『神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様へ
人生で本当にしなければならないことに気づけますように
まぁ、そんなものは無いか
このでかい宇宙からしたら人間や地球なんてちっぽけなもの
あるのは自然の摂理か
神様…
「ひらめきだけで生きている」
少し前まで私がよく口にしていた言葉だ。
困った事がおきると自分でも天才なんじゃないかと勘違いするほどひらめくのだ。
けれどこの頃は考えが変わってきた。
これは、見えない何かが教えてくれてるんじゃないかなって…
確かに私は守られていると素直に思える。
だとすると、今も書かされているのだろうか(笑)
人が迷った時に頼る「どちらにしようかな」。
その言葉の後に続く内容には、なんと国内外を問わず、どうやら結構なレパートリーが存在することを調べるさなかに知った。
最初に数え始めた地点から最後の止まる結果までが分かってしまうそれは、本当に「神様の言う通り」となっているのか?
あまりにも身も蓋もない発想だったが、そう当時の幼心でも一度考えたことがある。
多分、大事なのは“そこ”ではないのだろう。
──そんな捉え方をする自分が居る。
この気まぐれな心で「助力」を得ようとする己の行動へ対し、妙な後ろめたさを感じつつも、右へ左へ交互に指を動かしてみた。
まるで、手遊びでもするかのように。
この中のどちらが先に選ばれようとも、恐らく後から選ばれなかった方までも欲してしまうタイプの自分としてみれば、良かったのだ。
正直言って、こんな風に思われているのを知られてしまえば、頼られた彼らであっても呆れてしまうだろうな。
【神様へ】
自分は1人で生きて1人で死ぬんだと思っていた。
この人に会うまでは。
他人を頼ること、他人と助け合うこと、他人と信頼関係を築くには一方ではなく双方の歩み寄りが必要なこと。
他人と生きていく心得みたいなもんは、自然とこの人が見せてくれた。
この人が生きていく姿をずっと見ていたい。
この人が笑って泣いて怒って照れて嬉しがる姿をずっと見ていたい。
できることなら、自分といて幸せだと思ってもらえるようになりたい。
この人と出会って自分はこんなに強欲だったのかと思い知る。
神様、どうかこの人が最期まで幸せに過ごせるよう、自分に守らせてください。
【お題:神様へ】
神様へ
ペコペコッ パンパンッ ペコッ
(-人-)
―――・・・
『おうおう、年明け早々あんさんの所は繁盛しとるねぇ』
「おかげさまで、ひっきりなしに願いが届きますよ」
『でかいところは大変だねぇ、うちみたいにこぢんまりしてるとゆっくり出来るよ』
「まあもうこれは仕方ないで割り切るしかないと思ってます」
『それもそうだな、ガハハ』
「それにしても願う時はせめて名乗って欲しいって思いませんか?お願いされても名無しじゃ、願いを聞き届けてあげることも出来ませんよ」
『確かにウチも昔は名無しの権兵衛が多かったなぁ、でも近所の住民くらいしか集まって来ないからよぉ、現在じゃ大体が顔馴染みよ』
「良いですね羨ましいです。ウチの所はテレビとか雑誌でよく取り上げられるみたいで、新参の方ばかりですよ」
『ハハ自慢かい、苦労が絶えないねぇ』
「そんなつもりは。あ、苦労で思い出しました、神様って都合よく使われてる気がしませんか?」
『なんでまた』
「お願いされること自体は悪い気しないですけど、困ったときに何でもかんでも"神頼み"はやめて欲しいなと思いまして。ダメだった時には"神様のバカヤロー"とか"神様なんて居なかった"とか、いつの間にかこちら側が悪者にされてるのは不条理だなと」
『神様が不条理発言とは何とも愉快だねぇ』
「確かに力及ばずで願いを聞き届けられないこともありますけど、こちらも誠心誠意努めさせて頂いてるうえ、神に頼らざるを得なかった自分自身も反省するべき部分が無かったかを今一度振り返って頂きたいと切に願っているわけでありまして」
『熱くなってきたねぇ、長くなる?』
「"神頼み"する人はまだ良い方かも知れないです。中には願いすらしていないのに、"俺は神に見放されてるんだー"とか平気に言う人も居てですね・・・。こちらとて寝耳に水状態です、おたくどちら様ですか状態です。見放したくて見放してる訳じゃないんですよ」
