『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の名前
私の名前はハリー。
どろんこハリーという絵本に出てくる犬と
模様が似ているからだそうだ。
呼ばれると嬉しくなってついご主人の方へ
走りだしてしまう、そんな名前だ。
たぶん大好物のチーズが貰えるに違いない。
私の名前は、大嫌いなあいつがつけた名前。
だから私は、私の名前が大嫌い。
「私の名前」
人は一生で、何回自分の名前を名乗るのだろう。
猫は九生で、何回人に名前を呼ばれるのだろう。
五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする
【『古今和歌集』 一三九番歌 よみ人しらず】
他所で使っているペンネームもこの大好きな和歌から取ってます。
どのくらい大好きか説明が難しいのですが、この和歌の影響で大学の卒業論文の題材を和歌にしました。
懐旧の思い−−香りから昔の恋人と過ごした日々が思い出さられる、という現代にも通ずる感性が平安時代からあったんだと当時すごく印象に残ったんです。
平安時代は着物に香りを焚き染める薫物(たきもの)が主流にも関わらず、和歌で読まれる香りは梅や橘など植物の香りがほとんどなんですよね。この和歌も袖の香りなら薫物の香りのはずですが、平安時代の橘は不変のイメージが存在していたので、色褪せない「変わらぬ思い出」と昔の懐かしい恋人との日々を橘の香りを代用して詠んだのではないかと私は勝手に解釈してます。もちろん諸説あり、私が間違った解釈をしているかもしれませんが。もっと専門的に調べたかったですね。
……長々失礼しました。
この「書く習慣」はハンドルネーム以外のアイコンやプロフィールの登録がない分、他の方と名前が被ったら申し訳ないなと思い、ペンネームではなく数字を取りました。
読み方は「イチサンキュウ」でも「ヒャクサンジュウキュウ」でも「イサク」でも「ソスウ」でも何でもお好きにお読みください。
これからもどうぞよろしくお願いします。
『私の名前』
お題『私の名前』
私の本名は、漢字二文字で終わる。苗字と名前でそれぞれ一文字ずつ。
いわゆるDQNネームではないけど、親が「苗字が漢字一文字だから名前も漢字一文字ね」とか、「この漢字が好きだから使おう」とかそんなノリで決まったのが私の名前だ。
小学校の時は正直コンプレックスだった。他の人達が「漢字二文字の苗字」と「漢字二文字の名前」の組み合わせなのに私一人だけ目立っていた。今でも苗字と名前合わせて漢字二文字の知り合いはいない。
読める漢字ならいいが、私の場合、一文字のくせに苗字の画数が多く、名前も割と画数多めだから、先生が名前を読み間違えることなんて何回かあったし、
名前が難しそうな顔をしているから何人かから「中国人かと思った」なんてことを言われてきた。
今では特にコンプレックスに感じることなく、そもそも本名がかっこいいと言われることが多いので親がつけてくれた名前を気に入っている。たまに話しかけてくる中国人から親近感を持たれるのも楽しいしね。
美しく幸せに。
みんなとはすこし違う特別な子どもに。
両親から私への最初のプレゼント。
お父様、お母様、あなたの願い通りになりました。
ありがとう。
『自分の名前』
好きな合唱曲がある。
「つひに自由は彼らのものだ」
そう高らかに歌いはじめる。自らの足で立ち、自らの翼で自由に大空を舞う、力強い姿を歌いながら憧れを抱いた。同時にそこに込められた願いについて知り、生きることや自由であることについて考える。
「ひとつの星をすみかとし
ひとつの言葉でことたりる」
音の美しさも含めてこの箇所がいちばん好きだ。
さすがに人類はこのようには上手くいかないだろうが、自由で、互いを尊重し、美しいものと共に力強く生きて行けたら、と願う。
その憧れと願いを込めて、曲名をハンドルネームにお借りしている。
※三好達治『鷗』より引用
私の名前、よく女の子に間違われる名前だが、私は男だ。
1発で読むことはなかなか難しいみたいで、間違われることが多い。
幼い頃は、読みにくいこの名前があまり好きではなかったが、今は好きになっている。
その時は好きになれる気がしなくても、時間と共にぼちぼち好きになっていくことはあるようだ。
何にしてもそうだが、気楽に気長に待つ必要もあるのかもしれない。
私に名前はない。
0039という数字だけ。
なぜかって?
