『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
暗くどんよりした空模様を眺めながら
「雨が降るといいな」
隣を歩く君は言う
僕は手にしていた傘をギュと握る。
雨が降ったら…
空模様
ある日の空は点々模様。
ある日の空はアニメのような空。
ある日の空は絵に書いたような淡い色使いの空。
空模様は楽しいものが多い。
空模様、触ってみたらすぐ消えそうで、パッとしていて綺麗なものが多く、色がハッキリするとアニメのようだと思えるものが多い。
98テーマ【空模様】
空模様
それは日々、形を変えていく
澄み切った青の日もあれば
どんよりとした灰の日もある
流れ行く雲が、模様を刻んでいく
見上げると、いつも違う空模様
いい日もあれば、悪い日もある
それはまるで人生の縮図のようで
刻々と変わりゆく空の下
自分たちは生きている
空模様
今日、外で寝転んで空を見た。
夕方17時30頃。どことは言えないが、観光地。海岸で。
外で寝転んで空を見るのは小学生の時、外で無邪気に遊んでふざけまくってた頃以来ではないかなと寝転びながら思った。
もう今はあの頃みたいにふざけれなくなったし、笑えてない。なんか寂しくなって起き上がった。自分が来たときは誰もいなかったが、起き上がったときカップルと夫婦、二組が海を見ていた。
邪魔してはいけないので帰ろうとしたけど、夕日がきれいだったので写真を一枚。夫婦が良いアングルで入っていたのでお気に入りの写真になった。
その夫婦に写真を送りたくなったがいきなり知らない人に写真送りたいんでLINE交換しましょと言われても困るだろうから声をかけなかった。
自分はその辺に住んでいるが、この時期だから二組とも観光で来ているのだろう。
気をつけて帰って欲しい。
感情の起伏が激しい。
自他ともに認める感情的な人間です。
1人で行動するのが苦痛じゃない変わった子だった。
小5の時、女子のグループの壁にぶち当たり、
初恋を経て、普通の女子に見られたい欲が出てきて、
1人になるのが怖くなり、
自分の思いを外に出せなくなった。
変わったのは、やはり社会人になってから。
付き合いたい人とだけ楽しく付き合ってればいい。
でも、子どもが出来てからママ友という壁にまたぶち当たる。
今はもう子どもも中学と高校になり、
部活も一段落してるのでそこまで苦痛なことはない。
これからまた、どんな交友関係ができるか分からないけど、
無理せず自分の気分に正直に生きて行きたい。
今日の天気は、雨。頭が痛い。
ここぞとばかりに、おまえにもたれかかってみる。
おまえは何も言わずに、オレの頭を撫でた。
甘やかされてる。と思う。
オレは身を捩って、おまえに抱き付いた。ソファーが少し軋んだ。
おまえが読んでいた本を置くのを見て、目を閉じる。
雨音が大きく聴こえた。
【空模様】
不穏な空模様だと急足に帰宅して幸いだった。家に着いて数分も経たない内に大粒の雨が窓に打ちつけ始める。
恋人は今頃どうしているだろう、この雨の中で寒い思いをしていないか、気圧性の頭痛に苦しめられていないか。メールでも送ろうかと思ったとき電子音がした。
『ひどい雨だけど、どうしてる?』
8/19 お題「空模様」
「やれやれ。女心と秋の空、とは言うが…」
赤ん坊をあやしながら天を仰ぐ。
「頼むからこれ以上降らないでくれよ。麓の村が大変なんだ」
先日まで災害級の大雨が続いた。川は氾濫し、畑は没し、民家は浸水した。今も大勢の民が避難を余儀なくされている。
「おっ、よしよし、おねむだな。そのまま眠ってくれ」
揺りかごのようにゆったりとしたリズムで赤ん坊を揺らす。赤ん坊の目が徐々に閉じていく。
「おやすみ、龍神の御子様。明日はご機嫌で笑って、天気にしておくれよ?」
角と長い触角を生やした頭を男に寄せて、天を司る赤ん坊はすうと眠りについた。
(所要時間:11分)
「空模様」
小さな感情の変化
変化というより
その表現そのものは
例えに空模様がある
どっちが先が?
それは宇宙を見れば
空模様の後の人間だ
自然に出来たのか?
