『神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
2024 4/14 (日)
植物は枯れ 花は朽ち 海は濁り 生物は命を落とす
記憶は薄れ 金は錆び 食は腐り 生物は命を落とす
神様、聞こえていますか。
デメリットの多いこの地球で
貴方はなぜ私に命を与えてくれたのですか
#8 神様へ
どうか聞いてお願いします。神様よ。神様へ。文章を書くのは久しぶりです。今僕は孤独を抱えています。ほっと一息つきたいのです。ブレブレです。彷徨っています。どこに行けばいいのでしょうか。なにもわかりません。わかったふりをしていなければならないのがつらいです。もうどうすることもできません。つかれました。通りがかりの人が親切してくれないでしょうか。独り言だっていいじゃないか。いつか大切な人に再会を果たせるでしょうか。スマホを打ってる指が疲れたのもお構い無しに入力を繰り返す夢中さは手に入るでしょうか。つまらないだじゃれで流したくありません。と同時に時間は有限だって言われて気が滅入るかもしれない。そんな夜だからこそあなたに会いたい。独り言としては恥ずかしい。どうしてあの人に会えないのでしょうか。もうつかれました。なんだか、眠ってしまえたら良いのですが。
「あの人から手紙が届きましたよ」
穏やかな日差しが差し込む病室に妻のやわらかな声が響く。
点滴の刺さった方とは反対の手で、妻の持ってきた手紙を受け取り差出人を確認する。
どこにでもあるようなエアメールだ。
差出人は、腐れ縁の幼馴染からだった。
片手では手紙が破れてしまう為、妻に頼んで封を切ってもらうと、中から出てきたのはこれまたシンプルな便箋だった。
広げると細々とした──見慣れたアイツの字が並んでいる。
読み始める前にそっと妻に目配せをする。それだけで全てを悟った妻は「談話室に居ますね」と一言残して病室を後にした。
出来た妻をもらったなぁと他人事のように思う。
自分は本当、幸せ者だ。
手の中にあるアイツからの手紙に目を通す。
そこには序盤からグチグチとした嫌がらせを宣うアイツがいた。
素直に淋しいって言えばいいものを。
実にアイツらしい回りくどい言だ。
有り難く受け取りやがれだと?
ハイハイ、確かに頂戴いたしましたよ。
コレで満足か?
ガラクタだらけね。
人生なんざそんなもんさ。その中にうちの妻みたいな宝石を一つでも見つけられれば大成功なんだよ。羨ましいだろう?
ハンカチ、キーキー噛んで羨ましがれってんだ。
俺にとってオマエは、腐れ縁の幼馴染。厄介な寂しがり屋で、気の合う──悪友。それ以上でも以下でもない。
ガラクタじゃないだけ有り難いだろう?
自慢してもいいぜ。ガラクタじゃないって。
面白いモノ…、あぁ見つけたよ。沢山。
話してぇよ、オマエに。
オマエが奢ってくれるなんて雪が降るかもしれねえこと、体験してえよ。
でも、悪いな。
帰れねえかもしれねえんだ、俺。
いや、帰れねえかもじゃなくて帰れねえんだ。
偉い先生曰く、この体もう保たねえんだと。
日本には戻れないんだと。
妻も俺も、もう腹は括っているし、決めたんだ。
残りの日々を静かに過ごすこと。
今まで言わなくてすまない。
すまない、すまない、すまない。
ゴメンな。
コレは俺の最後の我儘なんだ。
鼻の奥がツンとして、拭っても拭っても次から次へと涙が溢れてくる。
あぁ、覚悟を決めていたのにどうしてどうしてこんなに辛いのだろう。
パタリパタリと手紙に涙が落ちていく。
そのせいでアイツの名前が滲んでしまった。
滲むアイツの名前に、記憶の中のアイツの姿も薄れていくようで俺は嗚咽を漏らして泣いた。
神様へ
俺の命を差し上げますから
寂しがり屋のアイツが
悲しむことなく
絶望することもなく
温かなひだまりの様な世界で生きていけますように。
もし可能ならば、残していく人達をあの世から見守る権利を俺にください。
神様…。
Theme:神様へ
神様。
どうか雨を降らせてください。
干ばつが続き、村は壊滅寸前だった。
話し合いの末、神に生け贄を捧げることにした。
神に捧げる御子は、胸に特徴的な痣を持つあの子を選んだ。
あの子の両親を『説得』し、無邪気な笑顔を向けるあの子の手を引いて、神様にもっとも近い場所であるあの丘へと連れていった。
その後、数ヵ月ぶりに雨が降った。
これまで続いていた暑さが嘘のような、氷のように冷たい雨だった。
神様の恵みなのか、あるいはあの子の涙なのか。
どちらにしても、私たちは救われた。
