『神様だけが知っている』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「神様だけが知っている」
この世は辛いことばかり
娘として母親として
誰も不幸にしたくないから
私はまだこの世界にいる
でも疲れ果てちまった
もう希望に裏切られるのは嫌だ
そもそも希望なんてとうの昔に
持たなくなっちまった
神様だけが知っている
子供に甘々の
困ってる人がいたらつい声かけちまう偽善者の
ニコニコ笑う仮面を外さない道化師の
誰も恨まず憎まなくなった小心者の
私のどす黒い願い
あなたと共有していた
秘密も
約束も
もう
わたしのなかだけにしか
残っていない
守られた秘密
果たされなかった約束
なんて虚しいこと…
# 神様だけが知っている (201)
私ね、もうすぐ死ぬんだ…
死ぬ理由?
さぁ?
知ってるのは神様ぐらいだと思うよ。
神様だけが知っている。
私の未来を。
神様だけが知っている。
私の運命を。
私だけが知っている。
私の秘密。
誰もが知らない。
この世の仕組み。
お題【神様だけが知っている。】
神様
どこにいるのですか?
姿は見えないけど
世の中を見守ってくださる神様
いつも見守ってくれる神様がいるから
悪いと思う言動は
しないようにできるのかもしれない
神様
どこにいるのですか?
きっと
私の心の中にいるんですね
僕は無宗教だし、神なんかちっとも信じちゃいないけど、
君は違うんでしょ?
君は、僕をどう思う。
君は僕のなんなのか、
君と僕がつながる糸が何色なのか。
それは、神様だけが知っている
あぁ神様
あなただけが知っていると言うなら
教えてください
私はいつまで
この子の
あの人の
笑顔を見ていられますか?
叶うことなら
この子と手を繋いで歩きたかった
叶うことなら
あの人と平凡で穏やかな時を過ごしたかった
あぁ神様
あなたは知っていたのですね
この身が滅び
この子と手を繋いで歩くことが出来なくて
あの人と平凡で穏やかな時を過ごすことが出来なくても
この子と
あの人の
笑顔を見守ることが出来ることを
20## / 06 / 1#
ステージ4の肺癌だと言われた。
20## / 06 / 2#
大好きなあの人に酷い事を言って別れた。
20## / 07 / 0#
咳をしたら血が混じっていた。
20## / 08 / 2#
今日は起き上がれなかった。
20## / 10 / 1#
目がほとんど見えなくなった。
20## / 12 / 2#
半年と言われた余命を超えた。
20## / 02 / 1#
もう辛い。せめて死ぬ時位は綺麗な私でいたかったから、抗がん剤は打たなかった。辛い。いつになったら楽になれる?神様、教えて下さい。お願い。
20## / 03 / 0#
今日はやけに気分がいい。体調もいい。
神様、どうか、あの人だけは幸せな人生を送れるようにしてくださいね。そして早く、私を連れて行ってください。
20## / 04 / 3#
さよなら。ありがとう。大好きです。
#神様だけが知っている
神だけが知ってる。
ゆうへの
想いを。
神だけが知ってる。
本当に報われたい。
朝起きて、ご飯を食べ、仕事をして、布団に潜る。
朝起きて、ご飯を食べ、仕事をして、布団に潜る。
起きて、食って、働いて、眠る。
人間はこれを毎日している。
正直つまらない。
人生は一度っきりだ。もっと冒険しても良くないか?
