『秋晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
窓を開ける。
洗濯機を回す。
布団を干す。
シーツを洗う。
洗濯物を干す。
掃除機をかける。
少しだけ綺麗になった部屋でお湯を沸かしティーバックを見繕う。
どこかで運動会でもしているのだろうか、風と一緒に流れ込む歓声が心地よい。
ベランダに並ぶ洗濯物を眺めながら紅茶を飲む。アールグレイの香りが口から鼻の中に広がり吹き抜ける。
うん、こんな休日も悪くない。
20241018.NO.83「秋晴れ」
青く澄んだ空はどこまでも高く遠く、白い太陽は煌めいていてまぶしい。街並みは色づく広葉樹とともに。頬が火照るほどの日差しと、首元をひやりとさせる乾いた風。
どこからか、焼き団子の香ばしい醤油の匂いが漂ってくる。
ああ、こんな日は、遊園地でパンダカーに乗りたい。
「秋晴れ」
爽やかな秋晴れ
いつのまにか熱風から冷たい空気に変わる
私の心も少しだけ秋の空気に当てられる
心変わりの昼下がり
「『秋』はねぇ、先月2回遭遇してるのよ。22日付近の『秋恋』と、26日あたりの『秋🍁』と」
3度目の秋ネタである。某所在住物書きは己の過去投稿分を辿った。 「秋」は「秋に行われる神社での神事&祭」、「秋恋」は「ちゅら恋紅」なるサツマイモで作ったスイーツのハナシを書いたらしい。
ところで。 去年は「4度目の秋」があった。
「秋を連想させる」というだけならもうひとつだ。
「下手すれば今年も秋のハナシをあと2回、書く可能性があるワケよな……」
ため息ひとつ吐いて、物書きは外を見る。東京は午後から雨だという。
――――――
「秋晴れ」は、乾燥した移動性低気圧が云々で、月見にもよく、等圧線の広さにより風が穏やか。
取り敢えず本棚の資料を漁ってみたものの、
「要するに秋晴れの夜空で月見」のネタが書けるのだ、程度しかエモいハナシは思い浮かばない物書き。今回はこんなおはなしをご用意しました。
最近最近のおはなしです。都内某所のおはなしです。丑三つ時、すなわち日付が変わって長針が2周し終えて間もなくの真夜中に、
花咲き風吹き渡る雪国の出身者、名前を藤森というのですが、その藤森が自宅近くの稲荷神社付近で、
昔ながらの手押し屋台が赤ちょうちん出して、おでん屋の営業などしているのを見つけました。
「屋台?」
東京で屋台なんて、珍しい。藤森は首を傾けます。
今じゃコンビニの氾濫に治安の悪化、後継者の不足等々で、手押し屋台のおでん屋なんて、数えるくらいしか残っていないのに。
その屋台が、藤森の目の前に居るのです。
「明日の朝は、おでんにするか」
丁度良い。東京も少しだけ秋の気配。朝夕が微妙かつ地味に涼しくなってきたところです。
おでんをテイクアウトして、具をおかずに、汁の一部を少し薄めてお吸い物にするのも良いでしょう。
あるいは深夜の今頃でも、糖質ほぼゼロなこんにゃく程度なら、食べたってインスリンも膵臓も、脂肪細胞も目をつぶってくれるかもしれません。
秋晴れの夜空に冷えた空気の中、湯気たつ温かいおでんを屋外で食べるなんて、どれほど贅沢な秋の寒暖差つ有効活用でしょう。
「こん、」
こんばんは。 念のために電子マネーやスマホの残高だけでなく、マネークリップやコインケースの中の現金も確認した藤森。のれんの中に入ります。
「……コン……?」
声を詰まらせたのは、屋台がバチクソニッチなおでんも網羅していたから、ではありません。
「丑三つ時」です。
屋台の椅子に、大人のホンドギツネのオスと大人の2本尻尾なイエネコのオスがお座りして、
ホンドギツネの方など、前足で器用におちょこを持ち、ベロンベロンに酔っ払っておったのです。
「あのね。私も、漢方医をやって長いけどね。
最近は『ネットで調べたこの薬だけ処方してください』とか『ネットではこう言われてるので』とか言う『博識な』患者さんが増えてきてね……」
ホンドギツネ、言葉まで喋っております。
ぽん、ぽん。2本尻尾のイエネコが、ホンドギツネの肩を優しく、同情と共感的に叩きました。
「おや。いらっしゃい」
屋台の店主さん、何も不思議や怪異は無いとばかりに、正気なトーンで藤森に挨拶。
かけつけ一杯、ひとまずノンアルの日本酒です。
よく見たら店主さん、優しいおめめがヘビの瞳孔してますね。ヘビですか、そうですか。
「ええと、テイクアウトで」
ホンドギツネが勘違いして、藤森に「迎えに来てくれたのかい?それとも一緒に飲むのかい?」と絡んでくるのも見ないふり、気づいてないふり。
「大根とウィンナー巻きと、角こんに牛すじと厚揚げ。それからオススメを何か2個くらい」
コレで、お願いします。 藤森、瞬時にざっくり価格を計算して、余裕ある額を店主に渡しました。
「おつりは、けっこうです」
店主からおでんを貰い、迅速に屋台から離れた藤森。秋晴れの丑三つ時、月のよく見える夜道を、
自分のアパートまで、足早に歩きました。
それにしても不思議な出来事でした。
夢かしら?参加型のフラッシュモブかしら……?
