『相合傘』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
相合傘
梅雨に相合傘をした。
ただの雨の日よりもなんか…特別感がある。
梅雨はあまり好きではなかったが、たまにはいいなと思う。
【相合傘】
静かな雨の音
雨の音すら遠くなり
聞こえるのは
あなたの息づかい
わたしの心臓の音
ふれ合う腕が熱くなる
降り続け雨
やがて雲が晴れ虹になる
ぱらぱらと雨
傘に打ち付けて
君の声が聞こえない
こんなにも近くにいるのに
左肩が冷たく濡れる
泣いているのに
君の涙に傘はさせない
かなしいね
雨がやんだら
さようなら
こんな日は思い出す
雨の音を
あの時のにおいを
はじりは雨
恋の終わりも雨だった
まるで夕立のような
はげしく儚い恋だった
「相合傘」
黒板に誰が書いたのか、あの人と幼馴染の名前。
お似合いだとわかっているから。憧れだけ抱かせて。
相合傘
どうか、止まないで。
そう、切に願っている。こんな風に思えたのは、世界できっと、あなただけなんだよね。
雨の音にかき消される心臓と音。
重力に沿って雨が降り、傘には跳ねる雨の音。
あなたと聞くこの雨の音が、心地よくて、大好き。
ああ、止んでしまう。ぽつりぽつりと、消えていく雨の音すらも、尊くなる。
「雨、止んでほしくないね」
ああ、と曖昧に頷く私。雨の音、あなたも好きなの?あなたは、私と同じことを思っているの?どうして、あなたを守る傘に、私をも入れてくれた?
隣にいるのに、教えてほしいことばっか。
雨上がりの太陽って、どうして、こんなにも強くて、空は青いんだろう。日焼け止めも塗ってないのに、日焼けしてしまう。
でもそんなこと、どうだって、よかった…
そんな青春送ったことがないかな
あったかな覚えていない
一瞬あったかな
心に蓋を閉めてました
それでも楽しかったのは
周りにおかげかな
相合傘48
紫陽花や丸いお顔へつくつくと
仕事でも制服を着ていた方が良かった
深い
川に淵が無いようだ
『相合傘』💙
僕とあなたは
2人で1人。
僕たち2人とも
同じ人に憧れてる。
けど、僕とあなた
2人足しても
憧れの人には届かない。
だからこそ、いろんなことを
分かち合いながら
支え合いながら
あなたと共に
成長していきたい。
相合傘
傘忘れた、なんて呟いて。
そうしたら君の隣は私だったかも。
優しい君のことだから。
「ねえ。
好きだよ。」
「えーごめーん!?なんて言ったー!?」
大雨が降り注いでいるこの世界。
二人で一つの傘をさして、濡れながら、肩どうしが触れ合いながら、
彼女は叫んだ。
「うーれしいー!なんでなーん!?」
「君の優しい明るさが好き。」
二人の間が縮まった。
彼女を口説く言葉を、傘の中でつらつらと独り言ちながら、
彼女は真剣だった。
#2024.6.19.「相合傘」
よくあるけど、こういうのは弱い雨にしか通用しないシチュエーションですよね、大雨だとなかなか声が通りづらい。
彼女たちはクラス内では、恋愛コンビに見えるけどよくよく観察したら青春コンビです。
青春の憧れだった相合傘
友人が恋人としているのを見て
羨ましいと思っていた
叶うことはなかったが…
大人になってから、相合傘をしても
青春時代のような甘酸っぱい感情にはならない
まぁ、青春時代にはない安心感はあるので
それで良しとしよう
そう言えば、相合傘はもう一つあったなぁ
いたずらで黒板などに書いてたアレ
今もあの文化は残っているのだろうか?
【相合傘】
傘の弧からはみ出す肩
一人用の傘に二人で入る
外側の腕は
優しい雨に濡れた
相合傘
好きな人と
水族館に行くという
夢があって
片想いだけど
叶って
雨が降り
わたしだけしか
傘持ってなくて
相合傘
思わぬ展開
もう一歩
勇気があればなあ
なな🐶
2024年6月19日1536
雨の日わざと傘を忘れあなたと一緒に帰った
バス停まで送ってくれてありがとう
帰り際あなたの後ろ姿を見て気付いた
あなたの肩が濡れていた
私の肩は濡れていなかった
あなたは気づかれないように、
当たり前かのようにしている
そんな所も好きだよ。
いつか、あなたと
恋人として相合傘をしたいな
#相合傘
6月19日 19:08
「相合傘」
予期せぬ相合傘
「傘もってなかったから助かった」
私の下心を微塵も感じてない風に笑う君に
緊張してうまく話ができない
「左肩濡れてない?大丈夫?」
君に心配されて無言で頷いた
「…なんか緊張するな、こういうの」
無言で頷いた
「悪くないけど」
真っ赤になって俯いた…私の心臓、静まれ。
大好きな人とぶつかった
今相合傘なんてどうでもいい
【相合傘】
「ほんっとにお似合いだよね~」
「私もあんな彼氏ほし〜い」
と、相合傘をしてるカップルに言ってた女友だち。
そ〜かもね。だけどそれは今のうちだよ。
だって
私とあの娘はお似合いさん♡
【相合傘】
雨降りの日は
勇気を出して君を誘って
相合傘
傘に当たる雨粒の音を聞きながら
お互いに小声で告白をし合ったよ
気持ちが通じ合って
いつしか僕らは
愛々傘
二人しかいない傘の中
二人だけの秘密の時間を過ごすんだ
相合傘
幼稚園 ☂️ 父と
小学校 ☂️ 友達と
高校生 ☂️ 彼氏と
社会人 ☂️ 別の彼氏と
今 ☂️ 小さな彼氏と(夫も)
相合傘って
愛の深さが
あらわれる
無意識に
相手が濡れないようにして
自分が多く濡れていたら
好きが溢れている
濡れても寒くないなら
心が温かいんだね
2人でいれば
雨も彩りだす
虹か出てなくても
心に架かっている
雨の日は心に余裕を持ちたい
相合傘
1つの物を2人で分けるってなんだかいいよね。
小さい頃よく父親に言われたなぁ
食べる時は必ず一緒にいる人に分けなさいって
それに、あんパンなら半分こして必ず大きいほうを相手にあげなさいって。
これを今でも守ってるなぁー
雨の中
2人で1つの傘の中
声が1番美しく聞こえるらしいよ
もうすぐ嫌いな梅雨だけど
あなたと傘がさせるなら
悪くないと思えるわ
*相合傘