私の当たり前』の作文集

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私の当たり前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/10/2024, 3:47:11 AM

「あなたの当たり前が、皆の当たり前だと思わないで下さいよ」
と、いきなりテーブルの向こう側から声が掛かった

大学のサークルの新入生歓迎会での出来事だ

新入生の世話役を任命された柚紀が甲斐甲斐しく動いている、まさにその時だった
一瞬、何の事だか分からずにキョトンとしていると 
「だから、そのレモンですよ、レモン。
唐揚げにレモンて、かけたくない人いるんですよ!    
まず、かけて良いですかとか聞くのが礼儀でしょ
ていうか、余計なお世話なんですよ
かけたい人は後から自分でかけますよ
レモンがかかった唐揚げなんて俺は食えませんよ」 

所謂、『唐揚げレモン論争』だ

柚紀はそんな事を考えたことも無かった
家では唐揚げにレモンは当たり前だったし、上手くレモンが絞れない弟のためにはいつも柚紀が絞ってあげていた
だから、これは柚紀にとっては「良かれと思って」したことだった

もちろん、そんな事をいきなり言われたショックと恥ずかしさでいたたまれない気持ちだったが、さらに柚紀を腹立たせたのは、新入生の分際で、あろうことか先輩の柚紀に向かってそんな事を皆の前で堂々と言ってのけた図々しさだった

だが、気の強い柚紀も負けてはいられないと
「そんなこと無いわよ!  レモンかけた方が良い人手を挙げてみて」
と30人ほど集まったメンバーに問いかけた

すると、しずしずと手を挙げたのは約半分
それも、柚紀を慕っている後輩や同学年の面々
そこには充分忖度も含まれていそうだった

(そうなんだ…  確かに、自分の当たり前が他の人の当たり前とは限らないのよね…)と内心納得したが、その新入生のことはギッと睨んでおいた

それが圭介との初めての最悪の出会いでもあった



普通なら二度と口もききたくない、と思うところだか、そこが柚紀の少し風変わりな前向きなところで

「コイツと居たら、私の価値観はどんどん広がりそうだ♪」
と柚紀の方から圭介に交際を申し込んだ


まさに今、柚紀は毎日
「私の当たり前を改革中!」
なのだ
もちろん、柚紀の当たり前を圭介にもレクチャーしている



『私の当たり前』

7/10/2024, 3:40:05 AM

私はどこにでもいる
オタクと呼ばれる者である
名前はあるが名乗る程ではない

年に四回放送が切り替わる
アニメをチェックし

読んでいる漫画や小説は
新刊日にすぐ購入
特典店舗や初版限定版があるかを
確認するのも忘れない

好きな作品や推しの円盤も
連動特典やイベント抽選などで
積む必要がある場合は
同じものを何枚買うのもいとわない

ゲームのガチャも
好きなキャラの
限定カードが出ようものなら
課金の誘惑に抗うも
結局抗えない

グッズを買おうとするも
立ちはだかる
ランダム商法に毎度憤るも
少ない出費で好きなキャラや推しが
来た時のドーパミンはたまらない

コラボカフェや舞台の
抽選戦争に打ち勝ち
現地で推しを摂取する喜び

こうして羅列してみると
当たり前とはと哲学したくなる

【私の当たり前】

7/10/2024, 3:37:44 AM

私の当たり前
え。たくさんある(笑)
何だろう。

7/10/2024, 3:37:37 AM

「文章言語の抜け道が、まさしくコレよな。
『イントネーション、アクセントが欠落してる』」
つまりこういうことさ。「当然」と「ヒット前」。
某所在住物書きは「Expected(あたりまえ)」ではなく「Before hitting(あたりまえ)」の変わり種を書こうとして、苦悩し、葛藤している。
相変わらずお題の難易度が高いのだ。
「……私のガチャが『当たる』『前』、ってのもアリか?それとも方言に活路を求める?」
俺の固い頭じゃこの辺が限界かねぇ。物書きは首を傾け、ため息を吐き、首を振った。

ガチャの当たり前はSSRすり抜けネタ、
方言の当たり前はおそらく「何かが配られる・貰える前」、「特定の疾患、脳卒中等にかかる前」、「妙なものを食ってハラを壊す前」。
ところで、昔職場の親睦会で生牡蠣が出され、食して「当たった」連中が多発し、部署が酷い機能不全を起こしかけたハナシに需要はあるだろうか。

