『空を見上げて心に浮かんだこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大学生活を田舎でスタート。星がいっぱい見えるのは田舎の特権。靄がかって見えなかったものを見つけていける田舎生活にしたい。
《空を見上げて心に浮かんだこと》
どこかのひろいそうげんを、『ふしぎないきもの』がテクテクたびをしておりました。
うまれこきょうのもりからはじめてそとにでた『ふしぎないきもの』。
みるものきくものぜんぶがはじめてばかりで、まいにちがたのしい。
くさのあいだをフワリとはしるかぜのなか、『ふしぎないきもの』はそらをみあげていました。
もりのきのあいだからみえるおそらもいいけれど、
そうげんのおそらは、てをひろげてもかかえきれない、おおきなあお。
きれいだな。すてきだな。
いつかともだちみんなとあつまって、あおいおそらをおよぐんだ。
たくさんのひとがすんでいるおおきなだいちと、ひろいうみをながめるんだ。
あれ?
『ふしぎないきもの』はかんがえました。
うみ、ってなんだろう。
このせかいは、おそらにうかんでる、ひろいだいちのうえにある。
たびをしながら、おそわったんだ。
『ふしぎないきもの』は、えらいでしょうと、むねをはりました。
だいちは、そらにうかぶもの。くもは、てのとどくだいちにうかぶもの。
でも、ぼくのこころにうかんだのは。
ぼくは、しろいくものそばをみんなといっしょにとんでいる。
でも、みどりのだいちはずっとずっとしたにある。
そのだいちのまわりを、たくさん、たくさんのあおいみずが、かこんでた。
おそらのような、きれいなあおだった。
どうして、こんなことがおもいうかんだのかな。
『ふしぎないきもの』はあたまをひねってかんがえましたが、
どうしてなのかは、おもいうかびませんでした。
それでも、こころにうかんだけしきがとてもきれいだったので、
『ふしぎないきもの』はこれまたワクワクしながら、たびをつづけるのでした。
この固くて冷たい地上を離れて、
あの白い雲の上でお昼寝をしてみたい。
寝転んでみたらきっと、
おふとんみたいにふわふわで、
おそろしく心地が良いんだろうな。
そして、その瞬間、
地面に向かって真っ逆さまなんだろうけど
空を見上げて心に浮かんだこと
真っ青な空に
真っ直ぐな飛行機雲
ちょっと元気がもらえる
小さな幸せを感じる景色
「もうちょっと、頑張ろ」
って、前を向ける景色
何がなくなっても、空は存在している
人が滅びても、植物が滅びても、地球が滅びても、空は存在している
そんな空が大好きだ
夜空が綺麗。
つい昨日までは一緒に
同じ時間
同じ場所
同じ景色
を見たばっかり
なのに
なんで私の事を置いて空に行ってしまうの?
あぁ、空を見上げる度に
あなたの顔が思い浮かぶ。
⋯空を見上げて心に浮かんだ事⋯
「空を見上げて心に浮かんだこと」(雑記)
……今ちょうど7/6のお題だった「星空」に投稿した文章ををブログ記事用に修正していたから既視感がある。
その時にも書いた。「最近、空見上げてねえなぁ」
こちらは「空」だから夜空でも昼の空でもいいんだろうけど。
洗濯物を干す時と、着替えるために洗濯物を取り込む時にたまに空を見上げて天気は確認しているけど。暑そう、曇りか、雨降りそう、以外考えていない気がする。
星空を見上げる心の余裕が欲しい。
考えていたら、昔は印象派が好きだった影響か、夕焼けになる前、日が暮れ始める頃の少し雲が掛かった空が好きでよく見ている気がする。
昔の職場も、立地も人間関係も休みも酷かったけど、帰りの夕方の空は割と幻想的で好きだった。
工場だから土地の安い田舎の広い敷地に平屋の建物ばかりで、そんなに高度が高くないのに広い空が見えやすかったのもある。
昔は印象派が好きだったんだけど、日本画も洋画も絵画を色々と見に行くようになってから、ぼやっとした雰囲気があんまり好きじゃなくなった。
でもモネの連作展は見に行った。ピサロとかはっきりした絵が好き。
でも結局アカデミックな、と評された古典絵画が一番好きな気がする……。
残りは明日!多分!!
