『秋晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【秋晴れ】
小鳥のさえずりが響く
声のしたほうに、その姿を探す
窓から見える公園の木々は、もう初秋だというのにまだまだ元気いっぱいだ
四方にのびた枝をおおっている艶のある深緑の葉が、
かわいた風にざわざわと揺れる
葉っぱの色のうすいところがきらきら光って、初夏みたいだなと思う
その大きなクスノキの枝のなかで、小鳥が鳴いているみたいだ
ここから見る景色がすきだった
なんていい気分なんだろう
こんなに心が軽いのはひさしぶりだ
「秋晴れ」
澄み切った青色の空に色とりどりのコスモス。
心地よい秋風を、一緒にゆらゆら受け止める。
【秋晴れ】
秋は気候もよくて過ごしやすい
空が高く、鱗雲を見ると心が沸き立つ
なのに、何も予定がない
空っぽなスケジュール帳を見ると
虚しさが広がる
秋は何だかもの悲しい
すれ違う度に貴方に恋をする。もう何度したのかも分からない程に。思わず目で追ってしまう。1年中、そこに貴方がある限り。
春、満開の桜を見て微笑む貴方。その姿に仕草に一目惚れしてしまった。なんて熱しやすい男なのだろうと自分でも呆れてしまった。しかし、目が離せない。自分の髪についた花弁に触れる様、樹木に向かって手を優しく伸ばす様、全てが雅やかで…妖艶なことか。まるで天女様が地上に降り立ったのでは無いかとも思っても仕方がないほどだ。
そんな貴方が着ていたのは見覚えのあるセーラー服だった。このときほど天命に感謝すべくとしてすることなど今までもこれからも二度と無いだろう。
こんなに焦がれているのに貴方は霞の向こう側でただ微笑んでいらっしゃる。分かってはいたが到底、手の届く人では無かった。
貴方がその微笑みを絶やすことが無ければそれで良かった。汚れを知らずに生きて欲しい。…これは勝手なエゴの押し付けなのかもしれないが。
夏、汗を拭う姿すら美しかった。緑の生い茂る木の下で木漏れ日を受ける貴方は森に住む精霊のようだった。確かに存在している筈なのに、神秘のベールに包まれていた。そして美麗なのは外見だけでは無かった。
秋、紅葉のよく似合う人だった。落ち葉の上もを丁寧に歩いていた。紅葉の葉を撫でる手は何よりも美しかった。質感、形、色、全てが完璧だった。
冬、白い雪の中を歩く貴方。まるで雪の精のようだった。触れてしまえば、じゅわっと溶けてしまいそうで、それ程儚い姿だった。肌は白いのに寒さのせいか、鼻の先と頬を愛らしい桃色に染めていた。指の先、関節もそんな色だった。
又、春が来た。出会いの季節。でも今は別れの季節。あの人はもう居なくなる。これからの行方は分からない。秋は前線の関係で晴れは長くは続かないそうだ。まるで秋晴れのように去っていってしまった。紅葉の1番似合っていた貴方。紅葉と共に風にのり、水に流され離れていってしまった。
四六時中見ておける訳では無いから、行方すらも愚か名前も知らなかった。話したことも無い、なんなら向こうはこっちなんか景色と同化してしまっているだろう。そんな人に恋を、本気の恋をしてしまった。別れてしまうのは惜しいが、またいつかの春、出会いの春に出会えるかもしれない。あの人に。その時は声を掛けるんだ。貴方の後輩で、ずっと貴方に焦がれていたんです。
春が来た。出会い。かつてあの人と出会った桜の木の元へ足を進める。と、先客がいた。僕は動けなくなった。なんて美しい子なんだろう。細くて白い、透き通った肌。肩のあたりで綺麗に揃えられた髪。大きな黒い瞳。背中には赤色の………大きな…………そう、鞄だ。鞄。ただの。…人の目なんな気にするな。
僕は愛しい人を一度逃してしまった。でも今回はそんな失敗はしないさ。何でも把握して置くんだ。過去も今も未来も全てを知り尽くし、常に情報を更新していかなければ。
今度は逃しはしない。あんな馬鹿な間違いなんぞ二度と犯しはしないさ。僕は本気の恋をしたのだから。
秋晴れ
空は高く陽は低く
金木犀は香り立つ
暑さからは解放され
この後に控える凍えるような寒さを前に
空はやはり高く
