『眠りにつく前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
よかったことを
思い出す
深く深く息を吸って
細く長く吐く
空っぽになって
いつのまにか
眠りに落ちている
……眠りにつく前に
あなたとのラインの画面を思い出し
明日はどんな話をしようと
レンジでほどよく温めたホットミルクを飲みながら、空に浮かぶ小さな星たちを眺めて、君が何をしているかを考えるのがルーティン。
眠りにつく前にあなたのことを考えた。
幸せで、心が満たされた。
あなたがいないと私はもう駄目になってしまう。
心が苦い時も、あなたのことを考えると心が甘くなる。
あなたってすごいのね。
私と一緒に死んでほしい。
そんなこと言ったらあなたはどんな反応するのかしら。
ああ、あなたの反応をみるのが楽しみで仕方がないわ。
眠りにつく前に
おいしいものをお腹いっぱい食べたか
行きたかった場所に思う存分行ったか
欲しいものを欲しいだけ手に入れたか
やりたかったことを最後までやり遂げたか
心から愛する人に出会えたか
そして、その人にきちんと愛を伝えたか
本当の眠りにつく前に、私にはやらなくてはならないことが山積みだ
お題
眠りにつく前に
「眠りにつく前に」とかけまして
「二世帯住宅にしようよ」と解きます。
その心はどちらも「おやすみなさい/親住みなさい」です。
眠りにつく前に
今日あったいいことだけを
思い浮かべよう
眠りにつく前に今日の楽しかったことを思い出そう。
幸せになれますように。
【ナイトルーティン】
僕はスーパーでちょっとした惣菜を買って、家に帰った。
いつもの癖で「ただいま」と言うのだけれど、今日も部屋中に虚しく響き渡るだけだった。
電気を付けて、冷蔵庫を漁ってみる。
冷えたお茶をコップに注ぎ、買ってきた惣菜を口にする。
パジャマに着替えて、洗面所へと向かう。
歯磨き粉が減るのが遅くなった。
まあ、その分買い替える回数も減るのだけど。
顔を洗い、またよく目を凝らしてみるのだけど、鏡には僕の姿しか写っていなかった。
無駄に余白のあるダブルベッドに横たわり、
スマホを弄ること無く考え事をして時間を溶かす。
破綻したナイトルーティン。
君がいないから壊れた。
「ただいま」といえば「おかえり」と返ってきたし、
夜ご飯は惣菜なんかじゃなくて君の美味しい手料理だった。
歯磨き粉は今よりも速く減ってたし、
ダブルベッドは2人分のスペースでいつも埋まっていた。
スマホなんか弄らずに2人でずっと楽しく話していた。
全部、君のせいだ。
君がいなくなったから、僕は。
僕は電気を消して、今日を強制的にシャットダウンした。
眠りにつく前に
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.11.3 藍
眠りにつく前に
朝、カーテンの隙間から差す光で目が覚める。
コーヒーを飲みながら、机の上の日記を読む。
昼、今日は女の子と会うみたいで、少し遅れて
怒られた。水族館で見た景色を写真に納めて。
少し肌寒い10月の夜、風呂から上がってベランダで
月を見た。今日は満月らしい。
ベットに入って今日あったことを書き留める。
これが日課らしい。
ふと、今日遊んだ子からのLINE。
「今日のことずっと覚えていてね。」
こんなに楽しかったこと、忘れるわけないのに。
「忘れるわけないよ笑」
そう返して、眠りについた。
朝、いつもと変わらない日々。
「ここ、どこだっけ。俺って誰?」
机の上の日記を読み、今日もコーヒーを飲む。
『眠りにつく前に』
俺のナイトルーティーンは、
寝る前に激辛のラーメンを食うことだ。
まぁ別に辛いものが好きなわけじゃぁない。
太るだろって?