――――――

去年の夏のおはなし。
女性が神社で引いたおみくじの内容が当たる前と、
その先輩の顔に子狐のポンポンアタックな腹がダイレクトポフン、当たる前のこと。

「ここのおみくじ、ちょっとユニークでかわいくて、すごく当たるんだってさ」
7月も、もうすぐ中盤。相変わらず熱帯夜続く都内某所の某稲荷神社、薄暮れ時の頃。
「先月末に、ホタル見に来たじゃん。その時、買ってる人がチラホラいてさ。気になってたの」
諸事情により先日まで完全に体調を崩していた乙女が、なんとか調子を取り戻し、散歩に来ていた。

手には小さな白い巻き物。稲荷神社の授与所で購入した、その神社オリジナルのおみくじである。
赤紐の封を解き、縦に開く。
「ふーん。『電話』。でんわ……」
一番上は、デフォルメされたオレンジ色の、ユリに似た花に虫眼鏡を向ける狐のイラスト。
その下には大吉も小凶も、全体運の記載は無く、ただ花の名称と思しき「アキワスレグサ」、それから「電話してみたら」とだけ記されている。
「先週、イヤリング忘れたか、落としたかしたの。『届いてるから電話してみたら』ってことかな」

「どうだろうな?」
ポツリ言って、同じ物を購入したのは、長い付き合いであるところの職場の先輩。
代金を払い、ごろごろ百も二百も入っているだろう木箱の表層から、丁寧にひとつ巻き物をつまむ。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦。
何にでも当てはまりそうな文言を引っ掛けて、その人がその人自身の悩みに気付き、答えを自分のチカラで見つけ出すのを助ける。
それがこの手のくじ、だったりしないか?」
早速思い当たるカフェの番号を調べ、電話をかけ始めた女性、つまり己の後輩に視線をやって、
それから、ふと遠くを見た。

「?」
居たのは子狐を撫で抱える巫女装束。すなわち神社関係者。なお近場にある茶葉屋の店主でもある。
あらあら。稲荷神社のご利益ご縁を信じないのですか?狐にイタズラされても知りませんよ?
巫女装束は、それはそれは良い顔で微笑して、
抱えていた子狐を、地に下ろした。
「さて。私のは何が書かれているだろうな」
とたんとたんとたん。子狐が全速力で売り場の裏の影に消えていくのを、それとなく見送った後、
購入した巻き物の封を、くるくる解いて開く。

描かれていたのは、白いトリカブトに飛びかかる狐。
書かれていたのは「オクトリカブト」と「上見て」。
「ほらな。誰にでも当てはまる――」
上の地位を目指せ。うつむき下見るより顔を上げよ。まぁ色々な応援激励に利用できる言葉だな。
先輩は小さくため息を吐き、笑って上を見ると、
「……え?」
視界には、愛と幸福でぽってり膨れた子狐の腹。
数秒待たず己の顔面に当たるだろう直前の、前足後ろ足をパッと広げたモフモフであった。

7/10/2024, 3:36:34 AM

君の当たり前
息をすること
朝目を覚ますこと
私の当たり前
共にいること
笑い合うこと
君との当たり前
永遠に続くこと
大切な日々

7/10/2024, 3:35:43 AM

私の当たり前

私の当たり前は読書だ。
最低でも毎日4時間は読むようにしている。読書を始めたおかげで仕事でも頼りにされることが増えた。何より読書をしている時間はとても楽しい。

読書をするようになったきっかけは成毛眞さんの「本は10冊同時に読め!」を読んで強く触発されたからだ。こんなビジネスマンに少しでも近づきたいと憧れ、読書を始めた。

私は30代の半ばになってから読書習慣が身についた。
最初は専門書を読むには読解力がなく、小説から読み始めた。
毎日読書を始めてから2年が過ぎる頃には、難しい本も自由に読めるようになった。

偶然手に入れた1冊の本が私の生き方を変えた。

7/10/2024, 3:28:16 AM

★私の当たり前

当たり前が当たり前じゃなくなった時、
    ようやく自分が恵まれていたことを知る。

7/10/2024, 3:24:05 AM

私の当たり前。それは、毎日3食ご飯を食べることが出来て、お風呂に入り、体を清潔に保てること、学校に通えること、帰る場所があること等他にも沢山ある。私たちが毎日当たり前だと思っていることでも、その当たり前が当たり前では無いという人も沢山いる。

