真夜中』の作文集

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真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/17/2023, 1:20:42 PM

【真夜中】

暗闇と静寂。
穏やかに、緩やかに流れる
独特な時間が好きだ。

その空間が自分だけのモノの様に感じてしまうほど。
夜闇に身を投じ、たった一人を満喫する様に。
真夜中は私の為の時間だ。
何にも囚われず、誰にも邪魔されず。

朝や昼が嫌いなわけではない。
けれど、少しだけ夜が明けるのが
惜しいと思う。

5/17/2023, 1:17:54 PM

それはいつでも隣にあるんだろうね。
どんな状態でも、あっさり飲み込んで、誰も彼もが動けなくなるセカイ。
解ってて飛び込む人もいるし、気づいたら取り込まれてた人もいる。
それなのに、魅了される人もいるんだから、本当に解らないよねぇ。

取り込まれた人は、戻ってこれるのかな?
多分、出来る人と出来ない人がいるんだろう。
自分はきっと、後者で。
甘く見て、取り込まれて、後悔して。
それでも、解らないままなんだろうなって思うんだ。

”真夜中”は、そう言うセカイ。

朝日がのぼるのか、深淵に飲み込まれるのか。

どちらになるかは、自分次第なんだろう。



真夜中

5/17/2023, 1:17:19 PM

『真夜中』

真夜中に たったひとりの わたしたち
光る画面に 繋がりを見る

-

太陽が 燃える毎日 も真夜中
があるからこそ 耐えてゆける

-

明日がさ 笑顔でくるよ 手を振って
また集まろう 明日の夜に

5/17/2023, 1:14:34 PM

【真夜中】10

夜が好き

静かで自分の世界で過ごせるから。
私の敵は誰もいない。

スマホを開く。
通知がたくさん。
どの人も私の味方。
似たような言葉ばかりだけど
それでも嬉しい。

太陽が昇ると味方は消える。
その代わりみんな敵になるんだ。

朝が来るのが怖い。
このまま夜が続けばいいのに。
時を止められたらいいのに。

窓を開けベランダに出る。
あー星がきれい。風も気持ちいいな。

5/17/2023, 1:14:18 PM

ひとも車もいない点滅信号の交差点
うるさすぎる心がやっと静かになった
まだ眠っちゃだめだよ。


【真夜中】

5/17/2023, 1:09:17 PM

真夜中に僕は街へ出た。
いつもは騒がしい街も今は静まり返っていた。
僕は、静かな街の音が好きだ。
自然に溢れたこの街の音が大好きだ。
でも、この音は数時間も経てばなくなってしまう。
自然の音で溢れた街が消え
人から出る音で溢れた騒音の街になる。
今はその騒音なんてものはひとつもなく、
昼間と比べて、まるで別世界のようだ。
僕は真夜中が好きだ。
真夜中に起きていると、まるで
この世界に僕だけが取り残されてしまったようで
僕にとって真夜中はすごく素敵な時間なんだ。

5/17/2023, 1:06:28 PM

真夜中-。

2人の人影が、大きく踵からのびている。

深夜1時。
少女達は、旧校舎の屋上に手を繋ぎあい
フェンス越しに立って何か話をしていた。

-私たち、悪い子だね。
こんな夜に逃げ出して来ちゃって笑-

-そうかしら。今までよく頑張ってきたじゃない。だから、皆優しい顔で許してくれるわよ。-

向かい合って、額を合わせながら
ぽつり、ぽつりと語っていた。

-私、もっと違う所で生まれていたら、
貴方と幸せに暮らしていたのかしらね。-

-うん。きっと、きっとそうだよ。-

声が少し震えていた。お互いに慰めあっているかのように見えた。
夜の爽やかな風が、2人の影を揺らす。


-さぁ、行こうか。
もういい時間でしょう?