それは疑問かも
そんな空模様に
きっとこんな気持ち?
と当てはめた
しっくり来た時
きっと気持ちよかった
そんな空模様は
人それぞれの
空模様なんだろうな。
空模様
空はとても綺麗だった。前までは。
戦争が絶えなくて今は黒い空と赤い空しか見てないような気がする。戦争やめようよ。戦争したって何にも生まれないよ。人が死ぬだけ
天気の良い日の空を見上げると、
ふと貴方のことを思い出すよ。
いつでも貴方に会いに行ける勇気は
あるけれど
貴方からの連絡は一度もない。
名残惜しいとか未練はないが、
貴方と話をする時間は必要だと思う。
何者かがね、思い出させる訳なのよ。
有名人でもないのにね。
それがね、腹立ってね。
毎日毎日支障をきたしている訳なのよ。
そうさせている意味がわからないよね。
体調にも波があるけれども、
また再発したらと思うとね。
貴方の事を思い出すからなのか、
病気がそうさせているのかはわからないんだ。
支援している訳でもないのに、
勝手に取り上げられて散々だよね。
早く元に戻って、話がしたいよ。
話できる事ができたら話しようね。
人の事を追っかけ回してる奴らに苛立ちながら。
外へ出かける時、道の途中で見る空。雲ひとつない真っ青な空、雲のある空、全く見えない青空。
それを毎日、空を見上げて気持ちよさを感じさせる。
空を見ながら、考え事したり妄想したり。時間を忘れさせてくれる。嫌なことも忘れさせてくれる。だから好き。
それだけじゃない、もっと上には宇宙がある。星がある。それを思うと空を見るのは楽しい。もちろん、雲の形を流れを見るのも好きだ。
ずっとこの平和が続きますように。
お題 空模様
空模様
♪空模様のかげんが悪くなる前に
ゆくあてのない旅に出よう♪
今はもういない天野滋さん。
彼の象徴的な詩に、
Charさんの歌とギター。
カッコイイ〜!
頭の中で曲が流れてる!
お題
『 空模様 』
『あ、うろこ雲だ』
「え、ひつじじゃないの」
『しらね』
『ま、なんでもいいんじゃね?』
綺麗だし
空模様
空はあおい。雲も少しあって、この後は曇予報らしい。
空が何故青いのか、小さい時よく考えていた。
空は本当は白だけど、宇宙の色で青に見えるんだとか、本当は宇宙なんてなくて青い屋根があるんだとか。
まぁ、中学生にもなるとちゃんと現象として認識し始めるんだけど。
なんだったかなぁ。
そこから高校に上がって、大学に行って、就職して、なんでもない日々を送っていた。
何かあったかと言われれば、職場の上司のパワハラがすごくて、俺の事を異様に嫌ってて、仕事を押付けられて、タイムカードは勝手に切られるから、サビ残は当たり前で。
同僚は飲みに行っていたが自分だけ行けなかったから、どんどん差が生まれていって、とうとう昨日仕事を辞めた。
ありとあらゆることから逃げ出したかった。最低限の荷物をキャリーケース1つに詰め込んで、家を飛び出した。行くあてもなかったから、地元に帰ったけど、もう実家もなかったから、よく居た落ち着く公園に行って、キャリーケースの上に座って、空を眺めている。完全に空が雲で覆われてしまった。
色々思い出していたけど、なんでもない日々ではなかったなぁ。
中学の時は好きなやつに好きバレして散々いじられたし。
高校の時は文化祭の準備に参加しないのに文句ばっか言ってる奴がいてクラスのヤツらで喧嘩になった。段ボール泥棒とか画用紙泥棒もいたなぁ。あの時確か、話の通じない女子が多すぎて周りの男友達がこぞって女嫌いになってたっけ。
大学なんて講義は一人で受けてたし、何度かイケイケの奴らに絡まれてめんどくさかったなぁ。
あはは、懐かしい。何気に中学時代が一番、運動能力も成績も高かったなぁ。全盛期そこだったか。
ああそうだ、思い出した。レイリー散乱だ。
赤い光は波の幅が広いから粒子にに当たんないけど、青い光は狭いから粒子にあたって反射するから青く見えるーみたいな。
