『突然の君の訪問。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然の君の訪問
突然、この先ずっと会えないだろうと思っていた
君が私の住んでいる県に来た。
何も知らない私は一人ブラブラと駅の方を歩いていた時、偶然目に入ったその姿。
会いたかった人の姿が見えて泣きそうになった。恐る恐る声を掛けてみる。
君は驚いたように振り返って、私を見て、
「会いたかった」と言って抱きしめた。
君の背中に手を回しながら私も溢れる涙を流しながら笑顔で君と同じように「会いたかった」と言った。
いつも
いつでも
君は、突然やってくる。
僕の事などお構い無しに。
でも、何故か嬉しいのは
いつもは逢うことが叶わない
君だから、だろうね。
『逢いたい』って言っても
会えないし、
『そばに居て』って言っても
そんな長くは、そばにいてくれない。
まるで気まぐれな猫のようだ。
だから
突然の君の訪問は
僕からしたら
ちょっとだけ、
ラッキー!…なのかも知れない。
#突然の君の訪問
全てが満たされて、眩い光の中、泉の浅瀬で戯れていた時のことだった。
ついにこの時が来てしまった
、といっても驚くことはない。いつものことだからだ。
いつものように、僕らは入れ替わる。僕の中に君が潜り込み、僕は僕の中から追い出された。
僕は今どこにいるのだろう。君の中だろうか。君の中。とても空っぽで、暗くて、まるで深い底なしの沼に沈んでいくようだ。君はこんなにも苦しんでいたのか。
また、この時は、やってくるのかな。そしたら僕は君の中から出られるのかな。でもそしたら君は僕の中のまるで深い底なしの沼に沈んで苦しんでしまう。
あれ、今はどっちだっけ。僕は今どこにいるのだろう。君の中?僕の中?泉の浅瀬?沼の底?
あれ、君ってだれ?ていうか、ぼくってだれだっけ。きみとぼく。おなじかおしてない?
私はふと我に返った。今日も同じだ。この終わりなき葛藤から逃れるために、この世界で生きなくては 。そう思い、私はデスクに向かった。僕らを見ない振りをして。
突然の君の訪問
私には猫縁があるらしい。
友人宅にも、好きなタレントさん家にも猫がいる。最近では、生協の注文品受け渡しの酒屋さんにも猫がいる。
自分では飼わない。お互いが気難しく、飼えないのだ。
でも猫縁は欲しい。
野良でもいいか。ご近所で有名な野良。通称サバ猫。柄がサバみたいだから。
立ち話してたら、サバ猫が足元をとおる。
お宅の猫?ってきいたら
違うの、でも毎日くるのよって。
太々しいやつ。
でも猫縁は欲しい。
家の庭にもサバ猫がくる。越してきて直ぐから。
どうして分かるかって?
猫縁探してるんだから分かるの。
夏前からサバ猫が来なくなった。死んだ?そんな筈ない。太々しいんだから。気になって仕方がない。
先日の雨の朝。ふと庭を見ると、サバ猫が通る!生きてた!
突然の君の訪問に、
心踊った。
『突然の君の訪問。』
あなたであっても事前の約束もなしに誰かと会うことはしないようにしている
そういうサプライズは嫌い
だけどあの時のあなたのサプライズは今も心に残っている
仕事でミスをして落ち込んでいる私のもとに
突然あなたは訪れた
私のお気に入りのケーキと元気を持って
「君の嫌いなサプライズだよ」と言って笑ってた
私はあなたの優しさと私を想ってくれるその気持ちが嬉しくてありがたくて涙してるけど心はとてもあたたかくて
美味しいケーキと元気をもらい笑顔になれたんだよね
創作BL
『よ、来ちまったってなんだその顔w』
は?こいつは何しに来たん?
キョトンとした表情をした俺を見て
こいつは笑う
いやいや、こっちはマジの寝起き
もちろん髪もボッサボサだしパジャマだし
突然来られてこっちは恥ずいし
一応彼氏の前で何て格好してんだ俺…
「着替えてくるから待ってろ!バカタレ!!」
『おうよ、かっこよくなってこいよ』
ほんとに…自分が言ってること
普通の彼氏が言うと思うな…!
この無自覚イケメンが…!
