『突然の別れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
些細な喧嘩をしただけだった。
何時もの事だった。
『お前なんて嫌いだ』
君は出ていった。
僕は追いかけなかった。『ああ、そう。』なんて。
次帰ってきたのは、冷たくて真っ白な君だけだった。
お気に入りのキーホルダーとか、母が父からもらったエメラルドのネックレスとか。
そういうものは二度とかえってこない。
#6「突然の別れ…(高校時代)」
親友から言われた「引っ越すんだ」って言葉ほど、衝撃的な言葉はない。親友は新天地での期待でウキウキと楽しそうに私に話しをするけど、私は「親友の居ない生活が考えられずに、日増に寂しさがでて…」理由のわかんない感情になる。それでも少しでも親友に会える今のうちに、会いに行くけど、親友と会ってて楽しいはずなのに、引っ越すってワードを親友から聞いてからは「一緒に居ても淋しくて、親友と一緒に居るのに、孤独感が半端なくて…」
それなのに、引っ越す側の親友は「不安はなくて、新天地への期待をずっと話してくるし、今までの日常が変わることに、なんの戸惑いもない楽しそうな、親友の言葉の数々にイライラしてしまう私は、本当に心が狭い人間だと。
親友は私に対して簡単に…
「いつでも連絡して!毎日電話もできるし、LINEもできるし、顔が見たい時に動画もあるし…」って言うけど、電話やLINEじゃわからない、直接会うからこそ伝わるその日の空気感は、電話でもLINEでも無理だと私は思うのに、親友は「引っ越しの準備で忙しいから…」って言うから、どんどん私の心の中には、ぽっかり穴が開いていって。
多分ここで大人なら「親友が居なくなって一人時間に慣れれば、寂しさも感じないし、そのうちに私にもやりたいことがみつかる!」ってなるんだろうけど、そんな風に思える様になるまでには、私はきっと途方もないぐらい時間がかかるんだろうなと、親友が側に居ても思うわけで。
こんなことを言うと大袈裟かもだけど…
当時の、彼氏と別れることと、親友と離れることを天秤にかけたら、私は彼氏と会えないことよりも、親友と離れることのほうが絶望を感じてた。
これがもし…
親友と縁を切るぐらいの喧嘩をしてたなら、親友が引っ越すと言っても「勝手にしたら!」って言えたかもだけど、なんでこんなにもまだ、一緒に居てほしいと思うタイミングなんだろうと。ただ、そういう今の状況だこらこそ、改めて親友の大切さを実感できたけど、心から寂しかった。
なぜそんなことを突然言い出すの?
そんな素ぶり全然見せなかったじゃない
そんなの納得できないよ
確かにたくさん喧嘩をした
君を不安にさせたこともある
でも、それ以上に楽しかったことたくさんあるでしょ?
君のなかの優先順位一番はいまだに僕
まだ好きでいてくれるんでしょ
もう一度やり直そうよ
やり直せるよ
僕は反省を活かして成長する
大丈夫
次はもっと幸せになれる
だからもう一度
もう一度チャンスをください
親戚と話している時に、ふと提案した。
「ねえ、写真撮らない?」
「いいよ」
その人は次の年に亡くなり、写真は遺影となった。
同じ出来事が二度起きた。
私は死神なのか
突然の別れ
あの花が何色だったか空に訊く
/お題「突然の別れ」より
突然の別れ…)実話で辛い…
一昨年の冬?辺で転校してきた子が居て、その時は違うクラスだったんだけど、去年は同じクラスで、あとまぁ部活一緒だったし、よく話してた。その子は海外出身だけど、幼い頃に日本に来たらしい。今月16日にこう言われた。
「転校するんだ」
急で言葉が出なかった。こんな経験初めてで混乱。転校先は出身国。会えないだろうなぁー、めっちゃ泣きそう…
同じ学年の人たちには明日?とかに先生が話すらしくて、先に本人から話されたのは、ごく数人。
せめて思い出に残って欲しいから、先に言われた人たちからメッセージ集めてカード作ってる…😭
私たちが結婚して13年目になる前
私たちは、子どもがいません。
2人だけで暮らしていこうと決めたからです。
ある日、夫が飲み会に行くと言っていたので私は、1人で家で夜ご飯を食べました。
夫の帰りは、朝にあるって言っていたので二日酔いにならないようにスープを作りました。
夫は、本当に飲み会に行ってるのか気になりながらお風呂に入って寝ました。
次の日
夫は、酔っ払って帰ってきた。
私が作ったスープを飲んでベットまで運んだ。
私は、考えた。次飲み会があったらあとをつけようと考えた。
1週間後
また飲み会があると言ってまた行った。
次は、こっそり入れたGPSを入れた
これで本当に飲み会なのか浮気なのか見てみよう
飲み会の時間になり私は、携帯を見た
夫は、ラブホに行っていた。
私は、怒りがメラメラと上がってきた。
本当に愛していたのにと思いながら私は、離婚届を書いて机の上に置いた。
用意していたダンボールに私の物を入れて一応連絡しておいたお父さんに来てもらった。
私は、本当にこれで良かったんだと思いながらささやかな思いでスープを作って置いといた。
私が帰ってきた時には、誰もいない
ちゃんとお金を請求した
証拠は、入れといたGPSを提出した
