『秋恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人肌恋しい季節になっていくのかな。
でも、皮膚って邪魔だよな。
なんでオレとおまえが別れてるんだろうって、たまに思うよ。
恋人以外なら、なんでもよかったとも考える。
親子とか、兄弟とかさ。
まあ、そんなことは叶わないんだけど。
今日は紅葉の下でデート。あなたと見る紅葉は綺麗だろうなぁ。
「秋恋」
紅葉が舞い散る道を好きな人と歩けたなら
それはどんなに素敵なことだろう
冬になる前の程よい気温のこの時期に
想い人を見つけられたらどれほど素敵なことだろう
想い人と、これからのイベントに思いを馳せる姿は
どれほど幸せなことだろう。
ハロウィン、クリスマス、お正月、バレンタイン
様々なイベントが控えている、この季節に恋人を作れたなら日々が楽しみでいっぱいになる事だろう。
しかし落ち葉が散るように、恋も実らず散ってしまう事もある。
冬はそんな寂しさを表しているようにも見えた。
中には恋すら出来ない事もある。
ハロウィン、クリスマス、お正月、バレンタインを
楽しみにしてる人が居る一方その行事を共にする人が居ない人、楽しみにしていない人にとっては
寂しさや孤独などを感じさせてしまう季節でもある。
周りが賑やかに、楽しそうにするなかの沈黙は
より一層、辛く、切なく、冬景色もまた同じように映るのではないだろうか。
秋はそんな楽しさと切なさが入り交じった季節のよう。
暖かさを感じる紅葉は冬になると散ってしまう。
草木も枯れ、殺風景になるが雪が降ると幻想的になる。
寂しさと美しさの調和は冬の恋模様を表しているようにも見えた。
🍀秋恋
秋が好きだ。
涼しい夜風にあたり何もしない時間が好き。
- 秋恋 -
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ちょうど1年前頃、私は恋をした。
面白すぎて、優しすぎて、明るすぎて…。
はじめはかっこいいとも思ってもいなかったけど、
今となっては、とてもかっこいい。
そんな君はムードメーカーでもあり、
男女問わず話す。
だから、私は嫉妬することもある。
けど、そんなことはきっと知らないだろう。
でも、嫉妬した時、
ほんまに好きなんやな。って思える。
「ずっと前から好きでした。付き合って下さい。」
ずっと変わらないこの思いを
いつか伝えられますように…。
そして、いい結果になりますように…。
2022. 09.22.
冷たい風が肌を通りすぎた。
何故だか不安な気持ちになる。
不安みたいな…物足りないような…
そして、思い出す。
「寒くなると人恋しくなるよね」
そう言ってたあの人。
結局、次の冷たい風が吹く頃には
何処かへ消えてしまったけど。
秋は寂しい季節で、
不意に誰かと居たくなる。
実りの秋。
植えた栗の木にはじめて実がついた。
凄く感動。
子供みたいにはしゃいでしまった。
あなたは呆れて私を見てる?
栗の実を守るように、囲いをしてくれている。
微笑んでいる。
あー凄く大切にされてるな。
優しい気遣いが凄く嬉しくて
また好きになった。
上書きされた、秋の日の恋
もう肌寒い季節だなぁ
心なしか
寂しい気持ちにもなる
昔を思い出して
胸が少し苦しくなる
月日がどんどん過ぎて行くのが
怖い、、な
【秋恋】
夕食の後、自室でゼミの課題レポートを書いていると、妹がやって来た。
「お姉ちゃん! 明日出掛けるから、服貸して!」
「うん、別にいいけど」
断る理由もないので了承すると、妹は早速、私の衣装ケースとクローゼットを全開にして中身を漁り出した。
「明日、秋晴れで涼しいんだって。さっき天気予報で言ってた」
「へぇ、お出掛けにはちょうどいいじゃん。良かったね。――っていうか、なんで私の服? あんただって、服いっぱい持ってるじゃんか」
「いや、秋服といえばお姉ちゃんでしょ。私のは、お姉ちゃんほど充実してないからさー」
「え?」
妹の言っていることがよく解らずに首を傾げていると、
「だってほら、見てみてよ、これ。ここに入ってる服、全部秋っぽいダークカラーじゃん。春っぽいパステルカラーの服なんて一枚もないし」
「……言われてみれば」
妹が示した衣装ケースの引き出しには、薄めの長袖服――つまり、春用の服と秋用の服を一緒に入れているのだが、見事にダークカラ揃いだった。
「お姉ちゃんって、春でも暗い色の服ばっかり着てるもんねー」
「し、白とか着てるよ?」
「いや、白はオールシーズンいけるから別枠でしょ。――あっ、これにする! これ貸して!」
「うん、いいよ」
妹はダークレッドのカットソーを手に、笑顔で部屋を出て行った。
「…………」
静かになった部屋で、私は改めて自分の衣装を確認する。
(自分じゃ全然気付かなかったけど、本当に秋色ばっかりだな、私の服……)
自分の服飾に対する関心は、人並みかそれ以下だと思っている。
「色んな服を着てみたい」という気持ちよりは「自分の好きな服を着たい」という気持ちが強く、服を買う時にはあまり冒険をせずに同じ系統のものばかり買ってしまう方だ。
(――にしたって、これはちょっと偏りすぎでしょ……)
落ち着いた色が好きだ。
肌がイエローベースなので、秋色が似合いやすい。
でも、私がついダークカラーを選んでしまう理由はそれだけじゃなくて……
(ああ、そうか……)
