『眠れないほど』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
眠れないほど
眠れないほど
君のことでいっぱいだった
でも
今は違う
8時に眠くなってしまう
冬が訪れたのに
君が訪れないから
寒くなった
心も
体も
考えると爆発しそうなんだよ
あなたのことがただ大切で
天を包む曲線で星が流れ
眠れないほど願いは尽きず
♯眠れないほど
眠れないほど貴方に恋焦がれ
眠れば貴方を夢にみて
日増しに想いは強くなり
胸が苦しくなっていく
嗚呼、この想いを早く伝えなければ
貴方が先に離れてしまう
けれど伝えてしまったらもう後戻りはできない
この関係が崩れてしまうのがとても怖い
ただの友達のままでいいのかと誰かが語りかけてくる
良くないのは分かってる
だけど勇気が出ない
あの人も自分の事を好いているという確証はあった
ただ、もしかしたら自分の勘違いかもしれないという思いが少しでも残っているからなかなか前に進めない想いは言葉にしないと伝わらないのに
崩れてしまうかもしれないという不確定な未来に怯えていたら何も進まない
毎日思いを伝えられない臆病者の自分に呆れる
『眠れないほど』
眠れないほど
ざわつくの
帰りを待つように
不安なの
眠れないほど
怖いのよ
すべてが消えそうで
見ていたい
病気の話しを聞くたびに
家族をぎゅっと
抱きしめたくなるの
亡くなるニュースは見たくない
ハンカチ落としの
遊びは嫌いなの
眠れないほど
愛してる
わたしの大切な
宝物
私のマイルール
ひとつ目嫌なことがあったらチョコを食べる
ふたつ目泣きたい時はソーダを飲む
みっつ目眠れない時はプリンを食べる
今日はいつにも増して眠れない
はぁ
寝ようとするだけでしんどい
プリン 食べよ
薄い黄色
ほろ苦いカラメル
ふたつの味が重なって
まるでひとつのハーモニー
心が休まる
優しい味
眠れないからリラックス
無償に食べたくなる
プリン
私は眠れない日が大好き
だってプリンが食べれるから
眠れないほど食べてしまう
私を掴んで離さない
眠りたくても眠れない
このプリンのせいで
眠れない
眠りたくない
題名 眠れないほど
いつも顔を窓に向けている彼。
私はその彼の横顔を見ていた。
私は陽キャという部類ではない、そう陰キャだ。
そして、彼は陽キャ…遠い存在。
好きでも話しかけるわけでもなく、ただ隣を見ていた。
そんなある日のこと…
「ねえねえ、百合沙さんだっけ?」と休みの時間に突然話しかけてき。私はもちろん戸惑い。
「は…はい!」と片言に言った。
「さっきの授業で折った鶴の折り紙いる?飾る場所なくてさ!」と言った。
さっきの授業は特に何もすることのない自由時間で彼は折り紙を折っていた。
「いる!ほしい!」と私は言った。
「おっけ!どーぞ!」と彼は折り紙をくれた。
隠しきれない喜びがあった。
今日の夜は眠れそうにない
コメント
今日、陰キャな私に折り紙をくれた子がいまして!
なんかいいなあーって思い書きました!
鶴の折り紙には平和などという意味があるそうですね!