…――「少なくとも、おでんは夢じゃないらしい」
少しひんやりな朝、ベッドから起き上がった藤森。
外は曇天。秋晴れとはかけ離れた空です。
冷蔵庫を見るとたしかにおでんが、昨日買った大根やら牛すじやらがありましたので、
おでんの汁でお吸い物をつくり、三つ葉を散らし、
簡単な朝ごはんを、テーブルに並べました。
「美味い」
味のよくしみた大根を舌にのせると、懐かしく、なにより確実に白米や酒に合う味をしていました。
惜しいことをした。藤森は思いました。
だって、あの不思議な不思議な屋台から昨晩逃げてさえいなければ、この絶品なおでんを、秋晴れの月夜の下で堪能することができたのでした。
おしまい、おしまい。
気持ちのいい秋晴れの日、
イケメン猫とフェニックス君は、紅葉を見たくて車を走らせた。
ドライブ中に、空高くに見えたのは秋太りしたペガサスさんだ。
ペガサスさんは、山々の木々に赤やオレンジ、黄色の絵の具を一生懸命に届けている。
最近ちょっと太り気味のペガサスさんはダイエット中だけど体がいつもより重くて、今年は絵の具の配達が遅れてしまったらしい。
そこでイケメン猫とフェニックス君も大忙しのペガサスさんのお手伝いをすることにしたんだ。
そして山々が美しい秋色に染まると、イケメン猫たちも嬉しくなって紅葉狩りをたくさん楽しんだのさ。
「秋晴れ」
秋
気持ちいい
晴れ
清々しい
外出るか
花粉
帰ろ。
(秋晴れ)
秋晴れ
秋が好きだった。
私が生まれたのも秋だし、
空気が澄んでいて、
空が高い。
深呼吸するとひんやりとした空気が肺いっぱいにひろがる。
雲ひとつない空も秋特有。
秋であるというだけで、
それに純粋に喜べたのは、
人生経験も乏しく、
狭い田舎で住んでいたからだろうか。
今艶やかな紅葉をみても、
昔ほど心動かされない。
喜びも快楽も昔よりも遥かに知っているのに、
あの頃の秋晴れに胸いっぱいだったこころより
満たされるものがみつからない。
秋晴れ
秋の晴れてる時は居心地がいい気がする。程よい寒さで秋特有の匂いがあるから。
『多様性』
私は、最近思います、多様性多様性うるさいと、
みんなが、多様性と言って小学生でも学校で髪を染めたりピアスを開けたり、メイクをしたりと、
これは個性認めないと差別と、言われる、
私はトランスだ、女湯に入りたい、トイレ、に入りたい…は?きも!そう言うと洗脳されてる人は、私が、差別してると目線で伝わります。
LGBTも、意味がわかりません。
ファションは気にしませんし、恋愛もなんも気にしてないんです、でも、お風呂とトイレ、違くない?トランスと偽って、ただ、女性の体がみたい、触りたいそれで心を傷を作る人がいます。
最近知った、女性専用の下着屋さんが、男性も使用していいことになりました、それでも、コメントでは、『気持ち悪い』『盗撮してくださいみたいで嫌だ』『男性が試着したものをつけたくない』『セクハラされる』『下着に液体かけられる』など、不安の声が多く、『もう行かない』『会員辞めました』『無理です。』との声が多く、私も嫌です。どこかの地域では、男性が女湯に入ってもいいとゆう事になった場所があるそうです、とっても気持ち悪い、きょくわるいです。
何を考えているんですか?これが多様性?LGBT?は?馬鹿なんですか?今私は、私の性別女性として、私の意見で書いてます。
公平にするという事はいいと思いますでも、
これはあきらかにおかしい、対策しないと絶対、
問題は起きます、私達にも、トランスの人にも大変迷惑をかけますし、私の意見は、トランスの人は、障害者手帳みたいな、トランスの人専用のカードなど、持ち合わせてはどうですか?
もちろん、体の手術をして性転換をした人だけ、
性転換手術の、費用は、国が出せばいいともいます。それなら、女湯に入ったて、少しは安心だし、トランスの人達にとっても疑いの目をかけられにくくなります、体の性で見て欲しいんです、
温泉も、トイレも、見分けられるんですから、
体は、女、心も女、体は男、心は女
性転換手術をしたら、その人の人生は変わって、
楽しくなると思います。かわれたって、
正直、多様性も、LGBTもめんどくさい、
うざったいし、過度な洗脳は、破壊を産みます、
押しつけもめんどくさいし、
私は多様性もLGBTも、めんどくさい、
相手の意見は普通に認めてるし、恋愛もファションも、なんとも思ってないので、私はそんなに意識したくないです。
本当にめんどくさい世の中になってます、
女子力凄いと褒めると、それ、差別になるよ気おつけなと言われました、…は?めんどくさ!!
