『神様だけが知っている』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様だけが知っている?何を?
私たちの運命や、顛末を?
私は、それに抗う。
それすらも、知っているのかな。
見守られているのか
ただ、見ているだけなのか。
神様は教えてくれない。
【お題:神様だけが知っている】
「神様だけが知っている」
だから我々人類はこの先の未来を
語ることができない
できることは夢を見ることのみ
『通学路』
通学路をゆく 太陽が自慢げにコンクリートを照らしてる 道端で出会うゴキブリは奇妙さの欠片もなく
私とあまり変わらない気がした 友達が歩いてる プールバッグが新しくなってる 友達のことは好きだけど 根も葉もないウワサ話しは聞き流すことにしてる
空を見上げて 昨日夢に出てきた神様のことをふと思う 神様だけが知ってることがあるらしい それはそれでなんだかずるいな
「何があったんだい?」
眼の前の少年は答える気など微塵もなさそうだ。
豆腐を賽の目に切り、戻しておいたわかめとともに鍋に入れる。
「いくら暖かい日だとはいえ、まだ水遊びには早いんじゃないかな」
見つけたとき少年は上から下までずぶ濡れで震えていた。人通りも少ない裏通りだ。
鍋に水を入れ、コンロの火を点ける。
「まぁ、素性の知れない相手を、こうして自宅に招いている僕も僕なんだけれど、そろそろなにか話してくれてもいいんじゃない?」
思わず手を引いて連れてきたのだが、少年はタオルでぐるぐるまきにされても、大人しいものだった。本当は濡れた服も着替えてほしかったのだがそれは断固拒否された。
沸騰した鍋の火を一度止め、味噌を溶き入れ、また火を点ける。
「とりあえずこれからどうしたいんだい?」
応えたのは口ではなくそれはそれは盛大な少年のお腹の音だった。
もうそろそろいいだろう。コンロの火を止め、お椀に盛り付ける。いつもは添えない三つ葉も添えてみる。
「ははっ、良い返事だ」
顔を赤らめる少年の前にお椀とお箸を置く。いい香りだ。普段料理をしない割になかなか上手くできたと思う。
「召し上がれ?」
「いただきます」
少年は両手を揃え呟いたあときれいな所作でお椀と箸を取った。おずおずと口をつける。
ゆっくりと味わうように食べている。そこまで美味しそうに食べてもらえるとつくり手冥利に尽きるといったところだ。
「ごちそうさまでした」
ゆっくりと箸と椀を机に置き、また両手を揃えて少年は言う。
よしよし、胃袋は掴んだか。
「お粗末様でした。さて、これからのことを一緒に考えようか。大丈夫、どう転ぶかなんて誰にもわからないよ」
「『神の味噌汁』ってね」
/「神様だけが知っている」
神様だけが私の運命を知っています。
誰と出会い、誰と恋をするのかとか
親友と喧嘩をしてしまう未来も見えていると思う。でも喧嘩して仲直り出来るかどうかまでは分からないんじゃないかな?仲直りしたいって思って行動に起こすのは自分だから、「ごめんなさい」も「好き、愛してる」も自分の口から言うのは簡単だけど気持ちを込めて行動に移すのはすっごく難しいそんな難しい事を運命だのなんだなって言うのは違うと思う
神様はこんな試練をあたえて意地悪だ
【神様だけが知っている】この世にいや、この世も超えて神様だけが知っていることなんて山ほど、いや、すべてといってもいいくらいなんだろけど、私とこの人とを
出会わせた理由を、どーしても出会った意味が知りたい人がいてるけど、どう考えてもわからないのでー。
どーやったらわかるのかお導きしてほしい。
そして、今のこの時代に生きてる私への修行はなにかの
お導きをー。そして、やはり知りたい運命の人、
わたしの運命(笑)。もしかしたら、お導きをしていて
くれているかもしれないけれど、わからないので、もう少しわかりやすくお導きをー。わがままかしら。
神様にこの想い届け!なーんてね(笑)。(でもちゃんと
しっているだろうねぇー。)
3年後のpure
神様だけが知っている。日本で一番偉い神様って誰だろ。知っている中で偉そうなのは天照大神くらいかな。考えてみると神様って全然知らん。
海外だとキリスト教があるけどあれって救世主で神様じゃないよな。キリスト教ってキリストより上の神様がいるのか?それともキリストって死んで神になったのか?わからん。
有名なのでもう一つ仏教があるな。あれは仏陀の教えで確か仏陀は死んで仏になったんだよな。仏はポジション的に神様なのかね。宗教はわからんね。
そういえばアッラーってのもよく聞くな。これに関しては本気でなにもわからん。なんか中東の宗教?で豚肉食うのを禁止してるんだっけ?全部うろ覚えで別のと混じってるかも。