(カイくんが、よくこういう服を「可愛い、似合う」って言ってくれたからか……)
ふと、記憶が蘇る。
思い出したのは、高一の時に付き合っていた、私にとっての初めての彼氏のことだ。
彼――カイくんと私は、同じ予備校の夏期講座に通っていた。
それが終わるタイミングで彼に告白され、私はそれを受け入れることにした。
彼のことを好きだったのかというと、正直よくわからない。
もちろんそれなりの好意は持っていたが、それは恋と呼ぶには淡すぎるものだった気がする。
単に、告白というものを生まれて初めて受け、舞い上がってOKをしてしまっただけなのかもしれない。
まぁ、何にしても、私たちは付き合うことになった。
違う学校に通う私たちのデートは、文化祭に行くことが多かった。
彼の学校の文化祭に私が行き、私の学校の文化祭に彼が来た。
他にも、同じ予備校に通っていて、私たちのことを知っている友達の学校の文化祭にもいくつか行った。
「なんか文化祭ばかり行ってるよね」なんて言って、更に近くの大学の文化祭に行ってみたりもした。
とにかく、毎週のように別の学校の文化祭に顔を出していた。
(デートのために、いっぱい服を買ったっけ……)
文化祭シーズンなので、欲しかったのは秋服。
衣料店の目立つところには冬服が並んでいて、秋服はセールのワゴンの中だったので、安くなったものがたくさん買えた。
(毎回違う服を着ていく必要なんかなかったし、服を買いすぎだってお母さんにも怒られたけど……)
カイくんは、やたらと服を褒めてくれる人だった。
それがとても嬉しくて、つい服選びに気合が入ってしまったのだ。
「…………」
けれど結局、カイくんと私は年明けには別れてしまった。
カイくんに紹介された彼の幼馴染のナミちゃんという女の子が、どうやら彼のことを好きらしいと気付いてしまって――
ナミちゃんはすごくいい子だったから、私はすぐに彼女と仲良くなってしまって――
彼女は何も言わなかったけれど、私は何だかだんだん心苦しくなってきてしまって――
そうこうしてるうちに、ナミちゃんの友達がこっそり私のところに来て「ナミちゃんのためにカイくんと別れて欲しい」と言ってきて――
それで、色々考えて……
自分の気持ちとも向き合った結果、私は身を引くことにした。
誰にも事情を語らないまま、彼に一方的に別れを告げた。
「私はナミちゃんほど、カイくんのことを好きなわけじゃない」――
「彼のことは好きだけど……その気持ちは、まだ恋に満たないような仄かなものでしかない」――
そんな結論を出して……あれから五年が経った。
カイくんとナミちゃんは、私が身を引いた一年後に付き合い始めた。
一方的に幕引きをして、カイくんの気持ちを無視してしまったことを申し訳なく思っていたので、その話を聞いた時は心底ほっとした。
二人が今もラブラブカップルなのはもちろんのこと、私とナミちゃんもあれからずっと仲良しでいる。
まぁ、要するに、ハッピーエンド、ということだ。
「…………」
(でも、今にして思えば……)
(私も気持ちも、恋未満ってことはなかったのかもね……)
無自覚に衣装ケースの中をダークカラーで埋めてしまう程度には、私の中に未だに彼の影響が残っている。
あの淡い感情は――きっとちゃんと恋だったのだろう。
―END―
どうして
鬱って辛いんだろう
誰にも分かって貰えない気持ちが歯痒い
何故誰かのせいで傷つき、苦しさで
自傷をつけてしまう
してはいけないことは分かってるのに…
彼女はどうして気づかない人なんだろう
沢山の人を傷つけてることを…
秋はお別れの季節
秋に始まった恋が
次の秋に終わってしまった
夢の中で先生がお姫様抱っこをしてくれた
でもね現実ではどんどん距離が遠ざかっていくの
もう何もかも辞めたいや
紅葉が綺麗な散歩道
そこで僕は君に恋をした
#秋恋
お題《秋恋》
季節の星草を辿って
懐古の香りが花咲くティールーム
特別寒い訳じゃないのに、
なんか傍に居たくなる。
それが秋恋。
秋になったら、恋がしたいのよ。
そう、涼しくなってさぁ、わかるわかる。
えぇ? たく君。ないないない、それはそれは、
それより、たかしさんよ。
あ、それそれ、
ああ、冬までに彼氏欲しー
寂しい季節に投入
夏が懐かしい
あんなに暑かった事が忘れてく寂しさ
わびしいをふかす秋風くぐり
この身は知らぬ、恋とやらの思案に暮れた
堪えて嗄れゆく憧れなのに、
湛えて散りゆく諦めなのに、
彩度の落ちた街の行方に
あなたがいればなるほど確かに
幸せだろうと思ってみたのだ、
――この身は確かに思ってみたのだ
<秋恋>
人は愛する季節の向こうに
永遠を夢見るのだろうか
一年でもっとも美しく
わびしく慕わしい秋に
どれだけ思い出を作っても
どれだけ日々を愛おしんでも
まだ飽き足りないらしいのだ
金木犀の匂いの中に
子どもの頃から年老いるまでの
記憶の断片が閉じ込められ
たったひとつの匂いから
時を自在にさかのぼり
悲しさや淋しさやよろこびを
ふたたび取り出そうとしている
無意識に 無自覚に
年々それは行われる
季節に囚われた者に課せられた
通過儀礼であるかのように
#秋恋
秋の恋ってあんまり印象ないけど
段々と涼しくなるにつれて
自分の恋心も
風に飛ばされて
忘れる時が来るのかな、
肌寒く
人の温もりが欲しくなって
他の人のとこに行かないといいな
また、繰り返さないといいな