あー///ほんとに…なんて時に来るんだよ…
バカ…好きだけどよ…
【突然来るのは…】
「突然の君の訪問。」
めっちゃ困るぅ。
部屋とか台所とかの自分の定位置から放射線状に、常にいろいろ散らかしまくってるから、来る時は事前に教えてって家族とか友達には言ってる。
この前お父さんが急に、明日そっち方面行くから泊まらせてとか言ってきたから、今日も明日もやることあるし、これから片付けても絶対間に合わないから全力で拒否した。
でも最近、あまりにも部屋が汚すぎるから、断捨離しつつ片付けしてこうと思う・・・(ホントか?)。
好きな人の「突然」ほど嬉しいものはない。
今日の授業も終わり、いつもと変わらぬ教室。
みんなそれぞれに集まり、放課後の予定を組んだり、もうさっさと帰る準備をしたり。
あ、私、今週から掃除当番だった。
いつものメンバーは、先に行ってるよーって手を振る。
早く終わらせて、私もカラオケ合流しなきゃな。
「なー、今日一緒に帰ろー」
不意に、隣のクラスの君の突然の訪問。
いつもは友達と帰っちゃうくせに…
ずるいな、と思いながらも私の頬は少し赤らむ。
「当番終わってからね」
「んじゃ俺も手伝うわ」
気分屋の君の訪問に、私はまだまだ慣れない。
だけど、この胸が高鳴る瞬間は一生慣れたくないかも。なんて、思ってしまう。
そんな、夏の終わり。
突然の君の訪問。
『来ちゃった』
突然の君の別れ。
『じゃあね』
突然の君の訪問に
ぼくは 驚きを消して さりげなくよそおった
内心はドギドギ バクバク
いったい何だろう
借りた傘を返しにきたのだった
もう最悪!
まだ予定日じゃなかったのに急に来るんだもん。こういう時って、なんでアタシは女なんかに生まれちゃったんだろうってなる。
下着は赤く染まってるのに気持ちはすっごいブルー。
しかも最悪なのが彼氏とデート中の時にいきなりなって学校が違う彼氏と久しぶりに会えたのに、それどころじゃなくなって泣く泣くお開きにした。
自分の部屋で腹痛に耐えながらクッションを抱えていると家のチャイムが鳴った。お母さんから手が離せないから出てくれと言われて、重たい体をひきずり玄関でインターホンの画像を確認するとアタシの親友であるメグが制服姿で立っていた。
「メグ、どうしたの? 」
「今日は補習だったんだ。終わったらアンタと駄弁ろうと思ってさ」
約束はしてなかったけど、アンタ今日は家にいそうな気がしたから。
そう言ってメグは手土産のスナック菓子やジュースが入ったビニール袋を見せてくれた。
正直お菓子を食べたりするのも気持ち悪いくらいお腹が痛かったけどメグと一緒におしゃべりしていたら少しだけ気が紛れた。
お題:突然の君の訪問
【突然の君の訪問】
突然だった
反応出来なかった
目の前に、
___もう会うことがないと思っていた人がいた___
そして君は笑うんだ
『久しぶり』って_____
【突然の君の訪問】
君がこうやって
私に会いにきてくれるから
私は今日も安心するの
人の命なんて
いつ終わってしまうか
いつ会えなくなるかなんて
分からないものでしょう
だから
突然の君の訪問も
びっくりするけれど
本当に 嬉しい出来事
誰かが誰かを喜ばせたとする。
その喜びは不可抗力として他の誰かに悲しみを産ませた。
[誰も]悪くない、勿論発端の[誰か]も悪くない。
悪くない悲しみはそのうち毒となり罪を作る。
罪は誰かを連鎖しやすい不幸にする。
この時、止める力は微睡んだ様子で流れる空間に散らばっている。
不幸や悲しみだけが罪深く残る。
出来るだけ小さくなるだろうか。
もう他人を喜ばせる事すら怖いんだ、僕は。
突然の君の訪問。
昨日までで
「3DAYS楽しかったよ。」って
お手紙を
今日のサプライズを
仕掛けたかったから。
昨日の夜のイベントも
明日の事言いそうに
なってたから。
突然の君への訪問。
久しぶりの
梅田に。
今日はたくさんの推しさんに
「誕生日おめでとう」って
言われたかったから。
お題:突然の君の訪問。
はい?
現状が、よく、理解できないのです。
え、どうしてここにいるの?
どうしたの?
そんなことばかり頭の中でぐるぐると。
目の前の、ドアが開いた先には
君がいて。
突然の出来事には
フリーズしてしまうのが、私の癖。
それから、
喉の奥から押し出すようにひとこと。
「うそ…」
出てきた音は
全く可愛げのない、否定的にも取れる言葉。
それでも、君は苦笑して、
してやったり顔でこう言う。
「どうだ、驚いたか?」
突拍子もない、オドロキ大好きオトコ。
それが、私の
鶴丸国永。
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このお題、最初は「君」は誰も出てこなかった
でも、お題全体に対しての切り口に
状況が飲み込めない自分
が出てきた。
それから、
訪問→自宅訪問→ドアの先に誰かいる
と言うのが紐づる式に出てきて
さらに年中TL思考回路は
お気に入りが訪問だと勝手に指定してきて
じゃあ、ドアの外からフリーズしてる私に降りかかる言葉は?