空を見上げて思い浮かんだこと
ふと見上げるといろんな形の雲☁があるなあとか空が久々にこんなに広いんだなあって思った。
※いつもとは違って物語になっているので
想像して読んでみて頂けると嬉しいです
空を見上げて心に浮かんだこと
「綺麗、」
-今は×時。
吸い込まれるような色の下に
私はなんとも言えない
不思議な感情でいる
決して明るさは感じられない色
青でも 黒でも 紫でもない色のなかに
散りばめられた星
静かに光を放っている月
少し冷たい空気
身体全体が×時の色に包まれる
心も×時の色に染まる
先輩もこの景色をみているのかな
今、何をしているのだろう
残酷さもあり
美しさもあるこの世の中
この景色をみていると言葉に表せない
何かを感じる
まだこの景色をみていたいし
もっと沢山の色をみてみたいから
明日も生きよう
何より部活で
先輩と会えるのが楽しみだし
「×先輩、私は×××です
×××で××ですし×××××ました
×××××××××-」
空を見上げて心に浮かんだこと
空を見上げたら
真っ青な空が広がっていた
青が綺麗で
人間関係でモヤモヤしている頭と心
いつまでそんなこと考えてるの?
つまらないことなんて忘れようぜ
自分にとって楽しいことを自分のために考えてあげて
そしてスカーッと生きていけばいいのさ
と言われた気がした
スカーッとした青空
自然って本当に心がモヤモヤしたとき
そんな小さいことにこだわるな
と言って私のモヤモヤをやわらいでくれて
前へと進ませてくれる
ありがとう
空を見ると、自分の悩みは小さいなあと思います。
でもそれは物理的な話であって、こんなに大きな、広い空があっても、自分の心の中では、しっかり、ずっしりと悩みは生きている気がしているのです。
地図をどんどん拡大していって、僕にたどり着くような。
そんなときに、ただ、自分でしかないという孤独や勇気を感じる。
悩みは小さくても、ちっぽけではない気がする。
僕は僕という人生を生きている。
悩みや痛みを伴って、感じられたり、考えられたりもしている気がする。
部活が終わって、父が来るまで外で待つ。時間は18時ぐらいまだ夏だから外は明るい、父が来て一緒に買い物をした。ご飯を食べに行くことになって、お寿司屋さんに向かった。気づいたら時間は20時をまわっていた。帰ろうと思った時ふと空を見た。何も無い夜空にポツンと1人寂しく月が光っていた。まるで昔の私を見ているかのようだった。
空を見上げると
あー綺麗だなーとしか思わなかったのに、
君と出逢ってからは味方が変わったの、
君とは遠距離の恋愛だったけど
この空も観てるのかもしれないと思うだけで
とっても嬉しくて嬉しくて
幸せだったそれが続くとも思っていたの、ばかだよね!
でもそんな馬鹿なところも好きだって言ってくれたから、
私は変わらないように、君が好きだった頃の私で
いられるように、頑張ったんだけどな
やっぱり作る笑顔は嫌いなんだね
ただ君との幸せをずっとずっと永遠にしたかった
君がいなくなったときどんな空を見てもきれいに見えないの、
遠く離れている君が他の人と見ていると思うとすごい嫌になる
空を見上げたら君を思い出すくらい純愛なのに
あなたは私を捨てたのね、、、そんな私は君を想って文を書く
空を見上げて心に浮かんだこと?
上を見上げてみたけど、空なんかなかった。
照明の光が眩しくて天井が一層暗く見えた。
そういえば最近,天井にお化けがいるっていう、怖い絵本を読んだっけ。
それから悪い本も読んだ。
「この本には悪いことがたくさんある」
「君は怖くて逃げてしまうけど,いつか誰かを恨んで、この本にもどってくるんだ」
そんなことが書かれてた。
怖くて逃げてしまう,か。
逃げるもなにも,逃げられないんだ。
だから、逃げる気なんてないんだ。
人を恨んで人を妬んで。
そうやって一つの物語が完成するんだよ。
でもね、創作の物語じゃ,事件が終われば物語も終わるけど,現実じゃなにも終わらないんだ。
ずっと続くんだ。
一生。
ずーっと。
悪いことをしたらね。
なんか、話がそれちゃった…。
空を見上げれば、果てしなく青が広がっている。僕はふと思う。君は今、何色の空を見上げているのだろうか。
救急隊の仕事でヘリに乗ることがある。
昼夜問わず救助に行くことはもちろん、病院待機の時もある。
そんな今日は病院待機の日。
俺は病院の外に出ると、ビルの隙間から風が通った。白衣がたなびき、風の抵抗に負けじと足を踏ん張る。
風が抜けたあと、空を仰ぐと雲ひとつない綺麗な水色が、そこにあった。
俺は当たり前のように、ポケットからスマホを取り出して空に向けてパシャリと撮る。
スマホを操作して、いつものように彼女へ写真を送った。
「いい空だ……」