そのために毎日筋トレしてるわけだ。
少しでも長くあいつを思い出すために。
眠りにつく前に
眠りにつく前には、いいことだけを考えるの。
今日の楽しいおしゃべり、
美味しく作れたご飯、
明日はあなたに会えること。
会えないときでも、あなたを思えばいつの間にか幸せな気分で眠りに落ちている。
まるで眠る前のおまじないみたいね。
それではお休みなさい。どうかよい夢を。
#76
彼女は、眠る前に本を読む事が習慣だった。。
だけど、あるときに止めた。
無駄な事を考えてしまう。
小説の主人公と自分を重ねて。
だから、眠りにつく前にする事といったら、
月を眺めて深呼吸する。
(今日も眠れますように。)
いつからか彼女は眠るのが下手になっていた。
「眠りにつく前に」
眠りにつく前にやらなきゃいけないことがある。
私は今日、死ぬ。だから皆に挨拶をしに行かなければいけない。私が死ぬことを悟られないように、普通に今までやってくれたことへの感謝を伝える。自然に。
私が眠りにつく頃には皆私のいつもと違う行動に気付くだろう。でも、気付いた時には私の心臓の音は、鳴り止んでいるだろう。
―眠りにつく前に早く、早く伝えなければ―
1日が終わったその時に
ふーっと人知れずため息をつく
特に何かあった訳でもない
いつもと変わらない"普通"の日だった
けど……なんか疲れてしまった
毎日毎日、同じことの繰り返し。
「え~ それやばすぎー!ww」
「うそっ! テストとか聞いてない!!」
「今日の担任の髪型ヤバくない?!ww」
ほんと毎日毎日飽きずによく続けるものだ
1人で静かにしていたいのに、
周りとの輪を乱さないために
自分の意思を押し殺して ニコニコと相槌を打つ
周りと、同じ意見を発する
私も君たちと同じこと思ってるよ、と
「確かにww」 「うちもそう思う~ww」
けど、周りの目はそれを常に疑ってる
それ本心?
うちらに合わせるための嘘じゃないの?
……女の子って鋭いよね、
こういうものってすぐバレちゃうのかな?
私は知っている、
その子たちが私の居ないところで
コソコソ悪口を言っていることを…
でも今更生き方なんて変えられない
こうでもしないと私のような弱い人間は
平和な学校生活を送れないのだから仕方ない
そう、仕方ないのだ
たとえ、
その子たちが本当は私の事嫌いだって…
仕方ない、仕方ないんだよ……
でもたまにつらくなってしまう日がある、
それがたまたま今日だっただけ
そういう時はね、つい神様に縋ってしまう
明日、学級閉鎖にしてください
大雪を降らせてください
少し物騒だけど……
でもそれで明日の学校が無くなるのなら
この飽き飽きした日常が少しでも変わるのなら
私は少しだけ嬉しく思う
だから、今日も枕元でね
「学校が休みになりますように」
小さく小さく呟いたの
そして、「おやすみなさい」 って……
「おやすみ」
1人っきりの部屋で自分の声だけが闇の中に溶けていく。
隣にいることが当たり前だったから、習慣になってしまった言葉たちは今や虚しいだけだ。
おはよう
いってらっしゃい
ただいま
そして、眠りにつく前のこの言葉。
幾夜過ごせばいわずに眠れるようになるんだろう。
あと幾夜でこのひとりぽっちに慣れるんだろう。
そう思案したところで答えは出ないし
そう思案しているうちはあの人を忘れることなんて出来ないのだ。
「……おやすみ」
今度は1人を噛み締めるように呟いた言葉が、また1つ闇に溶けて消えた。
眠りにつく前に考える
もし、このまま死んでしまったら?
何故、当たり前に生きているのか?
自分は明日も生きて良いのだろうか
明日になれば全てわかる
眠りにつく前に
部屋に差し込む眩しい街灯の光
今日もまた家の中に引きこもって外に出ない生活をしている
いつも家にいたあの人はもういないから今日も1人2人用の余分に広いベッドにうつ伏せで倒れ込む
あの人が居なくなり1年経った今
未だに頭では理解出来ているのに、まだ心が追いつかない。
毎日、眠りにつく前にあの人の姿が脳裏に浮かぶ。声はもう思い出せない、一緒に写真や動画を撮っておけば良かったなとかなんで俺じゃなかったのかなとかを考えながら眠りにつく
家族にはもっといい人がいるとか他の人を探してみてもいいんじゃないかって言われるけれど誰といてもあの人を重ねてしまう。
そんなの申し訳ないし正直愛せる気がしない
だからずっと1人でいる方が良い
こんな俺を大切にしてくれるのはあの人だけで良かったのにな……
アロマキャンドルを焚いて
ゆったりとした音楽を聴きながら
日記を書いて… 右側にはカモミールティー
現実は夜風にあたりながら
懐かしい洋楽R&B
弱音と愚痴の独り言の側には
銀色の缶ビール
素敵な夜とは程遠いけれど
ほろ酔いで布団に入って
少し満たされた気持ちのまま
「おつかれ」
そんな独り言にずっと救われて
明日も生きる為に頑張れる。
- ナイトルーティン -