7/10/2024, 3:19:50 AM

玄関を開けると
目の前で尻尾を振っている

ソファに腰掛けると 
寝床から駆けてきて隣に身を寄せる

良い子に座って見つめてくるのは
お散歩かごはんのとき

電気を消して おやすみ、と言うと
テテテと急いでベッドに飛び乗る

まいにち繰り返すいつもの光景は
永遠じゃない 当たり前じゃない

だから
愛おしくて 胸がいっぱいで

かわいくてしかたない!!



「私の当たり前」

#459

7/10/2024, 3:19:11 AM

「私の当たり前」

当たり前なんてない

そんな私の

当たり前

7/10/2024, 2:49:34 AM

【私の当たり前】


起きる

子供を送って仕事に行く

仕事する

サボったりもする

家族が寝るくらいに帰って

風呂入って飯食って寝る


これだけ


だから

何かしてみる


ランチに重きを置き

全力で最良の選択を試みる

時には冒険もする


おやつも欠かさない

大量に買っては

事務所のお菓子箱に詰め込む

美味しいスイーツを見つけたら

御局様達へ献上する


同僚達へのイタズラも忘れない

ネタも含め

いい物や面白い物見つけたら

机に仕掛け

車のキーにぶら下げ

社内便で送り付ける


ネタ写真を撮ってLINEで送り

言葉遊びを楽しむ

日常を報告しあう

ちょっとしたイベントを企画してみたり

ちょっぴり深い話もしたりする


割と充実している

人にも恵まれている

とっておきの存在もある


長い間ひっそりと溜め込んでいた

不安や不満が

スルスルと解けていく


この当たり前が

この先も当たり前であってくれるなら

ずっと当たりは来なくていいと思うんだ

7/10/2024, 2:46:47 AM

私の当たり前


扉を開ける前に、大きく深呼吸する。
Point!あくまで呼吸を整えることが大切。

頬を引っ張って、口角を上げる練習をする。
point!周りに違和感を持たれないように、自然にすること。人がいない時にすると良い。

扉を勢いよく開けて、
Point!中の様子を伺いながら、目立たない程度に

「おっはよーございまーす!」と、言ってみる。
point!ここで自分を切り替える。じゃないと死ぬ。

後はひたすら周りを見て、
Point!ジロジロ見ない。キョロキョロしない。

私はデコイですと思いながら笑顔で過ごす。
Point!コイツ利用価値ありそう。と、思われるような雰囲気を出す。

できるだけ、
「私という人間に負の感情など存在しない」と
思わせるように尽力する。

これが私の当たり前。

それを友達に言ったら、
「…え、は?きっっっも!?」と、一言。
今のはちょっと、グサッときました…。

7/10/2024, 2:27:33 AM

わたしの当たり前は、自由でいること
その当たり前を縛られることが、当たり前として生活できないことが、いちばんの苦しみだと知った今
これからの生き方を考えなければならない

7/10/2024, 2:21:23 AM

私の当たり前

今は嫌われるのは当たり前
だと思うようになった

嫌われるって嫌だし傷つく

でも、どんなに優しくしようが
何しようが嫌われるんだなって
思う

自分が好きな人ほど、嫌われる気が
する。

つらいね…さみしいね…
かなしいね…

7/10/2024, 2:20:11 AM

朝、目が覚める。
身支度を整え、台所に立つ。
目玉焼きに納豆、豆腐とワカメの味噌汁。
茶碗にご飯をよそって食卓に並べる。
仏壇にもご飯とお水を供え、ロウソクに火をつけ線香をあげる。
お鈴を鳴らして、朝の挨拶をすませ、朝食をいただく。

「今日の朝ドラは良かった...」

後片付けをしながら、今日の予定を思い出す。
特に急ぎでやらなければならない用事はなかったはず。
それならば、まずは、掃除と洗濯を。
終わったら買い物ついでに図書館に行こう。
最近の図書館は雑誌が充実しているから助かる。
それに、あそこはエアコンが効いている。

「あ、洗剤買わないと、おっと、LINE」
『おはよう、今日も暑いから、我慢しないでエアコン使いなよ』
「ふふっ、"おはよう、ハイハーイ、わかってます、お仕事頑張って"っと、送信!」