『溜まってるなぁ。要するにだ、もう少し優しくしてよってことね』
「・・・ぐすん」
『オレは感謝しとるぞ、なんやかんやこうやってオレの相手してくれるしな!まあ、酒も奉納されたことだし、今日くらいはぱーっと飲もうや』
「同業者の感謝はあまり嬉しくないですけど、もぉ飲むぞー!」
『何だとこのやろー、ガハハ』
―――・・・
(-.-)ノ[凶]
・・・神様のばか
朝から娘と買い出し。
ただの荷物持ちでついてきてるのではない。
欲しい物がある時は自分から「ついていこうか?」
と声をかけてくるのだ。
ウキウキしながら、自分の欲しい物を伝えてくる娘
懐事情を気にしながらも、そこまで嫌ではない私
昔から娘とウインドーショッピングをする事に憧れていたからだ。
今はまだ学生だから一緒に行く機会も多いが
娘が嫁いだらこんな事も
あまり出来なくなるのかもな…と考えると
少し…寂しくなる。
『神様へ』
どうかお願いします。
僕の願いを叶えてください。
最後にあと一回だけでも、あいつの顔を見たいんです。
感謝を伝えてないんです。
最後に、一つだけなんです。
どうか。 どうか。
僕の願いを叶えて
神様へ
どうしてだか
神様へ、と言うときは困った時。
普段は神様なんて忘れて生きている。
何かを解決したい時に
神様を思い出す。
こんな私を
神様、お許しください。
出会いには、理由がある。
まったく接点がないはずの人と偶然出会ったのも、神様の必然だと気づく。
なにを使命として、出会わされたのか、その意味を知ろうとしていた。
けれど、与えられた任務を果たせずにここまで来てしまった事を、申し訳なく情けなく思う。
あの一場面。
全てが崩壊した瞬間の出来事。
ゲームオーバーのように、画面は消えた。
けれど、これはゲームではない。再起動は不可能だった。
これ以上は任せられない。終わりだ。とお告げが聞こえた気がした。
関係が終わる時は、成長の過程で積み上げた波動が合わなくなった時。
なんだかおかしい。何かわからないけど、何かが違う。そう感じたのは3年前。
私はたぶん、そのズレに居心地の悪さを感じていた。修復出来ない予感も抱えていた。あの人と会うたびに真っ直ぐ立っていないような感触があった。
変なものに引きずられているものを、負けじと強引に自分の立ち位置へ戻したいような感覚。つまらなくなっていった。
あの場面は、雷が急に鳴ったような、爆弾が投下されたような、いや、もっととてつもない何かが起きたような一瞬だった。
私は1年ほど前からずっと、もう辞めたいと感じていた。神様に通じたのだなと後でわかった。
神様へ失敗の報告をする。
課題は昇華出来なければ、形を変え、姿を変えて、何度も繰り返し与えられると言う。この先もまた、似たような人と似たような形で、同じ任務を課せられ出会いがあるのだろう。
『神様へ』
最初に感じたのは喪失感だった。
ずっと傍にあった物が無くなってしまったような。次いで全身の痛みを認識した。軋む身体に鞭打って目を開く。ふさ、と温もりが寄り添ってきて、相棒が隣に居ることを知った。擦り寄せられた頭を撫でてやろうとして、腕ひとつ上げるにも随分苦労した。流石は排撃貝と言ったところか。戦いの行方はどうなったろうか。奇妙なまでに静かな空に、不安を掻き立てられた。どうしてこんなにも、と考えて、神の存在が感じられないが故だと気付く。あの人程の心綱を持たずとも、あの強大な気配は国の何処に居ても感じられるものだった。
神はもう行ってしまったのか。空を見上げても、青く澄んだ空には月の影はなかった。
甲子園の神様へ
いつか絶対そこに行くので
見守っていてください!
今日の食事は豪華! お魚と白米だけじゃなく、具沢山のお味噌汁もついていてしかもとっても美味しかった。
食事の後はよく髪を洗ってもらって、香油まで塗ってもらった。いつもは井戸の水で適当に拭くだけだったから何だか新鮮だ。
肌触りの良い真っ白な着物に袖を通す。まるで白無垢か、白装束のよう。
歩いていると村の人達と目が合う。こんなにもめかしこんだ私が珍しいのね! 気分が良かったので手を振ると視線はサッと明後日へ移動した。照れてるのかな?
着いてきてくれた村長にもさよならの手を振って、私は湖の中を進んでいく。怖くはない。
かみさま! 私の神様! 今、逢いに行きます!