神様のご加護の、あの子の犠牲によって。
それ以降、かつて村があったこの地では季節外れの冷たい雨が決まって降る。
その謂れを知っている人間も今ではほとんどいない。
雨の降る日は、私は今では公園となったあの丘へ向かい、手を合わせる。
それが代々の地主であり、一族の末裔である私たち子孫に課せられた贖罪だから。
「ねぇ、神様っていると思う?」
「えぇ、宗教勧誘はお断りだよ」
今日も疲れを身にまとって、貴方とお酒を飲む。少しずつ酔いが回ってきたからか、貴方も私に変な質問を投げかけてくるようになった。
「そういうのじゃないって〜!」
「分かってるよ。うぅん、神様かぁ。いるんじゃない」
スピリチュアルは結構すきだし、占いとかも興味があったりする。でも、私は適当に、興味無さそうにそう答えた。
「じゃあさ、神様になにか手紙かけるとしたらどういう内容を書く?」
「手紙?そうだなぁ、運命の人は誰ですか、とか?」
「運命の人なら目の前にいるでしょー」
「はいはい、あんたは?」
「私?えーっとねー……す、好きな人の好きな人とか」
神様へ
臆病な私は、自分の思いを伝えられないままでいます。
この世界では、いわゆる普通ではない恋らしくて。
そんな言葉に縛られてる私を、助けてください。
神様、普通ってなんですか。
なぜ普通でなくちゃ、いけないんですか。
神様へ
人間のことは人間の神様へ
猫のことは猫の神様へ
時おり祈っていました
どうぞお守りくださいと
けれども死が唐突に猫をつれてゆき
うちしひがれ
この願いは全くもって届かなかったのか
無意味だったのか
わからなくなりました
願いも祈りも届いたとしても
命は失われるもの
どうにもならないこと
せんないことを願われて
神様も困っていたかもしれませんね
(それでも時にはすがりたくなるのでした)
あの人は私に人間としての意義を教えてくれました。
あなたは私に愛するということを教えてくれました。
君が私に感情の豊かさを、良くも悪くも、酸いも甘いも、すべてにおける終着点を教えてくれました。
けれどもすべては私を通過していく。
存在すら知り得ぬ神様へ。
私はあとどのくらい、
あなたの試練を受けねばならぬのですか?
【神様へ】
PS,
先日♡1000をいただきました。
サボりながらも続けていて良かったです。
これからもよろしくお願いいたします。
君の知る神と私の知る神が
違ってもなお、共に祈ろう
/お題「神様へ」より
いいかい。恋は恋と認めるまでは恋ではないのだよ。
無理に気持ちに名前をつけなくたっていいじゃないか。
なにものでもないその気持ちの中間地点でふわふわ浮いてるのも悪かないだろう?
神様へ
いつもありがとう
それよりも、
不平等を無くして欲しい…
「女は○○だから」
「男は○○だから」
不平等やん…
【なんでなん】
そんな言葉が出てきたよ
神様へ
神様どうか少しでもおじいちゃんおばあちゃんと長く過ごせますように。
私の母の実家は埼玉県にある。埼玉県に私の住む祖父母はもう八十歳になる。祖父は持病があり祖母は持病はないが耳が遠くなっている。埼玉の祖父母家に行く度に後何回来れるだろうなあと思い、少し寂しくなってしまう。だから、たまにしか会えないからこそ祖父母と会える時間を大切にしたいと思う。だから神様へ、私の願いをかなえてください。お願いします。
God Hates US ? Alright then…
だから、それでもやっていける。やっていくしかないしやっていかざるをえないし、だから結局やっていける。
絶望の話だし希望の話だ。
生き物として乗り込んで駆け抜ける。もはやそこに許しは必要ない。況んや、どうして赦しなんているだろう、ずっとここにいるのに。すでにここにいるのに。ただいるだけだ。それだけがなんの脅威か。分別くさい神の手に委ねるのをやめろ。その分別を疑え。権力を与えられたそれが何に支えられているのか何を支えているのかよく見て考えろ。誰を利するのか何を強化するのか、誰を追いやるのか何の存在を消し去っているのか。
批判的に見ることでやっと読める文章がある、やっと見れる映画もやっと聞ける音楽も。絵画も。建物も。被服も。家具も家電も薬品も食品もありとあらゆる解釈もなにもかも。神が創造したなにもかもだ。やつらはわたしたちのことを消し去ったのだから、消し去っているのだと充分に指摘してくれ。ここにいるものを無視したことを、もっと強く、激しく指摘してくれ。そうしてやっとそれを手に取れるものが、そうしてやっと、ここにいるのだとおもえるものが、そうしてやっと、生き延びるものが、あらゆるところにあるのだから。