私は人造人間だから。
私のいる組織では、人造人間が作られる。
作ったそれには記憶がなく、抜け殻のような状態。
その抜け殻に人格と記憶を植え付ければ、人間が出来上がる。
それを、子供をなくして悲しんでいる大人に売りつける。
そういう組織。
でも、私は失敗作。
作られた時に人格があったから。
みんな新しい親?なところに行く。
みんな名前を呼ばれる。
いいなあ
いいなあ
ねえ誰か名前を呼んで
0039じゃない
なんでもいいから名前をつけてよ。
そんな願いは
多分一生叶わない。
私の名前は実愛。実愛って書いてみのり。
両親はこの名前を気に入っていた。私も気に入っていた。小学校高学年になるまでは。
「実愛ちゃんの漢字、なんか読みにくい」
「だよね。ひらがなにして書いてくれない?」
「みの……みのあちゃん?ああ、みのりちゃんか。ごめんね」
自分の名前を奇妙に思う人が増えてきて、嫌で恥ずかしくて私は名前を漢字で書く回数を減らしていった。
どうして私だけ変に思われるんだろう?その悩みはいくら考えても消えなかった。
「それ、キラキラネームってやつじゃない?」
中学生になってしばらくしたある日、友達の千代美がそう言った。
「きらきらねーむ?千代美、どういう意味?」
初めて聞く言葉に疑問符が浮かび上がる。千代美は少し説明を始めた。
「普通とは違った読み方をしたり、珍しい漢字の組み合わせをした名前のことって聞いたことあるの。実愛ちゃんの名前も多分そのキラキラネームの類なんだと思う」
「普通とは、違った……」
普通とは違う。そのせいで変に思われたり馬鹿にされた。胸が苦しい……
なんで親はこんな名前にしたんだろう。それならひらがなで『みのり』の方が良かった。千代美もそうだけど周りは普通なのに――
言葉が出ない。なんて返せばいいのか。
「私は実愛ちゃんの名前いいと思うよ」
「え?」
千代美が私の手を取る。彼女の方を向くと真剣な眼差しでこちらを見ていた。
「きっと、実愛ちゃんの名前もお父さんお母さんが心を込めて付けてくれたんだと思うよ。名前に『普通』なんてないよ。どんな名前でも、親が愛情持って付けれくれたたった一つの名前なんだから」
千代美の言葉が、少し心を軽くしてくれた気がした。
何を『変な名前』で悩んでいたんだろう。こんなの名前をつけてくれたお母さんやお父さんにも失礼だ。
ずっと嫌だった『実愛』という名前。今からでも、大切にしていけるかな。
「ありがとう。千代美」
「うん。実愛ちゃんは、自分の名前に自信を持てばいいんだよ」
「というか、実愛ちゃんの名前の由来って何から来てるの?」
「由来?」
自分の名前の由来、今まで気にしたことがなかった。
「実愛ちゃん知らないんだ。今度聞いてみたら?可愛い名前だし、きっといい意味だと思うよ」
「……そうだね。聞いてみよう」
私は家に帰ったら早速聞こうと思った。
本日のお題『私の名前』副題『キラキラネーム』
#私の名前(2024/07/20/Sat)
私の横に並んでいたあなたが手を……
良いかな?
のーぷろぶれむ 少し照れてそう言った
もうひとつの初めても良い?