豊穣の香りを含んだ空気を漂わせてる
晴れた秋の日
お題:秋晴れ
秋晴れのあの良き日に
あなたと手を繋ぎ
時々見つめては
幸せを伝え合えたことを
この先
どうなってしまおうと
私は一生忘れません
【秋晴れ】
雲一つない晴れ渡った空
空気が乾いていてカラッと澄んでいる気持ちの良い日
こんな日には久しぶりに筆を取る
“みんな元気かな、日中と朝晩の寒暖差で
体調を崩してないと良いけど”
そんな思いを手紙に込める
“この手紙が届く頃、君は何をしているかな”
そんなことを思いながらポストに投函する
秋晴れの空の下でしたいことは、コスモスの花を探すことだろう。
純潔や愛情を意味する赤いコスモスを中心にした花束を造りたいから。
黄色とチョコレート色のを数輪ほど差し込んで。
その意味が分かるかな。分からなくてもいい。
2色のコスモスの花の色が表す花言葉。それは幼い恋心と恋の終わり。
恋の病を終えれば愛になる。だから、恋の終わりを意味するチョコレート色。
幼い恋心を終えたら、大人の愛の時間になるのかもしれない。
もう一つ。チョコレート色のコスモスの花言葉は移り変わらぬ気持ちだそうだ。
赤とチョコレート色の2輪の花を貴方に差し出すのは、私が貴方に抱く愛は移り変わることが無いと言うこと。
その2色のコスモスの花を貴方に捧げよう。私の愛の気持ちを込めてーー。
秋晴れ
見映えのしない紅葉を愛でて
食欲の やら
芸術の やら
わかりもしないものを探求しよう
こんな心地よい日には、
出来うる限りのだらしがない格好で
コンビニへと向かってみよう
ハロウィンやら
クリスマスやら
正月が近いと
頼みもしない季節感の提供を味わってみよう
澄み渡る空秋風が
心地よいゆっくり
おおきく息を吸い
眠気をさます
空下私の小ささ
強欲で愚かさ恥自分に
最近疲れていた
空広さ大きさが疲れさに
些細だから
大丈夫と伝えられてるようだ
ふと目にとまる彼岸花に寂しいよを内心呟いたりした
気丈な貴方みたいにはなかなかだ
まだ葉の色も変わらないけれど、風が確実に秋を運んできて、空の色が変わった。
よく晴れた群青色の空の眩しさに顔をしかめつつ、隣にいるはずの人に声をかけようとして、ぽかりと空いた空間を見てはため息をついた。秋の空は殊の外切なさを含んだ色をしていて、やがて来るはずの寒々しい冬を恐ろしく思えてしまう。
あいつのいない冬を迎えるのか。
任務帰りにコンビニで肉まんを買い食いして、あいつの部屋に寄って炬燵を堪能し、たまには学食ではなく共に鍋をつついて、暖房の効いた温かい部屋で夜通しゲームをしてーー
そんな日々はもう戻らない。
戻らないけれども、その蒼い春が、今でも胸に住んでいる。
″秋晴れ″
キンモクセイの香りがする
嫌いなんだよな、この匂い
「お待たせ」
「今年も咲いたね、キンモクセイ」
「そこら中で匂いがしてさ、秋が来たなーって感じがするよ」
「…君のせいで秋が苦手になっちゃったよ。責任とってくれないの?」
ただの灰色の石に話しかける私は、あの日からずっと止まったまま
「早く冬来ないかな」
【秋晴れ】*131*
晴れているけど涼しくて過ごしやすい
そんな日が何日あったかな
今日は半袖でも大丈夫なくらい暑くて
明日はかなり寒くなるとか…
ちょうどイイ秋をもう少し楽しませて〜
この安定しない気温のせいで
ちょっと体調崩し気味
でも、ポテサラとチーズケーキ美味しかったから
食欲回復♪
柿胃石っていう病気もあるそうで
2024/10/18㈮日記
お腹が空くようになった。
不調のままなのかと思って
いたけれど、段階的に良くなって
行くものなんだね。
夕食後にシャインマスカットの
シュークリームを食べた。
数日前ならシュークリームも
1個食べられる自信がなかったのに
今日は食べれる自信があった。
病気になってわかった事は
健康じゃないと食べれないってこと。
「眠るのも健康じゃないと眠れないとわかった」って友達が以前、
言っていたけれど、それと同じだね。
あとは調子に乗らず、薬を飲んで
少食にして、よく噛むのを
続けるだけ。
でも、明後日は土用じゃない?
