『眠りにつく前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『眠りにつく前に』2023.11.3.Fri
※BL二次創作 『A3!』より 卯木千景×茅ヶ崎至
眠りにつく前に、茅ヶ崎はなぜだか毎日、律儀に声をかけてくる。
「今日も社畜おつでした」
「明日お昼あそこ行きましょ」
「週末は推しイベが……う、はい、片付けます」
「先輩、今日はお疲れでした? ラスボスのオーラ出てましたよ」
「は〜、最近夜は寒いですね。先輩は寒いの平気そうですけど。ゴリラだからか……いや、なんでもないです」
「おやすみなさい、千景さん」
他愛もない話。本当に、あっても無くてもいいような、内容のない会話。たまに眠気が限界なのか、むにゃむにゃ言っていることもある。喋ってないでさっさと寝ればいいのに。
それでも、毎日毎日、彼は俺に言うのだ。「おやすみ」と。それは、儀式めいた力を持って、俺の瞼を下ろす。
かつて“家族”が俺を眠らせてくれた魔法の言葉。
もちろんそんな話を彼にしたことは無い。だが、時折見せる鋭さなのか、はたまた特に理由は無いのか、茅ヶ崎はこうやって、俺の柔いところに触れてくる。
おやすみ。おはよう。いってきます。いってらっしゃい。ただいま。おかえり。
それらの言葉は、彼にとって、彼らにとっては、ごく当たり前の日常に馴染む普通の挨拶で。でも、俺にとっては“家族”を感じることの出来る一パーツなのだ。
茅ヶ崎の声が耳を打つ。
俺は目を閉じて、口を開く。
「おやすみ、茅ヶ崎」
眠りにつく前に、呪文を唱える。
今日も悪夢は見ずに済みそうだ。
あーだめだ。
眠りにつく前に……コンタクトを外して、化粧を落として、ご飯を食べて、歯を磨いて、お風呂も入らなきゃ。せめて○ケモンスリープは起動しなきゃけないのに!
あー無理だ。
今日も疲労と睡魔に負けて、一瞬で夢の世界へ。
『眠りにつく前に』
─眠りにつく前に─
やぁ、こんばんは。
眠れなかったんだね。
じゃあ眠りにつく前に、良いことを教えてあげよう。
ほら、月を見て。
どう?綺麗でしょ?
今日はねぇ、満月なんだ。
綺麗な色だし、眩しいでしょ。
星が見えなくなるぐらい、輝いてるね。
夜ってさ、暗いからか分かんないけど、
怖いってイメージ持たれること多いでしょ?
でもね、確かに怖くて危ないけど、とっても綺麗なんだ。
今見えてる月みたいに、輝いてるものがたくさん見れる。
それは人によって違うんだ。
今言った月もそうだけど、他にもたくさんある。
君はどう?何が輝いて見える?
君の目には、何が映る?
毎度夜が来る度に私は思う
なぜ人は人を悲しませるのだろうと
いつかはその連鎖が断ち切られるのだろうか、
必ず夜明けが来るように
月が沈むと太陽が登るように
人は人に優しく出来るようになるのだろうか。
そう思いながら眠りにつき
私は朝を迎えるだろう
あの頃とは別人だった
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朝目が覚めると私は泣いていた。
自分でもよく分からなかった。でも、さっき見ていた夢では、私は友達に虐められていた。
その理由は分からない。分からないけれど、何か知っているような気がした。
今日は学校があった。下に降りてご飯を食べて支度をし、外に出て学校へ向かった。
教室に入った瞬間クラスがざわめいた。
なんなんだと思いながらも机に向かうと、
机には
-死ね-
-消えてしまえ-
と掘られていた。
あぁ机がもったいない と私は思っていた
普通の子は え……? と黙るだろう
