『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一天にわかに掻き曇ったかどうかは知らないが
買い物を終えて外に出た途端、愕然とする大雨というのは
夏ありがちな空模様。
ここで「夏雨じゃ、寧ろラッキー」などと強行突破も悪くないが
今日は荷物が多いので、おとなしく店内に戻ってきた。
傘を買おうか。いやいや傘を買って店を出た途端「止んでるし」も
夏ありがちな空模様。
しばらくベンチでぼんやりしてると携帯電話から母の声。
買い物の追加を頼まれる。まあ、良しとしよう。
買い物を終えて外に出る。刺すような太陽光に怪力無双の入道雲。
夏の定番、空模様。
天気予報を見て天気の予測が出来るように
君の機嫌も事前にわかれば良いのに
急に泣いて 笑って 怒って
言葉が無ければわからないよ
君の伝えたい事がわからないから
僕は君の顔色を伺いながら出来る事をやってみる
だけど上手く伝わらず
空回りばかりの僕を
君は見捨てずに手を差し伸べてくれる
僕がもっと君の事をわかってあげられたらと
いつも思うよ
ごめんね
何にも上手く出来なくて
君の求める物を
僕は与えてあげられなくて
こんな時貴女が居たらと
いつも思うよ
それはもう叶わない事だけど
貴女の力を借りたいんだ
きっと空の上から
僕のダメっぷりを眺めてるね
笑っていると良いな
心配はさせたく無いんだ
君の機嫌は今日もわからない
外はこんなにも晴れているのに
君はずっと泣いていて
そうかと思えば笑いだす
君の事がわからないよ
だけど君の事をわかりたいと思っている
わからない君の事を
僕は愛しているから
可愛い可愛い僕らの天使
まだまだ頼りなくて
わからない事ばかりの僕だけど
君の為に立派なパパになるよ
わからない事が
君の魅力だよ
#僕の天使 【空模様】
どれだけ注意して扉を開けても、防犯性に長けたこの扉は、どうしたって大きな音を立てる。
ガチャッ
家族がぐっすり眠っていることを願いながら、扉の隙間に身を滑り込ませる。
外に出ると、空気が変わった。静かで、凍えそうに寒くて、吐息が温かくて、やっと息ができた。
目を閉じて、また開ける。
雨が降っていた。靴も履いていないのに。
空がまだ薄暗い。私はとうとう眠れなかった。
おもむろに、胸の前で手を組む。
神様。‥神様。どうか、見ていてください。どうか、今だけは、手を差し伸べてください。こんなことを祈らなくても、きっとあなたは私の傍にいる、そう、皆は言うんです。だけど、私はこうして言い聞かせなければ、とても怖くて立っていられない。
神様。とうとう今夜は眠れなかった。もう涙なんて出ない。だけど、だけど神様、雨が降っているんです。しとしとと、私の頬を濡らすんです。じき、私の涙に取って代わるでしょう。
だから、その時、その時だけは、どうか。
【22,お題:空模様】
空の模様は心の模様 今日の空は雨模様
僕の心も雨模様
悲しい訳じゃない 辛いわけでもない
何故か延々と雨が降る
止まない雫 心の町
いつか雨が上がるまで
僕は袖を濡らしてうずくまる
その時だった
空から伸びる 光の束
まだ雨は降っている それでも空は笑ってる
「なんだよそれ」
瞳を濡らしたまま呟いた
なんでもないのに笑顔が溢れて
声を上げて笑ったのは いつぶりだろう
空の模様は心の模様
空が笑えば 僕の心も笑う
人と空は切っても切り離せない
特別な絆で結ばれている
空模様
貴方はどの天気が好き?
