『自分の名前』
好きな合唱曲がある。
「つひに自由は彼らのものだ」
そう高らかに歌いはじめる。自らの足で立ち、自らの翼で自由に大空を舞う、力強い姿を歌いながら憧れを抱いた。同時にそこに込められた願いについて知り、生きることや自由であることについて考える。
「ひとつの星をすみかとし
ひとつの言葉でことたりる」
音の美しさも含めてこの箇所がいちばん好きだ。
さすがに人類はこのようには上手くいかないだろうが、自由で、互いを尊重し、美しいものと共に力強く生きて行けたら、と願う。
その憧れと願いを込めて、曲名をハンドルネームにお借りしている。
※三好達治『鷗』より引用
7/21/2024, 2:55:40 AM