『神様だけが知っている』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様だけが知っている
全知全能の神はいるのか
もちろん、もしもいないのなら、それでは御自分は何かということになる
だからいるのだとすれば、それでは西や東や南にもいる他の全知全能の神々とは何なのか
全知全能の完全体なのに、なぜお互いに差異(欠落)を持っているのか
もしもこれらの神々が、全知全能な唯一者の、人間とか世界に対するハブというかインターフェース端末なのだとしたら、どうしてヒトはそのインターフェースをめぐって敵対しなければならないのか
なぜそれを無意味だと示さないのか、同じ完全体の各地域の端末をめぐって、どうして世界を不幸にするのか
そうしてそれではヒトが滅びたとき、全知全能の神はどうやってその存在を維持するのか、それは存在しないこととどう異なるのか
観測者がいなければ、もしくは観測しうる機能がなければ、存在が消滅しかねない全知全能な完全体というのは、ありうるものなのか
だから場所と時間と機能と対象者とその言語で限定されて、差異という欠落を孕んでしまった段階で、それは全知全能の唯一者ではなくなってしまうのでは。
(オチなし)
お題《神様だけが知っている》
英雄たちの背負った“不条理”を。
英雄たちが歩みの中で、失くしていったものを。
鈴ならし二礼二拍手二分後に一礼の君の願いはなんなの?
題-神様だけが知っている
神様だけが知っている
みんなの本当の気持ち
だけど僕でもわからない
僕の迷いだらけの心
神様は知ることができるのかな
神様だけが知っている
これから先の人生がどうなるか
神のみぞ知る。
私はそれがどうしても我慢ならない。私だって知っていたい。神様が知っていることを私が知らないままでいてたまるか。白黒はっきりさせたいのだ。灰色は好まない。
彼は昔の恋路について語る。
「もうその子は結婚しちゃったんだけどさ。その頃は俺のこと好きだったらしいのよ。」
現時点での彼氏のモテ自慢は好ましくない。
「じゃあもしその子に告白されてたら付き合ってた?」
「付き合ってただろうね。好きだったし。」
両片想いとやらほどむず痒いものはない。
「なんで告白しなかったのさ!」
誰に言うわけでもなく。何となくふつふつと怒りが湧いてくる。
「そういうものなんだよ」
もしも、、
もしもそこで二人が恋仲になっていたら今私はこの人の隣で笑えていない。
なのに何故か二人の恋路の進展を望んでいる私が居た。
もし、、、
もし二人が上手くいっていたら、、、
それはすごく、すごく悔しいけど
、、、神のみぞ知る。
『神様だけが知っている』🧡
だれも知らない。
僕ですらわからない。
そんな僕の気持ち。
モヤモヤするし
もどかしいし
正解なんてない感情。
こんな曖昧なものは
神様はわかるかな?
『短命宣告少女、心境は大荒れです』(神のみぞ知る)
「正直、長く生きるのは難しいよ。二十歳まで果たして保つかどうか」
「本当にむつかしいわ。わたしたちにはどうしようもない。打つ手はないわ。いまの時点で、わたしに打てる手はありません」
「別に誰が誰をかわいがるかは勝手だけどさ。あの子は長生きできないもん。そうなったら、情を注ぐおまえが辛いだけだよ」
「はたち むり」
「しょうがないよ。残された時間を悔いなく過ごすしかない」
「これだけの占いに否定されてしまうとは……。なかなか骨が折れそうだネ」
「「「だって神様に愛されてるから」」」
神様に愛される、他の人からすればきっと良いことなんだろう。良い徴なんだろう。
だが、私だけは別だ。あえて私だけと言わせてもらう。神様が、どれだけ恐ろしくて、どれだけ尊くて、どれだけ畏れ多いのか、ふたつの国で過ごしていろんな神様と呼ばれる存在に触れた私にはわかってるつもりだから。
「ふざけんなっ!」
愛されているから大人になれないだなんて、私からすれば理不尽なことこの上ない。
そもそも大人って言い方、すごく曖昧じゃない? 住む場所が変われば『大人』の定義も線引きも変わってくるじゃんか。いまこうして16歳を迎えた私も、場所によっては定義づけられた『大人』に無事になっている可能性がある。それだったらどんなにいいだろう。
でも、16歳を迎えてから真っ先に未来を占ってもらったら、結局結果は変わらなかった。「長くは生きられない」だって。なんて曖昧な定義なんだ、大人って。ボーダーラインはどこなんだ。
せめて年齢とか期限を言え!
そもそも愛してるから早めに迎えに行くよとか止めてくれや。ヤンデレは創作のなかだけで十分です!
