『神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#神様へ
ドレスに身を包み装飾をあてらう
小舟に乗り
神様へ唄を届けるため
今年の漁の豊作を願うため
巫女になり捧げる
嘲風に揺れる帆 大自然の恵みに、
我ら祈り恵みを求める。
テーマ『神様へ』
神様に願ったことは、たぶんそんなに無い。
私が子供の頃に読んだ漫画にいた、神様というキャラクターは
人を塩の柱に変えたり、世界を大洪水でリセットしたりして
結構ろくでもない印象が強かったから。
でも、目に見えない「ナニカ」は信じている。
例えば、考え事をしているとき。
不意に振ってくるアイデアには、何か運命的なものを感じることがある。
あと、パッと時計を見た時にゾロ目だと、なんか嬉しい。
……これは、あまり関係ないのかもしれないけど。
恐らくこれからも、私は神様という名前に縋ることはあまり無いと思う。
すべてが自分の力だとは思わない。ただ、できることはやりたい。
ただ、強いて言うのであれば。
私は、臆病な自分がそこまで嫌いじゃない。
臆病だからこそ遠回りできたし、臆病だからこそ感じられた感情はたくさんあると思う。
それに、そこそこ責任転嫁もするし、なんなら八つ当たりもする。
人としてどうかと考えたら、あまり褒められたものではないかもしれない。
それでも。他人のせいにして、自分も責めて、こらえきれない感情を誰かにぶつけながらも、少しずつ変化してきたように思う。
その過程は、私が私であるために必要なことだった。
だから、もし私を作った「神様」というものがいるのならば。
私を、臆病につくってくれてありがとう。
臆病だからこそ、たくさんのことを想像して考えられる。
理不尽に誰かとぶつかって生まれた、心の繋がりだってあるかもしれない。
今の私が、一つ願うなら。どうかカミサマへ。
臆病な私に、あと一歩の勇気をください。
あの子には彼氏がいるみたい。
でも俺は不思議なことがある。
彼女は日に日に怪我が増えてる気がするんだ。
「ねぇ、毎日怪我してない?」
「えっ...そう...かな?」
彼女は苦笑いをして答えた。
「ほんとに何にもないの?」
彼女は少し暗い顔をして小さく頷いた。
そんな姿はとても幸せそうには見えなくて
どうすることも出来ない俺は苦しくなった。
神様へ
どうかあの子が幸せになるように
未来を変えてください
俺はあの子が幸せになって欲しい
俺だって彼女が好きだから
─────『神様へ』
神様へ
もう,この人生を終わらせてほしい。
僕が守りたかったものは全て手放してしまった。
この世に留まる意味がないんだ。
生きていると辛いことばかり。
もう,終わりにしよう、?
神様に聞きたいことがあります。天国と地獄ってあるのでしょうか,ないのならばつくってほしいです 僕が地獄に行くために。
神様と言われても、何か具体的な事物が浮かぶわけではない。
かと言って、無神論者になれるほど心が強いわけでもない。
祖父母の家には仏壇があるし、正月は神社へ初詣、盆は寺へ墓参り、クリスマスにはケーキとチキンで一週間後にはまた正月。ケルト発祥のハロウィンも一応楽しんで、セントウァレンティヌスの斬首日にはチョコをばら撒く。
それでいて、ピンチの時には「カミサマ助けて!」なんて言ったりもする。
じゃあこの時祈ってる「カミサマ」って何だろう。
信ずる者がいて初めて「神」が成り立つなら、逆説的に祈っている先は自分の信ずるものなんだろうか。
困った。そうだとしても、具体的な事物が浮かばない。
本当は信じているものなんて無いから、だからいつもいつも助けは来ないし願いは叶わないのか。なるほど。
これから先も「カミサマ助けて!」は使用予定だけど、それが名も実も無い空虚への呼びかけであることは自覚しておこうと思う。
#神様へ
雨音と うら寂しさと 花明り
心満たせぬ 月霞む夜
(詞書)
恋人に新しい学校の友達関係が順調という話をされて、
勝手に距離を感じては寂しくなる。
雨音が響く夜空を見上げれば遠くの月が霞んでいる。
花明り=淡い恋心
恋人を月に例えた、距離の短歌
神様…どうかお願いします…せめてこの恋だけは、叶えさせて下さい…生まれて初めて、彼氏に愛されてる自覚がした…生まれて初めて、心からこの人と幸せになりたいって思えた…生まれて初めて、未来まで描けた…生まれて初めて、本気の恋をした…彼との"初めて"が増える度、私の想いも膨らんでいく…どんどん彼に夢中になっていく…この気持ちは、"辛い"んじゃない…"好き過ぎて辛い"方の"辛い"なんだ…神様へ。改めてこの場で彼との未来を約束し、誓います…
母は、父を愛することを止める代わりに「神様」を愛することに決めたようだった。
子の私を愛することは止めなかったようだ。何故なら、私はその「神様」に引き合わされたから。母が「神様」と呼ばう男を、だらしなく膨れた腹とだらしなく緩んだ顔を睨みつけて、私は呟いた。
神様、母を返してください。
「神様へ」
「神様へ」
雨で冷たくなった身体を
どのようにして温めたらよいのか
ずぶ濡れになった心から流れる涙を
どのようにして乾かしたらよいのか
僕が、僕を愛することができたなら
少しは、この街でも光をみつけられる?