と、考えた途端。
オドロキ大好きマンが出てきてしまった。
なので、オチは、
私の鶴丸国永
になってしまった。
こんなのにするつもりは最初はなかったのに…
p.s.
「なぁ、寒いから暖めてくれぇぇ」
「ちょっと、なんで入ってくるの⁈」
「君の家だから俺がいてもおかしくないだろぉ?」
「いやいやいや、人を招く仕様にはなってないから」
「そう言わずにだなぁ…構ってくれぇぇぇぇ」
うちのお鶴は義伝の健人鶴のように構ってくれ仕様です。
温泉を見つけた獣の如くダイブしてきたので
押し倒されました。
この後、腹に頬ずりしてきたので一喝して終了。
構ってくれぇが発動すると、甘くはなりません。
お題「突然の君の訪問。」
どうしてそこに足を運んだのか、
そしてなぜその扉を開けようと思ったのか、
それは僕にもわからなかった。
ただ、なんとなく。本当にただ''なんとなく''
トントン廊下を歩いて、
ガチャリと下げたドアノブの、
その先でちょこんと座っていた。
過ごしてきた時間と何も変わらない、
優しい顔をしてこちらを見ていた。
僕が泣いていたときも、いつだって
そんな顔をしてそばにいてくれたよね。
「……っ」
パッと飛び込んだ景色は、
見慣れた自分の部屋の天井だ。
フラリと同じ部屋の扉を開けてみても、
冷たい空気が体を撫でるだけで、
君はどこにもいなかった。
「…ごめんね。ずっと泣いてた僕のために、
夢の中に会いに来てくれたの?
あの日、ちゃんとお別れを言えなかったもんね。
ありがとう、大好きだよ」
静かに部屋の扉をひいて、バタンと時間を進めた。
出たよ、また。いつもそんな感じで急に来るよね。私が夜の11時に、ビールもう1本のもうかとか考えてる、そういう時に。
しかも今日は日曜日じゃん、明日からまた6時に起きて、仕事なのに。急に来られたせいで眠くなって、手元が狂ったりしたらどうしてくれるの。
それなら、早く寝ればって?
お題【突然の君の訪問】
何気ない毎日に突然元カノと
最後に一緒に撮った写真
それが突然落ちてきた
きちんと想い出としてしまってたのに
突然出てくるなんて有り得ない
家族に聞いてもある場所が分からないし
自分がきちんとしまってないんじゃないか
そう言われてしまった
その時時間が押していたので
しまうことを忘れてでかけてしまった
その時は渋滞に巻き込まれて
職場でこっぴどく叱られて
上司からの飲み会の誘い
同期が結婚するという連絡
後輩がやらかしそれの謝罪
過去以上に忙しく感じた
立てかけてある写真にただいまと
告げようとした時 あの時戻してなかった
そう思ってふと見るときちんと、戻っていた
家族に伝えたら
部屋に入っていない。元々あったのでは
貴方いつも見てるからわかるでしょう
そう言われ少し肌寒く感じた
朝しまい忘れたのは
立てかけてある写真では無いが
行く時に行ってきます。を伝えていない
その時その場には無かったはずだ
なのにどうして…?
お ツカ レ さま
どこからか声が聞こえた。
しかも聞いたことがある声だった
『おつかれさま!』と次はハッキリと
元カノだった
『また浮かない顔してどしたのさ笑
今日朝来たのわかってる?笑 もー本当に
あれからビビりは少し治ったかなーと思ったのに
家族とかに聞いたりなんかしちゃってさ
飲み会とか行ったりして、前より減ってない?
上司に嫌われるぞ?笑 同期も結婚か…
あの人とあの子は意外だったね!笑
私達もいつか結婚できると思ったのに
後輩がやらかしたのは貴方のせいじゃないよ
いつも自分のせいって責めるけど全然違うからね』
私は貴方の笑顔に惹かれたんだ
毎日挨拶してくれるあの時の笑顔
そう言って元カノはどこか行った
机には俺の好きな飲み物やスイーツ
買ってきた覚えないのに…
でもこれは家族に聞かなかった
元カノからのサプライズ。そう捉えた
気づいたら49日過ぎようとしてたんだね
ありがとう、また来てね
その時俺は頑張ってビビりを無くしとくから
『待ってるよ』