『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「空模様」…タイミング良く
明日は、スーパームーン·ブルームーン
が見られるみたいだ…
今日は、朝方から雨音を耳にして
目が覚めた…
まともに雨が降るのは1ヶ月ぶり位で
本当に雨が待ち遠しかったので
何だか、窓から外を覗いて子供のように
「よし!雨だぁ〜!」と独り言を呟いて
しまった…
この夏は異常な暑さだったから
日差しが痛くて…
どうやら明日の朝までは、いい感じに
恵みの雨が降ってくれるようだから
明日の夜には、スッキリ晴れてほしい
そして、久々に潤った大地を踏みしめて
家族みんなでスーパームーン·ブルームーン
を笑顔で見上げられたら、月のパワーを
もらって次の日からまた頑張れそうな
気がする…
……しかし、天気予報は雨なのか…
ホント上手くいかないもんだなぁ…
空模様の服があったら着てみたいな
雲一つ無い快晴もいいけど
夕方頃に極稀に見える桃色の空とか
早朝に見える太陽と空のグラデーションとか
全部ステキだと思わない?
ざあざあと降りしきる雨は、煩わしいとすら思う。
よく通うアンティークショップの中で、そう思った。
数分前まで晴れていたのに、店から出るところで夕立が降り始めた。
「遣らずの雨ってやつですかね、これ」
俺がそう言うと、隣の彼がふと笑った。
「うん、そうかも。俺たちのこと、引き留めてるんだね」
なんでだろう、と呟いた普段よく響くテノールの声は、この日は雨で掻き消された。
「もう少し見て回りましょうよ」
そう言って彼の手首を少しだけ強く掴んで店の中に戻る。
アンティークショップの中はオルゴール調の音楽が流れており、暖かい灯りの中にはきぃと軋む床と商品、カウンターの上で眠る看板猫。
すっかり見慣れた、お気に入りの景色。
「ねぇ、これ良いと思わない?」
声がした方を振り向くと、カラメル色の艶のある木材で作られたアクセサリーケースに釘付けになっている彼がいた。
「あぁ、これ。…確かに、良いんじゃないんですか?よく合いますよ」
折角だから買っちゃいましょうか、と言うと彼は驚いたように動きを止めた。
そんなにポンと買えるほどの値段ではないが、運良く鑑定の仕事で報酬が入ったから、それだけのこと。
「悪いね。…今度、何か奢るよ」
カウンターで猫を撫でていると、彼から言われた。
「えぇ~、良いんですかぁ?」
そう言うと、「勿論。流石に何もしないのはアレでしょ」と返ってきた。
猫が手をすり抜けたので、そろそろ帰ろうと店の扉を開けて外に出る。
「じゃあ、俺美味しい中華知ってるんでそこに行きましょうよ」
空は綺麗な夕焼けが一面に広がっていた。
空模様
雲を眺めるのが好き
どっしりと動かない雲
不思議な形の雲
風に流れながら次々と形を変えるのも見ていて楽しい
目に映る雲の形をいろんな物や動物に例えてみたりするのも、子供の頃を思い出すようでにワクワクする
空を見るには少し目線が上がる
目線をほんの少し上げると、縮こまった肩や胸が広がって息がたくさん吸える気がする
それだけで何だか気分が前向きになるから不思議
さあ今日はどんな空模様だろう
どんな色の空にどんな形の雲が現れるか
今日も少し目線を上げていこう!
自分の宝物
あなたの宝物は何ですか?友達や家族などなど考えるほどいっぱいでてきます。自分は大切にしましょう今は辛いかもしれないでもいつか幸せがくるいまは先真っ暗でもいつか朝がくる光がふり注ぐちょっとずつでもいいできることを増やしていこう
自分の1番の味方は、自分なんだから辛いかもって思っていたら自分の文を読んで何かのはげましになるかもしれない頑張って
空模様🌤️
この時期の空模様は変わりやすい
そして我が家にも
その空模様に似た人がいる
それは妻だ
時には大泣きし
時には鬼のように怒り
時には優しい笑顔を見せてくれる
そんなあなたのすべてが
愛しいくそして好きです
もう あなたを幸せにすると
誓ってから20年以上経つのに
叶えられず
あなたに幸せをもらってばかりいます
ありがとうm(_ _)m
「いらっしゃいませ。今日は何をお作りしましょうか?」
小さなアパートの小さな一室を借りて、洋裁店を営んでいる。
「さて、では店の前に出ましょうか。どの辺りを切り取りましょうか?」
私の店で扱う生地は全て、空を見上げてお客様が一番好きな部分を切り取ったもの。専用の鉛筆でお客様が線で囲むと、ふわりと手元に届く仕様になっている。驚く方もいるが、雨模様で仕上げることもできる。
本日のお客様は、9月に遅めの夏休みで信州へ旅行に出かけるという30代の女性。動きやすく、且つ初秋のノスタルジックなニュアンスのあるパンツスーツを仕立てて欲しいと言うことで、夕方に来店された。
しばらく夕焼け空を見ながら「どこもきれいだから迷っちゃうわね。オレンジ色の雲は絶対入れたいの」と言い、
大きく鉛筆を走らせた。
ほどなく、ふんわり湿気を含んだ空模様の生地を手にすると「ああ、夏の思い出がしっかり詰まってるわ。よろしくお願いします」と言い、私生地を託した。
