『神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ハムスターが脱走する夢を見た。金属製のオリはどこも穴がないのに、何度も脱走する。
よく観察してみると、オリの間の細い隙間に体を滑り込ませて器用に外へ出ている。
私は針金を持ってきて、オリの補強を試みる。しかし、見ればなぜかハムスターの数が増えている。いつの間に。オリの中にも外にも増えていく。
【お題:神様へ】
✨神様ㇸ✨
はじめましてでしょうか
それとも 何処かで いつも
見守ってくれているのでしょうか?
あなたの存在を
想像する事で
救われた事も 恨んだ事もあります
あなたが目の前に 現れない限り
言い方は悪いですが都合よく
神様を信じさせてもらっています
もし 本当にお会いできたら
今までの勝手な振る舞いをお詫びし
願いを聞いてもらえるなら
何をお願いしようかなぁ❢
神様 楽しみにしています😁
神様へ
どんな小さなものにも宿り
全てのものに、ささやかな素敵を隠している
いつも私たちを大事なもので包んでくれてありがとう
神様へ
ヨハネの福音書 第12章 24節
まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地におちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな日を結びます。
神様、僕はこの節に心を打たれました。
粒は自分。粒のままで消えるのか、誰かの為に何かを成して消えるのか。ここで素晴らしいのが、たとえ粒が畑に落ちてもそれだけでは意味がない無い、ということです。
次の生命を導くには、粒が、殻を破って芽を出さなければならない。殻に閉じこもったままでは、次の世界には繋がらない、と言うところです。
僕はどうしても自分の殻に閉じこもりがちになってしまいます。他人との付き合いが上手くないので。
これからは、殻を破って、できるだけたくさんの出会いを求めていきたいと思います。ありがとうございます。
今日は天気が良いので、神社に参拝に行こうかな。ええっと、まず、大神宮に行ってそれから天満宮、それから日吉神社、そのあと春日神社、あっ、商売繁盛の稲荷神社も行かなきゃ。出会いは多いほうが良いよね。たぶん。
ねがいごと届きましたか?急いでます!クルマ、家、金、世界征服
神様へ
笑点 新メンバーが なかなかだ
茶目っ気の 曙力士 安らかに
空より
神様へ
神様、私にいい身分を与えてください。
叶わない願いでもお願いしておこう。
でも、もしかしたら叶うかも
宝くじみたいな感じで。
そもそも、神様はどこにいるのだろうか。
天国に行ったら
その髭を三つ編みにさせてね
それまでは
なんとか歩いてみせるから
あなたの風がいつも
わたしの髪を揺らしてね
「神様へ」
一心に祈る
私に
光が降り注いでくれたら
救われるのにな
太陽は万物を照らし
豊かなる大地は広く
夜の空に輝く月あり
人間の願いは星なり
見えるものを信じて
見えないものを見ず
大切なものは何かと
追いかけている日々
人間とは幼な子です
愛は善も悪もなくて
ただそれを観ている
気が付くその日まで
大きな愛に抱かれて
生かされております
今日も感謝を捧げて
あなたを思うのです
『神様へ』
:神様へ
■
神様へ
貴方を見かけなくなってしばらく経ちます。
貴方が居なくなっても僕はこうして生きている。
僕にとって貴方はもう必要のない存在となったのでしょうか。
貴方がいないと外に出ることすらままならないというのに!!
