『真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
麦酒飲む 父の喜ぶ 背中見て 糖尿病でも 飲みたいわけだ
涼し風 感じる窓辺 ハムスターは 私と共に 夢見まどろむ
蝸牛 見てふと我を 振り返る ゆっくり歩けば 幸せ来たる
『真夜中』
真夜中は静か。
草木も眠ってる。
ふと目が覚めて思う。
もう少し眠れば
君に会える土曜日がやってくる。
一週間お疲れ様でした自分。
明日はとことん楽しもう。
清々しい疲れと、待っているご褒美の
真ん中の時間の中で
そっと噛みしめる、静かな幸せ。
心を照らして
スキ キライ
花占いみたい
深い闇に咲く
幾重にもなる
花弁を数えて
眠りたいのに
月が照らして
ゆりかごの中
揺られている
私を見つけて
心を見つめて
眠れない夜は
『真夜中』
お題:「真夜中」
「とっぷり」という擬音が好きです。
日暮れと湯船くらいにしか使わない、あの夜の言葉が大好きです。
思うに、夜にはなんだか粘り気があるのです。街中の夜空はなんだか薄くてざらついているけれど、ふと空を見上げ、その暗さに初めて気がついた、あの時。チューブからそのまま絞り出してべったり塗りつけたような夜闇は、確かな質量を持って私を包み込むのでした。
熱くはった湯船に身体を沈め、やがて波紋が収まった時。温みはさらりとした湯水を介して私の体を包みます。まとわりつく火照りに大きく息を吐けば、窓から冷気が肌を撫ぜてくれるのが心地が良く、ゆっくりと目を閉じました。
誰もが眠るこの静寂に、暗闇と温もりに浸かる真夜中が、私は一等好きなのです。
「真夜中」
二人が出会える場所
絡み合う身体、溶け合う感情
もう堕ちるとこまでいこう...
陽とともに消える二つの影
純黒の夜に逢いましょう
「真夜中」
静かな夜に聞こえる音たち
まだ寝ることのできないものたちの魂
陽の光はあともう少しだよ
「真夜中」
寝静まった街に走る一台の車
どこへ向かっているのだろう
せめてサイレンは真夜中モード
を付けてください
一気に朝が来ます
〜鯖缶のコーナー〜
朝から3つも書いてしまいました。
今日は近くの小学校で運動会の
ようです。
最高気温が昨日よりも高くなるよ
うです。
熱中症に気をつけたいですね。
鯖缶は屋外の仕事をしていて仕事の
半分ほどは日に当たっています。
この季節に少し日焼けしておくと
夏本番は少し肌も慣れているせいか
何とか乗り切れます。
適度の日焼けは免疫力を高めるそう
です。
皆さまもどうかご自愛くださいませ。
「真夜中」
夜になり、眠りにつこうとする。
でもいざ、布団に潜ると考え事が多く中々眠れない。
そんなこんなで毎日、真夜中に寝る。
早くこんな生活も終わればいいのに。
なんて事を毎日考えてる。
だから、僕は眠れない。
こんな真夜中に連絡したら
君の迷惑になるかなって
そう考えると連絡できなくて
君からの連絡がないのも
君も同じように考えてくれているから
真夜中
しんと静まりかえる
まるで
何もないかのよう
あるのは
自分の
素直な気持ち
ほら
聞き逃さないで
小さくとも
芯の通った
心の声を
独り暮らしの頃、真夜中は怖かった。
急に身体が動かなくなる、いわゆる金縛り。
目が開けられないのに、見知らぬ人が寝ている自分のまわりを歩き回っている感覚。
身体中を虫が這っているような感覚。
夢だか現実だかわからなくて、朝になると夢だったような気がして、それでも不快感と恐怖感だけはしっかり残っていて…
そんな夜がたくさんあった。
娘が産まれてから、それはピタッとなくなった。
金縛りも、見知らぬ人も、虫たちも、もうやってこない。
夢だか現実だかわからない、何ともいえないあの感覚は、もうやってこない。
だから安心。もう夜は怖くない。
夜泣きで起こされようが、布団を乗っ取られようが、寝相が悪い娘に蹴られようが。
むしろ現実を実感できて安心。
娘に守られているのかもしれない。
追記
真夜中のタイトルに導かれて、独り暮らし時代の夜中の嫌な感覚を思いだし、上記を書いてみたが、そのあと気になって調べた。金縛りは、睡眠麻痺といって、その間に人の気配を感じたり何かが身体の上に乗っている感覚も、睡眠麻痺の間によく起こるそう。10代~20代に起こりやすい、不規則な生活をしていると起こりやすい、とも書かれていた。当日自分は20代で変則勤務をしていた。そういうことだったのか。
【真夜中】
やさしい夜がやってくる
眠れない僕は
散歩に出かける
花も眠る
草も眠る
木も眠る
人も眠る
街も眠る
眠れない僕は
眠らない真夜中と
手をつないだ
【真夜中】
それでは、今日はイメージの世界が2つに分裂した話を書きましょう。
気がつくと、私はまた白い世界に横たわっていました。
確か、甲冑さんが亡くなって、足元の亀裂から落ちて───
何故かまた白い世界にいる。
(どういうこと……?)
