『空が泣く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題「空が泣く」(雑記・途中投稿)
……雨かな。
2ちゃんねるまとめで好きな漫画の場面を挙げるスレを見たから、鋼錬の「雨が降っているな」「え? 雨なんて」「いいや、雨だよ」を思い出してしまったけども。
今日も中途半端に短時間だけ雨降ってて面倒臭かった。たまたま日傘買った帰りだったから良かったけども。
そして最近はカッパを自転車のカゴに入れたままだから別に良いっちゃ良いんだけども。面倒臭い事に変わりはない。
鬱陶しいから日中私が外に出ていない時か夜中寝ている間に降って欲しい。降るなとは言わない。農作物の成長に必要だ。
でも風はほんといらない。無風でいい。
「空が泣く」
慰める手段は私にはない。
しばらく待っているけど、まだ泣き止みそうにはない。
大丈夫、大丈夫だよ。
届く訳ないけど、言ってみる。
なんか雨強くなってきたな…。
モータリゼーションが進んだ現代社会である今日。
それに伴い今となっては人の住むところであれば、大体がそれらしくセメントやら自然とタイヤ痕の染み付いた道やらといった道路が整備されていったように思われる次第(これは日本の場合としたものだが)。
道路に覆い尽くされているこの地を、ある種こう言い換えられはしないだろうか?
地上は道に支配されたと。
人々は歴史が進むにつれて、新たな交通手段を求めた。
最初は陸へ、次は海、そして最後は空までも。
顔を見上げ、空の青さに感動するたび私は思う。
いつかこの美しさは失われてゆくものなのだろうと。
過去人々が地を道で支配したように、その手は海上交通にへと伸ばさられ、航路もまたルールによって縛られてゆく。
空もそうだ。
今はまだその毒牙にかかっておらず、あってもせいぜい鳥と相変わらないような飛行機ばかりで、邪魔らしいどころか、なんならある種景観の一つとして尊重されてさえいる気がする。
けれどそれも将来的にはどうだろう。
いずれ青い空にも点線が引かれ、交通網が敷かれる。
決まった時間、決まったタイミング、決まった道で飛行機達が列を成して、空を覆う。
これは空を支配していると言っても過言ではないだろうか?
その時、空はなんと言うだろう。
彼には口がない。権利がない。手も目も足もない。
文句も言えなければ逃げることもできない。
できることと言えば、せいぜい一人しくしく悲しく泣くことばかり。
けれどその涙は雨はもはや人々に届くことはない。
空が人々の都合に覆われてしまったのだから。
要約すると、やっぱ歳取っても青い空はまだまだ見れるままがいいなぁって話です。
ぶっちゃけそんななったらガチモンのディストピアじみてくるし、人類みんななんだかんだ青空大好きだろうから多分大丈夫っしょ。
ヘーキヘーキ。
ディストピアものは好き。
もう一回自分で再読してみたけどコイツ思想強いな、そんなつもりじゃなかったのに……。
チリリリリン。
アラームが私を起こす。
スマホを見ると52回目のアラームだった。
また起きれなかった!と、
毎回なる。
今日は大事な予定があるっていうのに。
5分で支度をし、
家を飛び出す。
今日は大人気ゲームのグッズの発売日なのだ。
昨日の夜、目星をつけて
余分にお金も入れてきたってのに。
開店ダッシュしようと
動きやすい服を選んだってのに。
寝坊したら水の泡じゃないか。
もちろんお店は大行列。
限定パネルも
人で見えず、
やっと中に入れても
欲しかったものは全て売り切れ。
せっかく来たので
スティッカーを買った。
貼るところもなく、
ただただ踏み潰しそうだ。
帰る途中、
対象商品を買うと
ブロマイドが貰えるということを思い出した。
もう売り切れてるだろうと分かってはいるが、
諦めきれずにお店へ戻った。
対象商品が少しだけ残っていたので、
ルンルンでレジへ行くと、
ブロマイドが貰えず、
店員さんになぜかと聞くと
ブロマイドは無くなり次第終了なんです。
と言われた。
そうですか。と言い
お店を出た。
さっきスティッカーと一緒に買ってたら、
まだ貰えたかもしれない。
そもそも寝坊なんてしなければ、、
上手くいかないことだらけで
涙が零れた。
すると何故か空が泣く。
泣いてるところを隠してくれているのだろう。
でも服もびっしょりだし、
スティッカーもシナシナ。
やってくれたなぁと
雨粒が降ってくる空を見上げた。
しとしとと 涙を流す 空模様 悲しみ暮れる ひとりのをみな
君は、聞いてもいないのに私を傷つける言葉を言うね。
思ってる事って全部言わなきゃいけないの?