…とか言いつつも、俺は今パソコンの前に居る。
人間って結局、頭の中では考え放題だけど
行動に移そうとは思わないもんだな。
そりゃそうだ。
本当に正しい行動がわからないんだから。
人間は間違えることを1番嫌う。
それが正しいのかも知れないのに。
俺たち人間には、そんな真相なんて分かりっこない。
ー神様だけが知っているー
お題 「神様だけが知っている」
僕は神様じゃないのでわかりません
例えば自転車の鍵の行方。それは永遠に見つからないと思わしめる、巨大な謎のひとつである。
それが埋もれているはずの一室は汚部屋と呼ばれるほどではない。そして物がなくなるほどではない、と思っていたかった。友人たちだって、「おっ! 案外きれいな部屋、では、ないな……」と濁すだけで汚いとは言わなかった。哀れんで、もしくは気を使って言わなかった場合はあるだろうが。
「ともかく、ゴミは混ざってないし!」
誰に聞かれたでもない言い訳と気合を兼ねて声を出す。汚いものは混ざってないのだ。汚部屋ではないし、触るのを躊躇うものはない。
最後に使ったのは数年前のリングロック用の小さな鍵なんて、一体いつになれば見つかるのか。不安でも取り掛からねばあるものも出てこないだろう。それから自転車のほこりを払ったり、メンテナンスもしなければならない。たぶん錆びてはいない。
過去の自分がキーホルダーか何かを付けていることを願いながら、まずは導線を確保しに動く。一歩出して踏み壊した洗濯バサミを怒りのままにゴミ箱に捨てて、それから服をたたみ、ダンボールを潰し、ぬいぐるみを愛でてから飾り、漫画を読んで、本棚に隙間を作り出し、片付けて、また小説を読み……。
さて。しまわれっぱなしで輝く鈍色鍵の居場所は、己の名誉のために記さないでおこう。
あれだ、つまりは神のみぞ知るってやつである。
神様だけが知っている。
あの悪女が、今、どうしているのか。売女で人でなしの今井裕子。
他人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった女を、神様は許しているのだろうか。
もし、神様に、自分ではどうしようも出来ないことがあったら。
神様は、誰に審判を仰ぐのだろうか。
神様だけが知っている
なんでこんなに宇宙は広いのに、地球にだけ生物がいるのか。
なぜ人間は生まれ、生きていくのか。
哲学的な問題の答えはきっと神様だけが知っている。
ーえっ?私の答え?
・・・そうだな。私に言えることはこれだけ。
この星で、人間はみんな、生きたくて生まれてきたんだ。
まぁ神様の気まぐれかもしれないけど、ね。
神様だけがしってる
そうそれは7月
学生時代の友達と久しぶりの旅行
体調は不良
3日間の私の体調はもうグダグダで
友達に迷惑をかけ
撮る写真はずっと怪訝な顔
友よその時はごめんね
家帰ったら妊娠してたよ
てへぺろ
そんな息子は今20歳
今考えていることも、
願っていることも、
どんな時も偽っていることも、
涙が溢れそうなのも、
どんなに後悔したって取り戻せないことも、
この物語の終わりも、
全部、神様は知っている
「神さまだけが知っている」
私は、ある存在をわかりやすく伝えるために、あえて神という言葉を使う。ほとんどの宗教に神は存在するが、仏教にはいない。
ここでは神の存在を否定することは避けたい。
まず自分の立場を表明する必要があるが、日本人なので、日本神道と関わりは深いけれど、厳密には宇宙神を中心とした高次元アニミズムである。無神論者と言われるかもしれないが、厳密には決してそうではない。一冊の本が書ける内容であるので、要点だけ伝える必要がある。
「ウニヒピリ」という言葉がある。潜在意識と呼ばれたりするが、地球の誕生から現在まで、陸・海・空に存在するすべての生命体から鉄のような無機物までが体験したすべての記憶が保管されているところを指す。
『死は存在しない』の著者、田坂広志氏によれば、ゼロ・ポイント・フィールドという名になるだろう。この書に出会い涙が流れた。何となく分かっていた事が確信へと変わったからだ。
超弦理論によると、この世界は11次元ある。私達は三次元に閉じ込められた存在で、私達が神と呼ぶ存在は高次元のどこかにおられるのだろう。神のような存在、またはゼロ・ポイント・フィールドは複数存在すると感じているが、そこは定かではない。
その中でも私に絶対的なメッセージを送ってくる存在を宇宙神と呼んでいる。私を救った恩あるお方です。そして、この宇宙の真理をご存知の方です。