君が隣にいてくれないと眠れない
隣に来て、私を抱きしめてほしい
貴方の温もりに包まれれば
眠りにつくことができるのに
単純なワタシ
好きな人が他の人と仲良くしてるだけなのに
この人のこと諦めよかなと考えるワタシ
けど、好きな人からきたメールを見て
やっぱり愛してしまっているワタシ
こんな私は単純なワタシ
眠れないほど
眠れないほど思い悩む
翌日は当然疲れる
そしたら、その日はよく眠れる
起きたら絶好調だったりして
寝たら嫌なコト大体忘れる
睡眠って大事
でも大切なことも大体忘れる
睡眠恐るべし
さ、寝ますか
好きなあの人に会えますように🩷
end
眠れないほど
君を想う。眠れないほど、頭が君でいっぱいで、いっぱいでさ。大粒の涙が溢れ出てきてしまう。
何の意味があるのだろうか。
今日も泣いてしまった。明日、目、腫れちゃうかな。
考えるだけ辛いのに、苦しいのに、毎晩同じことを考えてしまう、でも思考の着地点は毎回同じ。
そろそろ疲れるな。
君がどうかは知らないけどね、
私は眠れないほど君を想うよ。
【眠れないほど】
私は亡者。そう、永眠という眠りについている存在。しかし、私は彼の事が気になって眠る事が出来ていない。勘違いしないで欲しいがその未練で地縛霊になったり、悪霊と化している訳ではないさ。満足はした。だが、私の成仏という亡者があるべき場所に行く行為が彼を執着の塊にしてしまった。だが、亡者ごときに出来る事などたかが知れている。それに現世に関わり過ぎると秩序を乱す。どうしようもないのさ。だがね、悪い事をしたとは思うが私は神に抗った。どうだい、過ぎた行いだろう?けれどね、世界まるごと敵にする程の胆力はないさ。よく分からない?分からなくていいさ。これはとある、私達の血族の話。身内の問題なのさ。長々と他愛のない眠れずの亡者に付き合ってくれてありがとうね。フフッ。
眠れないほど辛い夜だった。それはほぼ毎日だ。
生きていくのが辛い。私の味方は夜しか居ない。朝の光が差すと自然と涙が出そうになる。
朝、昼間、学校、家族は、私からの強敵だ。
【眠れないほど】
もう一ヶ月以上も、眠れないほどの激しい咳で毎日地獄DEATH✟
みなさま、お身体くれぐれもお大事に・・・_(´-ω-`_)⌒)_ ・・・
眠れないほど
過去を悔やみます
持っていた自信は
いとも簡単にへし折られ
まわりをうかがって過ごした
やりきれない思いは
違うところに矛先を向けた
自分で自分の首を絞め
どんどん嫌いな自分になる
かわいそうに
ほんとは自分を大事にして
好きになってあげなければいけないのに
自分を愛せない人は
人を大事にできないから
いっぱい犠牲をつくってしまった
消えたい気持ちを抱えながら
今日を償いに繋がると信じて
流されて過ごす
今日も思い出して涙で眠れない
【眠れないほど】*178*
楽しみすぎて、とか
悩んでしまって、とか
色々あると思うけど、きっと私の場合は
楽しすぎてニヤけちゃって
思い出してたら眠れないパターンかも笑
お風呂でも同じ状態に♪
最近では咳ひどかったり体調崩して自律神経くるって、
とかあったけど、順調に回復しております!
週末からまたグッと寒くなるみたいなので
みなさん、風邪ひかないように気をつけてくださいね〜
小学生、「誰か」にラブレターを貰った。
頭も性格も良い誰でも知ってる「誰か」
自分は訳も分からずただの優しさだと決めつけた。
中学生、友達から話しを聞いた
「誰か」が君は何でいつも1人でいるの?だって
1人でいる訳じゃ無いよ
ただ、誰かにはそう見えてたみたい。
その誰か、は今何してるんだろう?
今なら答えてあげられる
誰も解らなかった。君が怒った。
掛け算を知ってた理由今なら教えてあげられるよ
眠れないほど辛い夜
布団にくるまり夜を明かす
窓から差し込む朝日が
おはようと呼びかけているよう
眠れないほど
足が冷えちゃうまたこの時期がきた
今年はまだ冷えとり靴下だけ
そろそろあの子を召喚させよかな
いでよ 湯たんぽ
眠れないほど、
不安がおそう夜がある。
眠れない夜…。
セーター。
何日か前のお題です。二千字くらい。
家を出ようとしたところで、マフラーを忘れていたことに気がついた。
そばを通りかかった母親に、マフラーを取ってきて、と頼む。
洗濯もの持ってるの、見たら分かるでしょ、といって、母さんは家の裏口へ消えていく。
だれかー! マフラーとってきてー! と母さん以外に向かって叫んだ。
リビングの扉からひょっこり犬が顔を出した。
ちがう。おまえじゃない。おまえは呼んでない。俺はピースをしっしっと手で追い払う。
ピースはよろこんで玄関に駆けてきた。追い払われているのを、手を振られたと勘違いしている。散歩に行けると思っているのだ。