教科書の発展内容だったっけな。
空も俺も似たようなもんか。物事にぶつかって、すぐ曲がって、またぶつかって、またすぐ曲がってたな。
そろそろ、あおい自分に別れを告げなきゃな。散々曲がってきたんだ。情熱的な赤さで、まっすぐ前に進んだって、撥は当たらないだろう。
立ち上がって、キャリーケースを持った。
「ハロワ、行くか。あと引越しもしよ。」
雲が晴れて、夕焼けが見えていた。
空に眩しい太陽に白昼夢な月の残影…
俺が言うべきことは…
まだまだ そっち行かないから
首永くして待っててくれ
お前の居なかった時間は永いよ…
それもまだ しばらく続くらしいし…
お前の笑顔の分もニヒルな分も
生きてやろうとか
そんなことは…
少しも思ってねえから…
安心してくれ…
この坂道の大翔の下で会うことはないけど
またいつか何処かで会えるまで
-BYE-
「空模様」
私の心は空模様と同じ。影響されやすい。
明るく晴れていれば元気でポジティブになれる
曇りなら何だか気分が上がらない
雨なら完全BAD状態
でも私は雨が嫌いな訳では無い。
自分の本音を唯一聞ける雨はむしろ大好きだ。
自分も本音を聞けるのは自分だけだから、その雨を大切にしなきゃね
"空模様"
「あ、ここ…」
散歩がてら街を散策していると、見覚えのある場所に来た。
「懐かしいなぁ…よくここに来て勉強してたっけな…」
俺が高校生の時よく勉強に使ってたガラス張りの室内テラスだった。あの時と同じ景色を見たくなってテラスに入って、あの時よく座ってた席に座りコーヒーを頼んだ。外の景色に目をやると、綺麗な青空が広がっていた。
「……あの時と同じだ。」
つい嬉しくて笑顔になって、テーブルの反対側にあの時の自分を投影する。もくもくと勉強しながらも手を止めてコーヒーを啜り、また手を動かして勉強を再開する。あの時の自分を思い出してまた笑う。コーヒーが来たので、今の自分もコーヒーを啜る。コーヒーの味もあの時と何も変わってなくて、また嬉しくなった。分からない問題にぶち当たった時とか、散々やった問題の答えをテストで間違えた時とかはイライラして、何で何で、って自分を責めながらもがいてたなぁ。その度にここに来て、こうやってコーヒーの良い香りと共に空を見て心を落ち着かせてた。そして自分への苛立ちをバネに変えて、このまま夢を終わらせたくない、って半ば意地になって勉強を再開してた。あの時の自分をまた思い出しながらコーヒーを啜り、また外を見る。あの時と同じ感覚になり、何だかじっとしてらんなくなって残りのコーヒーを飲み干し、お代を払って外に出て、足早に廃病院へと帰った。
やはり僕では、君に勝てないのか。
酷い土砂降りの中、僕はそう呟いた。離れてゆく君の姿は、水の壁に阻まれてもう見えない。
もう何時間もここにいるような気がする。膝を着いた足を鎖で繋がれて、動くことが出来ない。
思えば、最初から僕に勝ち目なんてなかった。ただ、君が少し残酷だっただけだ。勝ち目のない僕に、この小さな戦いから逃げることを許さなかった。
「お前が逃げないことを選んだんだ。誇りに思うといい、まだまだこれからも、私たちは共に歩む」
ふと顔を上げると、やはりいつものように君は不敵な笑みを貼り付けて僕を見下ろしている。
太陽が、湿気た空気を全て吹き飛ばした。
…勝ち目のない戦いを、僕はまた始める。
僕は笑って、君の手を取る。
空に虹などかかっていない。
もしかしたら、雨など降っていなかったのかもしれない。
【空模様】
『雪だ!雪!』
近所の子供が騒いでいる。
正直僕も驚いたし嬉しかった。
雪が降るなんて1年…いや2年振りかもしれないから。
でもなぜだろう。
昨日の空は冬の割には晴れていた。
どうやら驚いているのは僕だけではなかった。
TVアニメを差し置いてニュースに切り替わったりしていた。
…………さて久しぶりの雪だ僕も思いっきり騒ぐとしよう。