これで私たちの12年間の夫婦生活は、終わったのであった
2024年5月19日
(突然の別れ。)🦜
・人の世界に
別れが有るように
すずめ、の世界にも
(別れが有るだよ。)
それはね。
「僕が、大人に成って
奥さまを、迎えて
巣立ち、する時。」🦜
・でもね・・・。
《まだ、まだ。
ずっと先の事だらら
突然の別れは》🦜
【 無いよ。】🦜
生きていると、いろんな別れがございます。
なんとなく察することも、突然発覚することもございます。
わたしは前者からの後者へ移行するような感じで、『健康』とお別れをしてしまいました。
完治は難しく、一生薬を飲む生活になるとは、考えもしませんでした。とはいえ普通に生活は出来ており、こればかりは本当にありがたいことでございます。
心も体も『健康』であるということは、いちばん大切なことでございます。
あなたもご自分を大切に。健康でありますように。
「ふたりでさ
いつもやってきたじゃないか
どうして急に」
だから終わるの。
―――――――
(突然の別れ)
突然の別れ
別れた時に
既に終わっていて
後で知っただけ
突然の間隔にもよるかな
ほとんどは
突然ではない
その場に居合わすと
それが過去からだと判る
過去を知らなくても
現在からだと考えられる
知った現在から
過去を捉えていて
その過去に知る
そうだったと考える
確かに突然に思えるけど
別れたからって
無くなったりはしない
あなたに残ってないと
別れすら得られない
そんなのもあったんだねって
愛をしらなくても
愛せるし
その様に行える
理解とか解釈よりも
お互いに在れて損なわない
無闇に補うのではなくて
出来ることをお互いにやるだけ
様々な条件をもとにして
有利になろうとしてませんか?
ノートを開きペンを持つ。
さあ今夜は何を書こうか。
ペン先をインクに浸し、1文字目。
1文字、ひともじ、ひと、もじ。
書き連なるのは文字とは言えないその形。
何度書いても文字にはならない歪な線を書き続け
半狂乱に喉にペン先を突き刺した。
コトバが出ないのなら声ともお別れ。
#突然の別れ
突然の別れ
ある日突然、人との繋がりが消えてしまうことが
人生の中では時々起きる
それは死という逃れられぬものでも
人間関係の拗れでも
時が経つ程に記憶は薄れていき
思い出さえ不確かなものになっていく
そんな感覚は少しだけ寂しいが
慣れてしまった方がずっと楽だろう
仕方ないじゃないか
思い出でお腹が膨れることはないのだから
突然の別れ
明日のことなんて分からないのにね。
やさしくありたいよね…
優
突然の別れ
誰にも知らせずに
風に消えていく
最後の言葉
もしも気づいたなら
雨音でこたえて
僕はそっと虹になる
「突然の別れ」で思い浮かべたのは
「第7世代のiPod nano」
グリーンの色味がとくにお気に入りだった
買った翌日から大活躍
憂鬱な朝の心強いパートナーとなってくれた
反応が鈍くなりつつも フル稼働で期待に応えてくれた
しかし その日はいきなりやってきた。
当時、大はまりしていた長編小説を読みすすめ
その世界観にどっぷりと浸かっていたら
「ブツッ」という音ともに音楽が止まった
びっくりして顔を上げ 現実に舞い戻る
もう何をしても反応はなかった
「あぁ、ついに」
そう思って、今しがた
音が切れる直前の歌詞が「もうバイバイ」っていう
フレーズで、その歌詞がやけに耳にのこって
一人でジーンときてしまったよ
バカみたいだけど
別れを告げてくれたんだって思っちゃったから
47:突然の別れ
突然の別れ
僕が病院に駆けつけた時には君の顔には
白布が掛けられていた。
まだ仄かに暖かい君の体温この体温が
徐々に冷たくなって行くのが信じられ
無かった。
昨日別れた時の君の笑顔がまさか最期に
なるなんて予想出来る訳無いだろう
眠っているかの様な君の寝顔が
もう二度と起き上がら無い死に顔だなんて
そんな事思いたく無かった。
突然の事に涙も出なかった。
ただ君の白い肌を撫でいつまでも君の体温をこの世に留め様と必死に自分の手を
動かし君の肌を摩っていた事に僕が
気づくのは、しばらく立った後の事だった。....
桜散る、儚い梅雨前。
木枝に残った、一つ花弁は
君の様に、何処かは消えてった。
---二作目---
さようなら、なんて言わないで。
君が思っている以上に、君は愛されているのだから。
優しく抱き締めるから、言葉にするから
もう、手を振り払わないで、君の事を、大事にさせてよ
#突然の別れ
304作目
一周年記念まで...61日
「俺たち別れよう。」
外のエンジン音と共に私の耳に入ってきた。
驚き、悲しみ、だけなら良かった。
だけど、これからどうしよう、友達にはなんて言おう、
彼のためにつくったインスタのハイライト。消そうか。いや、消さないどこうか。消したらきっと誰かに何か言われるだろう。
来週のデートはどうしよう。もう既に仕事は早退すると伝えてあるし同僚には「彼氏とデート」と自慢までした
私はいつから他人からの目しか、気にしていなかったのだろう。きっと彼にもこれを押し付けていた。
彼氏を好きなんじゃない。いや、もちろん好きだ。
だけどそれより彼氏がいる自分が好きだった。
全て私が悪い。いや、社会が悪い。