私、聞いてないよ
私は我慢しなきゃいけないのに君は平気で言うんだね。
空が泣いてるからか私の心は、ずっと晴れない。
【空が泣く】(小説)
見て、あの子の制服ズボンだよ!かっこよくない?
教室からそんな声が聞こえてくる。中性的な顔だとはよく言われるが、俺は女性ではない。新学期の初日、全員が友達作りに励む中、長編恋愛小説を一人読んでいた。
「何読んでるの?かっこいいから話しかけちゃった、いきなりごめんね!」
見るからにギャル、という風貌の人に話しかけられた。俺が苦手な人種だ。
「ミステリー小説です。」
どうせ揶揄われると分かっていたので、咄嗟に嘘を吐いた。
「そうなんだ。やっぱりかっこいいね!名前聞いてもいい?」
「立川ソラです。」
この会話を早く終わらせたかった為、それじゃあと言い厠へ向かった。時間はあっという間に過ぎ、ホームルームがちょうど間に合う時刻に着席した。
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ホームルームが終わり、野球児らしき坊主の男に話しかけられる。
「お前さ、男だろ。男子トイレに入るの見たぞ」
「何?別に隠してないけど。皆が勝手に女子だって思ってただけでしょ」
"男なのに長髪?"、"気持ち悪い"、"かっこいいと思ったのに"、そんな言葉がそこかしこから聞こえてくる。そう言われるのは分かっていた。中学の時みたいに途中で裏切られるのは嫌だったから、最初から人と距離を取った。何故此方から関わりもしていないのに、こんなこと言われなければならないのだ。何故女子がズボンだったらかっこよくて、男子が長髪だったら気持ち悪いのだろうか。女になりたい訳でも、男が好きな訳でもないのに。坊主男の腕を振り払い、早歩きで帰路についた。大量の雨が降っていた。この顔の雫を隠すにはちょうど良いと思い、そのまま走り出した。身体の疲れか、はたまた精神の疲れか、数分後には座り込んでしまった。すると自分の周りだけ雨がやんだ。
「空とソラ、泣くのはどっちかにしてよね!」
ややこしいんだから、と笑うギャル。何故俺を追いかけて来たのだろう。今はそんなことを聞く気力もなかった。
「男子が髪長くたっていいじゃんね。すごく綺麗で似合ってるよ。」
俺は数秒黙り込んだ。批判でも、理屈っぽい言葉でもない、純粋な褒め言葉を貰ったのは初めてで返す言葉を知らなかった。
「男が好きな訳でも、女になりたい訳でもないのにどうして笑われるの」
少し経ってから涙声でそう零した。この台詞がどんなに最低で、自分が誰かを下げることでしか自分を保てない低俗な人間であるかはすぐに理解した。
「そう思う?私は女の子が好きだよ!」
謝っても謝りきれない事をしてしまった。俺は言い訳でしかない謝罪を始めた。
「ごめん。本当はそんなこと思ってない。俺は自分を肯定したくて、他人と比べる最低な人間なんだ。」
「そうだと思った!ソラ口下手そうだし、本当は人の痛みを理解してる優しい子だってすぐ分かったよ」
全然最低なんかじゃないよ、という彼女に母親かよと言って立ち上がる。彼女は傘で家まで送ってくれた。既に全身ずぶ濡れだけれど。
「明日!あいつらにガツンと言って分からせようね!」
そう言って彼女は帰っていく。優しくて、かっこよくて、自分を持っている彼女に強く憧れた。照れくさくて言えずじまいだった感謝の言葉は、明日の自分に任せよう。
「空が泣く」
お題を見て、とたさんの"紡ぐ"という曲を思い出した
私が笑えるように、代わりに空が泣いてくれるらしい
考え方が素敵でとても気に入っている曲だ。
誰かが私の代わりに泣いてくれたら、どれだけしんどい思いをせずに生きていけただろうか。でも挫折を経験してこそ強くなれるにちがいない
誰かが亡くなり
雨が降ると
天国にいったその人が悲しくて泣いてると言うの
沢山聞いてきたけど
天気が悪いだけなの😭
空は泣きませぬぇ\(❁´∀`❁)ノ𖤐´-
それはただの雨!
