『空が泣く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『空が泣く』
今までは空を見ると思い浮かんだはずのあなたのことが、最近は浮かばないことにふと気づいた。忘れたくなくて、忘れられないはずのあなたの顔が、だんだんと薄れていっている。
それでも涙すら出てこない私とは正反対に、空が泣いていた。
「空が泣く」
空が泣き始めたら
君は笑い出す
君は蛇の目傘を広げて
回り出す
「ワタシは雨が好き。
空が泣いてくれればワタシは生き延びるから」
君は回りの目を気にせずに蛇の目傘をくるくる
辺りに雨の飛沫が飛んでもお構い無しだ
僕は見てるしかなかった
こうなった君を止めるのは危険
空が泣いてるんだ
君を止めたら
君からの雷か落ちるからね
空知らぬ雨の下、きみと恋にならない恋をした。
空知らぬ雨………涙。
恋にならない恋…普通(周囲)からすると認められないが、本人 達にとっては恋。すなわち許されない恋。
─空が泣く─ #66
〖 空が泣く 〗
空が泣いている。
分厚い雲は私を世界ごと覆い隠して。
空が泣いている。
分厚い雲は次の行く先を決めて。
空が泣いている。
世界を暗くして。
空が泣いている。
空が泣いている。
私の心模様みたいに
武器を海へ捨てるな
海が泣く
争いをするな
正しい政を行え
人が泣く
目先の儲けのために
木を切るな
山が泣く
その動物をどうする気だ?
生き物が泣く
そして、天は見ているぞ
空が泣く。
【あくねこ ラト―空が泣く―】
何故ですか?何故泣いているのですか主様。私は生きています。ほら、こうして私は天使に勝つ術を探していますよ。
そう話しかけても主はいない。もう何年もみんなに会えていない。今は皆どうしていることやら。天使の大群に襲われてから何年経ったことやら、其れ以来会っていない。
空が…主が泣いている。天使を…どうにかする日が来る日まで。
涙を流した君に触れる
美しい雫が目から零れ落ちていた
何故かその時、空も一緒になって
僕も自然と泣いてた
“弟みたい”はもう卒業
彼女のテストを解きたいから
恋人の答え=幸せになること
それ一つわかっていれば
補欠でも合格だからいいんだ
アトラスクロックのように時を刻んでいこう
止まない雨がないように
零れ落ちる涙もいつか
止む時がくるから
雨宿りしてゆっくり休んだら
また歩き出そう
空が泣く
心乱れることを嫌い泣かなかった娘が
堰を切ったように泣き出した。
小4の頃の自分がキライだと泣いた。
ママが知らないことがあると
小4の自分を責めて泣いた。
限界を超えて動かない身体に泣いた。
やり直しても同じ選択をすると
だから後悔はないと泣いた。
溜まった感情が空を覆い尽くし
堰を切ったように溢れ出した。
仕事が終わり、家に帰って恋人とのんびり過ごす夜。
疲れた身体をソファに埋めながら、今日何があったのか彼女と話し合っていると、突然窓の外から強い雨の音がした。
水を弾く音、外壁を叩く音が尋常でなくて、ふたりはカーテンを開けて外を見つめた。
「雨、すっご……」
「ゲリラ豪雨ですかね?」
今日、雨の予定はなかったはずだと彼女はスマホで天気予報を確認する。
俺も彼女のスマホの画面を覗くと、一緒に見られるように画面をかたむけてくれる。
レーダーを確認する限り一過性の雨。
「ゲリラ豪雨だね……」
バケツをひっくり返したような雨とはまさにこの事……いや、バケツじゃ済まない雨の量だった。
「だいじょうぶだよ〜……」
空に向かって、彼女が小さく囁いた。
「なにが?」
俺の何の気なしに返してしまった言葉を聞くと、聞かれていたことに驚いたようで頬を赤らめる。
「いやぁ、聞かないでー!」
「え、そっちが言ったんじゃん」
「それでも聞かないで!」
「理不尽!!」
背伸びをして俺の耳を塞ごうと手を伸ばすけれど、両手をしっかり捕まえてしまった。
すると、観念したのか頬と耳を赤くさせたまま彼女は腕の力を抜く。俺も抵抗が無くなったから両手を離しつつ、彼女の腰に腕を回した。
「なにが〝だいじょうぶ〟なの?」
唇を尖らせつつ、彼女は俺に体重を預けてくれた。
「空が……泣いているみたいだなって思っちゃって……」
「ゲリラ豪雨?」
「はい」
それで、〝だいじょうぶだよ〟の言葉なのか。
彼女の感性は少し独特ではあるけれど、俺にはそれが愛らしく思えてしまった。
「雷だとお腹痛いのかなって……」
「ぶはっ!!」
予想していなかった斜め上の言葉に吹き出すのを抑えきれなかった。
彼女はぷっくりと頬を膨らませ、顔を上げて俺の胸を叩く。
「笑わないでー!」
「ごめんごめん」
俺は再度彼女を抱きしめる腕に力を入れた。
「君が心配しているなら、だいじょうぶだね」
「ん……」
天気にも、彼女の思いが伝わるといいな。
おわり
一二三、空が泣く
泣いていいから…
そう言われても…
ねぇ…
そう簡単には…
ねぇ…
泣いていいんだよ…
そう言えない…
俺もいる…
……
好きな歌詞に…
例え空がひび割れて嘘を落としても
信じることを止めない my mr lonely heart
……
天は沢山の無秩序を降らした
人の営みが割れてく…
覚えてきた事と時間との掛け違い
どうして手を染めた?
