『私だけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私だけ
私だけの楽しみ…
誰にも知られない
癒しの時間…
独り言を楽しんで…
自分との癒しの会話
…
ゆっくりまったり…
癒されて…
夢心地…
私だけみんなと違う。みんなは授業参観の時に、人間の親が来るけど、私はロボットの親が来る。私は生まれた時からロボットの親に育てられてきた。みんなも同じだと思ってたけど、違う。ロボットの親を見た先生や生徒達は、私のお母さんのことと私のことをすごく怖がってた。私はみんなと仲良くしていたいのに、みんな私のこと怖がるから仲良く出来ない。お母さんのせいだ。なんで私だけ、ロボットのお母さんなの?
でも、本当は気づいてる。気づいてないふりをしているだけ。
お母さんは、本当のお母さんじゃない。ロボットのお母さんなんて有り得ないもん。
そりゃあ怖がるよね。
マインドフルネスの呼吸法を続けている。
呼吸に注意を向け、「今、この瞬間」を意識する
方法だ。
目を閉じ、呼吸を意識し、途中何かしら考えが
浮かんでも、そのことに気づいて、また呼吸に戻っていく方法だ。
無(に近い)になり、静かな時間が流れる。私だけの大切な時間だ。
何かを考えることが間違っているのではない。それに気づくのが大切なのだ。
無理の無いよう、5分10分の瞑想をしている。禅の音を流したり、リラックスや静寂をイメージした
音楽を流しながら呼吸を繰り返す。
日常の中に生まれた、落ち着いた空間。
私だけの空間。過ぎ行く日々の中で、今日も身を
ゆだねている。
「私だけ」
『私だけ』2023.07.18
「お前にこれが何かわかるか?」
彼はテーブルに積まれたジュラルミンケースを差す。
分からないと首を振ると、彼は口の端を上げるようにして、嘲笑う。
「バカなお前に教えてやろう。これは先の戦争で、かの国から持ち込まれた神なる炎だ」
それが何を意味するのか、ようやく察する。昔に還ったこの国を、それを使うことで更に「綺麗」にしようというのだ。
だから、こうして自分や友だちのようなものが集まっている。『どこにでもいるありふれたもの』をもつ者たちだけが。
彼はジュラルミンケースの表面を優しく撫でる。
「これを見せたのは今はお前だけだ」
静かな声で彼は言って、こちらを向いた。
「神の前だ。跪きなさい」
言われるまま、片膝をつき頭を垂れる。不快ではない。彼が言うのなら、ソレは尊ぶべきモノなのだ。
頭を垂れたことよりも、彼が自分にだけソレを見せてくれた悦びが勝っている。
彼と巫女が目的を達成できるよう、護り支えることが出来るのは、自分だけなのだ。
★私だけ
あの人の視線はいつだって
明るくてよく笑う人に向いている
みんなに好かれて男女問わずいろんな人に囲まれて
その中心でよく笑う人
あの視線が私だけのものになればいいのに
私だけ愛を頂戴。
貴方が帰ってくる日を、
待っているわ。
お題 私だけ
私にだけありのままの感情を見せて。
どんなに醜くても汚くても見てみたい
貴方のありのままの感情
受け止めきれないかもしれない
拒絶してしまうかもしれない
それでも見てみたかった
私だけに見せてくれる貴方の姿を
『私だけ』
私だけなにもない。
私だけ誰もいない。
今日も忙しかったと愚痴る友達の話を聞いている。
私は何もなかったのに。
ここは私の理想の世界。
真っ青な空には白い雲が浮かんでる。庭にはいろんな花が咲いている。
爽やかな風に乗って聞こえてくるのは小鳥の声。
ここは私の理想の世界。私だけの、理想の世界。
ずっとずっと、私はこの世界で楽しく暮らすの。
ある日、突然貴方が現れた。私の世界に踏み入ってきた。
私は貴方を追い出そうとした。
「出てってよ!ここは私だけの世界なんだから!!」
貴方はそれでも私にずっと話しかけた。どんなに怒鳴っても、無視しても、貴方はずっと私の傍にいた。
もう怒るのも面倒になった私は、貴方のことを放っておいた。
「君は外の世界には行かないのかい?」
「当たり前よ。私はここで幸せなの。どうして外になんか行かなきゃいけないの?」
貴方は寂しそうに微笑んだ。
「だって、君はひとりぼっちじゃないか」
「…それは私が望んだの。もう私は、誰とも会いたくない」
貴方は私の手を取った。
「君は誰にも会いたくないのかもしれないけど、僕は君に会いたいよ」
…そうなんだ。それなら、外に戻るのもいいかもしれないな。
目を覚ますと、私は病院のベッドの上にいた。