私は雨が好き
雨の中なら泣ける気がするの
でも貴方といる時は泣かないように
晴れがいいな笑
雲ひとつない青空が目の前を覆う。
晴れの天気は嬉しいはずなのに、灼熱の大地に気持ちは鬱屈としていて青の色も霞んで見える。
それでも太陽は罪もなく、ひたすら陽光を浴びせている。
太陽がここまで恨めしいと思ったことはあっただろうか。
『空模様』
杪夏
秒読み
良い酔い宵
空見る君の悪いとこ
空見は気味が悪いこと
執着ゆえに現を抜かし
夢幻へと逃げていく
駆ける足元は薄氷へ
絵空事に夢中な君の
瞳に映る模様は如何に
だんだん曇り始めている空。
僕は必死になって願った。
真っ黒な雲に変わって、
大雨になることを。
もうあの人に会いたくないから。
だんだん曇り始めている空。
俺は必死になって願った。
真っ白な雲に変わって、
快晴になることを。
あいつに会いたいから。
〜空模様〜
わたしは「そらちゃん」と呼ばれる。
良い空と書いて空良という名前なのに、いつも大雨や雷を起こして、なごやかな周囲の空気を曇天に変えてしまう。わかっているのに、小さい頃からそうだった。
わたしの癇癪がはじまりそうになると「今日の空模様も怪しいな」と、家族は少しおどける。空模様という言葉がいい意味で使われている場面なんてない気がする。だいたいが、さっきまで晴れていたのに崩れてきそうな空をさしているのだ。
わたしは、わたしの気分が崩れかけてきたら物陰に引っ込む。どこにいても、できるだけ空気とか石ころとかになりすまそうとする。めぐりめくる空模様はわたしのなかにしまいこむのだ。そうすれば誰も傷つけることはないし、わたしも傷つかない。
そして、今日もダメだった。せっかくの誕生日パーティーだったのに、急に大泣きをしたくなってしまって、わたしはやっぱりベランダの隅に逃げるようにうずくまる。いつもこうだ。たぶん、これから先も。曇天、雷、大嵐。
「そらちゃん」とわたしを呼ぶ声がして、顔をあげるとお母さんがいた。わたしが生まれてきてから
今日まで、恐らくいちばん傷つけてしまっている人。
お母さんの手には薄いアルバムがあった。
昔火事にあってほとんど残っていないんだけれど、おばあちゃんの部屋にこれだけあったの。
これはそらちゃんのアルバムよ、と。
それには、あまりみたことのない、幼いわたしの姿がおさめられていた。仏頂面で激しく泣きじゃくっているかと思えば、次の瞬間には弾ける笑顔。写真の下には、懐かしいおばあちゃんの字がある。
空良ちゃん そらいろ空模様
「似た者同士だったわよね、ふたり。」
どんな空模様でも良い空、あなたでいいんだよと。夜の月が眩しく感じる。明るい星空にそのとき気づいた。
この名前は、おばあちゃんがつけてけれたものだったと思い出した。
これはきっと、ある種の病。
「 空
模
様
は
心
模
様
を映してる気がするの。」
陽 だ ま り の 匂 い が す る 。
よ
く
晴
れ
た
夏
の
空。
明るい声音がいつまでも耳に残って離れない。
そこには、初めて見る、けれど、もう二度と見ることはできない君がいた。
今にも、
あの淡い水色に溶けてしまいそうな君と、
あの、呪いのような言葉。
でも。
なんだか
君は、嬉しそうで。
君の、瞳に映る景色がやけに美しく見えてしまった。
けれど、思い返せばあの日から僕は眠れない。
あの日から1人になった僕。
重たい瞼を開きながら、空を捉えた。
よく、…晴れているなぁ
唇を微かに震わせた。
そういえば、昔彼女は言っていたっけ。
空模様はいつも私を孤独にさせる。なんて。
空模様、、
ふと、空を見上げるとそこには雲いっぱいの空が広がっている。私の気持ちもどんより、、。
空模様って不思議なことに自分の気持ちも左右している気がしますよね。
初めてに似合いすぎる空を見てると
あめさえも愛おしい
#空模様
リビングから聞こえるテレビの声。
「今日も全国的に暑くなるでしょう。」
洗面台の前に立ち
寝癖なのかわからない程の強情なくせっ毛を濡らす。
メイク道具に手を伸ばし、
汗で落ちるだろうメイクを施し、
ため息が出る。
強情なくせっ毛も、
汗でまたグチャグチャになるだろうな。
と思いながらアイロンをかける。
着替えをすませ、玄関を開ける。
青い空にグレーの雲。
快晴ではない空の向こうには、
黒い雲。
傘を持って出かけよう。
#空模様 8/20 初投稿
わたしもようのそら
私が泣くと、そらも雫の数々を落とした
私が笑うと、そらのお顔も晴れわたった
それって、すごく素敵なことに思われる
ねぇ、そら。なんて、静かに問いかける
なあに。なんて、上目遣いで答えてくる
そらに向かって、私が右の手を伸ばすと
そらは、その手を確かにぐっとにぎった
このまま、手を繋いで生きていこうと、
私はにこやかに、そう思うのであった。
毎日が暑い…熱いという漢字の方がしっくりくる。
もう、毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよって曲、実は今の日本、いや、世界のこの状況を予知した曲なのでわっ?
