『空が泣く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空よ僕の代わりに泣いてくれ
偽物の涙しか流せない僕の代わりに
何の得にもならない僕の涙の代わりに
空よ僕の代わりに泣いてくれ
もう晴れなくていいから
泣いてくれ
たくさんの雨粒が窓を打ち付ける。
ここまで激しい雨はいつ振りだろうか。
豪雨だからといって会社や学校が休みになるわけではないから、雨が降っているということ以外は普通の日常だ。
オフィス内の空気はまるでこの薄暗い空のようである。
ここにいる皆んな、口には出さないが毎日毎日必死にしがみついて立っているのだ。
歯を食いしばって耐えて耐える。生きるために。
苦しいとか、しんどいとか、そういった感情はある程度麻痺しているみたいだ。
子供のように声を上げて泣きじゃくれば楽になるのだろうか。
残念なことにどうやら歳を重ねると、涙というものを何処かに置いてきてしまうらしい。
そんな愚かで滑稽な人間を愛おしむかのように。
僕らの代わりに空は泣いた。
〝空が泣く〟
空が泣く。
今日のストリートは
空が泣くかと
思った。
空が泣く時には
お気に入りの
ビニール傘を
使おう。
空が泣く
私が彼氏にフラれた日は必ず空が泣く。私の涙を消すように空が泣く。神様は私のこの痛みが分かるのだろうか?辛くて辛くて、自分でもどうしたらいいのかわからないこの気持ち。
でも、わかってくれているのかもしれない。晴れて、スマイルの雲の形だったら余計に辛い。
曇りだったら、どんよりして立ち直れない。
雪だったら、転ばないようにと失恋に集中できない。
思いっきり泣いて、雨が涙を流してくれて、空も一緒に泣いてくれているって思える天気の方がいいのか、、、?
どの道、失恋は辛いんだ。
空が泣いていようが、笑おうが、、、。
家に帰ってお風呂の中でもう一度泣こう! 風邪ひいちゃいけないし、、、。
空が泣くなんて嘘。ただの比喩だ。比喩は比喩でしなくて、それ以上でもそれ以下でもない。
空が泣いているなんて考えるのは日本人だけで、わたしはどんなに泣いていても悲しくても空が泣いているなんて思わなかった。ただ雨が降ってるな、と思った。
でも、こんな憂鬱な日は空のせいにしてしまいそうになる。ネットリンチされたのも、理不尽に縁を切られたのも、君が私を知らないのも、空のせいだ。わたしは泣かないと決めたから、空には勝手に泣いていただきたい。
そのうち朝になれば鳥も鳴くし、また新しい1日が始まってしまう。そうしたら全部忘れて、死んでしまいたい。
空が泣いている。
シトシトと何かを哀しむかのように。
誰ぞかの哀しい思いが空をも泣かせたのだろうか。
空をも泣かせるその人は
一体何があったのだろう。
その涙を拭ってくれる人がいなくなってしまったのだろうか。
それとも、ほとほと人の世が嫌になってしまったのだろうか。
同じ空の下にあっても
人生とは千差万別だ。
同じ雨を見て、恵みの雨と捉える人もいれば
哀しみに暮れる雨と捉える人もいる。
同じ空にあって顔も知らない。
ましてや、いるかもわからない
涙する人よ。
哀しい時は泣いて、泣いて
自分の中にある思いを吐き出してしまいなさい。
貴方の中で
消化しきれなかった、
言えなかった、
叶えられなかった、
沢山の言葉が、
思いが、
貴方を飲み込んでしまう前に。
誰がどう言おうと
感じたのは貴方自身なのだから。
それらを涙と共に向き合うことを
誰が止められるでしょう?
泣いて、言葉で吐き出して
思いと向き合って
そうして貴方が再び前を見ることが出来ますように。
どうかこの言葉のハンカチが
貴方に届きますように。
今日もいつも通り学校に行って
退屈な授業を受けて
面倒臭い掃除をして
楽しそうな声を恨めしくおもいながら
下校する
ふと上を見たらさっきまで晴れていた空が
まるで私の心を表しているかのように
私しかいない長い農道を雨でおおっている
【空が泣く】
#空が泣く
雨ってどうやって降るか知ってる?
(絶対知らないよね?)
というドヤ顔で解説始められると腹が立つよね。
『大気に含まれる水蒸気が、上空で冷却されて凝結して微小な水滴になる。それが雲だよね。雲の中で水滴が成長し、重力が働いて落ちてくるんだ。それが雨だけど、それくらいは解るよね?』
(ま、お前は知らないだろうけどな?)
完全に下に見てるのが表情にありありと浮かんでて、何故この男を“頭が良くて素敵!”とか思えたのか、あの頃の私に問いたい。問い詰めたい。
重力に引かれて落ちてくる刹那を、零れ落ちる涙に喩えて“空が泣いている”と表現した人の、心のなんと美しい事か!