,,私、貴方といる時間が話す時間が1番好きだった。本当にありがとう。-

-うん。 私も、1番幸せを感じられて、
1番好きだった。-

そして、月明かりだけを残して2人は、
いつか来る幸せを願い、暗闇へと溶けていった。

5/17/2023, 1:03:59 PM

真夜中は一体何時からなのか。
それは人によって様々だ。
私にとって真夜中は午前2時を過ぎたあたりからだろうか。SNSにも人が少なくなる時間。
そうすると、普段は話さないような内容のつぶやきをしがちである。
昔の辛かった思い出や、自分の生い立ちなどをぽつぽつと話し始める人と、それをうんうんと聞く人。
会話をするわけではないが、静かに話す人と静かに聞く人がまるで焚き火を囲んでいるかのようだ。
朝がくればまたいつもの賑やかな街に戻っていくのだけれど、その時間に居合わせた人のことを、すこしだけ今までよりも近く感じるようになる。そんな真夜中の時間が私は好きだ。

5/17/2023, 1:03:42 PM

【真夜中】

君と真夜中を抜け出してきた日の星空は

今までにないぐらい綺麗だった。

きっとこれはいつになっても忘れないだろう。

な、お前もそう思うだろ?

今は亡き親友へ_。

5/17/2023, 1:03:41 PM

真夜中
暗闇に包まれそばには誰もいない
なんど包み込んでくれる人を求めただろうか
暗くなるとなぜか寂しくなる
心が閉ざされたように
さぁ、よる夜明けよ
そしてまた朝日を照らしておくれ
闇があるか光の偉大さを知る

5/17/2023, 1:02:57 PM

真夜中


夜空の星が綺麗だ。
割と高いマンションの屋上からは恐ろしいほど綺麗な夜景が見えた。自分がこの町を手にした感じがするからだろう。「もっと欲しい」そういった感情が原因か、夜景に惹き込まれる。気付いたら、星がない夜空が見えた。
綺麗と言うより、不可解な夜空だ。あとは、身体が重い
でもそんなのどうでも良くなるくらい眠い。
その後、ゆっくりと、必然的に目を閉じた。

5/17/2023, 12:59:56 PM

学生の頃は、深夜ラジオをよく聴いていて、
夜更かしは特別に感じでいた。
日付が変わっても友達と遊んで、
親に叱られたこともあった。
遠い昔のことだ。
今はもう、真夜中は眠り込んている時間だ。
遅くても、日付が変わるまでには
ベッドに入っている。
それでももし、起きていることがあったとしたら、
久しぶりに特別な時間になるんだろうな。

               「真夜中」

5/17/2023, 12:58:41 PM

朝 家を出ると生け垣の隙間から
猫どもが私をみてニャアオと笑う

昼になると 遠くの梢の影から
カラスどもが私を見つけ騒ぎたてる

夕方は柿の木に気配を消した
コウモリどもが羽を広げ我に気付けという

夜はなんとかギュッと目を閉じ
むりやり眠りにつくと

まどろみ始めた頃 フクロウが一羽
私の窓辺にやってきて
コツコツと私の部屋の窓を叩く

大きな目で私を射抜き
フクロウは真理を説く

まだおまえはそうやって
眠ったふりをしているのか。
なにもしようとしないのか?

過去も未来も 宇宙も含め
全てはお前の中にあるというのに。
全てがお前に 語りかけているというのに
目を背け続けて そうしていったい

いつ 目覚めるつもりだ 

       時の魔女よ と。


私に魔法のような言葉が紡げるものか。
朝を迎えたとて なんになる。

自嘲してやつに応える  

          それが真夜中


「真夜中」

5/17/2023, 12:57:03 PM

[真夜中]

暑さを冷やそうとベランダに出る。今日みたいな日には夜の風は心地良い。の、だけれど夜も更けた静寂の中で帰宅する酔っ払いの話し声がやたらと耳につく。
(うっるさ……)
良い気分だったのに耳に付く奴らの話し声に段々と気分が悪くなり溜息が溢れる。ビールを一口飲みながらさっき別れた君を思い出す。
「もう会いたくなるなんて……」
真夜中はどうにも人が恋しくなる。
人肌の温もりや、声が。
スマホを取り出してLINEの通話ボタンを押す直前で指が止まる。
(深夜の1時に、迷惑だよなぁ……)
ふ、と画面を閉じようとした瞬間、通知が鳴る。
君からのメッセージじゃない。見覚えのある番号からのSMS。