「では、金曜日の夕方までには仮縫いをしておきますので、お時間のある時にお立ち寄り下さいね」と、生地を受け取り私はお客様を見送った。
ついこの間まで、ほとんど夏色の空模様だったが、これからの季節は空の移ろいが目まぐるしい。半袖から長袖に代わり、生地も厚みが出て、この小さな洋裁店にも秋が訪れるのだ。
『あなたの好きな空模様で
お気に入りの服をお仕立てします
空色洋裁店』
#空模様
空模様あやしつまらぬ忖度が
崩壊させる儚い自由
♯空模様
空模様
ごめんなさい。
曇天の空の下、僕の告白は見事玉砕した。
なんで上手くいくと思ったのか小一時間自分を問い詰めたい。
そう思いながら校庭裏で1人ぽつんと佇む。
これから目が合う度気まずくなるんだろうか。
話しかけても無視されてしまうんだろうか。
友達でいて欲しいって言われたけどどうせ友達以下の存在になってしまう。
あー...これなら告白しない方が良かった。
もう泣きたい気分だ。
高校生にもなって泣く訳にもいかないから
上を見上げてぐっとこらえる。
...雨が降り始めた。
よかった。これなら涙を流してもバレないか。
語り部シルヴァ
「空模様」
晴れのち曇り
時々ゲリラ豪雨
最近の空模様は
なんだかおかしい
何が起こるか
本当に分からない
私の心の中も時々
ゲリラ豪雨みたいな
土砂降りの雨が襲うけれど
予測不能な事態に備えて
強い自分でいなくちゃな...
晴れると嬉しい
雨だと悲しい。
そんなふうに心模様と空模様はどこかで
繋がっていたりするのかな、
なんて思ったりする今日この頃。
#4
空模様
空ってころころ変わる
暑い太陽がギラギラしていたと思ったら
大雨が急に降ってきたり
ころころ変わる事が良いのか?悪いのか?
不安定だと人は不安になるので
悪いととらえる人は多いだろう
でもこのアクシデントを楽しめる器のデカさを持ったなら
怖いものなしで
人生どんな状態になっても生きていけるたくましさが
身につくと思うのだ
それにどんな状態の自分になったとしても
自分が自分を許せるそんな優しい自分ができると思う
いろんな人がいて
いろんな事が起こる
だから自分にもいろいろ起きる
それは素敵な事なのだととらえて生きていく事
それがころころ変わる空模様が教えてくれた人生なのだと空を眺めて私の経験値をたくさん与えてくれてありがとうと地球にお礼を言ってみた
空模様
ちょっとむかし
アクロバティックな飛行機のイベントに
連れてってもらって
そこで見たプロペラ機たちの
ほんとにすごい演舞?を
思い出せば思い出すほど
ベテランパイロットの方々が
格好よくて
(その後エアレースとかにも出るくらい)
なんせ
スモークで空にハートやニコチャンマーク
それこそ空に模様を描くのが
簡単そうにやってくれちゃって
あんなイベント
見に行けたこと
開催してくれたことも
誘ってくれた友人にも感謝です
【鳥曇り】
私は駅前に着くと、不意に空を見上げた。
灰色の重い雲が一面を覆い尽くしていた。
鳥曇り。
この前覚えた言葉が頭に浮かんだ。
春の季語らしいので、12月の空にはそぐわない表現だが、
どこか寂しくて褪せたイメージは鳥曇りという言葉で表現するのに十分に思えた。
私の町―田舎の港町は都市に行くには少し遠い場所にあるので、電車で30分以上もかかってしまった。
私の目的は、楽器屋に訪れることだ。
私の町にも、海沿いに古びた楽器屋はあるのだが、店主さん曰く
「実は妻が体調を崩しましてねぇ…、しばらくの間店を閉めようと思うんです。
早ければ春頃には再開できるんですけどね…」
と、いうことだそうだ。
ギターの弦の入手先が無くなって途方に暮れていた私に、お母さんは
「駅前にも楽器屋さんあると思うよ。
ショッピングモールの中にあったような…」
と教えてくれた。
そういうわけで、私は30分以上もかけてここに来たのだ。
ショッピングモールはここから3分のところにある。
道中、店主の奥さんのことを考えていた。
あのお店は夫婦で切り盛りしていると聞いた。
お客さんは少ないけど、とてもアットホームで、居心地の良さを感じる場だ。
店主は寡黙だけど、喋る時は喋る人だ。
楽器の知識が豊富で、私にもいろんなことを教えてくれた。
「ギターにはいろんな種類の指板があって、それぞれ特徴があるんだよ。
例えばメイプルは明るくてキレが良い。
ローズウッドはメイプルよりも暗く落ち着きがある。
その他にもいろんな種類があって、自分が演奏したい曲に合わせて変えると雰囲気が出て良いんだよ。」
店主の奥さんはお喋りで、いつも話しかけてくれる。
ピアノが弾けるらしく 、一回だけ聴かせてもらったことがある。
とても温かくて、元気があって、上手く言語化できないけど、「好きだ!」と思った。
それを話すと、ケラケラと笑って「その言葉を待ってたんだよ!嬉しいねぇ」と言ってくれた。
素敵な人だった。
大丈夫かな。
体調が悪いってことは、怪我とかじゃなくて病気かもしれないってこと?
