いとだま

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わたしもようのそら


 私が泣くと、そらも雫の数々を落とした

 私が笑うと、そらのお顔も晴れわたった
 
 それって、すごく素敵なことに思われる

 ねぇ、そら。なんて、静かに問いかける

 なあに。なんて、上目遣いで答えてくる

 そらに向かって、私が右の手を伸ばすと

 そらは、その手を確かにぐっとにぎった

 このまま、手を繋いで生きていこうと、
 私はにこやかに、そう思うのであった。

8/20/2023, 4:02:24 AM