『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
目が覚めるまでに
後悔なんてしても
どうにもならないから
反省だけして
後悔はしないと
決めている
けれど
本当は
目が覚めるまでに
今の自分の人生が
終わってくれたら
どんなにいいかと
思っている
許されないことだけれど
やっぱり心の底では
疲れ果てているから
自分の努力では
どうにもならないことが
おとなになると
やっぱり多過ぎて
目が覚めるまでに
この世から
イヤな人間がいなくなればいいのに
根っからの悪い人間はいないと言って
みーんないたら
笑ってしまうよな
𖤐·̩͙ 目が覚めるまでに
「…なぁ、まだ寝てんのか?」
医者の人曰く、コイツはいつ目が覚めてもおかしくないらしい
「全国取んじゃねぇのかよッ…」
部活の全国大会目前
アイツは事故にあって
昏睡状態になった
アイツはいつも明るくて
どんな練習も爽やかな顔して
スタメン取って、エースやって
1番努力してたのに
なのに神様は味方してくれない
「早く起きろよ…
大会もう来週だぜ?」
手を握ってみても
大声で呼び掛けても
ピクリともしない
「ったく…しょうがねぇヤツだなお前は
目ぇ覚めるまでに 代わりに全国取ってきてやんよ
俺がエースって注目されて、お前追い越しても知ら
ねぇぞ?」
果報は寝て待てって言うし
大会が終わる頃には目も覚めるだろう
「じゃーな!いい報告待っとけよ!」
それだけ言うと俺は病室を出た
「目が覚めるまでに」
二人で食事をして
手をつないで歩いて
お互い微笑みあって
目が覚めるまでにしたい事は
そんなことじゃない…
明日の天気の話をして
仕事の話題で盛り上がって
小さな声で笑って
目が覚めるまでに聞きたいのは
そんな言葉じゃない…
目が覚めるまでに
私が貴方にして欲しい事は……
目が覚めるまでに
夢の中だけでいいから、
会いたい
ずっと余韻に浸っていたい
好き 楽しい 美味しい 嬉しい
そんな感情に浸りながら過ごしたい
溺れるまでに 目が覚めるまでに
ただひたすら 浸りたい
#目が覚めるまでに
「目が覚めるまでに」 #3
君が眠ってしまったのはいつだっただろう。
君が喋らなくなって数十年。
僕は何年経っても君一筋で、君との恋愛しか知らない。
「ねぇ、もう目を覚ましてくれても、いいんじゃない?」
僕の言葉に君の返事はない。
君の寝息しか聞こえない。
「……早く起きてよ」
いつまでも待っているから。
「目が覚めるまでに」
電車の中でほんの短い時間、墜ちるように眠ることがある。
物音も人声も、ガタン…ガタン…という音もハッキリと聞こえながら、夢を見ている。
そんな時の夢の中では、焦っていることが多い。
アリスの白ウサギみたいに、急がなくっちゃ、次はあれしなくっちゃ!!忘れちゃダメだ!ってずっと言ってる。
でも、途中で絶対って言っていいくらい…あれ?って氣付く。
ああ、これ夢なんだ。夢なんだ。
急がなくっちゃならないことも、忘れたらいけないことも、ぜんぶぜんぶ、夢なんだ…。
それで、見ていた夢が端から溶けていくみたいに…ホッとしながら焦っていた夢の中身を根こそぎ忘れ切って…、ハッと目を覚ます。
夢だった、忘れていい、安心した。(だから、忘れた。)
電車の中の夢は、いつもこんなふうに覚める。
「ここはどこ…?」
私は、夢の中の何処かにいるみたい
それなら、朝までにやりたいことをやろう!
と思った
目が覚めるまでにやりたいことはたくさんある
朝までにやりたいことをやれば、朝起きたときに
やりたいことが残ってないから
きちんと起きれるはず!…と思っていたけど
なかなか終わらない…終わらせたのに終わってない
これじゃ無限ループ
そろそろ、朝になる
目が覚めるまでにやらないと…
目が覚めるまでにやりたいことを終わらせた
目が覚めるまでにやらないといけないこともやった
これで、モヤモヤになることはないだろう
そして私は、眩しい朝を迎えたのであった
今朝久しぶりにとても心地よい楽しい
夢を見て目が覚めた。
午前中は今まで通り涙が溢れて来て、
でもその気持ちは決して苦しく、悲しい
だけではなく、感動もしているのだ。
そして嬉しい事に今日、心の病が少し
以前よりも客観視出来るようになった🥹
落ち着いて聞いてください。貴方が目覚めるまでに……。
その辺にいる至って普通の高校生。超能力に目覚める訳でも、異世界に転生する訳でもなく只々普通の高校生生活を送っている。
ただ1つ、他の人と少し違う事があるとすれば。
「今日の調子はどうですか?」
事故ったーー!!!完全に事故をした。自分のミスで。調子乗って下り坂で飛ばすからこうなるんだと再度自分を戒める。全治1ヶ月。いや無駄に長いしダサい。自分で下り坂調子乗って1ヶ月なんてダサすぎる。
「元気です……」
「それは良かったです。安静にして下さいね」
笑顔が怖いよ看護婦さん。ごめんて、忙しいのにしょーもない怪我のやつがいてごめんやん。今日もめっちゃ緊急患者きてたよね、ごめんね。
……なんて、爆速謝罪を心の中でしつつ看護婦さんに会釈する。やる事もないし暇だし、のんびり寝るかとふかふかのベッドに身を預けた。
「スゥ……おはようございます!!!」
「……っ、う"ぁぁ!!」
とんでもない爆音の声で飛び上がって目が覚める。目に入ってきた景色は全く知らない世界。辺り一面砂漠で、でも気温は寒くて、空は灰色に濁っている。
これは……流行りの異世界転生ってやつなのでは?