貴方は私の手をとって泣いている。
私は貴方の手を握り返した。貴方は驚いたように私を見る。
「ただいま」
私の言葉に貴方は泣きながら「おかえり」と返してくれた。
なんで私だけこんな目に、
なんで私だけがこんな思いを、
なんで私だけ、私だけ、
そんな風に言う人が大嫌いだった
自分は何様なのだろう、
問うてみたくて仕方がなかった
そんな風に思う僕こそ
何様なのだろう、
今ならそう思うよ
自分をちゃんと大事にしてるから
出る言葉なんだと
今なら分かるよ
だって僕は何年も
そんな言葉口に出した事がない
やりたい事もなく何かを守る事もなく
プライドも自虐もなく
何より自分自身に興味がない
そんな僕よりは全然好かれると思うよ
だから良いと思うよ
私だけ、私だけ、
それで良いと思うよ
「私だけ」 #4
ふと昔を思い出す
勘違いしたこと
やってしまったこと
言われて嫌だったこと
無意識に人を傷つけたこと
反省して人間は強くなるというけれど
私は違うみたい、、、
何が違うのかわからない
気づくと過去に苦しめられる
古傷が膿化している感じ
ズキズキではないあの嫌な感覚
私だけでしょうか!?私だけ、、、
なぜ、私だけこうなるの・・・。
今日は不幸の連続だ。
友達が今日日直なのに
家の用事で早退しちゃったし、帰りの会の後、代わりの子とじゃんけんで負けた方が、明日の日直をすることになって
代わりの子が絶対負けるじゃんって言われたから絶対勝ってやると思ったけど、
案の定その子の言う通りに負けて明日日直をすることになってしまいました。
それで不幸な一日が終わりました。
麗華樹
鮮やかに咲くわ
愛しき華弁
樹の麓ヘ
艶やかに咲うわ
恋しき華弁
麗の世ヘ
愛サレル様ニ 何時モ…
死に染り
息吹かせた
最後の一片には
照らす美
揺らめいた
風と香る戯れに
涙動ノ彼方ニ 流サレ…
祈りの謳聲
包まれながら
微睡みと宵
出逢う夢現
戻れやしない
咲情の幻影
届く筈は哭くて…
静かに散り逝く…
あなたの広い背中
ふしくれだった両手
丸太のような腕
太陽の下、あなたがまるで父親のような顔で
群がる子らに構うので、全部貸してあげることにしました
良いのです
空調の効いた部屋
滑らかなシーツの狭間に潜る頃には
全て返ってくるでしょう
その先は
わたしだけのあなたなのですから
#30 お題:私だけ
田んぼに広がる緑の絨毯、頬を撫でる夏風の温さ、夕立に映る歪んだ影も
そこにいるのは、いつの間にか私だけ
4.『私だけ』
私だけ
私だけをみて、愛して。
浮気性のあなた、やりすぎて
殺されたあなた。
私のことをみなかったから、愛してほしかったから。
これが私の愛
♯私だけ
あの子がいいな、あの子はいい。
なんで私だけあの子みたいに休めないの。
あの子は失敗しても許してくれるのに、私は許してくれない。
なんで、なんでなの?
私も同じくらい辛くて苦しいのに。
あぁ、私もあの子みたいになりたいな
私だけ
信じられるのは私だけ。
今生きてると感じられるのも、私だけ。
生きた証を残せるのも、私だけ。
明日をどう生きるか。
明日をどう変えるか。
決められるのは私だけ。
泣いていても日は昇るから、
今は少しだけ、自分を信じてあげて下さい。
そして明日の朝、笑って生きて下さい。
それだけで、私は幸せです。
お前だけ…
ミーチャンだけ…
俺は…
それがよいなぁ…
ミーチャン…
【私だけ】
友人たちと廊下の片隅で立ち話をしていれば、ほとんど視線すら向けられないまま、私の手元へと書類だけが放られる。慌てて口を開こうとした時にはもう、君は早足で歩き去っていた。
「ちょっと、これ期限いつまで?」
放課後の喧騒に負けないように君の背中へと声を張り上げれば、明後日とだけ短く返ってくる。やれやれと息を吐きながら書類をパラパラとめくっていると、友人たちが同情の視線を私へと注いできた。
「会長ってあんたにだけ厳しくない?」
「普段あんなにみんなに優しくて、ニコニコしてるのにね」
口々に好き勝手言い始める友人たちに、まあねと適当に相槌を打ちながら、書類の中の重要そうな項目に目を通していく。
確かに彼は私にだけは横暴だ。だけど私からしてみれば、あの傍若無人で傲慢な幼馴染が『優しい』なんて評されていることのほうが驚きだった。外面を取り繕うのが上手くなったものだなぁなんて、若干の微笑ましさまで覚えてしまう。
私だけが知っている、完璧な生徒会長の粗雑な側面。私だけが見せてもらえる君の本質。ちょっとした優越感を胸に、私は書類のページを丁寧にめくった。