
窓越しに見えるのは、
磨りガラスで波光る海面のような空。
子どもの笑い声が響き渡る園庭。
みんなにこにこ楽しそうに遊ぶ。
そんな子どもたちを見て、
保育室で七夕飾りの製作仕上げに取り掛かる私。
#9 窓越しに見えるのは
窓越しに見えるのは
子供たちが仲良く遊んでいる公園
いつも楽しく遊んでいた。
わたしも『みんな』と
余計な事を考えるのはやめようと
カーテンを閉めた
(窓越しに見えるのは。)🦜
あのね。
・もしもね、
窓越しに
すずめ・・が
見えたらね。🦜
(お米を、あげて
部屋に入れて
あげてね。)
《雀は。厄を啄む
とっても
縁起の良い
鳥なんだよ。》
「昔から、
家の床の間の
掛け軸に描かれる
位なんだから。」🦜
【幸せを運んで
来てくれたから
受け取ってあげてね。】
窓越しに見えるのは
障害物ばかりの風景
空は電線がかかり
道は車が違法駐車
いい風景って
時間とお金をかけないと
手に入らないのかな
少なくともここ30年海も山も見てない
窓越しに見えるのは彼だった。間違いなく彼だった。
いや、でも、なんで?彼はたしかに死んだはず。私は見た。あの時確実に彼が目の前から一瞬にしていなくなった時を私の目で見たんだ。
後で書きます
#窓越しに見えるのは
小さく消えてく憧れ
美しく煌めく未来
クルクルとイロを変えては
着飾って闊歩する虚栄心
嘲笑いながら創り笑顔で
語りかける偽善者の群れ
透明な壁の向こうへ声をかける
ガラスの先にある闇をはらう!
【窓越しに見えるのは】
ガラスの向こうに見えるは夢
朝の光と共に
霧のように消えてしまう
窓を開けて向こう側へ行けたなら
なにかが少しは変わるのだろうか
そんなことを思いながら
わたしは未だこちら側から動けずにいる
雲にかかる虹
虫取網を片手に虫を探す子供たち
雨上がりの雫にキラキラ光る向日葵
走り回り楽しげに吠える子犬
これはいつか見た夢
いつか見た風景
本当にあった出来事
窓を開けて
両手を広げて飛び込めば
きっと行ける
あの素晴らしい世界へ
だけど
わたしは未だここから動けずにいる
ガタンゴトンと心地よく揺られ、当てもない旅をする。車窓からは果てしなく広がる海が見える。ぼんやり眺めていると駅に停まった。ドアが開き、風と共に潮の香りが乗ってきた。思い出すのは故郷の港。鼻の奥がツンとした。
窓越しに見えるのは、雨上がりの夜空。
点々と散らばる星。
遠い街の灯り。
手を伸ばせば届くような青い空氣の塊に、触れようとして触れられなくて、悲しく笑う。
見えるものの中に、見えないものの居場所が
時にはあるのかもしれないな…って思う。
庇うように隠して……? それが、
夜空の息吹。
星の棲み家。
街灯りの遠い彼方。
そして空氣に潜む、大空の鼓動。
それは、私の胸の鼓動と響き合う、
姿なき美しい子鬼の群れ。
あるいはたったひとつの大きな影。
中也が歌った大きな影が、私の窓の外にも佇む。
捕まえようとして、
捕まえられないけれど、
捕まえなくてもいいよね、と思いながら眠る…
❁詩〜🤫
✨窓越しに見えるのは…✨
🚃🚃𓈒𓂂𓏸🚃𓈒𓂂𓏸🚃𓈒𓂂𓏸🚃🚃🚃
流れる景色
踏切で止まっている車
すれ違う電車
(2024/07/01 19:42:52)
ありがとうございました!(´▽`)
いつまでか分かりませんが お休みします₍ᐢ‥ᐢ₎
また会う日まで????
お題みたいやけど…
お元気で✨✨なう(2024/07/02 )