水色って言っても色々ある中で、俺が一番好きな色はスカイブルー。この空の水色。
それを見上げると、胸が温かくなって、嬉しくなるんだ。
同じスカイブルーが好きな恋人が心に浮かんで、心が軽くなる。
「ああ、いま会いたいなー」
俺は身体を伸ばしながら呟いた。
スマホで写真を撮れば、共有はできる。
そうじゃなくて、このきれいな空を一緒に彼女と共有したかった。
おわり
お題:空を見上げて心に浮かんだこと
上を見て口をあけると考え事がしにくくなって涙が止まるそうです。涙がこぼれないように上を向くというのは根拠があったんだと感心しました。でも現実的に上を向いたまま歩くことはできません。結局は泣きながら前を見て歩き続けるしかないんだと余計に悲しくなりました。
【青い】
空に関する言葉。
今日の国語の授業は、こんなことを習った。
どうやら空の様子を表す言葉はたくさんあるらしい。
例えば暁。夜明けを指すらしい。
教科書にはたくさんの言葉が載っていた。
どれも聞いたことのない言葉だ。
「それでは、これから皆さんにはエッセイを書いてもらいます。教科書に載っている言葉を使って書いてください。あ、自分で調べても良いですよ。」
あー、めんどくさい。
長い文を書くのは苦手だ。
「もし授業中に書ききれなかった人は、次回の授業までに書いてきてください。」
先生が嫌な注文をリクエストしてきた。
絶対終わらないじゃん、と思いつつも教科書の言葉に目を通した。
やっぱり知らない言葉ばかり。
膨大な情報量を前にして早くも頭がパンクしそうだ。
そんな少しだけ疲れてしまった私の目に、ある言葉が映った。
青天井。
青空のことを言うらしい。青い空を天井に見立てているのだそうだ。
青天井。
そういえば、あの日も綺麗な青い空だったな。
引っ越しの日だ。
当時小学5年生だった。
引っ越す直前には友達が来てくれて、プレゼントをくれた。
みんな泣いていた。
私は「みんな、そんな泣かないでよ。別に会おうと思えば会えるんだし。」と言ったけど、本当は私だって悲しかった。
欲を言えば、みんなと一緒に卒業したかった。
お父さんの転勤なので仕方ない。
車が街を発って、知らない街へ行くときにふと思った。
また会えるのだろうか、本当に会えるのだろうか。
何年か経って私が帰ってきたとき、みんなは私を覚えているのだろうか。
車窓から青い空を眺めながら、そんなことを考えた。
青天井は何も言わず、そこに澄んだ色を据え置いていた。
結局授業中にエッセイを書くことができなかった私は、学校からの帰り道にエッセイのことを考え続けていた。
エッセイの内容は決まっていないし、明日も国語の授業はある。
今日書かないといけない。
ただ、私の頭には青天井という言葉が何故か残っているのだ。
「ただいま。」
お父さんもお母さん仕事でいない。
返事が返ってくるわけではないのに、つい「ただいま」と言ってしまうのだ。
あぁ、エッセイ書かなきゃ。
そう思いつつ、私はポストを確認しようと外に出た。
これも癖だ。
ポストを開けると、そこには1通の何かが入っていた。
何だろう、と思い「何か」を取り出した。
手紙だった。
誰からだろう。
封筒の裏を見た。
友達の名前ではなかった。
親戚が送ってきたものだ。
なあんだ、と思ってしまった。
友達からの手紙は、私が引っ越してから2回ほどやってきた。
1回目は引っ越してから1ヶ月のときに、2回目は小学6年生の5月に来た。
もう1年以上、手紙が来ていない。
自分の部屋の勉強机に向かい、いよいよエッセイを書いてしまおうと意気込んだ。
しかし、問題は何について書くか。
これといったアイデアは思いつかない。
そうして結局10分ほど頬杖をついて外を眺めるだけであった。
空が青いなあ。
青天井ってやつだ。
空をずっと眺めていると、不思議と心が澄んでいく。
今頃、友達は何をしているのだろうか。
部活動には入ったのだろうか。
ちなみに自分は美術部に入った。
絵画コンテストが近づいていて忙しい毎日だ。
面白い先生はいるだろうか。
私の学校にはいる。
英語の先生で、いつも語尾が高くなるのだ。
何だかそれが面白くて授業中に笑ってしまった。
案の定怒られた。
話したいことが山のようにある。
ふと、手紙を書きたいと思った。
友達の住所なら知っている。
そういえば、自分から手紙を出したことはなかった。
たまには自分から手紙を書いてみようかな。
その前に、まずはエッセイを書かなくちゃ。
私はエッセイを書き進めた。
青天井はあの日と同じように、澄んだ青色を広げて佇んでいた。
仕事の帰り道
暗い空には
何も見えない
明日へと続く
曖昧な雰囲気が
漠然と揺曳している
様々な本当と嘘
尊重されるべき人生
安っぽい正義が
混ざり合った空を眺め
名もなき詩人達が詠う