『私の日記帳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
―私の日記帳―
白い布のカバーがかかった日記帳
最後に見たのは何時だったか、
それすら思い出せなかったが、
それはカッターか何かで乱暴に切ったような跡、
何本かの釘に刺されて、開くことが出来ない
釘を抜いてみても、
各ページに糊がこびりついていて
やはり開くことが出来なかった
見るからにズタボロで、
きっとなにかあったんだろう
そう誰もが思うくらい、酷い有様だった
“された”んじゃない
“やった”んだ
他人の日記帳だという訳でもない
表紙に自分の名前も書いてある通り、
紛れもなく私の日記帳だ
動機なんて鮮明に覚えている
…ただ、羨ましかったんだ
他の誰でもない、自分が
それも、過去の自分が
押し入れから日記帳を見つけ、
それを読んでみたときがあった
私は怒り狂った
将来、どんな不幸を背負うかも知らずに
お気楽に遊んでいた多幸な自分に
そんなに余裕があるなら
せめて未来の自分に何か残せよ
日記帳とかそんなものじゃなくて
未来の自分も自分自身だろ
自分のために、できることがあっただろ
何度も何度も選択を誤るなよ
こんな幸せが詰まった日記帳なんて
視界に入るだけで嫌気が差す
いつかこの日記帳を忘れた日が来たとして、
未来の自分が同じことにならないようにと、
あの日の私は怒りに任せて日記帳を封じたんだ
そのときの怒りはもう消えていた
記憶と共に蒸発したみたいだ
…今の自分なら、過去の幸せな自分を見ても
何も思わないだろうか
ふとそう思った私は、カッターで糊の部分を切って
日記帳を開いた
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「私の日記帳」
私は、日記を書かない。
それにはちゃんと理由がある。
理由は、過去のことを思い出すのが嫌だからだ。
だから私には「私の日記帳」がない。
この先、書くことはほとんどないだろう。
『私の日記帳』
寝る前に「いいことメモ」を書いてます。
その日1日にあった「いいこと」を5つ箇条書きするだけの簡単なメモです。どんなに嫌なことがあっても「いいこと」しか書きません。
小さな小さなメモに、たった5行の小さな幸せが詰まった、私の日記帳です。
※1部トラウマを彷彿させる
表現がありますのでご注意ください
大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好
ポトリ
私の日記帳に綴られた愛の言葉が滲む
黒のインクがフワリと水の中を舞うのを見ると
突然全てが馬鹿らしくなって
机の上のものを全て薙ぎ払った
静かな部屋に派手な物音が響く
次いで私の笑い声が
この世のエラーのように
部屋の隅まで響いた後、溶けて消えていく
なんにも面白くないのに笑っている自分に
疑問符が浮かぶが、私の笑い声は止まらない
いつからか
気がついたら私の心と体は
乖離していた
先程壊れた機械のように綴った愛の言葉は
自分に向けてのものだった
センセイに書けと言われたから
自分のことを好きになりなさいと
好きでもない自分のことを大好きだと書けと
そう言われたから書いていたけど
左手が痛くなったからやめる
あ
そうだ
私はまだ心と体が繋がっている部分があった
痛みだ
痛みを避けたいという
本能的な部分は未だ私の中にあるようだ
ならば
私が
嫌いな人にしたいことは…
気づくと私の右手には鋭く光るそれがあった
どうか私の好きな人が
今日も無傷で穏やかでありますように
そして私の嫌いな人が不幸せでありますように
私の歪んだ口角はそれだけを祈っていた
ー
ふと私の日記帳に広がった
黒いシミに
深紅が重なるのを見て
蚊を潰した後のようで面白いと思い
笑おうとしたが
もう私の声は響いてこなかった
「私の日記帳」
「自立した大人になって親孝行したい」最初の日に書かれていたこと。
その後の更新はなかった
日記に書ける
そんな毎日に
そう思ってる
特に
子供が生まれてから
因みに夏休みは
ほぼ毎日
セミとりに行ってました
セミ苦手
触れない
一番騒がしく
もちろんの事
今日も、ね
(2023.08.26/私の日記帳)
二月十五日晴れ
今日も、容態は芳しくない。
ただ、蜜柑を隣の澄川さんがくれたので、夫が剥いてくれた。とても美味しかった。
それと、点滴のチューブを、何度も外れるので、看護師の原田さんには、難儀をさせたと思う。
朝のご飯
お粥におかか梅干し
昼のご飯
アジのフライにかぼちゃの煮付け
夕のご飯
レンコンのきんぴらに聖護院大根のスープ
二月十六日曇り
会話に喉が詰まるのを、優しく待ってくれる孫は優しい。
今日は、漁に出ないのかと聞くと、波浪警報が出ているので出られないと言うので、明日の天気を思う。
波浪警報を何度も聞き返す。
鯛をまるっとくれたので、ヘルパーさんが、鯛の煮付けにするという。
楽しみである。
朝のご飯
お粥に大根漬け
昼のご飯
鯛のあら汁にからし菜の煮物
食後のプリンがおいしかった。
夕のご飯
鯛の煮付けに芋の煮っころがし
私の日記帳…
記憶を辿るかぎり
何回か日記をつけようと試みたことはあるが
どれも三日坊主で終わっている。
大抵書くことがなくなって
フェードアウトというオチだった。
そんな自分がここではよく続いている。
ここでの文章が
私の日記帳なのかもしれない。
私の日記帳
ただの大学ノートからはじまり
ダイアリーからムーンプランナー、トラベラーズノート
バレットジャーナルやジャーナリング……
今は、ツバメ
これからもいろんな出会いがあるとおもうけど
ツバメノートに戻ってくると思う
……
ツバメさん、スリムサイズとパスポートサイズつくりません?
