夢見る中学生

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題名 眠れないほど
いつも顔を窓に向けている彼。
私はその彼の横顔を見ていた。

私は陽キャという部類ではない、そう陰キャだ。
そして、彼は陽キャ…遠い存在。
好きでも話しかけるわけでもなく、ただ隣を見ていた。

そんなある日のこと…
「ねえねえ、百合沙さんだっけ?」と休みの時間に突然話しかけてき。私はもちろん戸惑い。
「は…はい!」と片言に言った。
「さっきの授業で折った鶴の折り紙いる?飾る場所なくてさ!」と言った。
さっきの授業は特に何もすることのない自由時間で彼は折り紙を折っていた。
「いる!ほしい!」と私は言った。

「おっけ!どーぞ!」と彼は折り紙をくれた。


隠しきれない喜びがあった。
 今日の夜は眠れそうにない

コメント
今日、陰キャな私に折り紙をくれた子がいまして!
 なんかいいなあーって思い書きました!
鶴の折り紙には平和などという意味があるそうですね!

12/5/2024, 11:08:17 AM