日焼け止めを塗って、帽子を被って、買い物用のキャリーを持って、さぁ、出発だ。
おっと、飲み物も持って、今度こそ出発です。
最近雨が降っていないから、川の水が少ないね。
でも、やっぱり川沿いの道は涼しい風が吹くから気持ちいい。
あ、中学校の解体終わったのね、こうやって見るとやっぱり敷地広いわね。
うーん、何だか寂しい気分になるわ。

「老朽化と少子化じゃ、仕方がないか...」

今はこうして歩いていても子供とすれ違うことはほとんど無い。
小さい子の手を引いて歩く母親の姿というのが見られない。
大抵、車で移動するからと言うのもあるけど、母親も働いているのが殆どだから。
それでも、休日のショッピングセンターで親子連れを見ると少し嬉しくなってしまうのは、何故だろうか。
あぁ、まだ子供はいるんだという、安堵感なのかもしれない。
あ、そうだ。

「ん〜と、"すっかりキレイになっちゃいました"っと」

中学の後輩でもある娘達に、桜の木だけが残されている中学校の何も無くなった敷地の画像を送る。
2人とも今は仕事中だから、返信は来ないだろう。
水筒の水を二口飲んで、中学校の敷地の向こう側にある図書館を目指す。
図書館に通い始めたのは、もう15年以上前になる。
定年で仕事を辞めた1週間後から、予定がなく天気が悪くない日は通ってる。
離れて暮らす娘達に迷惑はかけたくないから、できるだけ長く健康で暮らせるよう、毎日の食事には気をつけ、週一回の運動教室に通い、友達からの誘いは基本断らないで外出することを心がけている。

あの人とは、あの中学校で出会った。
ただのクラスメイトだったのに、いつの間にか恋人同士になっていた。
連れ添ったのは30年に満たない時間。
あの人と死に別れて、もうすぐ20年になる。
孫の顔を見ることなく、この世を旅立ってしまった人。
あの人がいないことに慣れるのに3年かかった。
娘達に一緒に暮らそうと言われたけれど、元気でいられるうちは、あの人と過したこの土地で、あの人と過したあの家で暮らしたいと思った。
あの人が隣にいるのが当たり前だった私の生活から、あの人が隣にいないのが当たり前となった私の生活。
友達が旦那さんの話をしたり、同居の息子さんやお嫁さんの話をするたび、少しチリリと心が痛む。
けれど、それがなんだと言うのか。
私は一人で気楽に、この人生を楽しんでいる。
私が私である限り、脳がバグってあの人のことを忘れない限り、私の愛する人はあの人であり、あの人との子供である娘達であり、孫達でもある。

「あと10年くらい頑張れば、遺言叶えられるかな?」

病院のベットの上、意識が朦朧とする中、あの人が言った最後の言葉。

「次に会う時は、曾孫の顔教えてくれよ」

孫すら生まれてなかったのに、曾孫の話とか無茶振りもいいとこだわ。
でも、きちんと教えてあげられるよう私頑張ってるわ。
隣にあなたがいないのが、私の当たり前になってしまったけど、あなたは今でも私の心の中に生きているもの。

「あ、朝ドラ特集の雑誌。この人がカッコイイのよね」

実はあなたには似ても似つかない俳優さんが、心の中の8割を占めているのは内緒だけどね。

7/10/2024, 2:16:16 AM

-私の当たり前-

辛くても無理をするのが当たり前

少ししんどくても気にしないのが当たり前

親の言う通りに従うのが当たり前

人の顔色伺いながら過ごすのが当たり前




私は…



社会でも全てが当たり前だと思ってた



……そう、つい最近までは



でも社会では全てが当たり前ではなかった



私の思ってた当たり前とは全く違うかった

7/10/2024, 2:12:30 AM

もはや朝とはいえない時間まで夢を見て、目を覚ましたらまだ眠くて回らない頭を無理に起こしながら顔を洗う。そのままの流れで冷蔵庫にあるもので朝食の用意をする。今日は1日、何をしようか。こんなに自由に過ごせそうなのも久しぶりな気がして、俺は少しだけのびをした。久しぶりにどこかに行ってのんびりお茶でも飲みながら読書でもしようか。俺がまだ知れてない世界がまだある。夢とも違う、別の人がつくった世界。色んな世界があるから楽しいし、それがずっと当たり前に続いてくれればそれだけで俺は今日もこちらで過ごすことができる。俺の夢に溺れて目覚めないようなことがなくなる。楽しいのはいいことだよな。
『私の当たり前』