もちろん他者の信仰や宗教に踏み込むつもりはない。これは私の真情であり、地球の生命を守ること、この世界の平和を目指すことに命を賭している一人です。
高次元からは、私達の世界はガラスの様に何もかも見えているでしょう。
注意⭐︎推敲しました。
あとがき
教えて下さった皆様、ありがとうございました。この文言が与えた影響の大きさは計り知れないものがありました。心よりお詫び申し上げます。
それぞれの宗教も国家もイデオロギーもこの世界では異なっております。けれども、お互いに尊重し合いながら、この地球の生命を守っていく、共通の意識に目覚めて欲しいのです。皆様どうぞ、お力をお貸しください。お願いいたします。
男は、70才男性。
3年前から、脳梗塞で、現在は介護施設に入所している。
この介護施設は、新しいできたばかりの施設で、受付付近は、最新の筋トレマシーンや休憩用の高そうなソファーが備え付けてある。
最初、ケアマネージャーより施設入所の話しをされた時、男は、施設に入るのを断固として断った。
しかし、窶れた妻の顔や忙しい合間を縫って手伝いにくる娘たちの顔をみると、最終的には首を縦に振るしか出来なった。
入所の前日、右足をようやく引きずれながら、
部屋の窓側まで行き、何年か前、妻と一緒に植えた花を見た。
すでに、手入れが滞って、何年立ってしまったのだろう。
花は、いつの間にか百年のときが過ぎたかのように、真っ白に紙屑のようになっていた。
「次のこの景色を見ることはないだろう」
男は力をなく、つぶやく。
入所のとき、部屋を紹介してくれたのは、お団子頭の元気な女性介護であった。
「何かあったら、分からないことが教えてくださいね。」
自分の娘より若い子にお世話されるのも悪くないと思った。
しかし、男が大きな間違いに気付くのに時間はかからなかった。
ここは、簡単に死ぬことが許されるない強制収容所であって、
きれいな外装と1階のロビーを抜けると、入所者にとっても従業員にとっても戦場であった。
「ああ、そこ立たないで、危ない。」
「早く、口開けて、アーン」
虚な目をした老人が半ば無理やり、口の中に物を入れられていく。
本当、食べたいのか、人間でありながら、立ち上がることが許されないというのは、ここに来て始めて知ることであろう。
まさに、罪人とほぼ同じ扱い。
刑務所だって、もう少し自由が与えてられているのではないか。
もっと、悪いことに、ほぼ全員、一度入ったら出ることが許されない。
運が良くとも、病院送りしか道は残されていない。
男の隣りの老人が言う。
「早く、お迎えが来ないのう」
1人ごとを繰り返す。
この老人は、少し前まで、
「早く、お家に帰りたい」
が口癖であった。
そして、みんな最後には、言葉を失うのだ。
認知症が進んだから、言葉が話せなくなるのではない。ここでは言葉や感情が無意味なことが分かって来るからだ。
作業員は能面のような顔をして、黙々と粛々と作業をこなす。
そっちでも、こっちでも、お年よりがゾンビのように遅いかかってくる。
感情を持ったら、負けだ。
そう言い聞かせているかのように、決まり文句をいい、それが上手くいかないと、強制処理する。
この施設では、
「自立したその人らしい生活が送れるようにお手伝いします」どこがだろうか?
実際はどうでもよい。家族が、それで安心できるから。家族もとりあえず、施設に預ってもらうこと以外何も望んでいない。なにが起こっているか知る機会もない。
そうしているうちにも、男にも羞恥と屈辱の時間がくる。
40才くらいの女作業員が髪を振り乱して、部屋に押し入ってくる。
無言で、男の下着ごと剥ぎ取ると、陰部を剥き出しにして、何か冷たいもので、濡らさせる。
作業員は舌打ちしながら、今度は、男を勢いよく横に向けられ、激しくお尻を冷たいもので拭かれる。
男は、恐怖と悲しみで、神に祈りながら、じっとなすがままにされる。
作業員は、
男にバサっと、毛布をかけ、ふぅと一息つく。
作業完了と言ったところ。
ようやく、男は、安堵し、男のベッドの位置から何もみえるはずがない小さな窓をみた。
ただ、ただ、灰色な厚い雲だけが見えた。
7/4 お題「神様だけが知っている」
僕があの子に恋してること、
神様だけが知っている。
銀の御髪の美少年、
頬は桜の花弁のよう。
優しい心を秘めたまま、
憂いの瞳は何を見る?
―――僕が恋してるなら、神様の他に僕も知ってるじゃないかって?
そんなことはないんだな。なぜなら、僕が神様だから。
(所要時間:5分)
あの日なぜ君に声をかけたのか
それは私と神様だけが知っている。