父さんー! ピース散歩に連れてって! マフラーとってきて! と、ピースが外に出ないよう、ディフェンスしながら俺は叫ぶ。
つぎに出てきたのが、妹だった。妹はしまむらのパジャマワンピースを着ている。リビングと廊下をつなぐ扉は、真ん中が昭和型版ガラスになっていて、水色のかたまりがその前を行ったり来たりしていた。
たったったっと妹は玄関に走ってきた。ぺんぎんの着ぐるみのようなパジャマに、俺の目当てのマフラーを巻いてやってきた。
「返して」
「え?」
「マフラー。あめりじゃない。俺が巻くやつだから」
あめりはえー? と首をかしげている。
俺はあめりが巻いているマフラーをぐい、と引っ張った。
あめりがわざとらしく、あーれーといいながら、その場でくるくると回った。鼻にしわを寄せて、はしゃいでいる。仰け反りすぎて、鼻の穴が見える。あめりはあまり可愛くない。着物の帯が剥ぎ取られるみたいに、あめりの首からマフラーが解けた。
回転を終えたあめりは、両手を上にあげて俺に突進してきた。目が回って、よろけたという体で、俺に抱きついてくる。
俺はそれを押し返した。少し突き飛ばす勢いだったかもしれない。ピースも、家族の靴も蹴散らすようにして、俺は家を出た。
扉の内側で妹のおどろく声がする。犬が興奮している声もある。ふたつのなき声を聞きつけたのか、母親の高い声も聞こえる。父親は風呂掃除をしていたのか、不意打ちを食らったような間の抜けた声が、風呂場から聞こえた。
坂を駆けあがるように、落ち葉が下から上に舞い上がっている。
俺は風に前髪をかきあげられながら、つんのめるように坂をくだる。
近道で公園を突っ切る。ぐじゅぐじゅの銀杏を二個踏んむ。俺が近くを通っているのに、カラスがいつまでも逃げ出さない。アホーアホーと泣きわめかれる。
バイト先に着いてから、マフラーを右手に握りしめたままだと気がついた。
更衣室の鏡で見た顔は、寒さで赤い。
マフラーは、あめりがばあちゃんといっしょに編んだと聞いている。とはいっても、きっと半分以上ばあちゃんに編ませたに決まっている。あめりは母さんに似ていて、母さんの一族は総じて不器用だ。マフラーを編んだばあちゃんとは、父方の祖母だ。家のリビングには、ばあちゃんからもらった毛糸がたくさんある。けど、あれが使われているのは見たことがない。
歩いて振り回したマフラーは冷たくなっていた。
学校に行って、部活をして、一回家に帰って、学校とは反対側のファミレスに働きに行く。つぎに家に帰るのは二十二時を過ぎるから、俺は先に夕飯を食べている。
家に帰り着くころには、あめりは部屋に入って寝ているだろう。
玄関に入ると、夕方俺が散らかしていった父さんのスリッパが、そのまま裏返されていた。
脱衣所から出てきた母さんが、お風呂湧いてるわよ、といいながら、洗濯ものを抱えてリビングに消えていく。
あとを追って、リビングに入った。リビングの中はあたたかかった。バッグと、マフラーと、コートを椅子に投げ出して、手を洗って、麦茶を飲む。
振り向くと、タオルケットを被っているあめりが見えた。あめりはリビングにいた。リビングの中央のソファーで寝ていた。今まで起きていたらしく、そばにタブレットが転がっている。
ピースはその足元で丸くなっている。俺の方向を目だけで見上げて、鼻だけですぴよと鳴いた。
母さんは父さんに手伝いなさいよ、といって、洗濯ものを部屋に干している。
父さんはYouTubeで動画を観ながら、パピコのセーターを編んでいた。
押し花の栞。
SSお題診断メーカーで出たお題です。二千五百字くらい。
押し花の栞を作りたいということでホームセンターにまで出かけることになった。
押し花というのは、好きな花をティッシュで挟んで、上に重しを置き、花の水分を取って作るらしい。均等に重さが加わるように、花のガクを取ったり、花弁の重なりをなくしたりする工夫がいる。それでできたものをラミネート加工して、栞にする。
好きな花がないとイバリがいうので、ホームセンターに行って花を買うことになった。
好きな花を買い、育て、満開になったところで、その一本を摘んだ。
さてこれから作るのかと思ったら、重しにする本がないといいだした。適当な教科書や辞書を積んでおけばいいのに、好きな本で作りたいのだと言って、今度は図書館に駆り出される。とびきりロマンチックなフランス文学をイバリは五冊借りてくる。
帰り道にセリアでラミネートを購入する。二枚入りのラミネートだった。……ひとつしか栞は作らないのに。そう思う気持ちをかろうじて抑え込む。
花を本で挟んで、一夜明けたところ、そろそろできたかなと思って本を開こうとしたら、イバリに叱られた。押し花ができあがるには数週間かかるらしい。花の水やりでもしてなさい! と、ホームセンターで買ってきたイバリの花を、僕が世話させられる。