それが現実ぅぅ〜- ̗̀( ◍´˘`◍) ̖́-
泣いたなら すっきりしよう 天高し
________________
天高く馬肥ゆる秋の慣用句って、のほほんとしていいよねと思っていたのですが、由来調べたら全然のほほんとしていなくて愕然としました。
元々は異民族との国境を守る友に対しての詩で、騎馬民族である異民族の要塞にいる馬は秋で肥えるから、掠奪が酷くなる。注意しろということだったらしい。
そう思うと雨後に晴れ渡る秋の空のように泣いたら前を向こうという意味で書いた俳句でしたが、泣いたところで解決してるわけではないのだから、落ち着いたら向き合って頑張れみたいな意味になっちゃうのかしらね?
秋空の爽やかな
山に向かう
ワクワクするってこういうこと
赤トンボがススキに止まった
ここは昔はスキー場
キリンソウの黄色がチラホラ
眼下に広がる風景は
少しずつ遠ざかる農村の町並み
空が泣く
そんなことはないさ
こんなに晴れているのだもの
君のそばでいつか明るく笑いたい
秋空の爽やかな
山に向かう
ワクワクするってこういうこと
僕はきっと上を向いて君の方へ歩いていける
雨は神様の涙なんだって。
だからどうしたって言うんだ。
全人類相手にかまってちゃんかよ。
そんなにでかい目があるなら、俺が泣いてることに気がついたっていいだろ。
そんな反応的思考をぐっと飲み込む。
雨は神様の涙だから、と君は続ける。
神様はね、たくさんの人の涙を空から見ているから、とても悲しくなってしまったんだ。
だから同じくらい泣いてあげるんだよ。
バカじゃねえの。
乾季の国はどうすんだ、雨の災害はなんなんだ。
きっと神様は君のような人だ。
わかった気になって満たされている人だ。
なんでも言ってね、と君は言う。
言えるわけないだろ。
君が泣くとわかっていて、どうして俺の苦しみが言えるのか。
俺が泣くとわかっていて、どうして君を濡らしていいと言えるのか。
題:空が泣く
惨め=
なんか頑張った人がすごい人見てうわあ、ってなる事だと思うので
私は正真正銘のクズです
なので自己紹介はどうも可燃ごみです。にしようと思う
みんなヨロシク
脳内検索 🔍 空が泣く
🔍 あなたが笑えるように
🔍 あ、雨か
#空が泣く
「空が泣く」
人は、悲しいと、嬉しいと、怒ると、悔しいと、泣く。
とにかく、感情が高ぶって、自分で処理出来なくなると、泣けてくる。
単純に痛みでも泣く。目の周辺への刺激でも泣く。
空はどんな時に泣くのだろう。
ただ物理的にだけ雨が降り、それが「泣く」と言う事だろうか。
それとも、人々の、生き物の、植物の、地球の痛みでも泣く事もあるのだろうか。
もしそんな事があるのなら。
今の地球の現状を考えると嬉し涙ではない気がする。
人々や動植物の悲しみを感じたり、滅びを見据えての涙だと思う。
だけど、いつか嬉しくて空が泣く日が来て欲しい。
皆が幸せな気持ちで、地球も良い環境で。
夢物語だけど、そんな日が来ると、嬉しい。
夢物語だけど、そんな日が来る様に、皆が少しずつでも、色んな事を気にかけて頑張って行けるといいね。