なぜ悲しみに唾を吐いた?
それを俺に吐けば善かったのに…
その悔し悲しみを覚えてたから
今も俺は生きているんだ
せめて…
その安らぎに有る時を絶すな…
俺はこのまま行くから…
水滴が一筋、天を仰いだ私の頬を伝った
タオルで拭って、天道様の下で笑ったわ
...目元の赤みは、見て見ぬフリをして
--二作目--
ポツリ、っと、其処に君が立っていた
唯静かに、雨が降っている事を知らないかの様に
ふと、君が此方に振り向いて、
ニコッと、太陽の様に明るい笑を浮かべた
そうして、君は何も言わずに其処を去ってしまった
...それ以降、君は自分の元から姿を消した
__空は未だ、陰り泣いている
...最後、君の頬を伝った水滴は
果たして、本当に雨水だったのだろうか__
#空が泣く
414作目
空が泣いていた
蒼く澄み渡っているのに
大粒の涙を流して泣いていた
雨は誰かの恋の涙だと短歌で知ったとき
私は雨を好きになった
傘に当たる雨音さえも愛していた
きっと叶いはしない敵わない恋もあるだろう
今日は泣いていた空も
明日には晴れ渡るかな
誰かを想い空が泣く
空が泣く
そこにいるのが当たり前のように照らしてる
夏は強く激しく
冬は優しくじんわりと
いつも変わらず照らしてる
そんな君の顔に表情をつけるとしたら、ほとんどの人は笑顔を書く
それほど君はいつも明るく笑ってるイメージなんだ
そんな君にも泣きたい時はあるだろう
私もそう、みんなそう
つい我慢してしまうけれど、一人になれば泣いてしまう
今にも泣きそうな空
雲に隠れて
何処かで泣いてるんだろうか
いっぱい泣いていい
無理に笑わなくていい
今度は私達が変わらず待っている
どうせ君なしではいられない弱い存在なんだから
end
【狐の嫁入り】
幼い頃の話である。
車に乗って英会話教室に向かっている途中だった。
晴れた空から、いきなりポツッと雨粒がフロントガラスに落ちてきたのだ。
晴れてるのに雨?
私はとても不思議で堪らなかった。
すると母は、
「狐の嫁入りだ」と言った。
「狐の嫁入り?」
「うん。狐さんがね、結婚式で喜んで泣いているんだよ」
私は「へえ〜!これは狐さんの嬉し涙なんだ!」と感動したのを覚えている。
母の言う「狐の嫁入り」が本当に正しいのかは分からないが、
今でも天気雨が降るたびに「嬉し涙だ!」と思う私が居るのだ。
しかし、同時にこう思ったりもする。
天気雨が嬉し涙ならば、
酸性雨は「これ以上苦しめないで」という、SOSなのだろうか。
空が泣く
泣き止むのを
ただ静かに待つ
他に出来ることもないから
泣き止んだ後に
空を見上げて
綺麗になったなって思う
ひとまず、この場の空はだけど
空は泣いただけで
私達に伝えたいことはない
私達は空の泣き方で知ってることを
私達で気をつけるしかない
人と話しをする時
人の話に耳を傾け聴くことに
気をつけている
興味のある事には自然と聴くことが
できるようにおもう
「きく」と言う言葉でも
イロイロあって
コミュニケーションに欠かせない
「きく」は→この「聴く」かな?
自分にとって
どうでもいい話は自然と
「聞く」に
なっているのだろうか?
同じ言葉でも文字にすると
難しくなる
このアプリで書き始め表現したい
漢字はどれに当てはまるのか?
難しい
きっと間違っている漢字あるだろう
漢字の表現もそうだけれど
英語の表現も難しい
今回
“空が泣く”のテーマで
「泣く」を英語でどう現すののかを
ググってみた
「cry」「weep」「sob」「bawl」
…と出た
感情の違い 感情の度合いの違いと
理解した
私の解釈は合っているのか?
そうだとしたら
最近の「空」は
「sob」「bawl」
…これくらい泣いているのではないか
と思うくらい局所的に雨が降っている
植物が楽しめるコースを
ウオーキングしていると
草花の咲く時期や育つ時期
そこに集まる虫たちも
変わってきているように感じる
暑すぎるこの頃に
虫たちも「bawl」ではないかな?
私も虫たちも植物も地球全体に
良いかんじで
“空が泣く(cry)”というのが
いいのになあ
自分が表現したい漢字と英語を
学び終えるには長い年月が必要に感じた
学生の頃
勉強しなかったツケが今やってきた
「cry」イヤ「weep」
空が泣く
涙にずぶ濡れになる
僕が泣く
涙で涙が隠される
泣いたのは
何故
泣かせたのは
誰
盛夏の半袖
黒い涙落つ
「空が泣く」
空が泣く
遠く疎遠になったあの人は
今もげんきにしてますか
つらくて、さみしくて
泣いていませんか?
空が泣くように