『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「名前、どうしよっか?」
「そうだねぇ……。」
自分のつけられた名前は
親にこう決められたのかも知れないし。
「○○にしなさいよ、どう?」
「良いじゃないか!
君たちの名前の漢字ひとつずつだろう?」
両親に提案されたのかもしれない。
はたまた、
「ねぇ!○○は?」
「可愛い~!」
と先に生まれた兄弟の意見かもしれない。
どんな決め方であれ
生まれ持った名前は
人生で一番書くことになるであろう。
初めて書けたクレヨンの文字
テストの始めに手をつけるあの空欄
ドキドキしながら筆を持つ婚姻届
どれも自分の持つ名前が入るのです。
貴方は生まれてから
最初に貰ったそのプレゼント、
大切にしていますか?
私の名前 私は名前をなのるほど立派な名前じゃあないよ。私の特技は想像を紙に書いて小説にする事。趣味にあたるかもしれない。
私の名前
珍しい感じだけど、読みは一般的な普通の名前。
そしてこないだ結婚して、超一般的な苗字になった。
まだ漢字が珍しいからこれは私ってわかるみたいだけど、他の名前だったらきっと同姓同名多発してたんだろうなと思う。
珍しい名前も羨ましくないわけじゃないけど、やっぱり自分の名前が一番好き。
「私の名前」
実名をもじってきれいな印象の漢字をあてたもの。
ゲームのプレイヤー名とかでずっと使っているので、
実名とともに自分の中に染み付いている。
このアプリを始めるにあたり、
さらにひとひねりして今の名前に決めた。
このアプリではこれが私の名前
私の名前
私は6人兄弟の末っ子
全員男
私たちの時代は
出産は産婆さんが
やってたそうだ
母に聞くと
兄弟全員
産婆さんが
名前つけたらしい
私はまさる 勝
何事にも勝
完全に名前負けしてる
学生時代は
勉強苦手の落ちこぼれ
いいところは
明るい性格
あまり悩まない
本とかはよく読む
プラモデルも
よく作った
勉強苦手だったけど
資格はよく取った
あ、それとも
運転はうまい
長いことトラックドライバーしてました
今でも送迎ドライバー
しながら
障害者施設で
支援員してる
ネットでも
メルマガやブログも
してます
まさるって
すごいだろう
私(僕)の名前を
貴方はいつも呼んでくれる。
愛を込めて 呼びかけるように。
貴方は私(僕)に
清潔なベッドを用意し
美味しい食事をくれて
体を優しく撫でてくれる。
こんな私(僕)に
そんなことをしてくれるなんて
きっと私は
神様にゃんだ!
(きっと貴方は僕の
神様なんだわん!)
貴方「タマー、ご飯よー」
私「ニャーン!」
(貴方「ジョンー、ご飯よー」
僕「ワンッ!」)
〜猫と犬と感じ方の違い〜
その日、私はいつものように家を出た。そしてコンビニの前の交差点を右に曲がり、路地を抜けて駅に向かった。
本当に、いつものように。しかし今日は、なんだか様子がおかしい。道を行く人が、みんな私の姿など見えないというように、真っ直ぐに私に向かってくるのだ。
私はかろうじて、右に左に身をかわす。
「武道をやってなかったら、ぶつかってるやん…。」
私はブツブツと文句を言いながら会社に向かい、会社のすぐ手前のコンビニでアイスコーヒーを買って、デスクに座った。
パソコン仕事が中心になってから、同僚とはほとんど会話もしなくなった。私の挨拶に応えてくれる人なんていない。
私がノートパソコンを開けたとき、向かいの山本朋子が、真っ青な顔をして私を見ているのに気づいた。ふだん会話なんてまったくしないのに、珍しいこともあるもんだ。
「どうしたの?」
私は話しかけた。しかし声が聞こえないのか、彼女は口をパクパクさせたままだ。
「岡山さん…。」
彼女は私の名前をかろうじて口にした。
「?」
不思議に思いよく見ると、机の上には白い花を飾った花瓶がある。山本朋子は、手に一万円札の束を持っている。机の上には、何かの名簿があるようだ。
身体を伸ばして名簿を見ると、「岡山さん お香典」と書いてあった。チェックボックスには、社員の半数ほどの名前にチェックが入っている。
「お香典?私の?」
何を言ってるんだ。と私は自分の手を見た。向こうの壁やカーテン、観葉植物が透けて見える。足元を見ると、うっすらと靴の向こうにグレーの床が透けている。
そこで突然思い出した。私は、ゆうべ車に轢かれたのだ。コンビニのドアを出て、急いで家に帰る途中に。電気自動車の気配を消したエンジン音に、全く気づかなかったのだ…
そうだ、私は死んでしまったんだ。そのことに今初めて気付いた。まったく、なんてこった。死んでまで会社に通ってしまうとは!
息子はどうしているだろうか。思うやいなや、フッと身体が、いや意識が移動した。息子は、大学病院の霊安室にいるようだ。
【私の名前】
『私の名前』 155
私の名前。
なんだか不思議ですよね。
親が考えて
親が決めた
親の子供の名前
それが私の名前なわけです。
"私"の意思なんて何処にも介在していないのに、私の名前なんです。
欲しいなんて言ってませんし、なんなら強制的に付けられたものなのに、それでもやっぱり私の名前なんです。
当たり前なんですが不思議ですよね。
……そうでも無い?