とにかく、私はまだ死んでいないようです。
何だか疲れて、ぼんやりしていると、
「あれ?君、誰?」
突然声をかけられました。
振り向くとそこには派手な髪色をした少女がいました。
服は私と同じ白いワンピースでしたが、私のとは違い、彼女のはフリルがついて、ふわふわした、可愛いワンピースでした。
髪色は、色とりどりのわたあめのようで、パステルカラーが目立ちました。
「あの、あなたは……?」
私が尋ねると、彼女は輝くようにニコッと笑って言います。
「あたし?あたしはラギーだよ!」
ラギーからはいくつもの話をききましたが、驚いたのは、世界が分裂したという話でした。
「あたしも急なことでビックリしてる。あ、でも、黒の世界には行ってはいけないよ」
「え、それはまた何で?」
彼女はどこか遠い目をして言いました。
「とても暗いところなの。真夜中みたいにね。あなたにはまだ危険だよ」
真夜中の静寂を
好きでいられるのは
必ず朝が来ることを
知っているからです
# 真夜中
真夜中…
何かを引きずる音で目が覚める。
この音は、以前から度々聞こえていて、私の中でずっと謎だった。
か、最近になり、やっと音の正体がわかった。
帰宅してふと屋根を見上げたら、猫と目が合ったのだ。
ヤツは屋根の上を、ほふく前進していた。
【真夜中】
世界を覆う真夜中の暗黒は、甘い甘い香りと共に
アナタをしばしの安息へと導く。
…そして朝は爽やかな笑顔と共にそれを奪い取っていく。
だから朝は嫌いだ。
真夜中
真夜中、
シーンとしている。
中々
眠れない。
スマホ見たり
本を読んだり
何度も寝返りする。
こんな夜もあるよね!
真夜中は、世界の揺籃期。
人を夢と云う「匣」に閉じ込めて、
朝へと連れてゆく、それまでの時間。
真夜中のドライブは精神リセットができる
私は時々考え事に夢中になる
勤務時間が夕方から真夜中までの職場で働いたことがある。ラッシュとは無縁な時間に動き出すので通勤は割と快適だった。
途中で大きな川にかかる橋を渡るのだが、帰りは川なんて見る影もないほどに真っ暗で、その暗闇の中に真っ直ぐな道とその道を照らす道路灯が等間隔に並んでいた。
真夜中で人気のないその道を車で走っていると、昔のアニメで見た時空間を通っているような感じがしてちょっと楽しかった。
昨夜はめずらしく早くに眠ってしまっていた。テレビのドキュメント番組を見て、それからメールをチェックして寝ようと思っていたのに、寝落ちしてしまっていた。だいたいいつもだと、テレビはタイマーをかけるのだが・・・。
目を覚ますと12時前。テレビはニュース番組に代わっていた。明日の天気は晴れて、気温が高くなるらしい。
深夜と真夜中は、違うのかな。何時から何時までが、深夜?そして何時から何時までが真夜中?
今夜もまた眠れそうにない。夜が明ける頃に眠くなるのか。それまで何をしょうか。
#5 真夜中
真夜中、人は大抵一人だ。
昼間の出来事を思い返す思考の時間。
真夜中は誰に邪魔されることもない。
好きな事を楽しむ嗜好の時間。
真夜中はすることも決まっていない。
何度でも時間を好きに使う試行の時間。
真夜中を自分の思い通りにーー。
思考、
嗜好、
試行、
至高の時間。
- 真夜中 -