この前は雷激しく鳴っていたから雨を期待した。
確かに降った。恵みの雨が!
だけど、ごめん、水柱を呼んだんだ。村田さんじゃなくて…。
善逸が冨岡さん呼んだのに、いつも通り「おれは水柱じゃない」何て駄々こねるから、仕方なく村田さん、呼んだんだよね。頑張ったよ、善逸!そして村田さん!
村田さんがもたらした雨で少しは涼しくなったし、農作物も…嗚呼だけど圧倒的お日様!
た~ん~じ~ろぉぉ~う、少しは落ち着け!
いや、落ち着くのは私だ。
あまりの熱さで、阿北な事空想して、熱さを紛らわそうとしている。
今日も空は雨降らしそうもないなー。
お題
空模様
文中の「毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよ」は、昔ヒットした曲、泳げたい焼き君より。水柱、善逸、村田さんは、漫画鬼滅の刃より。あー熱くて溶ける………。
晴天も
曇天も
雨天も
想いが輝きを変える
―「空模様」―
逆さまの世界
けれど 心は同じ
喜びも 哀しみも
怒りも 楽しみも
存在する
―「鏡」―
彩雲
夕方、娘が小学校三年生の時に実家の犬の散歩しようって下の息子も連れて3人と一匹でお散歩に行った
歩きながら空を見たら一部雲がキラキラと虹色
「おー彩雲!見て見て」と子供たちに言って見せた
田舎の道だから畑しかないし見るとこは自然と空になったのが幸いして彩雲を見れた
次の日、娘は学校で前日の彩雲が見れた話を担任の先生が言っていたらしく「見た人〜!手を上げて〜!」と先生が言うと娘が1人だけ手を誇らしく高々上げてエッヘンだったらしい笑
みんなゲームとかしてたのかもね笑
先生は大人でも滅多に見られないよと見れた娘に話していたらしいです♪
彩雲は良いことの前触れとかいろいろ聞きますが
キレイな雲が見れたねラッキーくらいの感情で十分ですね
今は娘は22歳覚えてるかなぁ…
空はもう見ないだろうなぁ
曇りが好きなあなた
穏やかで暖かくて
ぽっかりと空いた心の穴を埋めるように
共に歩きたい
「今日こそ、本州に渡れるね!」
ゆいは言った。だが、俺は本気にしなかった。こんな空模様では、連絡船が出るはずがない。
そんな心配をよそに、彼女は荷造りを始めた。
「着替え、何日ぶんいるかな?コインランドリーがあるから、2日ぶんもあれば大丈夫か!」
「あ、ああ…。」
俺は半信半疑ながら、ゆいに合わせて仕方なく荷造りを始めた。こんな嵐が、急に止むことはあるのだろうか?
【空模様】
空模様
晴れ外にわ洗濯物が干してある。
皆んなお茶を持って遊びに行く。
私も行きたいだけど、1人で、出かけたらダメだからいつも自分の部屋で皆んなが遊んでいるところをまどからみていた。
次の日雨だった皆んな出てこないそれゃそう雨だから洗濯物も干してないだけど1人の男の子が外で寂しそうに傘をさしていたなんだろうずっと見ていたら立ち止まりずっと立っているまたずっと見ていたあっ、誰かきたそして楽しそうに遠くに行った待た寂しくなったまた暇になってベッドにねころがった
その時ドアがコンコンとなったドアが空いてお母さんが来た(はい、あさごはん)と言ってドアをばたんとしめたあさごはんは、ぱんだった