私の体とか、私の人生とか。
不思議に思いませんか?
私の顔を自分好みに変形させたりは出来ませんし、私の意思で痛覚を遮断したりは出来ません。
私の思い通りに時間は進みませんし、私の望んだように人生は送れません。
"私"が自由に出来ないものであっても、やっぱりそれは私のものなんです。
何がどうして"私"のものと言えるのか、分からなくなってきませんか?
あー、頭痛が酷くて考えが纏まらないです。
今日はこの辺りで。
【私の名前】
「あんたも大変ねぇ、変わった名前だからさ」
「言うなよ、ばかぁ!」
高校の進学先が決まった夜。
お祝いに仕事帰りの姉がケーキを持ってきてくれた。実家で軽くパーティ気分でいた時のことだ。
その解き放たれた一言が、俺の胸にグサッと刺さる。
俺が即ツッコミを入れ家族からはどっと笑いがこぼれた。あまり嬉しくはないけど。
キラキラネーム。
背負わされた宿命と言わんばかりのバカな名前だ。
小学校の時はいじめられた。中学の時も、ヒヤヒヤして過ごしたのを覚えてる。
最初はやはりいじられた。友人があだ名を作ってくれたから、その後は難を逃れた感じだけどさ。
「亡くなったお婆ちゃんがつけた名前だからねぇ」
食べ終わった皿を片付けながら母が言った。
洋画ファンの祖母を恨んではいないが、『外人風の名前をつけちゃったから仕方ない』みたいな雰囲気は変えようがない。
「仕方ねぇよ……これが俺の名前だもん」
何度も嫌いと思った名前だ。
何度も恨んだ名前だ。
はぁ、と深くため息をつくと、姉がわしゃわしゃと俺の頭を撫でた。
「喜べ弟よ。そんなアンタにお姉ちゃんが良いものをくれてやる」
ドヤッと胸を張る姉を見上げて、はぁ? と首を傾げたが。
「アンタの名前、改名できるわよ」
その一言に、ドクンと胸が高鳴った。
「え? え? 名前って変えられるの!?」
「当たり前でしょ。15歳以上、2000円でオッケーよ」
「やっす!」
名前を法的に変えられる。
そんな事ができるとは思わなかった。
芸能界の一部……なんか特殊な人達だけのやつだと思っていたし。
「条件満たせば誰でもできるわよ。一回だけね」
「そうなんだ」
現実感湧かなくて、フワフワしてる。
横から両親が「でも」と何か言おうとしたが、姉は被せるようにドサリと資料をテーブルに置いた。
ーー家庭裁判所。
その文字から姉の本気が見て取れて。
「先に言っとくけど。自分を好きになれると、青春は楽しいわよ」
「ーー!」
「だから、自分の欲しい名前を、次は自分で考えなさいね」
その言葉に、俺の胸が突き動かされる。
変われるなら、変わりたい。
今まで嫌いだったものが、違う何かに生まれ変わろうとする感覚。
それは生まれて初めての感覚だったかもしれない。
#私の名前は
キミは自分の名前って気に入ってる?
まぁ俺は別に嫌いじゃないよ。
私はあまり好きじゃないんだ、私の名前は女の子か男の子か曖昧でおまけに当て字だよ。
私を思って付けてくれた名前なのはわかるけど、拒否権もないままこの名前で貴重な青春を共にしたくないよ。
じゃあ理想の名前とかあるのか?
あるよ。
あるんだ。
でも候補が15個くらいあってキミに忌憚ない意見をもらいたいな。
どれどれ……うんうん…あー、うん…
どうかな! どれがいいかな?
とりあえず今の名前が一番マシかな。
名前を呼んで。私の名前を呼んで。
あなたの声とトーンで呼ばれたら、胸が掴まれるの。苦しいの。でも、泣きたいくらい嬉しいの。
私があなたの名前を呼べない代わりに、たくさんたくさん私の名前を呼んでほしいの。私、その度にたくさんたくさんあなたに笑いかけるから。
そしていつか終わりが来たら、あなたの名前を呼んでみてもいいですか?
私の名前、好きじゃない。
嫌いほどではないが、他の名前が良かった。
良い名前だねって言われても、
お世辞かなって思う。
でも、この名前になっちゃったから、
しょうがないよね。
僕の名前
僕の名前はを言うより先になぜ一人称が僕なのかが先だね。
私よりも僕の方がボーイッシュな感じがするからこっちを使ってる。
外では私と使いわけてるんだけどね。
前置き長くなったけど僕の名前は本名を晒すのは見バレしてしまうといけないから晒さない。配信で使ってるこのはやと嬢という名前は晒しとくね。
この名前は本名にも引っかかってなくて全然違うんだけどね。
嬢がついてるのは本名と嬢をよく使ってた名残。このはやとっていうのは男も女も関係なく使えるって思ったから使ってるんだ。
今のところこの名前は気に入ってるし、いろんな呼び方で呼んでくれてるからうれしいんだ。本名はというと下の名前はあまり使われなくてほとんど苗字で呼ばれてしまうからね。下の名前で呼んでくれるのは親友だけ。
あだ名呼びする人もいるけれども笑。
まぁ、名前なんてなんでも呼んでくれるのはうれしいよね。
終わり
私の名前はポチです。
名前とは、その個人や物を表す最も単純で最も効率的な単語です。そうでしょう?