#神様へ
あなたは全てご存知でしょう
わたしの過去も
わたしの未来も…
そして
時折 幸せや試練を
わたしに与えては
生きることの意味を思い知らせる
そんな中で
わたしはあなたに感謝し憎むのです
たぶんこれからも…
自分の不甲斐なさを認められずに
誰かのせいにしたくなると
ズルいわたしはあなたのせいにして
うそぶくんだ。
仕方ないことだし神様の決めたことなんだ…と
わたし 本当はわかってるんだよ
愚かなわたしを
悲しげな瞳で観ているあなたの
存在を
拝啓 神様へ
神様。今はどんな気分ですか?私の気分は最悪です。神様なら少し前の時間に戻せたりしませんか?出来ることなら、私が産まれる前に。神様は一体何を思って私を作ったのでしょうか、暇潰し?だからこんなに適当なのでしょうか。それとも、落書きをするような気軽さで作ったのでしょうか。性格もひねくれていて、友人など誰もいません。作るのに失敗してしまったから紙をぐしゃぐしゃに丸めて捨てるように私の人生すらもぐしゃぐしゃにしてしまったのでしょうか。せめて、顔が良くないのなら聖人のような性格や、友人などができても良いのではないでしょうか。神様は一人で食べるご飯の味を知っていますか?神様は何も食べなくていいのかもしれませんが、私達はそうはいきません。みんなが集まって教室で食べている中、一人でお弁当を食べるのはとても恥ずかしくて恐ろしい。それがただただ憂鬱で学校に行きたくありません。そんな私の生き甲斐は何か分かりますか?まあ生き甲斐と言うほど性格はひねくれてませんので、なにか良い言葉に変換してください。で、その生き甲斐とやらは周りの人を見下すことです。性格が悪いと思いますか?私も思います。だが性格が良くて顔が可愛い人達に対抗出来るのが頭脳位で、レベルを落とした高校に入ったからか周りは馬鹿だらけです。お陰様で私はまだ生きるというコマンドを選択することが出来ます。
長々と書きましたが、神様はここまで読んでくれましたか?名前も知らぬ神様。居るかも分からぬ、人間の想像で出来た存在。自分の感情を手紙にして吐き出したおかげか、少しスッキリしました。まだ死ぬつもりはありませんが、どうか次の生は楽しめるようにしてください。
敬具
【題:神様へ】
『神様へ』
神様へ
どうしてこんな世界を作ったんですか。
どうしてこんなに世の中不平等なんですか。
どうしてまわりの人は笑ってるのに
私はずっと病院にいなきゃいけないの。
どうして1人でずっと寂しく過ごさなきゃいけないの。
どうして。
神様へ
▼雑談。
神様というと大神がまず浮かぶ。狼が好きだし、作品自体も和風でとても好き。
それで、“神様へ”っというお題を見てゲームのラスト辺りを思い出してちょっと泣きそうになってしまった。あのシーンとセリフが本当に胸にくる。
日々家
『神様へ』
貴方様は、本当にいらっしゃるのでしょうか。
僕はどうも、いるとは思えません。
だって、世界にはまだ戦争をしている国もあるし、
戦争まで行かなくったって、殺人なのどの
事件は絶えない。
神様へ
本当に貴方様がいらっしゃるというのなら
この争いを止めてみては下さいませんか?
僕だって、今ー
「おい!大丈夫か!!」
「…え……んー…?」
意識が戻りかけた時、彼は言った。
「どんなに毛虫が嫌いでも、
通ったくらいで
気絶までするとは思わなかったよ」
「え、めっちゃ顔色悪くない?大丈夫?」
「…今…全身全霊で神に祈ってるところ…」
「気持ちはわかるけど素直にトイレか保健室の方が確実に解決できるよ、多分…」
"神様へ"
神様へ
今、私は幸せですか?自分で幸せと判断できないほど麻痺してしまいました。世の中にはもっと不幸な人がいるのだから、反対にもっと幸せな人がいる。そんな風に考えてしまう。自分では恵まれていてもそれが当たり前だから分からないし、自分は不幸でもそれが当たり前なのだから分からない。どうやって人生の価値を決めるのだろう。私の人生の価値なんて自分以外の人間に決めることは出来ないし、決めさせたくない。幸せと不幸せもきっとそうですよね。自分が幸せだと思えば幸せ。自分で不幸せだと思ってしまえば不幸になる。幸せは自分で決める。不幸だなんて他の人なんかに決めさせない。神様だって決めれない。そう思うことにします。
神様へ
あなたを巡って、戦いが起きている地域があります
どうか静まるようにお伝え出来ませんか?