『私だけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなただけ抜けがけなんてずるいでしょ?
私だけ想ってるのはさみしいでしょ?
私だって楽しみたい
私だって今しかないのよ
あなただけ楽しんでるのずるいでしょ?
私だけじっと待ってるのかなしいでしょ?
私だって恋がしたい
私だって好きになりたいのよ
あなただけなんてずるいでしょ?
私だけにはならないんだからもういいでしょ?
あっ、いたの、僕ちゃん、
罰の悪そうにおばさんは言う。
兄弟でわたしだけ、お土産を忘れられた。
じゃあ、僕ちゃんはこれね。
おばさんが咄嗟に取り出した、キーホルダー
ひまわりの中に奇妙な笑みを浮かべた。
ありがとうごさいます。
なんとか調子を合わせた小3の夏。
『私だけであって』
私だけ? あなたを見ているのは。
私だけ? あなたに見てほしいのは。
私だけであってほしい。だって、この想いは間違いなく〝恋〟だから。
テーマ:私だけ
私だけ就職できないし、そもそも卒業できない気がする
『私だけ』
先日、1日のスマホ使用時間が28分でした。
自己ベストです。
スマホ依存の克服を試みているのは、わたしだけではないと思いますが、28分は嬉しい記録でした。
私だけの本棚、
私だけのティーカップ、
私だけの洋室。
子供の頃、
そう言って憧れたショーウィンドウの向こう側。
そんな憧れは等に忘れてしまった筈なのに、
私は真っ暗なオフィスの中、
光を放つパソコンの前で泣き出してしまった。
私だけという特別を忘れないように。
私だけのものが欲しかった。
私だけの特別で、私だけを必要とするそんな都合のいいものが。
「そんなもの、この世界のどこにもないのにね・・・・・・」
ベッドに横たわったまま部屋の天井を眺めていた私は、ぽつりと呟く。
「わたしでは・・・・・・、貴女様の特別にはなれませんでしたか?」
傍らからそんな寂しそうな声が聞こえるも、私はそちらのほうを振り向いてやらない。
「ええ、そうよ。お前ではダメだったわ。だってお前は優し過ぎるもの──」
誰にでも分け隔てなく優しいから、お前を私だけのものになんてできないわ、という言葉は辛うじて飲み込んだ。代わりに片手を掲げるように差し出すと、震える温もりがその手を包み込む。
「でも・・・・・・、貴女様はわたしだけの、特別でした」
誰も代わりになんてなれません。そう言った傍らの彼を私はとうとう振り返り、「そう」とだけ告げて控えめに微笑んでから、ゆっくりと目を閉じた。
私だけのものは手に入らなかったけれど、私自身が誰かの特別になれたのなら、この人生も案外悪くなかったわね、と、最期にそんなことを思いながら。
【私だけ】
私だけが入れる世界が欲しい。
あったかくて昼寝が気持ちいい場所。
森の香りで埋め尽くされていて、体を癒やすような水や風の音が、私好みに鳴っている空間。
少しさみしくなったら、純白のワンピースを着たショートヘアの美人が話し相手になって欲しい。
ジェンガとかして、他愛もない会話。
お腹減ったら、一緒に料理して
夜になったら、大きいベッドで古い映画で寝落ち。
政治への文句言う人、男女の亀裂を深めたい人、多様性に殺された人、汚い言葉を排泄する人、戦争起こす人、人殺す人、奪う人、国民の負担を増やす人、この世界に文句言う人。こんな現実死ね。
この世界で私だけが純白な気持ちをもって異世界を望みながら生きているって勘違い。
私も汚く生きている。
私だけ
こんな幸せな思いして
私だけ
君には何も返せてなくて
私だけが知っていると思ってた。
でも違った。
ま、そりゃそーか。
みんながそうに思ってるかもしれない。
私だけ。と。
はぁ、モテるよなぁ、やっぱ。
『あれなんか元気なくない?』
「え!汗」(わぁ、、、びっくりした好きな人のこと考えてたら、、)
「そ、そんなことないよ!」
『そう?ならいいんだけど。』
『あのさ、夏祭り、行かない?』
「え?」(え、え、え?なにがおきてる)
「あ、、いやでも、人混みと屋台の食べ物あんまりって、、言ってなかったっけ?他の人と話してるの聞こえちゃって。」
『、、、君と行きたくて、嘘ついた。』
「え⁈」
『、、僕が誘いたいのは君だけ。
人混みはそりゃ大変だけど、屋台の大好きだし、、
チョコバナナ、、食べたいし、、』
口尖らせて言うもんだからかわいくてきゅんきゅんする。
「、、行ってもいいの?」
『むしろ行ってくれるの?』
「、、行く。」
とこたえれば
小さな子どものように無邪気な笑顔でこちらを見てくるから
私はまた胸の奥がぎゅんぎゅんした。
『私だけ』
僕だけ、僕だけが知っていること
誰にだって教えたくはない
あの子の秘密
もう少し、もう少しで堕ちてくれる
早くこっちにおいで
私だけなのかなぁ?こんなにしんどいのは…
悲しいのも、寂しいのも、つらいのも…
みんなは楽しそうに笑ってる。
私だけ?