思いつくかぎりの罵詈雑言を喚き散らせば、「やっぱりこいつは止めた」ってなってくれるだろうか。無理? 伊達に十何年も待ってない? 腹立つな……。
まだまだやりたいことだってある。完結を見届けるまでは死ねないって思ってる神作品だって抱えてる。うわっ、自分で神って言葉使っちゃったよ。祖国で軽率に崇めちゃう精神、私のなかにもすっかり根づいちゃってるんだな。
そんなこんなで、やっと迎えた人生まだまだ16年目。「神様の言うとおり」だとか、「神様に愛されている」って言葉はいつのまにか大嫌いになった。
あと、あの言葉も嫌い。「神のみぞ知る」。いつか直々にお迎えに来たら、迎え討つつもり満々だからな、私は! ただでは死んでやらないからな!?
神様だけが知っている
暗い過去
これから未来に何が起きるのか
私は知りたい
暗いものはもういらない
明るい現在と未来だけが欲しい
私の希望は叶ってますでしょうか?
神様だけが知っている
神は細部に宿る
という言葉があります。
ディティールに拘りの感じられる作品や、細かい箇所まで抜かりなく仕上げられた仕事など
そういったものを見た時に、そんな言葉が浮かびます。
細部に宿る。細部…小さいもの…ミクロ…
微生物。
生物の根源をイメージする。
つまり神は微生物に宿る。
神様が、本当は何処におられるのか。
神様だけが知っている。
「神様だけが知っている」
あの時の 涙も
あの頃の 辛さも
あれもこれも
全部知ってたの?
それなら少しくらい
前もって教えてくれたっていいじゃん。
でも…
神様だけが知ってるくらいの方が
生きていくには都合がいいのかもね。
神様だけが知っていることってなんだろう?
天国に行くか地獄に行くかとか?
じゃあ、天国か地獄か決めるのは本当に神様なのか?そりゃあ天国か地獄か決めるのは神様だけれど、どのように決めると思う?私は自分の行動次第だと思う。いいことをしていれば天国に行くし、悪いことをしていれば地獄に行く。そこから分かることが一つある。いいことをするか悪いことをするかは自分次第で、自分が決める。そしたら天国に行くか地獄に行くかは自分が決めるものでもあると思う。
でもきっと、人間だから人を傷つけたり、悲しませたりすることだって一度や二度あると思うんだ。だから、それを直したり、それよりももっともっといいことをすることのほうが大事だと思う。
自分で犯した罪は自分で償う。自分の行動で人の考えを変えられるような生き方を私はしたい。
命は短し恋せよ乙女、か
確かに人間の生命は短い
長くて100年ってところ
私みたいに
何千年も生きられないから
愛おしい
私が今まで見下ろし見ていた
数々の告白や逢瀬などは
もうすっかり過去の出来事になり
土へ還ってしまった
いや 今は土へ還らず
灰になって天へ昇るのだったっけ
風習がころころ変わるのも大変ね
思えば 色々な恋模様があった
華やかであったり
いじらしかったり
切なかったり
あの時の皆はもういないけど
足跡は確かに繋がっている
人は一人の生命は儚いけれど
全体の歩みは著しい
少年と少女が
四角い薄い板を持って
楽しそうにしている
100年前とは 全然違う
でも 似たような光景もある
今 この瞬間に
少年が少女へ
想いを伝えたそうにしている
その度に私は
風に花びらをのせて
想いが実るようにと 祈る
それが私
花の神の
存在理由だから
ある街の話。
この街には神や妖怪といった所謂「人ならざるモノ」が存在していた。霊感のある者は勿論、とりわけ霊感の無い人間も神や妖怪の存在を認識しており、図書館や公民館で閲覧出来る郷土史にもたびたび神妖が登場する。
樹齢は推定千年ほど。
傍で告白をすると、春でなくても桜の花びらが舞い、告白が成功するという伝説。
そんな樹に宿る神の、独り言。
【神様だけが知っている】
神様だけが知っている
神様がちゃんといるってことを
だとしたら
それを知ると言う人間を
信じてもいいと思いますか
これからの未来で
嬉しくて泣いてますように
みんなが幸せな未来を掴みたい
なくならない争いも
なくなるときがくる
幸せはつまらないのかな
悲しみはスパイスなのか
それでも願う
みんな幸せであれ
みんなで笑い合いたい
神様だけが知ってる。
神様だけが知ってるのは
誰が好きか?
本当に好きなのは
誰なんだろ?
神様だけが知ってる。
心にも無いことを願う祈りとか
/お題「神様だけが知っている」より
段差がなく、凹凸もない。
坂もなければ、死角もない。
そんな平坦な道を歩いている時、誰にも見られてない場面で日に何度も躓いていること。
『神様だけが知っている』
私の未来は神様だけが知っている。
人間である私は時の流れに囚われている。私には過去と今しか見えない。
神様に聞けば私の未来を教えてくれるだろうか。
理性では神様の存在を信じていないのに、心のどこかで神様に縋ろうとしている。
神様だけが知っている。
私には好きな人がいる。
だけど私はその人をスキになれない。
スキになりたい。
だけど彼の心の中の私は悪い私かもしれない。
スキになっても嫌われて終わるだけ
私は彼の心が知りたい。
人の心は神様だけが知っている。
神様だけが彼の気持ちを知っている。
神様だけだ。
私はそんな神様が羨ましくなった。