『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雲ひとつない青空が目の前を覆う。
晴れの天気は嬉しいはずなのに、灼熱の大地に気持ちは鬱屈としていて青の色も霞んで見える。
それでも太陽は罪もなく、ひたすら陽光を浴びせている。
太陽がここまで恨めしいと思ったことはあっただろうか。
『空模様』
杪夏
秒読み
良い酔い宵
空見る君の悪いとこ
空見は気味が悪いこと
執着ゆえに現を抜かし
夢幻へと逃げていく
駆ける足元は薄氷へ
絵空事に夢中な君の
瞳に映る模様は如何に
だんだん曇り始めている空。
僕は必死になって願った。
真っ黒な雲に変わって、
大雨になることを。
もうあの人に会いたくないから。
だんだん曇り始めている空。
俺は必死になって願った。
真っ白な雲に変わって、
快晴になることを。
あいつに会いたいから。
〜空模様〜
わたしは「そらちゃん」と呼ばれる。
良い空と書いて空良という名前なのに、いつも大雨や雷を起こして、なごやかな周囲の空気を曇天に変えてしまう。わかっているのに、小さい頃からそうだった。
わたしの癇癪がはじまりそうになると「今日の空模様も怪しいな」と、家族は少しおどける。空模様という言葉がいい意味で使われている場面なんてない気がする。だいたいが、さっきまで晴れていたのに崩れてきそうな空をさしているのだ。
わたしは、わたしの気分が崩れかけてきたら物陰に引っ込む。どこにいても、できるだけ空気とか石ころとかになりすまそうとする。めぐりめくる空模様はわたしのなかにしまいこむのだ。そうすれば誰も傷つけることはないし、わたしも傷つかない。
そして、今日もダメだった。せっかくの誕生日パーティーだったのに、急に大泣きをしたくなってしまって、わたしはやっぱりベランダの隅に逃げるようにうずくまる。いつもこうだ。たぶん、これから先も。曇天、雷、大嵐。
「そらちゃん」とわたしを呼ぶ声がして、顔をあげるとお母さんがいた。わたしが生まれてきてから
今日まで、恐らくいちばん傷つけてしまっている人。
お母さんの手には薄いアルバムがあった。
昔火事にあってほとんど残っていないんだけれど、おばあちゃんの部屋にこれだけあったの。
これはそらちゃんのアルバムよ、と。
それには、あまりみたことのない、幼いわたしの姿がおさめられていた。仏頂面で激しく泣きじゃくっているかと思えば、次の瞬間には弾ける笑顔。写真の下には、懐かしいおばあちゃんの字がある。
空良ちゃん そらいろ空模様
「似た者同士だったわよね、ふたり。」
どんな空模様でも良い空、あなたでいいんだよと。夜の月が眩しく感じる。明るい星空にそのとき気づいた。
この名前は、おばあちゃんがつけてけれたものだったと思い出した。
これはきっと、ある種の病。
「 空
模
様
は
心
模
様
を映してる気がするの。」
陽 だ ま り の 匂 い が す る 。
よ
く
晴
れ
た
夏
の
空。
明るい声音がいつまでも耳に残って離れない。
そこには、初めて見る、けれど、もう二度と見ることはできない君がいた。
今にも、
あの淡い水色に溶けてしまいそうな君と、
あの、呪いのような言葉。
でも。
なんだか
君は、嬉しそうで。
君の、瞳に映る景色がやけに美しく見えてしまった。
けれど、思い返せばあの日から僕は眠れない。
あの日から1人になった僕。
重たい瞼を開きながら、空を捉えた。
よく、…晴れているなぁ
唇を微かに震わせた。
そういえば、昔彼女は言っていたっけ。
空模様はいつも私を孤独にさせる。なんて。
空模様、、
ふと、空を見上げるとそこには雲いっぱいの空が広がっている。私の気持ちもどんより、、。
空模様って不思議なことに自分の気持ちも左右している気がしますよね。
初めてに似合いすぎる空を見てると
あめさえも愛おしい
#空模様
リビングから聞こえるテレビの声。
「今日も全国的に暑くなるでしょう。」
洗面台の前に立ち
寝癖なのかわからない程の強情なくせっ毛を濡らす。
メイク道具に手を伸ばし、
汗で落ちるだろうメイクを施し、
ため息が出る。
強情なくせっ毛も、
汗でまたグチャグチャになるだろうな。
と思いながらアイロンをかける。
着替えをすませ、玄関を開ける。
青い空にグレーの雲。
快晴ではない空の向こうには、
黒い雲。
傘を持って出かけよう。
#空模様 8/20 初投稿
わたしもようのそら
私が泣くと、そらも雫の数々を落とした
私が笑うと、そらのお顔も晴れわたった
それって、すごく素敵なことに思われる
ねぇ、そら。なんて、静かに問いかける
なあに。なんて、上目遣いで答えてくる
そらに向かって、私が右の手を伸ばすと
そらは、その手を確かにぐっとにぎった
このまま、手を繋いで生きていこうと、
私はにこやかに、そう思うのであった。
毎日が暑い…熱いという漢字の方がしっくりくる。
もう、毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよって曲、実は今の日本、いや、世界のこの状況を予知した曲なのでわっ?