もし深刻な病気だったら、嫌だな。
店主さんも、絶対落ち込んでるよね…
きっと、オトウサンが病気だった時も、オトウサンは絶対に苦しい思いをしていただろうし、お母さんだって辛かったはずだ。
私には誰の気持ちも全て知ることはできないけど、
でも、そんな思いを他の人に味わってほしくない。
指が刺さりそうになるくらい、拳を握りしめた。
ショッピングモール内の楽器屋は綺麗だった。
店内は明るいし、お客さんも多い。
ただ、そこには「商業」「ビジネス」という文字が見え透いていて、アットホームな空間とは言えなかった。
弦と数枚のピックを買って、外に出た。
本当はもっとお買い物したかったし、ゲームセンターも行きたかったけど、出費が惜しい。
外に出ると、冷たい風が頬を殴った。
最近、やけに寒い。
12月だからか、それとも?
鼻の上に、冷たさを感じた。
「あ、雪降ってきた―!」
誰かがそう言って、私は空を見上げた。
鳥曇りの空から、雪がちらちらと舞い降りてきた。
オトウサンは、こんな風景の中でも温かいものを信じて曲を作っていたのだろうか。
私は駅に向かって歩いた。
次は、クリスマスイルミ観たいな。
秋の宵
円居安らい
雨もよい
/お題「空模様」より
「空模様」
空模様は、日によって、晴れや雨など、コロコロと変わり、面白いと私は思う。
私の心模様も日によって、変わる。
もしかして、空模様で気分が上がったり、下がったりするかもしれないと、今日の空模様を見ながら私は思う。
「えー、本日はお日柄もよく…」
「何処がですか??」
「………。」
一方的に睨むジョエルと、彼女の扱いをまだよく分かっておらず困惑しているドモンの2人の前で、僕の相棒が突然そんなことを言い出した。
普段は無頓着なこの人が珍しく場の空気を切り替えようとしたのは分かっていた。
分かっていたのだけれど……
よりによって大雨の悪天候でその台詞をチョイスするのは流石に指摘せざるを得ない…!!
もっと、他に何か最適な台詞は幾らでもあっただろうに…何故わざわざそれを選んだのか…
あぁ、すみません、よしのりさん。
僕は貴方のフォローどころか追い打ちをかけてしまいました。
あぁそんなあからさまに苦笑いで誤魔化そうとしないでください…!可愛いけどなんだか気まずいです…!!
僕の相棒は、仲間の喧嘩の仲裁に入ろうとするとたまにバグるようです。
(多分、今回のはいつもの痴話喧嘩のようなものだと思うのだけれど…)
因みに、その後気を利かせたリーリアが皆に花冠を作ってくれたことで再び穏やかな空気になった様子。
無事収束してくれたから良かったけど、頼むから、僕の前で痴話喧嘩はやめて欲しい。
ベクトルが向き合ってる2人が羨ましくて僕が辛い。
これが「リア充爆発しろ」という感情なのかな……
「……なーんにも見えん」
めったに寄らなくなった公園のベンチにどかっと座り込みながら、空を見上げて小さく独り言ちる。
昔は、人見知りで自由時間は絵を描くか空を眺めて過ごしていたことを思い出した。
そのうち自由時間は焦るように誰かに話しかけて一人にならないように、あの頃思う普通から外れないように必死に動き出すようになっていた。
そうして、将来、損得、生産性云々、その言葉の意味も重要さも未だによくはわからないものが確かに自分に重くのしかかるように感じて、それらを追いかけて同年代と情報の、横と下を見続けている。
暇つぶしの道具を何ももたず、そもそも暇ができただけのちいさなわたしは、空を見て雲の流れるはやさとか、あの雲はお父さんが飲むビール缶に載っているあの動物に似てるだとか、ぼけっと上を見上げていた。
やりたいことも、やらなければならないことも何の選択肢も私のなかには存在していなかった。
今じゃ嫌でも選択しが浮かび、暇でありたいのに暇していたことを悔やみ、自責する。
まだ明るかった空が暗くなり、街灯の存在が目につき始める。赤紫色に小さな光が散っている。そのなかで動く主張が激しい大きな光は、UFOではなく飛行機であることはもう知っている。
空の色と雲を見て、もう少し雲は太陽を隠せとか、明日は雨が降りそうなのは勘弁してくれだとか、自分の都合に合わせたことしか浮かばない。
目に映る空には何の模様も見えず、目を閉じてぬるい風をただ聞いていた。
【空模様】
一昨日は雨
昨日は雷
今日は曇り
明日こそ晴れるといいな
心の空模様
空模様が変わった
雨が降りそう
スーパーに寄って
急いで帰った夕方
雷が鳴り出して
雨が降ったのは
夜であった