『会いたい』

「………………」
1年前に別れた元カノからの一言だけのメッセージ。彼女は別れた後も時々こうして俺にメッセージを送ってくる。頼る人が俺以外の誰も居ない孤独な女性だった。優しさを愛と勘違いして縋りついてくる弱い女性だった。可哀想な女性だった。
「……どうして俺は君を、見捨てられないんだろうな」
いつものように『大丈夫か』と返信すると、少しして通知が鳴る。

『ごめん』
『気にするな』

それ以降彼女からのメッセージが来ることはない。彼女が出来たと伝えて以来彼女とはこういったやりとりしかしてない。君は「優しくしてあげて」と言ってくれたが、君に不誠実なことはしたくなかった。
恋人に不誠実なことはしたくないのに、家族も友人もいない彼女を、別れてしまっても俺しかいない彼女を、どうしても見限ることなんて出来ない。中途半端な俺の優しさがどちらも傷付けているのにも気付いてる。
「はぁぁ……んっ」
ビールを飲み干して満点の空を見上げると、一際星が綺麗に見える。美しさに見惚れるとまたスマホが鳴る。今度はLINEの通話の通知。
「どうした?」
『眠れなくて。何してた?』
「……君のこと考えてた」
『なにそれ』
楽しそうな君の笑い声。いつの間にか酔っ払いの声は聞こえなくなって静寂の中で君の声だけが聞こえる。あれだけ静寂を切り裂く声に苛立っていたのに君の声はこんなにも心地良い。

真夜中は否応無く人の弱さを引き出していく。
きっと、誰の心も平等に。

5/17/2023, 12:54:45 PM

この街にはとある噂がある
〈真夜中に起きていてはダメ〉
未だによくわかんないけど怖いから10時に寝ている
だけど昨日夜更かししちゃって夜中の3時に寝た
でも何も起こらなかったので所詮噂だと思い過ごした
今日は早く寝よ…
帰り道に友達と噂について話した…
「真夜中に起きてたらダメってなに?」
「お前引越しして間もないからな〜」
「気になるだろ?」
「早く寝ないと魔物が来るんだよ」
「は?魔物?」
「夢想歌って歌があるんだけど」
「なにその変な歌」
「夜更かしした後にこれを歌わないと魔物が来るんだよ」
「そっか」

わかんないよ…噂だし…

その日珍しく夢を見た
なんとも言えない生き物が自分に向かって襲いかかって来る夢だった…
目が覚めると…自分は…血の海に寝そべっていた…
泣きわめいく母を見て…声も出なかった…

5/17/2023, 12:50:48 PM

今は
真夜中
あの人は帰ってこない
何時まで
俺は
一人なんだ
孤独にしないで
こんなの
二度としたくなかったのに

5/17/2023, 12:46:41 PM

真夜中

一人出歩いた夜の道

月のある日は楽しく歩けて

月のない日はとてもこわかった

今は、手元にスマホがあって

光源はすぐに手に入る

不便だったあの日々が、たまに恋しくなる

5/17/2023, 12:44:43 PM

割りと無茶な事をいっても、ゆるしてくれる彼の事だ。真夜中に急に会いに行ったところで叱ったあと、ゆるしてくれるだろう。
 そう思い夜の真っ暗闇の中を僕はとてとてと歩いていた。

 僕らの住んでいるところは田舎だけども、あまり星は見えない。というより、旧市街地のため田舎の中でもそこそこ栄えているのだった。なんだかんだで家がある。そして街灯がある(これで自分たちの住んでいるところを田舎だと言うと本当に街灯ひとつないところに住んでいる同級生数名が怒り出すのだが)。

 星の光は、ぽつ、ぽつ、と遠くに光る街灯の赤い光が空を照らして、星を隠す。家の光もそこに加わればさらに見えにくくなる。加えて、最近は不審者や害獣対策で何か動くものがあると玄関先や家の前の灯りが点くようになった。今は月くらいしか、天の光は見えないのだ。

 その中を僕は歩いて彼に会いにいく。

 理由は、と聞かれたら「面白そうだから」以外にない。
 だって寝ているかもしれない真夜中に急に自分の知人が訪ねて来るんだぞ。絶対面白いじゃないか。
 彼は一体、どんな顔をするだろう。しかめ面をするだろうか。本当に来たのかと呆れるのだろうか。もしかすると眠っていて僕が家の近くへ行っても気が付かないかもしれない。