この前は雷激しく鳴っていたから雨を期待した。
確かに降った。恵みの雨が!
だけど、ごめん、水柱を呼んだんだ。村田さんじゃなくて…。
善逸が冨岡さん呼んだのに、いつも通り「おれは水柱じゃない」何て駄々こねるから、仕方なく村田さん、呼んだんだよね。頑張ったよ、善逸!そして村田さん!
村田さんがもたらした雨で少しは涼しくなったし、農作物も…嗚呼だけど圧倒的お日様!
た~ん~じ~ろぉぉ~う、少しは落ち着け!
いや、落ち着くのは私だ。
あまりの熱さで、阿北な事空想して、熱さを紛らわそうとしている。
今日も空は雨降らしそうもないなー。
お題
空模様
文中の「毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよ」は、昔ヒットした曲、泳げたい焼き君より。水柱、善逸、村田さんは、漫画鬼滅の刃より。あー熱くて溶ける………。
晴天も
曇天も
雨天も
想いが輝きを変える
―「空模様」―
逆さまの世界
けれど 心は同じ
喜びも 哀しみも
怒りも 楽しみも
存在する
―「鏡」―
彩雲
夕方、娘が小学校三年生の時に実家の犬の散歩しようって下の息子も連れて3人と一匹でお散歩に行った
歩きながら空を見たら一部雲がキラキラと虹色
「おー彩雲!見て見て」と子供たちに言って見せた
田舎の道だから畑しかないし見るとこは自然と空になったのが幸いして彩雲を見れた
次の日、娘は学校で前日の彩雲が見れた話を担任の先生が言っていたらしく「見た人〜!手を上げて〜!」と先生が言うと娘が1人だけ手を誇らしく高々上げてエッヘンだったらしい笑
みんなゲームとかしてたのかもね笑
先生は大人でも滅多に見られないよと見れた娘に話していたらしいです♪
彩雲は良いことの前触れとかいろいろ聞きますが
キレイな雲が見れたねラッキーくらいの感情で十分ですね
今は娘は22歳覚えてるかなぁ…
空はもう見ないだろうなぁ
曇りが好きなあなた
穏やかで暖かくて
ぽっかりと空いた心の穴を埋めるように
共に歩きたい
「今日こそ、本州に渡れるね!」
ゆいは言った。だが、俺は本気にしなかった。こんな空模様では、連絡船が出るはずがない。
そんな心配をよそに、彼女は荷造りを始めた。
「着替え、何日ぶんいるかな?コインランドリーがあるから、2日ぶんもあれば大丈夫か!」
「あ、ああ…。」
俺は半信半疑ながら、ゆいに合わせて仕方なく荷造りを始めた。こんな嵐が、急に止むことはあるのだろうか?