言葉も使うのにめんどくさくなる、
悪気は無いのに傷つく、早くみんな目を覚まして、意識しないというのが一番の多様性なんですよ、簡単なんです、『意識しない』そうすれば差別なんて、ないし、めんどくさいことなんてないんですよね、はぁ…めんど、
私は、心の性別より、体の性別を先に見てから考えて欲しいです、トランスの人には、悪いかもだけど、うざけるなとか、なると思うけど、
怖いんですよ、、本当に、いつか、みんな意識しないで、過ごせる平和な日常が、来るといいですね、平和だけど、、みんな違ってみんないい、
ほんとだけど、良くない人もいる、
みんなは、社会という氾濫の闇の渦に飲み込まれないように、洗脳されないようにね、、
秋晴れ
今日は職場の小学校の運動会。
暑いけど、晴れて良かったね。
「観に来る?」
って、何人かから言われて嬉しかったな。
…行かないんだけどね。
こんな秋晴れの日は
公園のベンチでランチ食べよう
なにか足りないのは
今日は君が隣にいないから
浅縹(あさはなだ)の空が、艶やかな濃い桃色の秋桜の愛らしい存在感をよく引き立たせている。
そんな淡い秋らしい光景を眺めつつ、涼しげのあるカジュアルなブラウスに薄い色のジーンズ姿の夏に取り残された自分は、この秋の絵画には異物だろうなと思い苦笑してしまう。
主役の桃色をよそに空の優しい浅縹色が私の視界を支配するばかりであった。夕暮れ時、アパートの窓枠に座る貴方の気に入っていた、色褪せた空色のカーディガンにひどく似ていたから。
『秋晴れ』
📍
「あっぱれ」
「眩しい……」
呟いて汗を拭う。
見上げれば、すっきりとした真っ青な青い空。雲は遠い山の方に見えるくらいだ。
明日から文化祭。
俺たち文化祭実行委員は、校門から校舎へ続く道にゲートを設置する作業をしている。
「ねぇ、知ってる?」
隣のクラスの実行委員の女子が俺に話しかけてきた。
「なにを?」
「『あっぱれ』って『秋晴れ』が語源なんだよ」
そう言って彼女は胸を張る。
揺れるふたつの膨らみを視界に入れないようにしながら、わざと気のない相槌を打つ。
「なーんて。嘘だよー」
「そんなことだろうと思った」
揶揄いやすいと思われているのだろう。
彼女は毎日のように損にも得にもならない「嘘豆知識」を披露してくる。
「本当はね『あわれ』が語源なんだよ」
「……」
「そんな目で見ないでよ。これは本当!」
「あぁそう」
「本当だってばぁー!」
何がそんなに嬉しいのかわからないが、楽しくて仕方ないといった顔をしている彼女。
それに対して、微笑ましいと思う自分は何なのだろう。
あぁ、そうか。
納得したら、笑えてきた。
「な、なに笑ってるの〜?」
「いや、五歳の従姉妹と同じことしているな、って思って」
「ええ……ひどっ……五歳児じゃないしー!」
やたらと大きな五歳児に腕を掴まれた俺を、同じ実行委員のメンバーたちが呆れたような目で見ている。見せもんじゃねーぞ。
「あーはいはい、十五歳児でしたね」
「ちがーう!」
────秋晴れ
秋はどことなく
さみしいなぁ…
なんだろう?
なんかツラい
恭も巣立って
もうすぐ2年
早いなぁ~
今度は
恭の友達が一昨日
巣立ってた。
なんか悲しい(;-:)
#秋晴れ
カラッとした夏が終わって
少し風が冷たくなって
晴れてるけどそこまでの暑さがない
風がふわっと吹き抜けた時に
秋の薫りがする
たくさんの思い出を作った夏が終わるのは
少し寂しい気もするけれど
こんな秋晴れの日も悪くない
#秋晴れ
お題:秋晴れ
秋の空 清かな山嶺 ひと心地
(ふっと一息いつも見えてる山のシルエットが今日はなんだかシャープで清々しいなぁ)
お弁当を持って、
コーヒーと、お気に入りのケーキ屋さんで
買ったクッキーは自分用にこっそり。
キレイに色づいた山を眺めながら
出来れば川もあって、紅葉まで眺められる場所で
のんびり過ごしたい。
そんな最高な秋晴れの日、
仕事なんだろなー。
何かになれると思っていた
幼いころ
結局何者にもなれなくて
命の意味など
深くは考えないようにしている
今日この頃
[秋晴れ のち 雨]
秋晴れと君の寝顔
運動会のアナウンス
空は青と雲と太陽
心地よい風が通りすぎる
かすかに金木犀のかおり
夜は寒くなるらしいから
一緒に寝ようね
空が高い、秋の日。
枯れ落ちた街路樹の葉を踏み、
私は歩いている。
涼やかな風が髪をさらう。
あと3ヶ月。
3月に笑うために、
私は今日も努める。