だが私はこの光景を今朝夢で見たから知っていた
やった人もやめなと止めようとした人もすべて知っていた。きっと朝先生が犯人探しを始める
私は言わないで置こうと思った
椅子に座り普段通り読書をしていると
掘った本人がくすくすと笑っていた。
『わかりやすいなぁ』なんて思ったりもしたが
私は築かないふりをして無視をした。
朝の挨拶が始まると少しざわざわとした空気に切り替わった。
先生は「静かにしなさい」と一言いい生徒を座らせた
私は気がつかないのかなぁなんて思ったが予想通り犯人探しが始まった。少し面白かった。
夢で知っていることが現実に起きてることが不思議でしか無かったから
先生は「名乗らないなら放課後本人に聞いて明日の朝もう一度確認します」といい朝の挨拶が終わった
授業が始まると朝よりは静かになっていた、
1時間目は社会あまり好きでは無い科目だった。
気だるげな時間が続いて少しつまんなかったが次は理科の実験があった。私は実験が好きだったから少しテンションが上がった。
授業が終わり休み時間になった休み時間には先生に呼ばれ誰にやられたのかを聞かれたが私は知らないフリをした。正直もう飽きていた、だがあいつが白状するまで見てみたかったから我慢した。
休み時間が終わり3、4時間目は難なく過ごして昼を食べ5、6時間目に少し眠気が来た、必死に堪えて帰りになった。今日は何も変化のなく過ごせてあれは虐めなのかも分からなくなってきた放課後先生と話して飽きてきたからだれがやったか誰が止めようとしたかを話した。
次が楽しみだった。
次の日になり、学校に行くと空気がどんよりしていた。
何事か確認しようと友達に聞くと反応がなかった。
なんなんだと少しイラッとしたがすぐにわかった、
それは私の机に一輪の花があったから。
そう、私は死んだのだ。
なぜ?それは昨日の帰りに事故にあったから。
トラックに跳ねられて死亡が確認された
でも、どうして生きているのかは分からなかった。
朝、母親に起こされた。
そうこれは夢の中での出来事。ということは今日私は死ぬということ
今日(犯人が確認される日)学校に行き帰る時に私は死ぬあの机どうりこの世から消える
最後の最後で私は小さい頃の純粋な心は夢のせいで別人に変わっていった、夢で起きることは段々と現実になって行ってから私は、
(↖タイトルに戻るよ)
眠りにつく前に、母は私に本を読み聞かせてくれた。
時には昔話、時には世界の童話、時には今話題の新作の本。
でも、いつしか、小学生になる前くらいに、その日課の眠りにつく前の読み聞かせがなくなった。
あれから、20年。
秋の夜は長い。
眠れないなぁ……
私は、いつもは携帯電話を手に、ベッドの中に入るが、読書の秋とも言うし、と、紙の本を持ち出し、ベッドに入る。
本には色んな世界がある。
小さい頃、眠りにつく前にやっていたことを久々にやってみる。
さすがに声に出して読み上げるのは恥ずかしいが、それ以外はあの時と同じ。
秋の夜は、静かに更けていった。
【眠りにつく前に】
理性を解いて暗闇と融ける
喉を通る不快な感触
手汗がまだ止まらないから
あたしと早く踊って頂戴
明日は、何をしようか。
フカフカと暖かいベッドの中、目を閉じて考える。
君と一緒に何処かへ行こうか、それとも家でノンビリ過ごそうか。
たまには気分転換に神社へ行くのも良いかもしれない、その後は近くの本屋や日替わりの店を覗くのも悪くはないな。
あんまり家でゴロゴロしてたら、あっという間にブクブク太って、君に嫌われてしまうかもしれないし。
何処に行こうか。 君は何処に行きたい?
