『突然の別れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
予兆は有った。でも、まだ。まだ大丈夫。元気になって帰ってくると思っていた。思いたかった。
熱が下がったらそのまま逝ってしまうかもしれません。そう、先生に言われた。だから覚悟していてくださいと。
夕方に集中治療室で面会をした。熱が少し下がりかけて、ドロンとしていた瞳に少しだけ元気が戻っていて。
あぁ、戻って来れる。帰ってきてくれる。そう、思った。面会に行ったら、嬉しそうに家族を見て一言ずつ話してくれた。もう、手しか動けないのに体を持ち上げて。安心した。
だからまた明日ねって別れた。
早朝だ。
未だ陽も上がらない時間に電話が鳴った。
だめだったんだ。ダメだったんだ。
病院から連れて一緒に寝て過ごしてあげれば良かった。
そんな悔しさでいっぱいだった。
病院に着いたら先生が必死に、延命しようと心臓マッサージをしていた。
小さな、小さな体がわずかな時間でも家族に見送ってもらえるように。必死に鼓動をうっていた。待っていてくれた。
誰が先とも言わず家族みんなが名前を呼んだ。
呼んだ。
逝かないで。
帰ってきて。
お家に帰ろう。
心肺停止の音が鳴っても先生は延命のマッサージをしてくれた。家族みんなが泣いていた。
逝かないでから、
頑張ったね。
偉いね。
ありがとうねに変わって別れを告げた。
突然ではないと人は言うかもしれない。
でも、どんなに覚悟の時間があっても。
別れは突然訪れたように感じる。
突然の別れ(2022/5/20)
いつ死ぬかわかんないもので、遺言とまでは行きませんが、言い残した事を文にしています。
まだ1人目も書き終わってないんですが、出てくるでてくる。
言えなかった言い訳やごめんなさい、ありがとう。
そして大好き。
書いてるとやっぱり死にたくないなと。
まだ貴女とやりたいこと、言いたいこといっぱいあるし、面と向かって謝れてないよ。
別れじゃないけど
いきなり私はいらない存在なのかなと感じると、もうそれはそれはとても辛い
一緒に帰ろって昨日言ってくれたけど、
後輩くんと一緒に帰ったのかな?
あたしの方が絶対一緒にあんたと帰りたかったけどな
ほんまになんでもできると勘違いしてた自分めっちゃあほや
怖かった…あなたが居なくなるんじゃないかって
ずっと前から気になってた
あなたは周りに素を出さない、あまり頼らない、、。
だから心配になるの。
頼ることも大切だよ、。
無理をしないで…お互い頑張ろうね
突然の別れ
突然の別れは
3年前の9月だな。
その前のイベントで
メンバーが泣いてたから
「何?何?何?」って
なったのに。
気がついたら
休業からの卒業。
本当にあの時は
めちゃくちゃ泣いたなぁ。
後で色々と知ったし。
でも最終的に
私の前に現れてきたから
本当に嬉しかった。
前みたいに
泣かせないでね。
#突然の別れ
最近芸能人がいきなり命を落とすNEWSが目に入る
理由はなんであれ、命を自ら落とすという覚悟のいることをしてる
けど、本人達の心は覚悟なんかいらない
もうその時には「心」はないから
今はまだ私の大切な人は生きてくれてるけど、そんな日々を送ってると「いつ何が起こるかわからない」ということを心に入れて生きて生きたい
突然居なくなるなんて絶対起こしたくない
ん?、夢かな?
今まで積み重ねてきた思い出や感情をどこへ持っていけばいいの?
私はこれからどうすればいいの?
あの笑顔、あの温もりはもう私の元には戻ってこない
いつも一緒にいた友達(親友)達が,引っ越してしまった
ごめんね..
ありがとう..
もう行くね。
あなたの幸せを
心から
祈ってます。
「突然の別れ」
もう自分も歳だし、親もばあちゃんも歳だし、あと5年以内にはまた別れがありそうとは思う。
でも今の自分は相手を労われるだけの力がない。そんな状態で葬式や病院に行くことになればまた周囲から非難されるんだろうな。
人を労ったり弔ったりするのって、する側の人のコンディションも大事なのよね。
今の自分には無理よ。自分すら大事にできないのに。
突然の別れ
「ごめん。」
わからなかった。
いつもなら簡単に入ってくる言葉も、いまの私には理解が出来なかった。
『どういうこと?』
「、、、ごめん。」
『、、、』
「」
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急に会えなくなるなんて思わなかったよ。
君に最後に電話したあの日、
凄く冷たい声をしてた。好きな人できたの?