世界には色々な宗教があるけど今日本で一番問題視されてるのは統一かね。あれってなにを崇拝してるんだろうな。これに関しては調べたくもないわ。やばいから。
二世の人が総理を暗殺したのは有名だけどほんと日本は政治が宗教に汚染されとるな。もう終わりだよ日本。そんなことも言いたくなる。
少子化移民NPO、色々と問題は多いけど政治家が腐ってちゃなにも解決できないからな。昔は日本が滅ぶなんて想像できなかったけど今は容易に想像できちゃうな。それくらい腐りきってる。
政治家も腐ってるけど国民も平和ボケしてるからなぁ。資本主義が進み個人主義が極まった国の末路って感じだ。誰もが自分さえよければそれでいい。俺もだけど腐ってるよな。
神様なんてのがいたとしても人間なんてどうでもいいか認識すらできないほど小さな存在なんだろうね、人間ってやつは。まぁ宇宙の広さを考えたら無理もないけど。
神様だけが知っている…私と彼の恋の結末も、私達がいつ死を遂げるのかも…神様は、何時だって卑怯だ…だって、私達が知らない事や、知れない事でさえも、神様は、全てを知っている…私も、もし、神様になれたなら…
サイコロを投げる。
出た目の数だけマスを進める。
誰もが知っている双六ゲームだ。
双六ゲームは盤上にどんなマスがあるのかが一目で分かる。何の目を出せば進むに止まり、何の目を出せば戻るに止まるか、一回休みになるかなど。
つまりゴールに至るまでのマス目の数が分かれば、合計で何回サイコロを振れば辿り着くのか、おおよそ分かってきてしまう。
その何回かに起こる余興を、楽しむゲームと思えばいいのかもしれないけれど。
それではいつか、つまらなくなるだろうから。
俺はイカサマなしで、純粋に振っただけの目を、知り得ることができる側になりたい。
だってそれだけが唯一、神様だけが知っているものだから。
【神様だけが知っている】
神様だけが知っている。。
今周りにいる人たちが私に何を与えてくれてるのか。
私たちが産まれたことが意味があるのかなんて
私たちが考えても意味が無い
だって答えは見つからないから
きっと神様だけが知っていることなのかも
それなら無理に知ろうとしなくても
知らない方がいいのかも
─────『神様だけが知っている』
神様だけが知っているのは私たちのちょっとしたお願い事の結果。
私たちは願いを叶えるために神様に祈る。神様はそれを叶えてくれたり、叶えてくれなかったりする。
『神様だけが知っている』
そんなわけないのに
何で
こういうときだけ
願いが叶ってしまうんだ
いつもは
どれだけ願っても
叶えてくれないくせに
「神のみぞ知る」を「神の味噌汁」と思い込んでいた話思い出した。どんな味がするんだろう、シンプルに気になる。
#神様だけが知っている
―神様だけが知っている―
短編集のようで
長編のように長い、長い
この物語は、
現在進行形で進んでいて、
ハッピーエンドかバッドエンドか、
若しくはメリーバッドエンドか
どんな終わり方なのか、いつ
終わりが訪れるのか
作者でさえもまだ知らない
その物語のラストは、そう
神様だけが知っている
「神様だけが知っている」とよく未来の事象を指して言われるが、実際のところ今に連なる未来の結果なんてものは例え神とて知る術は無かったりする。神は決して全知全能などでは無い。不可能だって沢山ある。そもそも人の信仰無くば存在出来ない程度の、ただ人より高位であるが故に崇められているだけの存在なのだ。
では、神とはなんの為に存在するのか。勿論人の手に負えない秩序の乱れを正す事もある。主に天変地異や度を超えた怪異の干渉などだ。が、そんなものはそう頻繁に起こる事では無い。
神とは即ちこの世を記憶するモノである。
神とは即ちこの世を記録するモノである。
神とは即ちこの世を知るモノである。
神の役割と言えばこの世の全てを知っておくということである。人は強く賢い。後世に今を残す数多の術を生み出した。だが全てを記録し残すのは人には不可能だ。人はそこに必要性を感じなければ実行には移さない。徒人が何を思い誰と出会い何を知りどう生きたのか、そんなものに興味を持つ人は居ない。
神は人の記憶に残らないこの世の全てを記録する。
何処かで誰かが花を手折った。
何処かで誰かが道にゴミを捨てた。
何処かで誰かがゴミを拾った。
何処かで誰かが虫を助けた。
何処かで誰かが恋を諦めた。
何処かで誰かが道を譲った。
何処かで誰かが壁を殴った。
誰も見ていない、当人ですら碌に覚えてないかもしれないそれらは神様だけが知っている。
2023.07.05朝「神様だけが知っている」#07
【神様だけが知っている】
こんにちは、私は赤ちゃんです。
まだお母さんの所に行ってないから名前が無いの。
あとちょっと、なんだけど…待ちきれない!