イバリにはなにからなにまで金と労力がかかる。
晩ご飯を買った帰り道に、ブックオフに寄ろうとしたら、頭を叩かれて違う方向を指さされる。イバリに言われるがまま車を運転すると、TSUTAYAに着いた。
「栞を使う本を買うの!」と言って、店内を連れ回された。
「この前、図書館で借りた本があるじゃないか」
「あれは重し用。今探しているのは栞を使う用よ」
「図書館で借りた本でいいんじゃないの?」
「よくないの」
「僕が持っている本を貸すよ」
「あんたの趣味じゃ、だめよ!」
イバリは普段本を読まない。
どんな本がいいと思う? と聞かれ、こんなのがいいんじゃないかな、ほら、えらい賞も取ってる、と僕が気になっている本を勧めてみると、そんなの嫌! と言われる。
その日はイバリのお気に召すものがなかったらしく、僕は車内に置いた冷凍枝豆と明治エッセルスーパーカップを気にしながら、帰路を急ぐことになる。
イバリの本選びにはそれからも付き合わされる。
ある日、明屋書店で一八九〇円のハードカバーの本を選ばれそうになった。僕はイバリの注意を逸らすために必死になった。イバリは本を読まない。読まない人に、本をぱっと買ってあげられない弟でごめんよ、と内心で思ってもない謝罪をする。どうせイバリが読まない本を買うくらいなら、僕が読みたい七七〇円の文庫本がほしい。
イバリは夜な夜な押し花の様子をのぞき、あとどれくらいでできるかを予測する、僕が見ようとすると追い払う、というのを繰り返した。
押し花はいい調子らしかった。あと二日ぐらいしたらいい感じになると言っていた。よかったね、としか僕は言えない。
イバリは、本を読まないし、花を育てられないし、車も運転できない。
「なにがしたかったの?」
と、聞くと、怒られると思ったのかイバリがそっぽを向いた。はじめに押し花を作りたいといいはじめたときから、この調子だ。
すっかり固くなってしまったイバリをなぐさめ、布団に収めると、僕はイバリの寝室を出ようとした。
ふわふわに天日干しして、さっきまでイバリの布団を電気毛布であたためておいたのは僕だ。その布団を跳ね除け、イバリが起き上がった。
あーあ。僕が乾かしてあげた髪を、イバリは両手でぐしゃぐしゃとかき乱す。
イバリは足が悪い。車椅子で移動することもある。立ち上がれないイバリの代わりに、僕はイバリに近づいた。
イバリはむしゃくしゃした様子で唇を噛み締めているので、それやめてと僕はいう。
「だって! 喜ぶかと思ったの!」
「なんの話? 唇噛まないで」
「わたしがあげたら、喜ぶかと思ったの!」
そこでようやく僕は、イバリが僕に栞をプレゼントしようとしていたことを知る。
「うっそだあ」
イバリが顔を歪めた。
この人、たったこれだけで傷ついて、今までどうしてきたのだろうか、と頭の片隅で考える。今までどうにもならなかったから、僕を頼ってきたのか――僕がイバリと暮らしはじめたのは二年前だ。両親の離婚で僕とイバリは子どものころに住むところをべつにしていた――自問自答して僕は満足する。
「そんなことしなくていいのに」
「はっ? ひどい! ひっどい。お姉ちゃんに向かって」
「『お姉ちゃん』? イバリになんて、お姉ちゃんなんて呼ばないよ」
僕は呆れて冷たい声が出た。
「僕、寝たいんだけど」
帰っていいかな。
この人は、僕が食事から寝る場所までお世話しているのに、プレゼントなんてなにを言っているんだかわからない。僕がイバリに望むのは、イバリがただ寝て食べて、無害でいてくれることだけだ。
「変な人だね……そんなことしなくていいのに。おかしなことをする。僕の好きな花も、本も知らないのに。いいよ。イバリサンはえらく楽しそうだったね。僕のことをたくさん考えてくれてどうもありがとう。僕のために、何週間も前から、僕に花を育てさせるところからはじめて、僕に車を出させて、本を買わせて……。本当に、こんなに人に命令できるのはイバリだけだよ。ちょっと。唇噛まないで。ほら。目を擦らない。……。本当、変わった人だね……」
僕はイバリの肩を押して、再度ベッドに横たわらせる。布団をイバリの肩まで引き上げた。
後部座席で僕に行先を命令していた、イバリのことを思い出した。イバリは滅多に外に出ない僕を休日に連れ回して、楽しそうだった。
イバリが楽しそうなら、もうそれでいいかと僕は思った。
ありがとうと、再度いうと、イバリは眉を寄せた。
イバリを重たい布団の下に閉じ込めて、僕は手でイバリの目元を覆う。ベッドサイドのランプを消す。部屋が真っ暗になる。僕はゆっくりイバリの部屋から出て、カチャンと、扉を静かに閉じる。