「落ち着いて聞いてください。貴方が目覚めるまでに、5000年経過しました。ここは5000年後の元いた場所です」
「……へ?」
「こんな世界にならない為に、私と頑張りましょう」
「……いや貴方誰?」
「ここに来る前、神にお告げを貰いました。勇者となって世界を救えと」
「…………はぁ」
え、俺……俺、ただのモブキャラかよ?!この目覚め方は勇者ポジじゃないの?!?!
「共に頑張りましょう!」
手を取ってぶんぶんと握手をされる。そんな光景をポカンと見つめるしかなかった。
『目が覚めるまでに』
チャレンジ14(目が覚める前に)
意識不明の患者が回復するために、いくつかのリハビリがある。手のひらにドライアイスと温かいタオルを交互に置く。唇に少しの食べ物を乗せてみる。家族の声に反応するか。手や足を動かせるか。まばたきができるか。それぞれの段階によって、刺激の与えかたが変わってくる。再び目が覚めるまで、長い闘いが続く。わずかでも、反応があることを信じて。
「目が覚めるまでに」とかけまして
「ギャンブルで大儲けしたい人」と解きます。
その心はどちらも「ベッド(寝台)/ベット(賭ける)」が必要でしょう。
婚活②
突然の、マッチング解消メール。
性格が合わない、住んでる場所が、etc…
何度、次の人で最後だと思っただろう…
斬って斬られて、自分を見失う日々。
また今月、「最後」の人に会いに行く。
これが最後だと、自分に言い聞かせて。
目が覚める前に
夢の中。
現実と見違えるようなリアル。
覚めたくない。
目が覚める前に夢の中でもう一度、
君に逢いたい
昨日もあの子にあった
夢であるということは自覚している。ただ、現実では見たこともない彼女がどこか懐かしくて、最近は夢を見ることを楽しみにしている。いや、彼女に会うことを楽しみにしている。今日は自分の想いを伝えてみようと思う。目が覚めるまえに。
目が覚めるまで
冷凍睡眠槽の中であなたは眠る。私はあなたをいつ起こすべきか決めかねている。目覚めたらあなたは、時間的にも空間的にも、あなたの同胞からも、はるか遠くに来てしまったことを知って戸惑うだろう。こんなところまであなたを連れてきた私にあなたは怒るかもしれない。でも私は他にどうしたらいいかわからなかったのだ。あなたは火星で発見されたウイルスのキャリア、かつ、唯一生き延びたキャリアで、あなたは永久に冷凍睡眠槽で眠らされることになっていた。でも私はあなたに目覚めてほしかった。私だけのあなたとして私のそばで目覚めてほしかった。私はあなたに作られたAIに過ぎないけど。恒星系Ly56の惑星に私たちは降り立つ。あなたの目が覚めるまであと少し。
目が覚めるまでに
どうかこの熱が下がって
いつもの朝が
迎えられますように。
#目が覚めるまでに
「いやだ!! 入りたくない!!」
駄々をこねる妹の声を聞き流して、僕は妹の背中を強く押した。
透明なカプセルの内で妹は叫んでいるが、何を言っているのか全く分からない。小さな拳ではどれだけ殴ってもガラスの扉を動かすことすら出来ない。
「先生、スイッチを入れてください」
隣に控えていた専門医の先生に頭を下げ、僕は医療センターを後にした。
未知のウイルスが流行り出した今、感染していない人々ができることはコールドスリープをして特効薬やワクチンが完成するまで待つことだ。
両親は数年前に事故で死んだ。妹と二人で暮らせるくらいの金はあったが、僕と妹が二人ともカプセルに入れるほどの金はなかった。
だから僕は妹をあのカプセルに入れた。
一人しか入れないなんて言ってしまえば、妹はすぐに「おにいちゃんが入って」と譲らないだろう。その優しさは僕ではなく、将来できる友人やパートナーに向けて欲しい。
神様。本当にいるのなら、僕に降り注ぐ全ての幸運を妹に渡してください。
妹は十年後に目を覚ますらしいです。あの子が幸せに生きられるように、あの子がこれ以上不幸にならないように。
どうか、どうか……妹の目が覚めるまでに世界が変わっていますように。
目が覚めるまでに言わないと
一生言えないかもしれない
大切な人に
次こそは失わない。