『病室』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
病室から覗く窓から見える君へ。
私は気づいた時には遅くて…。
余命はもう1日もありません。
あなたみたいに元気に走ってみたかった。
あなたと一緒に走りたかった。
私の恋だけがずっと走ってた。
そう思ったのは…昨日。
もう生きられないのかな。
辛いよ。苦しいよ。
君の存在が救いだった。
今も何故か目から何かが流れてくるの。
嬉し涙かなぁ…。
君に会えた幸運。
きっと忘れない。
病室はまだ寂しい思い出しかないや
いつか、おめでたいような
嬉しいと思えるような
そんな思い出ができるのかな。
今日のお題は『病室』でした。
あったらいいな
あったらいいな
病室に
マヨネーズ。
あったらいいな
ひとり薄暗い灰色に溶け込んで
毎日を過ごす
6畳ほどの部屋の真ん中にベッドがひとつ
そこが私の唯一の居場所
小さな小窓からは 光はほとんど入ってこない
仰向けになって空を見つめる
虚しさとやるせなさが込み上げては消え…
目からは涙が溢れる
私は一体何をしてしまったのだろう
どうしてこんなことに…
その答えが出たとき
すべてが明かされるのだろうか
希望はあるのだろうか
先の見えない不安と恐怖を抱えながら
また長い眠りに入った
俳句を始めたいと思い、季語を色々調べています。
病室は季語かな?と歳時記を見ると、病葉(わくらば)が夏の季語でした。
わくらばで思い出したのが、オーヘンリーの最後の一葉という小説です。
ツタの葉と自分の命をかさねる、、、再読したくなりました。
わくら葉に 命の重さ ゆだねたり
『大好き』と 何度も言って くれた君。
手を繋いで抱っこして 花のように綻んで。
周りをいつも 愛してた。
歩き方が可笑しいねって。
治せないって聞いた日よ。
脳の仕組みがどんどん壊れていく日々が。
眠ることもできなくて 夜通し暴れて嘔吐して。
笑顔は高度なんだって 気づかせてもくれたんだ。
表情を変える それが そんなに難しいことなんて。
だんだん近づくその日はいつと 考えるのは残酷で。
最後はすぅと一息を 弱々しく飲み込んで
涙の粒を つうと落として空へ逝く。
神にも悪魔にも 何度も乞うてみたけれど
だぁれも救えるわけ ないの。
愛しいあの子が消えてから 私はなにも信じない。
無機質な あの白い病室を 窓から見た雪景色。
澱のように積もらせて 渦巻く黒黒としたものも。おくびにも出さぬ と決めたから
心に鍵を かけ続く。
------------------- 病室 -------------
子ども部屋と呼ばれたこの場所も、いつか病室になるのだろうか。
【病室】
病室に風を入れれば見えた見えた
小さな手手の手旗信号
♯病室
病室からの外の景色の新鮮さに
瞳を輝かせていた時期があった。
今はもう見慣れたものだけれどね。
心地良い空調が効いている病室、今日も窓から外の世界を除く。
青く晴れた空に行き交いする様々な車、下校中の子供、急いで走り去るサラリーマン、グッズに身を包んだ大人、楽しそうに会話している学生達……。
生きている唯一の楽しみがこの時間だった。世界は広く、そして眩しい。この狭苦しい部屋から飛び出して、この足であの道を歩いてみたい。
「𓏸𓏸さん、入りますよー」
数回ノックの音がして、扉の開く音がした。音のした方を見て、ぺこりと会釈する。
「今日もありがとうねぇ」
「いえいえ、体調はどう?」
「良くも悪くも、何も変わらないさ」
「変わらないか……𓏸𓏸さん、一緒に頑張ろうね」
「あぁ」
「今日もちょっと歩こうか、手握るよ」
「よろしく頼む」
手に温もりを感じつつ、ゆっくり立ち上がる。足の感覚だけで地面を把握するのももう慣れてしまった。