神様へ
お題:神様へ
清流のようなフルートの音が、社に響く。その音色のおかげで、久方ぶりに目を覚ました。そして音の主が馴染みの客と気づいて、わたしは微笑んだ。
「上手くなったものだ」
子供のころから毎日のようにやってきて、ただ一礼をして奏していた。作法もあったものじゃない。その上に、フルートは下手くそときた。されど、願いも祈りも何も込められていないその音色は、心地よかった。
されども、この音色はいつもと違う。
「ああ、そうか、ゆくのだな」
一音一音を惜しむように思いを乗せた温かな音色だった。わたしに奏し奉らんとする音色だった。音の粒が体に染み渡り、穢に淀む体が楽になっていく。
「ふふ、こちらこそ。なぁに、わたしは見ていただけさ。されども知っていたよ。そなたが広い世界へ行くことを。……ああ。約束しよう。わたしの力が残る限り、見守ると」
約束しよう、わたしを慕う人の子よ。約束しよう、その時まで。
神に祈るとき。お腹が痛くてトイレにこもっているとき。
神を呪うとき。片頭痛で全く動けず横になるしかないとき。
神へ。私の体調を悪くさせるな。
「神様へ」
私は今まで報われないことが多かった。
原因不明の酷い体調不良、死ぬ気で勉強して失敗した中学受験、兄弟のために我慢してきた沢山のこと。
本当に辛かった、悔しかったし苦しかった。と、思っていたのだけれど。
体調不良が良くなってから、当たり前のことが出来るだけで、そこに在るだけで、幸せだと思うようになった。
毎日が素晴らしく、そして美しい。
感謝をするようになった、何事にも。
そうしたら今まで上手くいかなかったことが、驚く程に上手くいくようになり、自分の精神力も高まった。
神様は、きっと、見ているんだろうな。
神様へ
いつもありがとうございます。
僕は神頼みが好きじゃない。
まず、そもそも、神なんか居ない。
顧問に嫌われたり、
親に束縛されたり、
必要以上の期待を背負わされ、応えきれなかったから、責められたり、
練習量も実力も1番になったのに、年功序列で、選手から排除されたり。
神様がいたら、僕の努力を見てくれているはずなのに。
神様がいたら、何かはマシなはずなのに。
神様がいないから、努力は報われないし、人間関係も恵まれない。
そう考えるしかない状況で生きてきたから。
僕の周りの人間は、よく神頼みをする。
“勝てますように”だとか
“担任が誰々でありますように”とか。
みんなの中に神様はいるんだろうな。
きっとみんな努力が報われ、人間関係も恵まれている。
僕の中に神はいないし、きっと心は誰よりも荒んでいる。
今の僕は人を妬むことしかできない。
こんな心の荒んだ人間だから、神が近くに居てくれないのだろうか。
神を信じれば、神は何かしてくれるのだろうか。
きっと関係ないだろうな、前にも同じことを思って神様に願い事をしたけど、叶えてもらえなかったんだから。
その時の僕の願いは、些細なことだったのに。
僕の唯一心を許せる先生に来年も教科担当をしてもらうこと。
なのに。
その先生は転勤したんだ。
こんな些細な願いも叶えてもらえなかったら、何も期待したく無くなる。
神なんていてたまるか。
今、神になにか聞けるとするならば、
“神様は本当にいますか”
と聞きたい。
きっと答えなんか帰ってこないだろうけど。
神様へ
どうか、これからの世界も平和のままで…
不平等がなく、何不自由なく、
人だけではなく、動物や植物だって…
地球上に生息している生物だけではなく、
他の惑星も同等に…
私1人では出来ないことですから、
神様、お願い致します…、
『宇宙を優しくお見守りください』
神様へ。
神様への
お願い事は
たくさんある。
でも健康第一だね。
京都から離れるのが
嫌だから
少しのんびりしたよ。
神様に
少しだけ、勇気があれば…いつも、意気地無しの自分が嫌になる…あの人との関係が、もしも壊れてしまったら…それが怖くて、想いが、伝えられなくて…でも、あなたが他の誰かと親し気にしていると、不安で、怖くて、落ち着かない…だから、苦しい時の神頼み…本の少しだけ…背中を押してください…
あなたを熱心に信じている人達ほど苦しんでいるような気がするのは、私だけでしょうか?
「神様へ」