私だけ。
あなたは私だけのもの。
他の誰にも取らせはしない。
私の生きる糧なのだから。
あなただって私がいないとダメじゃないの。
私もあなたがいないとダメなんだよ。
だからさ。
そんな顔しないでよ。
紅い薔薇、それは、私を象徴するものだった。
私たち兄妹は、それぞれを象徴する植物と色を成人すると与える風習がある。謂わば、この家にふさわしい人物と認められた証なのだ。
紅い薔薇の花言葉は、「I love you (あなたを愛しています)」「Love(愛)」「beauty(美)」「passion(情熱)」「romance(ロマンス)」
残念ながら、私には不釣り合い。私は、たしかに美しい。大抵の男は、微笑むだけで顔を紅くする。でも、情熱的でも無ければ、ロマンスなんて…ない。ただ、色目を使っているだけ…。そこには、愛なんて無い。
今日も私は愛情深く、妖艶な女を演じる。紅く美しい薔薇のように甘く、多くを惹き寄せる魅惑の薫りのする女を…。
それが、私の生き方…ずっと待っている、その時までの仮の姿…。
私だけ
娘によく言われる。
「お母さんさ〜本当にカタカナ弱いよねー」
私が〝フィスティバル”って言ったら〝フェスティバル”だよと笑われた。
電気屋で〝ディスクトップ”があるか定員に聞いたら
「デスクトップだよ」って娘に言われた。
〝人間ドッグ”に行こうか相談したら
「人間のような犬になるのかよ」と、、、。
今度、〝eランニング”を受けるって言ったら
「eラーニングだよ。お母さんは一体どこ走るの?」と言われた。
スーパーで〝アボカド”のポップを見て〝アボガド”だよねーって言ったら、無視された。
〝ギブス”も〝ギプス”なんだって、、、
〝バトミントン”も〝バドミントン”なんだって、、、
私だけ?
違うよ!昭和のおじちゃん、おばちゃんは皆んなそうだよ!
とうとう私だけになってしまった。
連れ合いに先立たれ、とうとうこの途方もなく広い海に私だけとなってしまった。
思えば、随分長い年月を生きてきた。温かい日も冷たい日も、穏やかな日も荒れた日も。
昔はたくさんの仲間がいた。私はまだ若く、世界は輝きを放ち、未来は明るかった。
それがいつからだろう。環境破壊が進み、暮らしにくさを皆がボヤき、つまらない諍いが増えた。仲間は少しずつ減って行き、最後に残ったのが私と連れ合いだった。
連れ合いと旅に出た。どこかにまだ仲間がいないか、どこかに少しでも暮らしやすい所はないか、探して回る旅に出た。しかし結局どちらも見つけることは叶わなかった。
長い長い旅路の果てに、私たちはかつて仲間と暮らしたこの海へ帰ってきた。ここで共に静かに余生を過ごすことに決めたのだ。
そう決めたのに、幾許もしない内に連れ合いは先立ってしまった。
連れ合いを失ってしまったことへの悲しみ、約束を違えられたことへの怒り、自分だけになってしまったことへの絶望。目まぐるしく襲いかかってくる感情についに耐えきれなくなった私は、全ての感情に蓋をし、そしていつか連れ合いと一緒に見た海淵へ沈むことに決めた。光が全く届かない場所で、静かに全てを終わらせるために。
もう私だけになってしまったのだから。
―――最後の最期
#15【私だけ】
ねぇ、これからもずっと、特別なのも、恋人も、未来の嫁も、私だけにしてね。ちょっとこれって重い…かな…?でも、ずっと、私だけじゃないと、不安なの…貴方が浮気も不倫もしないの、分かってるから、それは、安心してる。これからもずっと、私だけを見て、私だけを愛して…私も、これからもずっと、貴方だけを見て、貴方だけを愛すから…私にとって、もう貴方しかいないからさ…ねぇ、貴方は、ずっと気付いてなかったんだね…貴方と初めて会ったあの日から、私の中では、ずっと、貴方に特別な感情を持ってた事も、ずっと、貴方と付き合いたいって思ってた事だって…その頃から、貴方が鈍感なの、私は、知ってたんだよ?これからもずっとラブラブでいたいなぁ…
私だけ
「お前、変だよ」
「気持ち悪い」
「こっちにくんな」
みんなが私を睨む。その眼は金色で、体は白い毛に覆われている。
水に映った私の眼は灰色で、体は緑。水辺の苔むした岩みたい。
「いたぞ、色違いだ!」
「こりゃ高く売れそうだ」
きな臭い生き物に追いかけ回され、逃げているうちに群れに戻れなくなった。
「迷子か。おいで」
立派な角を持つその生き物は、私と同じところはひとつもなかったけど、優しかった。
私達は家族になった。
「どうしていつも私だけ…?」
「そう思ってるならはまだ―――」
私だけ。
いつも私だけきつい。
そんな気になる。
それが嫌で周りを見た。
そしたら周りの人もきつそうだ。
なら、どうやったってきついみたいだ。