7/10/2024, 1:59:50 AM

私は猫と会話する。
今日は仕事場に連れてきてしまった。
いつもなら連れて行かない。それが日常だ。
だが、いつもながらにいつもじゃない事だってある。

課長に訳を説明して、許可を得た。
猫はまだ子猫で、フワフワの毛がチャーミング。
朝起きると同時に左腕に巻き付いて離れなかった。
遅刻するのも嫌だったからそのまま出勤した。
電車の中で写メを撮られそうになったけど、申し訳ないないがせめて苦しくないようにショッピングバッグの中に左腕を入れて、ふわ猫の権利を護ったりした。猫だって勝手に撮られたらそりゃムカつくでしょうが。幸い、ニャーと文句を垂れなくてホッとした。

だが、会社に来てからが本番だった。
電車の中では落ち着かない様子だったが、私が椅子に座って動かないことに落ち着いたのか机の上をウロウロし、「こら、静かにしなさい」というと『にゃー!』とか『ニー!』とか文句を言うようになった。

その度に、
「いい?此処は私の職場なの。いい加減、自覚というものを…」
『ニャー!』
「にゃー、じゃない!ちょっと聞きなさい。」

猫と会話している私たちを側から見ていて、微笑ましい周りの人たちの視線を感じながら私は黙々と今日のタスクをこなしている。
私は出来る女。
周りの人たちもそんなに見てはいられないから、PCと向かい合ってる。けど、顔から笑みが溢れている。
でも私は……、これでも結構必死だった。

『にゃあぁぁぁぁ!!』

突如として唸る可愛い叫び。
なんか不満げなご様子で子猫が言ってくる。
「…寂しんぼか?」ごじょせんのセリフを返す私。
隣で同僚が吹いている。ブフッ

「帰ったら爪切ろうね」私がいうと
『ニャー!』嫌だと言ってきた。
爪切りが嫌いだ。
「怪我するから(今、私がしてるんよ。痛い!)」
『にゃあああ』
「にゃあああじゃない。」
『ンー』
「ダメ」
『ゴロゴロ』
「ゴロゴロしたってダメ」

出来る女である私は仕事中だろうが意識せず猫と会話し、やりとりは途切れることはない。私にとっては日常そのものなのだから。しかし環境に慣れていない同僚たちは、たまらずコーヒーを吹き出していた。
「可愛いがすぎる」「笑いが止まらん」
後で聞いた話、…課長も笑っていたらしい。


お題:私の当たり前

7/10/2024, 1:47:13 AM

私の当たり前はみんなと違う気がする。
そんな不安がいつもある。
わたしの当たり前と思っていることは、みんなにとっては異質なものかもしれない。
ネットで色々確認できる今の世の中は生きやすくなったけれど、人に聞く、確認するといった行動がなくなった。
ますます自分の当たり前が世間の判断とずれていく。

7/10/2024, 1:45:05 AM

私の当たり前

 貧すれば鈍するという言葉がある。貧乏すぎて俺にとっては当たり前のことが普通の人にとってはあり得ないことだったりするんだろうな。

 まぁそれはどうでもいいとして、俺にとって当たり前のことが一つある。それはエアコンの室外機にカバーをつけないことだ。

 エアコンの室外機にカバーをつけると電気代が安くなりエアコンの効きがよくなるらしい。環境によっては真逆の結果になるかもしれないし故障の原因になるかもしれないから一概には言えないけど。

 細かいことはさておき、そんないいことづくめの室外機カバーをつけている人からすればこれはあり得ないことだろうな。いや、そこまでのことじゃないか。

 でも室外機カバーをつけるだけで電気代が安くなってエアコンの効きがよくなるとなればなんでカバーをつけないのかと疑問には思うだろうな。

 なにしろ俺自身が最近エアコンの室外機カバーが気になってしょうがないからな。室外機にカバーって本当につけたほうがいいのかね。

 確かに外が暑いとエアコンの効きは明らかに悪くなるんだよな。でも室外機カバーは必要ないって言う人もいるし、俺はなにを信じればいいんだ。

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