あたしには、日記帳がない。
オレには、日記帳がない。
あたしは、もういないから。
オレは、そんな習慣はないから。
そういう、自分の気持ちを出すのは、好きな自分であるべき。
そういう、自分の気持ちを正直に書くものには、抵抗がある。
だからね、おまえに覚えててもらうよ。オレのこと。
私の日記帳
感じたことをただ書いてる
もう一年になる
振り返ってみると少しずつポジティブになってる
成長してるんだな
私の日記帳
それは相棒に近いと思う。
名前まで付けて、友達の代わりに使って「話しかけていた」。
今は就活の振り返りをするためのものになっているけど不安を減らす精神安定剤でもあるなぁと日々思う。
昔の私はすごく過激だったけど今は違う。
多分大丈夫。
自分ルール
自分を励ませる言葉を思いついた時に
日付と言葉を日記に書く。
辛い時にそれを見る
みんなとは少し違うかもだけど。
これが、私の日記帳
私の日記帳
部屋を掃除していたら、見つけた。
「私の日記帳」
もう、何年も書いてない。
私は、少し懐かしくなって、日記帳を開いた。
2010年から始まって、2016年で終わってる。
最初に書き始めたのは2010年の夏頃。8月15日だった。
社会に不満があって、人間関係がうまくいかなくって、そんな時に書いたっけな。懐かしいなぁ。
そう思いながら、ページをめくっていった。
昔の自分の愚痴や出来事を今の自分が聞いてあげているみたいだった。
「色々あったけど今となっては、いい思い出だなぁ」
そう、思える日が来れて本当に良かった。
私の日記帳には
職場の愚痴がどっさり
時が進むにつれ
愚痴が状況報告になり
社会分析になり
心の病状報告になり
心理分析になり
治療レポートになっていった
私の日記帳は私がお姫様 𑁍𓏸𓈒♕
私の1日を執事さんが記録してくれるそんなスタイル。
自分のことを大切にしたくて始めたの。
日記帳の中でお姫様になれるって素敵じゃない?
1日の日記の他には、
朝起きた時、寝る前に今の気分を記録します。
それに合わせて執事さんが私に何かを与えてくれる。
最高の1日にしたいから。特別な私に特別なことを。
私の日記
私の日記は、漫画です。
私は、漫画家になりたいので、いつも漫画をかいています。
私は、物語より絵の方が苦手です。
なので絵の練習をしてます。
でも、私は絵が下手くそなので、いろんな人から、
漫画家にはなれない、と言われます。
だから私は、絶対漫画家になって、バカにした人を後悔させてやろう!そう思いました。
以上 私の日記でした。
そして、皆さんの投稿したのを読んで、皆さんも、たくさん辛かったんだなぁと思いました。
私は虐められてる 朝起きる私は はぁ学校行きたくないなでも結局抱えながら道を歩く 『学校』 あ。きたきたw 私は机を見た。そこには 死ね。くんな 消えろ って書いてた. 『いじめ人』おーいwなんできたの?w来ないでwしねよw
私は我慢して机の落書きを消して座った 椅子には接着剤がついてた。涙を出しながら我慢した。私はポロポロと落ちる涙を見て屋上に行った 私は涙が落ちるのを見たそれと同時に私落ちた。 自殺は失敗した あぁまたか。また虐められる日が何年も続くのか嫌だな 『学校』 あぁwお前自殺出来れば良かったのにねw いじめ人B それなぁwまずこいつが生きるかちねぇーだろw神様の失敗作でウケるwww いじめ人A いいすぎw可哀想だよぉぉぉw
いじめ人Bあんた優しいねw
てかウチらば殺せば良くない?
私そうだよねみんなが私を殺してよ私心で思った呪い殺しでやると 私はみんなに言うたあんたたちは虐められてるからいじめることしか出来ない可哀想な子w とみんなに行った
私押されたけど押し返したそうしたら蹴られた。でもやり返したそれで帰った
いじめ人BA『あいつ絶対殺してやる』 続く
私の日記帳
ネガティブなことしか書いてない...
もっとこころの余裕が欲しい...
なんでこんなにこころの余裕がないんだろう?
何もなもに追い詰められてる...
疲れたよ.
もうどうでよいいいや...
【私の日記帳】
私は3日坊主だ。
なので日記帳は大抵1週間ともたない。
買うときは、
きらきらした、楽しかったことで
いっぱいににしたい、って
そう思うのに
いつのまにかどろどろした気持ちで溢れかえっている。
開いて読み返すこともない。
吐き出すだけの場。ただ、それだけだ。