だから、みんなの順番を抜かして一番にお母さんの所に行ったの。
そしたらね、なんか変だったの。
お腹の中は狭いし、暗いし、お母さんの声も聞こえないし、
居心地が悪かったんだ。
だから、お空に戻ったの。
お母さんに会えなくて悲しくて泣いてたら、神様が来たの。
神様はね私に怒ったの。
「順番を抜かしたら沢山の人に迷惑になるんだよ。」
「ずっとお母さんを待っていた子と赤ちゃんを待っていたお母さんたちが泣いちゃうんだよ?」
「あなたは半年後にお母さんの所に行けるからね。」
「それまで良い子で待っているんだよ。」
私ね半年後に会えるって聞いて嬉しくなったの。
だってね、100年前からずーっと待ってたんだもん。
あと少し、あと少しでお母さんたちに会える!
でも、何で神様は私がお母さんの所に行ける時を知ってたんだろ?
神様だけが知っているのかな?
もしそうだったら、神様ってすごい!
やっと順番が来たよ!
長い滑り台でお母さんの所に行けたんだ。
お腹の中は広くて、明るくて、お母さんたちの声が聞こえて、暖かかったんだ。
お母さん、やっとお腹に来れたよ。
神様の言う事守れたからお腹に来れたんだ。
神様だけが知っている。
いつ、誰かのお腹の中に行って、成長する時を。
神様だけが知っている。
あの日、君が何処に消えてしまったのか。
あの日、何が起こったのか。
だから、お願い。神様。
あの人を返してください。
【神様だけが知っている】
高校の中庭の桜の木の下、告白をしてきたクラスメイトに「ごめんね」といつもの断り文句を口にした。教室に戻れば友人たちが、嬉々として事の顛末を尋ねてくる。断ったよとだけ答えれば、彼女たちは落胆の息を漏らした。
「またかぁ。いい加減、一回くらい誰かと付き合ってみれば良いのに。もったいなくない?」
問いかけられたセリフに、首を傾げる。もったいないかどうかで恋人を選ぶ必要性は全く理解できなかった。
「だって一番好きな相手にはできないのに、付き合ったりするのは失礼でしょ」
「真面目だよねぇ。付き合ってみたら案外好きになっちゃうってこともあるかもよ?」
「――ないよ、それは」
思ったよりも冷ややかな声が、自然と喉をついていた。脳裏によぎるのは満開の枝垂れ桜の下で微笑んだ美しいひとの姿。子供の頃からずっと、生まれ持った派手な外見のせいで爪弾きにされてきた私と、一緒にいてくれた唯一のひと。
「ええ、なにそれ? もしかして好きな人でもいるの?」
向けられた無邪気な疑問に、にっこりと笑ってみせた。これは私とあのひとだけの秘密。誰にも教えるつもりはない。
「さあ、どうだろうね」
人々が信仰を失ったことで誰からも忘れ去られ、それでも人間を慈しまずにはいられない、愚かで無垢な私の神様。私の恋は、神様だけが知っている。
神様だけが知ってるなんてずるい。
何で僕の家族があの時死ななければいかなかったのか、せめてその理由を教えてよ。