なんて聞けなくて。私の恋は突然終わりを告げた。
突然君が居なくなるならもう少しちゃんと
想い伝えればよかった。どれだけ後悔したって
きみはもう戻ってこない。逢いたい…
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Theme:突然の別れ
突然の別れに備え、当たり前なんてないいつもの日常。だれかに感謝誰かのおかげで送れている。
〰︎〰︎突然の別れ〰︎〰︎
急に目の前からいなくなったね、
あんなに優しくしてくれたのに、もう
会えないのは辛い。たとえ難しい病気でも
最後まで戦ってほしかった、。
なんて言えるわけない。
辛い思いはあなたしか知らないし、
私は感じることもできない、それでも
相談くらいには、気持ちを楽にするため
だけにでも私を利用して欲しかった。
あの日私はお母さんから、
「制服着て出かけるよ」と言われて
誰かのお葬式だとは気づいた。
でもそれが君とは分からなくて
扉を開いて最初に見た光景が
君が綺麗になって寝ている姿、。
あの時初めて膝から崩れ落ちた、。
足に力が入らなくて、大事な式なのに
声をあげて泣いた。
本当にいなくなるのは一瞬で、
まだ君がどこかにいるんじゃないかって
思うんだ、、。でもちゃんと前を向いて
将来の夢のために沢山辛いことも
頑張ってるよ、!だから見ててね!
君と出会えてよかったって思ってる。
またきっとどこかで会えることを、、
「願ってるよ」
突然の別れは
7月26日でした
メールでは
卑怯だ
素敵な思い出も
かき消されました
突然の別れ―
時間というものは、いつまでも待ってくれるわけではない。
故人よ、安らかに…。ありがとう。
「結婚して隣町に引っ越すの。」
そうじゃないかと思っていた。
このごろ、いっしょに遊べなくなったし、部屋にあがるとものがへっていた。しらない人と、うでをくんでいたのもみたことがある。
それでも、まだいっしょにいれるとおもっていたのに。
しゅくだいが終わらないぼくをたすけてくれた。テストで100点とったらよろこんでくれた。
どうしてだ。どうしていなくなっちゃうの。
「あらら泣いちゃって…。私と会うのは少なくなるけど、大丈夫よね。まだ、ひとり家に残ってるし。」
顔をあげると、おねえさんとそっくりなわかいおねえさんがいた。
お題:突然の別れ
題名:容赦なきフラグメント
突然の別れ
過去の私とはさようなら
突然の分岐点でも
言い訳は通用しないから
ずっとまえから好きでたまらなかったのに、
最近は顔を合わせるのが辛い。
もう諦め時なのかな…
何度そう思ったことか。
でも、毎回その度に貴方が
私の心を奪っていく。
今回もそうなんだろうと心のどこかで思っていた。
でも、それは間違いだったみたいだ。
あなたの心はもう 私には無いようだから。
突然の別れ
……当然のことだと思っていた。けれど内心は恐れていた。「別れ」。
あまりにも唐突すぎて、その為の計画を立ててなかった。「ねぇ、なんで来るの?」と少女は大粒の涙を零していた。
―――しかし、その姿を見るものは誰もいません。
誰も気にしないのですから、
「何故、別れがあるのですか」
「それは、別れの分だけ出会いがあり、出会いの数だけ別れがあるのですから」
「まぁ、何ともあり溢れた普通の言葉なんでしょう。
―――それでは私は納得しませんよ。」
「うーむ、これは難しいな。」
「そうでございましょうか。」
「別れの分だけ出会いがあり、出会いの数だけ別れがあるという回答以外には、綺麗な答えがないのです。きっと心を抉ります。」
「―――それでも構いません。」
……
「それは、当然の事です。慣れなさい。」
「よ、予想以上に心を抉ってきますね……」
「それが人間らしいのです。」
そう言って、彼は立ち去ってしまいました。