僕が、誰かを愛することができたなら
少しは、僕を許すことができますか?
僕が、僕を許すことができたなら
また、僕は誰かを愛することができたなら
先の見えない真っ暗なこの街でも
僕は、誰かと手を取り合って光を
さがし求めることができますか?
もし、神様が存在するのならば
もし、神様へ祈りを捧げられるのならば
僕は、僕を許すことができますか
神様へ
生まれてこれてうれしいです
ありがとう
人って「こうだ」と言ってるけど実際には心の奥底ではなに考えているか分からない、
自分もそうだ、言葉には出しているけど実際には違うことおもっている、人間は生まれたときから嘘を吐いてるんだとおもう、いや、嘘を吐かなければ輪に入れないのだすぐに、
「変な子」「身勝手な子」「自己中」「空気読めない」と言われてしまう、個人の尊重があるといいながら可笑しな話だ、所詮その尊重も実際には穴を開けてしまえば建前でしかない、
扉を開けると、上の言うことには聞かないといけない、ただそれだけしか残らない、全くもってなんのために個人の尊重とかあるとかわからない。
はい、そうです。
皆さんの願いごとを神様に届ける仕事ですね。
うん、多いですよ。
季節的なものも多いですけど、
基本は恋愛とお金の二つです。
恋愛はねぇ、まだ、何とかなるみたいですよ。届けた願いが叶う場合もありますので。
え?
お金は難しいんですか?
まぁねぇ、総量って決まってるじゃないですか。
全員が一億円欲しいって願っても、全員には配れないじゃないでしょ?
無理無理無理
お金は無理だって、
だって、10年間、毎日給料上げてくれって神様に願い出しても、ちっとも上げてくれないんですよ。
あの子をこれ以上泣かせるなら
わたしが神様になりたい
神様へ、
どうして人はこんなにも
不平等なのですか?
どうしてよわい人が先にいなくなっていくのですか?
どうして平等に作られたほずのこの世界で
不平等に人が居なくなっていくんですか?
神様って一体なんなんですか?
存在するというのなら、
なぜ困っている人を助けてくれないのですか?
僕がこんなことを書いている
今この時、神様は何をしていますか?
存在しないのなら仕方ないけど存在するというのなら
どうか僕を助けてください
神様へ
小さい頃、子供ながらにしんどい事の連続でした。
神様は乗り越えられる試練を与えると聞いた事があります。
なかなか厄介な試練がゴロゴロ与えられたモノです。
乗り越えられる前提だとすると、神様からポテンシャル高いぞ認定された自分スゲェという事で頑張りました。
何とかここまで乗り越えて来ましたし。
でも!でもですよ?
もうそろそろ良くないですか?
たまに自分でも何目指してるんだろうと考えます。
このまま突き進むとソロで魔王でも倒しにいけそうです。ラスボスどころか裏ボスもイケるかも?って勘違いしそうです。
ですが。
世界救おうなんてそんな大それた事思っていないし、その証拠に会社員やってますし。
しがない会社員に試練を与え続けるなんて、何をさせるつもりですか。
と言うわけで、そろそろ楽隠居したいです。
是非そうさせてください!
お題: 神様へ
あなたの手紙を待っています。
起きてすぐ、手紙はまだかなと確認しています。
ご飯を食べながら、いつ手紙が届くのかとそわそわしています。
仕事の最中も、不意に手紙の内容を勝手に想像してしまっていた。
一通目の手紙。
やっと届いた連絡。
あなたからの知らせに短くても嬉しくなっていました。
二通目の手紙。
あなたが前に進んでるのを感じます。
自分もそれには負けていられないなと気持ちを新たにしました。
三通目の手紙。
……ほんとうは、早くあなたに会いたいです。
あなたはこの手紙を送るまでに、ここに記せなかった経験をどれほど積んでいるでしょうか。
薄い紙一枚。
そこに記された文字の行間にはどれほどの感情が含まれているのか考えてしまう。
早く、あなたに会いたいです。わたしの神様にお帰りなさいと早く伝えたい。
#神様へ
『 神様へ』
神様へ、わがままかもしれないですが私と私が片思いしてるバイト先の先輩を両思いにしてください…私は先輩が居るからバイト頑張れています…神様…どうか私の恋を救ってください…
神様へ
見ていてください。
私たちは、もっともっと頑張りますよ!
#1 どうして私から大切な人を奪うの?
教えて。--神様
私は、絶望の淵に立たされたどり着いたのは
思い出のある海辺だった。
真冬の夜の海辺は寒く、このまま海へ入れば
この苦しい気持ちは楽になれるのかな?
私は海へ一歩一歩近づいた。
そのとき
「戻ってこい!おい!聞いてんのか?戻れ!!!」
と言われ手を引かれ砂場へ戻された。
『どうして助けたりするの?どうして、、、どうして!!』
と砂浜で泣きじゃくり訴えると
「死んで何になる?何にもなれないやろ!」
と言い放たれた。
その人の友人らしき男性に、
「車から毛布を持ってきてくれんか?」と言い
泣いている私に、そっと毛布をかけてくれた。
私はその人の胸に抱き寄せられ、
雪が降り始めた満月に照らされ眠りについた。