【空が泣く】
そりゃ雨の事じゃない
たぶん空が泣いたように見えたのは
見上げた空と自分の間に涙があるからだ
詩人な俺はさらに思う
どうせ泣くなら晴れた日だ
海も川もダムの水も
晴れた日の方が綺麗に見える
雨に紛れて泣くよりも
晴れの日に盛大に泣いてやろう
「空が泣く」って考えると大体は「雨が降る」って思い浮かべると思う。泣くってなんだろう。人間は疲れすぎると涙が出てこなくなるよね。そう考えると曇り空も「泣いている」のかもしれない。
「空が泣く」
空が泣く。
一般的には雨が降ることを指す比喩表現だ。
いろんな感情によって世界の人たちが泣いた結果雨が降る
そうなら、たのしいだろう。
雨は地上にある水分が蒸発し、水蒸気と空気が混ざり雲になる。
雲の中の水分が増えると雨になる。
その際に電気が発生すると雷になる。
そうなると、空が鳴くわけだ。
化学的に言うとこうなる
まあ、人々の涙も少し含まれいてるから、あながち間違いでは無いのかも?
空が泣くとどんよりとした、鬱々とした気分になったりするわけだが、その際に悲しい事があると泣く人が増える気がする。
そうなると人々の泣いた時雨が降ると言うのは、順番が逆なだけで雨が降ると人は泣くのだろうか?
天気によっていろんな想像をして、考えて暮らしていた昔の人はどう思って「空が泣いている」と思ったんだろうか?
空が泣く
空が泣いている、とその女はよく言った。
何を気持ち悪いことを、と私はそれだけ思った。
擬人法を日常生活で使ってくるやつは気持ちが悪いと相場が決まっているし、実際その女は得体の知れない奴だった。
しかし、もしかしたら、私はその言葉の意味をよく考えてみるべきなのかもしれない。と、今は思う
空が泣いている、なんてその女が言っていたのは、
決まってよく晴れた日の事だった。そして15時から17時あたりの夕方くらいが多かったかもしれない。
だから余計に、意味がわからないと思ったのだ。空が泣いている、なんて素面で聞けば吐き気のするような言葉、使うとすれば雨がふっている時くらいだろうに。あの女は何をもってそんな言葉を吐いたのだろうか。
今更考えても意味などないが。
空が泣いている、なんでその女が言っていた時、女はどんな顔をしていたのだろうか。
そういえば、しらない。
何度も何度も、聞いていたのに。
いや、あの女はその言葉を吐く時、決まって空を見上げていた。そうだ、だから、私は知らない。
あの女は空を見上げて、私は地面を見ていた。
ぽつぽつ ぬれたあしもとを。
ああ、漸くわかった。わかったよ。
ねえ、言ってよ。今もなんでしょ?空が泣いてる。
ああ、いつもと、逆だ。
ようやく見れた。あんたのかお。
ああ、もう、しかたないな。
今度は私が見ていてあげる。泣いてていいから、あんたはちゃんと、わたしを見てて
空が泣く、視界が涙で掠れて空は無く
又その人生はきっと今から始まるのであろう。
宇宙はきっと黒くあなたを包んでくれるだろう。
天はきっと無いのであろう。
そんな考えにそっと泣く。