私はどこで間違えてしまったんだろう。
溜め息をついて見上げた空はどんよりと暗く、今にも泣き出しそうだった。
遠い空に両手を広げて、大きく息を吐いた。
真夏の青い空、外に出た途端に全身が焼けるようだ。気にするものは日焼け? 今更? 夏は好き。汗は嫌い。水は嫌い。
もし。
ふと思う。
空が今の自分のようにめそめそ泣いていたら、俺はその涙を避け切れるだろうか。君はそんな俺を笑うだろうか。
雨にあたるのとは違うんだ、それは自然現象。
でも涙は。
涙はただ、意味のない気持ちの表明。
そんなの見せられても困るよね。
「…あっつい」
ああ、暑い。
暑いな……。
▼空が泣く
空が泣く。
愛する者と、引き裂かれた者の、哀悼に空が包まれる。
ジェットエンジンのつんざくような音。
「着陸許可を要請する」
両翼は風を切り、雲を孕んで滑走路に着陸する。
激しい衝撃に、揺れるバランスとともに、長い滑走を終えたあとの、レッドインパルスは、横須賀基地の赤い空に燃えていた。
日本経済が回らなくなって、五年がたった。
国庫は負債を抱え、アメリカや国連の支援に頼らざるを得なくなった。
日本は名前を変えるという話もあったが、革命という話も上がらず、総理大臣がエチオピアに飛んだだけで、この件は丁寧に折りたたまれた折り鶴のように、終局を迎えた。
様々な抵抗活動があった。
半島や、大陸はこぞって、日本を取り込みたかったが、結局は巨大な大国アメリカの庇護に下ることとなった。
それですら、やはり国民からは、非難の声があがった。
今日、僕は暁の空を見ている。
戦争が起こり始めようとしている。
2020年代から続いていた、ロシアとウクライナの戦争は、結局のところ、終わりを見せず、日本の崩壊から、共産主義国家の侵攻を恐れたアメリカは、核兵器のスイッチを押した。
嘉手納基地から、台湾に向けて、最新鋭のロケット兵器が発射される。
それは、テレビでも、放送された。
僕は、ラーメン屋のテレビでそれを見ていたよ。
一体、何年の事だっただろうか。
日本で核の炎が上がったのは、既に四度目の事実で、こんなにも戦争が嫌いなのに、この兵器と由縁がある国も、そうそうないだろう。
それが悔しくて僕は泣いた。
あぁあ、頑張って告白したけど、やっぱり山はクラスで一番可愛い海が好きだよね
私の名前は空
こんな思いするならこんなこと伝えなければよかった
なんだか涙出てきた
雨が降る。号泣でもしているかのように。
でも、空よりもずっと私の方が泣きたい。
どれだけ頑張っても報われない。なんでこんなに大変な目に遭わないといけないの。たいした見返りもないのに。もう疲れた。死にたい。死んで楽になりたい。楽しいことすら楽しくできない。辛い。
涙の一つも出ない。上手く泣けない。ただ辛いという気持ちだけが降り積もる。
私も空みたいに、こんな風におもいきり泣きたいのに。
『空が泣く』
季節の変わり目
別れの季節
僕だって泣く
時には君の代わりに
僕が泣く
君が涙で枯れないように
僕はみんなの思いも背負って
空に返すよ──
(空が泣く)
空が泣く
君に告白する日がきた。
天気は、泣きそうな天気だった。
「好きです」
その返事は
「ごめん」だった
家でたくさん泣いた
その日の夜はずっと泣いていた
空が泣く
晴れ渡る青空が一転して雨が降る。
暗く重い空はうその様にすぐに青空に戻った。
やっぱり晴れた空がいいものです
仕事帰りのいつもの
川沿いは、
私の癒しスポット。
あまりの理不尽な事ばかりが
起きていたあの頃
今思えば
かなり、
病んでいた様だ。
ふと、
その気もないのに、
生きていて何があるのだろう?
と、無意識の中の無意識が考えていた。
その感情を
もう1人の私が見つめていた。
いつのまにか、
涙が流れていた。
止まることの無い涙。
今日は
夕方から蒸し暑い。
雲行きが怪しくなって
突然の雨。
激しく降り注ぐ。
遠い空から、
雷鳴も轟く
私に合わせて、
この
空も泣いた。
嗚咽を掻き消すほど
空も泣く。
なぜだか、
ありがとう〜
雨に打たれながら
傘も刺さずに
帰る。
この日の
空を
忘れない。
さあ、
明日も生きるぞ。
『それは空から降ってきた』
お姫様が降ってくる 玉虫色のお姫様 片手に持ったパラソルは感嘆の涙に見えた 大地にふわっと着地して 花々が起立する 歩き出した草花は新しい土地に種を蒔く 生命がはじまる 空からまた 生命がはじまる 大地からまた
空が泣く
空が曇ると、少し物悲しい気持ちになる。
雨がぽつぽつと降り出すと、自分の涙も溢れそうになる。
いっそのこと、シャワーみたいにザーザー沢山降ってくれれば、
泣いてることもわからなくなるのにな。
空が泣く
仕事でミス
親に小言を言われ
彼氏にバカにされた
探しものも見つからない
今日はついてない
できない自分に嫌気がさす
でも涙がでない
こんな日はいつも
私の代わりに
空が泣く
空が泣く
心が壊れる
海が沈む
世界が終わる
息が出来ない
頭が割れる
真っ暗な。
何も見えない
誰かを失うって
こういう事なんだ
自分も失うって
こういう事なんだ