わびしいをふかす秋風くぐりこの身は知らぬ、恋とやらの思案に暮れた堪えて嗄れゆく憧れなのに、湛えて散りゆく諦めなのに、彩度の落ちた街の行方にあなたがいればなるほど確かに幸せだろうと思ってみたのだ、――この身は確かに思ってみたのだ<秋恋>
9/22/2022, 5:09:05 AM