【空模様】
空模様
晴れ外にわ洗濯物が干してある。
皆んなお茶を持って遊びに行く。
私も行きたいだけど、1人で、出かけたらダメだからいつも自分の部屋で皆んなが遊んでいるところをまどからみていた。
次の日雨だった皆んな出てこないそれゃそう雨だから洗濯物も干してないだけど1人の男の子が外で寂しそうに傘をさしていたなんだろうずっと見ていたら立ち止まりずっと立っているまたずっと見ていたあっ、誰かきたそして楽しそうに遠くに行った待た寂しくなったまた暇になってベッドにねころがった
その時ドアがコンコンとなったドアが空いてお母さんが来た(はい、あさごはん)と言ってドアをばたんとしめたあさごはんは、ぱんだった
【フユコの歩く理由はフユコにもわからない】
ただ歩く、
ただただ、ひたすらに、歩いています。
歩く理由はあったような気がするけれど、忘れてしまいました。
思い出そうと考えるのもなんだかちょっとねぇ...
ただ、立ち止まってはいけないような気だけはして、夕日に急かされながら、ただただ歩いています。
「フユコおばあちゃん!
どこ行くの?
みんな探してるよ!」
息を切らせて走ってきたセーラー服のかわいいお嬢さんから声をかけられました。
(はて?どなたかしら?おばあちゃんって?)
でも、よく見たら、このお嬢さんには私のよく知る誰かの面影があるような気がするのですが、果たしてそれは誰だったのか....?
「おばあちゃん
帰ろうーよー
お母さん心配しているよー」
私は腕を掴まれお嬢さんに懇願されました。
(お母さん?あぁそうだ!
娘のハルを迎えに行く途中だったんだわ!)
「あのね、ハルの小学校がもうすぐ終わるから、
迎えにいかなきゃ」
「だーかーらぁ〜
そのハルがあたしのお母さんなんだってー
お願いだからもう帰ろうよー」
とお嬢さんは必死に言うけれど
何だか言っていることがよくわかりません。
...なので、また歩き始めます。
「おばあちゃん!
おばあちゃん!
お願いだからっ!
待って!!
待って!!!」
お嬢さんにすがるようにまた引き止められていると....
「お母さん!!」
今度は覚えのある声がしました。
振り返ると血相を変えた妹のアキコが居ました。
「お母さんもう帰りましょう
ハルならもう帰ってきていますよ」
「あらそうなの?」
(あれっ?ハルって誰だっけ?
私はどうしていたのかしら?)
血相を変えて走ってきたくせに、平気なフリをするアキコに会話の調子を合わせたものの、よくわからなくなって.....
「何だか疲れたわ」
ぽつんと呟くと、
「さぁ、家に帰りましょう」
妹のアキコに手を取られ、また歩き出しました。
「家」とやらに帰るために。
道中、セーラー服のかわいいお嬢さんは娘のハルの子供で、私、フユコの孫のナツだと聞かされたけれど、もう何が何やら...
とにかく疲れました。
あぁ、でも家に着いたら娘にご飯を作らなければ
きっとお腹を空かせて待っているだろうに__
.......
さっきまでフユコを急かしていた夕日は沈み始め
夏の終わりを告げる蝉が鳴いています。
ずっとずっと前にも、
こんな風に家族で夏の夕暮れを歩いたことを
フユコが少しでも思い出せたらと
降り注ぐように鳴いています。
#シロクマ文芸部
「ただ歩く」から始まる小説・詩歌
「空模様」
いつの日か見たあの絵は空模様のようだった。
またあの絵を見てみたい。
そんなくだらないことを考えていた。
ふと、空を見て見たらあの絵のような空模様がもう一度見れた。
中二女子
皆様「もっと見たい」がなんと100を到達しました!!!🥹🎉
嬉しい限りでございます🥹
ありがとうございます🙇
西に太陽沈むとき
線香花火がおちました
東に浮かぶ月さえも
霞んで2つに見えました
昨日の遠征の部活で泣いた。
なんでなんだろう。
分からない。
でも顧問から「もっと頑張れ」「もっと足を前に出せ」親から「頑張れ」って言われてからだった気がする。
…これ以上私に無理をさせろと?
私の辛さ苦しさ知らないくせに
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┛┗┛┗┛┃ノ)
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┻┻┻┻┻┻
夏休み中に死にたい
それが私の夢
でも死にたいって思ってたら逆に死ねないのかもね?
思うことの全てが浮かんで模様となる
それを大地から見上げている
見ている自分にもまた模様がある
その時の、自分の中の模様によって
空に映る模様もまた、
さまざまに違って見える