『神様だけが知っている』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題《神様だけが知っている》
忘れた名。
忘れられた名。
星降る夜歌が流れる。
泡沫に消えゆく命を繋ぎ止める、星祝(せいしゅく)の歌。それは星神様が授けた者しか歌えない、命の歌だと代々この星明(せいめい)の地ではそう伝えられている。
「……目覚められましたか?」
美しい言の葉が舞い降りた。淡くウェーブがかった金と銀が混じり合ったような髪――青い石を纏った白くやわらかな巫女の装いをした少女が、木の椅子に腰掛けこちらを覗き込んでいる。
「……アンタは……」
「エクレシアと申します。お祈りしにいく途中、倒れているところをお連れしました」
「そうか。すまない――」
名乗ろうとした時、言葉となってそれは口に出てこなかった。
忘れた名。
忘れられた名。
「大丈夫です。わたしも――真実の名ではないのですから」
静かに少女の言の葉が溶けていく。
「真実の名、じゃない……?」
夜色の少年が繰り返す、心の水面が波紋を描く。
「星神様はただ力を授けるわけじゃありません。真名、過去も未来も永遠に失う――その代償の証が虚名」
星降る夜歌が流れる。
忘れた名。
忘れられた名。
共鳴する、ふたつの魂。
神様だけが知っている。
私の苦しみは神様だけが知っている。
何も考えていなくて、能天気なように見えるかもしれないけど、私は苦しんでいる。
これは、神様からの試練か。
でも、ここを乗り越えたら、大きな成長ができることを神様だけが知っている。
乗り越えられない試練はない。
そう信じて毎日を生きている。
神様は私のことを見ていてくださっているのでしょうか。神様じゃなくていい。ご先祖様や私が大事にしてきたもの、誰かが、何かが私の全てを理解してくれて寄り添ってくれたら。我儘だけど、人間関係とか気にしなくていい存在が見守っていてくれたら、どんなに嬉しいことか。一人で苦しまなくていい。ただ、ずっと傍にいてくれる、そんな存在。いらっしゃいますか?
何も感じ取れないのは寂しいけれど、それでも、誰かに見守っていて欲しいです。誰にも知られない、私だけの絶対的な安全地帯が欲しい。
どうしてこんな考えを持ってしまうの。家族仲も良い。仲の良い友達も一人だけだけど、ちゃんといるのに。私のことを見てくれるのに。
この気持ちがあなたに伝わるのか、
伝わったとて受け入れてもらえるのか、
それはきっと神様しか知らない。
神様が居るのなら
どうか導いてくれ
「神様だけが知っている」
人生でたびたびある選択の中で何が正解であるか
神様は我々がどのような選択をしても
その後を用意してくれるが
「こっちだったら良かったのに」なんて笑っているかも
何が正解かだなんて私たちには知る由もないのだから、
せいぜい楽しかったと思えるように生きていく
(神様だけが知っている)
自分の期待した結果になるか不安な時に神様だけが知っていると
言ってしまう
ある意味~投げやりな気分
ある意味~そっと大きな期待をしている自分
未来の結果を神様に託したのでしょうか。
神様だけが知っている
神様…
目に見えない存在
信じるか信じない
どちらかわからない…
ふわふわとした
もの…
でも
不安な時…
頼りたくなるもの
それが神様…
助けて…
そう言うと
すこし安心する
気がする…
神様だけが知ってる
神様だけが知ってる
今好きなのは
誰なのか?
あっでも
他の人に
バレちゃ行けないから
神様だけが知ってる。
書きかけてはやめた。
あなた宛ての手紙。
あなたがどこに住んでいるのか、
知らないから。
あなたの住む場所がどんな季節か、
知らないから。
あなたが手紙を読める環境なのか、
知らないから。
あなたに思いが届かなかった時、
きっと私は
苦しくて、
寂しくて、
惨めで、
泣いてしまうから。
私があなたに会えるのは、
母に初めて会うのは、
何時なのか。
神様にしか、分からない。
神様だけが知っている
あなたの本当の気持ちを
あなたの本当の思いを
自分の思いに嘘をつかず、
本当の気持ち伝えてみて
神様だけが知っている
神様だけが知っている
生きるもの全ての運命
神様だけが知っている
生きるもの全ての巡り合わせ
でもその運命も巡り合わせも彩るのは自分自身。
『 神様だけが知っている 』
表に出てこないものたちの
誰も分かり得ないことや
想像もつかないことまで
神様だけが知っている。
どんな事でさえもイエスしか言わない。
“神様だけが知っている”
生き物に心を与えた理由
神様だけが知っている
私の秘密、過去は神様と名付ける(私だけ)が知っている
_______________
これからも自分はちゃんと
この世界を生きれていますか。
_______________
Theme:神様だけが知っている
神様だけが知っている…
神様だけが知っている私の気持ち。
誰も知らないこの気持ち。
相手にだって伝わらないこの気持ち。
どうか、神様この気持ちを伝えてください。
神様…
そう願ったって、届くはずがない。
この気持ちも、いつかきっと忘れてしまうのだから
神様に願うなんてバカみたい。
願う時間が無駄だとしか思わない。
こうやって、恋心を忘れていくのだから。
忘れていくんだったら恋なんてしない方がいい。
みんな青春、青春って言ってるけど、青春って何?
「青春っていったら、やっぱ恋でしょ!」
口をそろえてみんな言っている。
私一人だけが知らない…知ろうとしない世界。
青春したって時間の無駄だよ。
そう一回だけ言ったことがあった。
そしたら、
「青春したことなさそうな人が言わないで」
そう言われた。
そっからだった。
人との関わりを持たなくなったのは。
人なんて信じない。
信じられない。
だから、願ってしまうんだ。
ー神様というものにー
神様だけが知っている
地球の終わり
日本の終わり
今の日本がこうなっている
理由
「神様だけが知っている」
運命
‹神様だけが知っている›
ゴーンーゴーンー
鐘の音がなっている。もう夕方だ。
病室では、私が大好きな物語を読みながら窓を眺めている。
昨日、お母さんがもって来てくれたりんごと綺麗な花。
その花はもう枯れている。
ここから神社が見える。遠くだけど
神様。私を生かしてください。私はまだやりたいことがたくさんあります。お願いします。
と心で願う。
やりたいことがたくさんあると言っても、外に出たい…私は、ずっと生まれてから病院を出たことがない。
海がみたいな。そうコソッと口に出す。
私が死ぬか生きるかは神様だけが知っているのだろう。そう、日記に書き私は寝た。
当日
神様お願いします。と一言
そして手術が始まった。