また、うな次郎が販売されるかなあ
とか、いつも通りかかる柿の木が
あるお家が、庭に大量の柿の皮を
放置していて「干し柿だね、きっと。良いなあ、お隣さんもそろそろ柿を
くれるかなあ」とか思っているんだから凝りてない。
うな次郎美味しいよね?
これ聞くの2回目?
まさか3回目?
今日のお題、数日前に日記に書いて
おいて良かった。
後出しだと使いにくいから。
今週もお疲れ様でした。
来週から気温低下するみたいだから
暖かくしましょう。
おやすみ。
公園に植わっているイチョウの木の下を歩くと
たくさんの銀杏の実が落ちている。
独特の匂いを鼻に感じながら
バス停への道のりを行く。
あ。
こちらの木にはどんぐりがたくさん実っている。
お散歩に来た子供たちが
楽しそうにどんぐり拾いをする光景が目に浮かぶようだ。
『秋晴れ』
秋晴れの朝に思い立って、おにぎりを持って景色のいい丘へ出かけてきた。
頂上よりちょっとだけ下がったところに見晴台と東屋がある。
東屋には先客が3人居りお弁当を広げているので、見晴台に登って上でおにぎりを食べる事にする。
見晴台は地上から10M程の高さがあるが、しっかりとした作りと手すりのおかげで全く怖くない。
秋晴れということもあって風も穏やかで心地良いくらいだ。
カバンからおにぎりを2つ取り出して包みを開けていく。どっちから食べようかなと思った時不意に手が滑って1つ落としてしまった。
おにぎりは転がり手すりの隙間からスッと下に落ちていった。
慌てて見晴台から駆け下りる。
おにぎりは地面に潰れ、どこから来たか1匹のネズミが既に食べ始めていた。
普段ならネズミを追い払うだろうが、秋晴れの空に免じてそのまま食わせておく。
1つになったおにぎりは普段より美味しく感じた。
(秋晴れ)
おにぎりころりんのオマージュ、特にお返しは無い場合
とても澄んでいて
空が抜けるように青い晴天
少し滴っている葉っぱ
小さい水たまり
とても綺麗で
走り出してしまいそうだ
小さな水たまりではしゃぐ貴方は
子供に戻ってしまったようだ
この水たまりのように
小さな幸せを探していきたい
そう想う日であった
「秋晴れ」
天高く私も肥ゆる秋…
そんな昨今…
いかが御過ごしでしょうか
私は例年よりも秋刀魚が安くなりましたので
スーパーで閉店前に滑り込みセーフで
半額に値引きした生秋刀魚を4尾買いました
大根煮物
タンパクトアイスクリーム
梅チキンカツ
高野豆腐
カニクリームコロッケ
生姜焼き
ゴボウ天うどん
センマイ刺し
金麦4本
牛乳パン
黒胡椒チーズ
長崎かた焼きそば
玉子焼き
豚玉
ナン3枚…
ここで心の俳句を1句…
秋晴れて
体重計増加に
恋晴れず
お粗末さまでした…🙇。
秋晴れだというのに、コロナ禍のせいで部屋籠りに慣れてしまって、わざわざ出かけなくてもきちんと楽しく有意義に過ごせるようになってしまった。
目新しいものを見たり、変わったものをわざわざおカネをかけて食べたりしないでも、欲求は普通に日常で充たせるみたいなカラクリにも気づいてしまった。
そして、実は前者には残るものはあまりなくて、本当にただの消費なんじゃないかと。
秋晴れ、空がきれいで嬉しい。
あんなに熱かった日がやっと終わって秋になった
ウンザリする日差しも気持ちいいくらいになって外に出たくなる
毎日のように見ている道でもよく見ると、毎年少しずつ変わっていってる
こんなに木大きかったっけ? 川が水草でいっぱい でっこぼっこの道
皆生きてるみたい