どうして貴方のことが見えないのですか。もう声も聞こえない。僕に喋りかけてすらくれないのですか。
僕の拠り所は貴方だけだった。なぜ返事をしてくれないのですか。
柔らかく優しく包み込んでくれるような、いつでも女神のごとく微笑んでいる完璧な貴方がいないとまともな思考ができない。
同じところを何度もグルグル回る哀れなあのガラスの中の狼のように、僕は何度も何度も何度も何度も何度も同じことを頭の中で料理して腐っていることにも気づかずいつまでもいつまでもいつまでも食べ続けている。
どうして止めてくれないのですか。
貴方が一言「もういいのよ」と言ってくれれば、僕はそれだけで満足というのに。
神様、僕の神様、どうして。
■
神様がいた。神といっても神話もなければ神を祀る神聖な場所も存在しない。願いを叶えてくれるわけでもなく、幸せを与えてくれるわけでもなく、ただそこに有るだけの存在。僕が純粋に泣きじゃくり縋り付ける唯一の存在。それが僕の神様。
神様というより精神と呼ぶ方が正しいだろうか。イマジナリーフレンドというと些かフランクだが、実際それ程身近なものだ。何か壮大な力を持っているわけでもなく、ただそばにいて見守ってくれる存在。
「何もしてくれないなら神さまではないじゃないか」と言われればその通りだ。僕の神様は偉大じゃない。けれど僕ににとって唯一。
「神社でお願い事をしてはいけない。なぜなら神は願いを叶えてくれる存在ではなく見守り支えてくださる存在だからだ」とある人は言った。これを信じるなら僕の神様は正しく神様だった。
宗教的に信仰しているわけではない。僕の神様は安心できる家族のような。いつでもそばにいてくれて、何があっても見捨てない、理想の存在。理想の……
ああ……そうだった、思い出した、思い出したよ。僕自身だった、僕の神様。僕の中の別の何かを神様にした。いなくなったのも当然だ。だって僕はもう薬を飲んでいる。
「神様へ」
歪んだ神様に願いを云った所で何もならない
ただ1つ云えるのは
この歪んだクニはアナタが作ったモノだから
歪んでるんだよと
━神よ、
これがアナタが
望んだクニの姿か?━
小さい頃は、毎日のように
「お願いします、神様助けてください」
なんて祈っていた。
仕方のない、子どもだったから。
神様へ
助けを求め続けた子どもは、大人になりました。
今はもう、祈ることもなくなりました。
立派な大人には、なれなかったけれど。
支えをくれて、ありがとうございました。
たくさんの人達に笑顔を与える。それが僕の仕事。
そう思いながら頑張ってきた。そして、実際それができているとも思う。
この人に出逢うまでは――。
隣に眠る最愛の人の横顔を撫でる。
幸せそうな顔をして、一体どんな夢を見ているんだろう?
たくさんの人に笑顔を与えてきた。でも、今は誰よりも笑顔にしたいたった一人がいる。
彼女との関係が世の中に知られてしまった。
たくさんの人に悲しい顔をさせたことも知っている。そして、彼女にも。
でも、僕は諦めない。
あの日――初めて出逢った日。
僕は定食屋で働く半人前のバイトで、彼女はお客さんだった。
彼女はとても疲れ切った顔をしていた。思わずお節介を焼いてしまうくらいには。
サービスでつけたデザートを、彼女はそれは美味しそうに食べてくれた。
そして、気付けば僕は惚れていたようで、その日から彼女のことが忘れられなかった。一目惚れをしていたんだ。
でも、それから本業のアイドルが忙しくなり、バイトは辞めざるを得なくなってしまった。
あの日以来、彼女には出会えていない。ここのバイトを辞めてしまったら、更に会える確率は減ってしまう。でも、仕方がなかった。
もしかしたら、彼女は、僕の前に舞い降りた下界に遊びに来た女神様だったのかも。そんなことを考えてしまうくらいには、美しい人だった。もう天界に帰ってしまったのだろうか。
もう一度会いたい。どうか、もう一度。
神様へ――
神様。本当にこの世に神様がいるなら、どうか、もう一度彼女に会わせてください。
もう一度この世界へ、どうか。
そうしたら、絶対、彼女にこの想いを伝えるのに。
夢かと思った。
ライブ中、観客席に彼女の姿を見つけた。一際輝いていた。
――あぁ、神様、ありがとうございます。
再び僕の元へ彼女を遣わせてくれて。チャンスを与えてくれて。
こうして、僕は無事に想いを伝え、結ばれることができたんだ。まさか、その時は彼女が人気の女優さんだなんて全然気付いてなかったけれど。
でも、そんなことは関係ない。絶対に離したくない、大切な人。
たくさんの人を笑顔にしたいと思うのは変わらないけど、僕は神様なんかじゃない。そして、それは君もそうだった。
だから、誰一人傷付けずに生きていくなんてできない。僕達は僕達でできる精一杯で頑張っているんだ。
僕に一番笑顔にしたい人がいたって、君も同じく僕を一番に想っていたって、僕達は変わらずみんなにも笑っていてほしいから、一生懸命にできることをするよ。これからも、ずっとそうだ。
仕事へ向かう支度を始める。カーテンを開き、更に気合を入れた。
『神様へ』
生死の境を彷徨った時でさえ祈りはしなかったのに、
神に愛されているとしか思えない女がよりにもよって私を選んだ時、初めてその存在を確信した。
ねえ、退屈なんだろう。
そうなんだろう?
お題:神様へ
神様へ
どうか、あの子が幸せにそして、息がしやすい世の中にしてください。
詩彩音
恋愛系の神様へ
わたしはしっかり結婚などできるでしょうか
わたしは今日も恋愛ができるようになりたいです
今はもう死んでしまった神様へ
あの人と同じように
わたしもあなたを
信じることができたなら
どんなにかよかっただろう
神様へ
────あの子のそばにいたい…。
ただただ平和で幸せな時間を…ください…。──
神へ
死んでも許さないから!!
1発殴らせろ!!!!