名の方で呼んでも良いかいって
今までそんな風に呼んでなかったから
前から互いを呼ぶのはねえとかあのね
じゃあ、心置きなく呼ぶね
ちなみに、わたしとあの人の名は
読み方が同じの文字違いなのだ
ノープロブレムだけど
私の名前はきなこ。
……と言っても、本名ではない。
本名は美桜と言うのだけれど、「美」という漢字が似合うほど可愛い外見ではないし、完全に名前負けしている。
初めての人に自己紹介する時、名前を名乗ると少し「えっ」と言う顔をされることもあるくらいには、外見と名前にギャップがある。
両親に由来を聞いたら「妊娠中、2人で見た桜がすごく綺麗で、この桜みたいに綺麗で立派な子になってほしいって思ったんだよ」って言われたけれど、期待のしすぎだと思う。
その上コミュニケーションが苦手だから友達も少ないし、教室の隅っこで寝たふりをしているような人間だ。
私は、この名前も私自身も好きではない。
きなこと言うのはネット上で使っている、所謂ハンドルネームで、昔飼っていた犬の名前だ。
きなことしての私は、美桜としての私と違って、たくさんの友達がいた。
毎日たくさんの人とチャットでやりとりして、創作物を投稿するとみんなに褒められて。
現実の私とは違って人気者だった。
きなことしての自分はむしろ好きで、こっちが本当の自分だったら良かったのになと思った。
外見じゃなくて中身を見てもらえる環境が心地いい。
「現実の方が大事」と言う人もいるけれど、素の自分でいられる環境はやはり必要だと思う。
私の名前はきなこ。
ネットにいる間だけでも本当の自分のことは忘れて、きなことしての私を好いてくれる人を大切にしたい。
お題『私の名前』
【私の名前】*43*
けっこー気に入ってます♪
色んなアプリのハンドルネームもわりと大事にしていて
1番は響きかな
なんとなーく自分っぽさが出るようにしてる気がする
長くやってるアプリで使ってる名前なんかだと
愛着がわいちゃって…
リアて呼んでるのとか書いてあるの見ると反応しちゃうし笑
よく
結婚したら
お互いのことを
なんて呼び合っているか?
聞く場面がある。
わたしも
結婚した時に
聞かれた。
えーと、、
うちの場合
名字にさん付け
しかも
わたしは旧姓のまま
です。
2人でいる時に
お互いの名前
呼ぶ必要
なくない?
【ねぇねぇ】
とかで
足りてしまう。
たまには
名前で
呼んでほしいけど。
#私の名前
中学1年の時にあったイジメは
実被害が多かった。
その中の1つ。
雨の日、部活の朝練が終わって教室に戻ったら
自分の鞄がなくなっていた。
結構探しまくって、ようやっと裏庭で見付けた。
水溜まりに捨ててあった。
中の弁当も筆箱も教科書も泥水まみれ。
それから2年になるまで茶色いぶよぶよ教科書を
使うことになった。
他にもラケット壊されたりジャージ失くなったり
直の暴力も言葉のそれも痛かったが
持ち物を傷つけられるのは本当に痛かった。
教科書の後ろに書いた自分の名前が汚れてるの見る度
私の名前、可哀想だなと思った。
(私の名前)
うつくしいこころのほし。
#33 kyouno theme = “ ▙▚ の ▛▝▟ ”
print(kyouno theme)
NameError : name “kyouno theme” is not defined
import datetime
d_today = datetime.date.today()
t_now = datetime.time.today()
t_update = datetime.time(19, 0, 0, 0)
if d_today = 2024-07-21 and t_now < t_update :
print(“秘密だよ”)
else :
print(“この情報はプライバシー保護の観点から
作者によって削除された可能性があります”)
平仮名名前が嫌いだった
子供っぽく見えたから
母が付けたかった名前の方が
良かったのかな?とか
色々考える時もあるけど
名前の由来が
縁 であるのなら
嬉しいな
生きて来た道のりで
出会った縁が
今の私を作っているのなら
その縁を大切に
自分は生きて行く
名前はその人の人生のタイトル
名前なんて記号で
好きに名乗っていい
書類上での記号
家族間での名前
友達同士でのあだ名
仕事上で人名
SNSでの呼称
私の題名
私の名前
正直自分の名前はあまり好きではない
よく間違えられるし
名前の由来も好きではない
祖父が美人な女優さんからつけたと
学校で名前の由来を発表する機会があるのだが
恥ずかしくて嘘の発表をしたくらいだ
【私の名前】
好きとか嫌いとかそういうのはない。
気がついたら自然とあったものだから。
自分の名前は割と珍しいのだろう。
名字は難読という訳ではないが
家族以外で会ったことはない。
下の名前はテレビでさえ見たことがない。
漢字も当て字だしよく読み間違える。
親に由来を何度か聞いたことがあるが
日によって画数や人物像など様々で
本当の理由はわからない。
ただひとつ言えるとすれば
自分は自分の名前を気に入っている。