真っ暗闇の中、いつものスーツを着込んだ君の姿が浮かんで、思わず笑みが溢れる。
差し出された君の手を取って、面白可笑しい夢の中。
君と一緒に旅をする。
テーマ「眠りにつく前に」
「明日はどんな日になるかな。」
目をそっと閉じて想像する。
明日は恋人とご飯に行ける日。幸せな気持ちになった。
大好きな人と一緒に居られることを思い浮かべるだけで心が温かくなって満たされる。安心する。
それから最近はたくさん夢を見る。日常生活の夢、全く違う世界の不思議な夢。
この前はあの某事務所の元アイドルさんが出てきたんだ。驚くくらい優しくしてくれたから嬉しくて次の日夢占いした自分が面白かった。…もちろん意味は無かったけど。
「眠りにつく前に温かいココアでも飲もうかな。」
もうこんなに冷える時期になってきたんだ。
焦る気持ちもあるけれど、こうやって目を瞑って楽しい時間を想像できる幸せがある。毛布を出したベッドでぬくぬくしよう。うん、幸せすぎる。
今日はぐっすり眠れそう。
#眠りにつく前に
あぁ、
私、手を離してしまったんだ
貴方を1人にしてしまったんだ
ごめんなさい
重い瞼を閉じて
静かな雨が頬を伝う
もう君は見えないけど
おやすみなさい
«眠りにつく前に»寝る前は配信を聴いて終わったら眠りにつく
#1
お題:眠りにつく前に
安心をひと粒。悪夢をひと粒。ぷち、ぷち。
これだけあれば。さよならひとつ。ぷち、ぷち。
どこへゆこうか。どうにでもなれば。ぷち、ぷち。
脳みそを引っ張って。重力を肌で感じて。ぷち、ぷち。
ぷち、ぷち。悪夢をひと粒。安心をひと粒。
ぷち、ぷち。お別れひとつ。どれほどあれば。
ぷち、ぷち。何も知らないよ。そこへいきたい。
ぷち、ぷち。胃腸を満たして。血液を耳で知って。
暗闇はどこへ連れていってくれるだろう。
目 見えぬまま 音だけを頼りに。
誰かが泣いている。
喉が焼けるように熱い。
引っ張って、満たして。
ぷち、ぷち。 ぷち、ぷち。
ぷち、ぷち。 ぷち、ぷち。
ぷち、ぷち。 ぷち、ぷち。
ぷち、ぷち。 ぷち、ぷち。
『夢を見る人』
深夜二時過ぎ 悪い夢の向こう側 ニット帽がぽつりぽつりと 綻びを気にかけて歩いている 手を差し伸べても触れられない これは夢だから これは夢だと自覚している私 だけども好きには動けない 何か別の意思が働いて レールの上を歩かされている これは夢でなくても きっとそう 私は歩かされている
あなたがいなくなってから
毎晩、あなたに語りかける
今生はおつかれさまでした
あなたの生き様はとても素晴らしかった
わたしと出会ってくれてありがとう
今日も明日もずっと
ずっと大好きだよ
ありがとう おやすみなさい
いつも微笑みかけてくれるあなたの写真に
そっと触れて‥
◇眠りにつくまえに◇
今日久し振りに階段登りをした。
運動すると交感神経が活性化して寝つきが悪くなるのか…しまった。
でもさっき本読んでる時はまどろみ落ちそうだったのにな。
日記書いたり、書く習慣もよくないのかもなぁ。
どうすっべ。
眠りにつく前に
眠りにつく前に
何で事故なんか…
事故にあってから
数時間たったけど
君は目を覚まさない
医者から言われた
もう…難しいと
私は悲しくてたくさん泣いた
私の隣で永遠の眠りにつく前に
君に…
ありがとうとさようなら。
【眠りにつく前に】
暗闇に沈んで沈んで・・・
最終的には視界がぼやけて頬に温かいものが伝う
明日なんて来なければいいのに
眠りにつく前に
とりあえず、お風呂に入らせた。
髪の毛も乾かさず、夕飯も食べず
力尽きて横になっていた。
今日は珍しく自分で起きてきて
学校にも遅刻せずに行けた。
昼休み時間ギリギリまで食べていた
お弁当も、今日は早く食べ終わった
と笑顔で報告してきた。
当たり前にできていたことが難しく
なってから、またひとつひとつ
できた喜びをかみしめる。
赤子のように健康を願い
幼子のように成長を見守る。
女子高生の娘が眠りにつく前に
風邪引くよと布団をかけた。
眠りにつく前に、必ず日記を書くことにしている。
といっても、特に何もない日であっても毎日の食事で何を食べたか、どこへ出かけては何を買ったかというくらいのものだが、年々忘れっぽくなっている私には思い出す時のアイテムとしてなかなか便利である。
日々の生活を過ごす中で、マルチタスクをこなすのに精一杯で色々と考えてしまう事も多いだろう。
頭の中を整理してスッキリするのには、寝る前にノートでジャーナリングするなどして書くことが発散になってお勧めする。
わたしは夜の音が好きだ。
夜は静かだけれど、だからこそ耳をすませば色んな囁き声が聞こえてくる。昼間は聞こえて来なかった音たち。
例えば本の頁を繰る音。静かに今を刻む時計の秒針。家の外では風がさざめいている。それから同居している人の寝息。どこか遠くを車が通る音。もう少ししたら新聞配達のバイクが通るかもしれない。
そうして夜の音を聴きながらわたしは眠りにつく。