 もし寝ていたら窓から侵入できないかな。彼の部屋は一階だったはずだから、侵入は割と簡単なはずなのだ。窓ガラスの鍵だけが心配ではあるが。

 いや、はや、想像しただけで面白く感じる彼の家から自分の家までちょっと距離があるのは難点ではあるが、それすらも僕の好奇心を掻き立てる一つの道具に過ぎなかった。何事も頑張った方が、達成感は大きいからね。

 僕はくふくふと笑い声を上げた。夜の道に僕の声は存外大きく響く。そもそもたまに通る車以外、僕くらいしか外にいないのだ。人気のないところだと人の声は大きく響くものだろう。

 だが僕のそんな声に反応する光があった。僕が歩くずっと先、街灯がギリギリなくなる暗闇の中に、やや黄色い光がゆらゆらと揺れている。

 多分誰かが懐中電灯か何かで照らしているのだ。光はちょっとずつ大きくなり、僕の方に近寄ってくる。やがてぼんやりと暗闇の中に一人の人間の姿が浮かび上がってきた。僕が会いに行こうとしていた彼、宮川翔吾その人だった。

「早苗、お前なあ……」

 ハァハァと息を切らせてやってきた彼は険しい顔つきで僕を睨んだ。僕は思ってもみない展開に一瞬面食らう。

「驚いたな。ショーゴくんから来てくれるとは」
寝ていると思ったぞ。僕がそういうと、彼は僕の肩を強く掴んで低く呟いた。

「出歩くな。心配する」

 あ、これは相当怒っているな。ただでさえ言葉数が少ないのに、さらに言葉を削って言い放っているんだから。

「悪かったね。真夜中に遊びに行ったらどうなるかと好奇心が募って、どうしても会ってみたくなったんだ」

 そういうと、彼がなんかものすごい勢いで脱力したように感じた。というか怒りを通り越していっそ呆れたみたいだった。重いため息が夜の闇に吸い込まれ、どこかへと溶けていく。
 そして数秒、彼は目を瞑った。目を再びあけた時には、まっすぐに突き刺さる剣のような瞳があった。

「次はねえ」

 僕は静かに頷いた。頷くしかなかった。流石にここまで怒っている彼は出会ってからはじめてみた。ここまで強く肩を掴む彼をみたことがなかった。彼が真剣に次はないと釘を刺すなんて知らなかった。

「ごめん」

 そういうと、「おう」と言い返された。もう肩を掴む手に力は入っていない。鈍い痛みがするにはするが、いつものがっしりとあたたかい手のひらの感触が布越しに伝わるだけだ。その手もやがて離れていって彼が僕の隣に立つ。これでいつも通りになった。僕はそのことに少しほっとして、彼にくっつきながら歩いた。

「それにしても、僕が真夜中に会いに行こうとしたら、心配して走ってくるなんて、僕は相当君に気に入られているんだな」
「……そうだよ」

 だから待ってろ。

 それを聞いて僕は思わず「え」と驚いた声をあげてしまった。僕は数分くらい、何も言えなかった。二人分の足音が、なんかやけにうるさかった。

「……会いし来いしと 月が望めば 君は来るのか 真夜中に」

「……あいしこいしと 月は追うけど 追いかけたいは こちらの方」

_________

登場人物に都々逸詠ませたくて書こうとしたのですが、まず都々逸を考えることが私には難しかった。

5/17/2023, 12:44:04 PM

この街は夜の方が明るい。
人も、雰囲気も、僕の心も。
僅かに頬をヒヤリとかすめた
涼しい風が心地いい。
この時間は酸素がたくさんある気がする。

5/17/2023, 12:43:59 PM

月明かりは好きだ。
 月の輝く夜は、ほんの少し、カーテンを開けて眠りに就く。
 本当は夜空を眺めていたいけど、朝日は眩しいから。
 輝きに、目を灼かれてしまうから。

 月も無く、星も瞬かない夜は、部屋の隅の常夜灯を点けて眠りに就く。
 夜目の効かない臆病な自分が、暗闇に怯えずに済むように。

 目が覚めた時、光が失われていないように。

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