私の名前はポチです。
毎日外を走り回り、ご褒美をもらい、夜には家で寝ます。私の姿が見えてきましたか?
私の名前はポチです。
おっと、私とあなたの間には理解の乖離がありそうだ。これだけ個人を表すのに最も適した名前を言っているのに。毎日そう呼ばれていますよ。
私は人間です。会社員で犬のように働いています。
名前は本当にその個人を表すものですか?
完
お題:私の名前
君はわたしの名前なんて、覚えてないでしょう?
でも…私は覚えているよ
君の名前…
そう思っていたけど、奇跡的に覚えていたんだね
ありがとう
わたしの名前を覚えてくれていて
ありがとう…
自分の名前が好きではなかった。字面だけ見ると可愛い名前だけれど、とても私には似合わない、いわゆる『名前負け』。苗字が特徴的というのも相まって、私を名前で呼ぶのは昔から家族だけだった。
この先もきっと、私の名前を呼ぶ人は多くない。私自身も名前で呼ばれるのはそんなに好きではない。
それでも、彼が呼んでくれるときだけは。
この名前を、私を、少しだけ好きになれる気がする。
→すまん、思い付かなかったので別の話を。
─────
家業を継ぐため、十数年ぶりに田舎に帰った。村の人たちは皆、俺を温かく迎え入れた。
「羊の子が帰ってきた、これでもう我々が禍に苦しめられることはない」
昔、ガキの頃に来たきりの荒れ果てた寺の境内で、俺はただ一人その時を待つ。それが、先祖代々受け継がれている生業。長子を生贄とする代わりに、俺の家系は繁栄してきた。
荒屋の外から、するする、という音が聞こえてくる……
翌朝、村の者たちがかつて寺のあったあたりを見に行くと、真っ赤な花が一輪咲いていた。
「なんだ?」
「これは…失敗だな」
「いくら血筋といっても、都会にかぶれた者は所詮よそ者だな、駄目だなぁ…」
「まあまあ大丈夫だよ、次に上手くやれば、」
「「「生贄なんて、ほんとうは必要ないのだから」」」
(生業)
『私の名前』
わたしの名前「rororu」は、ずっと平仮名の「ろろる」で使ってきた名です。
五十音の中で、使用頻度の低い音を使ってあげたくて、イメージだけで「ろ」と「る」を選び、名前らしく並べました。
ところが、ある時、この名をカタカナにすると「ロロル」で、パズルのように合体すると「呪」の漢字になってしまうことに気付いたのです。
ビックリしましたし、怖くなり、使うのをやめようとも思ったのですが、「意味はわたしの心にある」と、偶然のいたずらにひれ伏すこともないように思え、使い続けています。
ひらめきで作った名ですが、長年使い続けていますので、割りと気に入ってます。
私の名前は、お父さんが命名辞典なんかを使って一生懸命考えてくれた名前だ。
でも私は自分の名前が好きじゃない。
古臭いというか、漢字に華がないのだ。
改名するほどではないけど、気に入っていない。
込められた意味は好きだけど。
私の名前。名前の由来か。昔聞いたような気がするけどなんだったかな。まぁどうでもいいようなことから取った名前だろう。
名前と言うとキラキラネームってのが今でもあるな。調べたらラブとかピカチュウとかやべぇな。俺はそれが流行るより前の生まれだから普通の名前でよかったわ。
版権物の名前をつけるってのも聞くな。鬼滅が流行ったときは鬼滅のキャラの名前をつけたって言うけどマジなんだろうな。子供作るような人間の考えはぶっ飛んでるわ。
しかしまぁ今の時代に生まれるとは哀れなもんだ。金持ちの家に生まれればまだ幸せだろうけど多くは貧乏人の子供だからな。
今は格差の可視化で自分がどれだけみじめな人間なのかわかっちゃうからな。貧乏人でもユーチューバーやらブイチューバーで一発大金持ちなんてのもあり得るけどそんな成功できる人間なんて一握りだ。
と言ってもユーチューバーの実態なんて知らないけど。でも多くはユーチューブ本体とトップ層の養分でしかないだろう。だけどユーチューバーの存在はあまりに輝いていてなにより自分も簡単になれてしまう。
本来なら普通の幸せくらいなら掴めていた人間がユーチューブの活動に時間と金を使ってしまってそのまま転落人生。なんて人も多いんだろうな。
後は手っ取り早く注目を稼ごうと炎上系になって逮捕とかね。でも炎上系も稼いでいるの多いらしいからほんと狂った時代だな。
まぁ今日書いたのは全部妄想でしかないけど。ユーチューブの実態なんてまるで知らんし。書くことないから妄想を書き散らしたにすぎない。