「明後日は手術だね」
「もうそんな日数が経っていたか」
「先生に任せておけば大丈夫だからね」
「うむ。信頼している」
また、私に昔見えていた世界を見せてくれ。
『病室』
「導くん?」
病室にいる彼は、以前の彼とまるで別人だった。
外見こそ髪が伸びただけであまり変わっていないけれど、性格だったり、言葉遣いだったり、そう言うところがまるで違う人のようだった。
「…えと、こんにちは?すみません、何も覚えていなくて。記憶喪失、みたいです」
彼の口から出た言葉は、かなり衝撃的なものだったのを覚えている。
記憶喪失、四つの文字が頭を素早く横切る。
事故に遭ってあるところの損傷によってなるとは見たことがあるが、まさかこんなに簡単に記憶がなくなるとは思いもしなかった。
「こんにちは。突然すみませんね。…白燐、と言います。あなた、導くんの親的な存在と言うところでしょうか…」
言葉を噛み砕くのに時間がかかったようで、しばらくしてから「おや、親ですか……」と呟いたのが聞こえた。
「そう、親。…退院したら私たちの暮らす家に行きましょうか」
それまではここで安静に、ですよ。と付け足すと、緩い返事が返ってきた。
「んじゃ、よろしくお願いしますね。白燐さん」
「ええ、よろしく。導くん」
好きな人が大罪を犯していても
現在償い生きるなら伴に生きます
好きな人が大病で明日へも知れなくて
それでも本人が前を見て生きるなら寄り添います
今を此れからを見て生きるなら伴に生きます
誰が何を言おうとも一緒に生きます
これを読む
あなたならどうしますか?
過去をとがめますか?
寛大に迎えますか?
愛する事を伝えますか?
それとも
現実から距離をとりますか?
私は医療事故で多くの事を失った
大概の事はビビらなく鳴った
だから強くなったからとかじゃなくて
前を見るクセがついたんだ…
何が有ってもね
だから前を見せたいんだ!
どんな時も前を見てほしい!
人間いつか死ぬ誰しもいつか死ぬ
たまたま運良く生き残れた命
愛する人を深く愛したい
いつか死ぬんだから…
そして極論だけど
いつか1人なるか
1人にさせてしまう
俺が先なら
俺が居ない世界で幸せにしててほしい
俺の知る奴でも知らない奴でもいいから幸せしてほしい
ここまで読めばわかると思うけど
何が有ってもね
前を見て受け入れてほしい
過去を今も未來も
そのまま前を見続けて幸せしてほしいんだ。
病室には
大怪我をした人たち
それぞれ怪我をした理由が違うけど
みんな悲しんでいるのは同じ
また病室に
怪我をした人がやってくる
病室が個室であるメリットは?
個室のメリット 一般の4人部屋では、複数人が同じお部屋で入院生活を送ることになりますが、個室の場合は、患者さんのプライバシーが守られます。 また、お見舞いや面会に来た方とも気兼ねなくお話ができます。 一般の4人部屋では、同室の患者さんの声などが気になることもあります。
『 病室 』
このカラッポの病室には
僕だけが知っている思い出が詰まっている。
彼女との未来を描き続けた壁や、スケッチブック。
冷蔵庫にはいつも、こっそり彼女が好きなプリンを並べて
交換日記なんかも書いちゃってさ。
僕は、君が隣で笑っている未来は、当然のように想像出来ていた。
彼女に病室でプロポーズをした。
君は泣きながら僕の指輪を、僕の言葉を受けとめてくれたね。
真っ白なベールを掛けて、結婚式ごっこなんかもしたりして。
とても幸せだった。
彼女…いや僕の花嫁は手の届かない所へ逝ってしまったが
不思議とまたどこかで会える、そんな気がして。
僕は前を向いていた。
『 ありがとう、僕の花嫁 。それじゃあまたね。』
病室は
絶望で溢れてる
「まだ生きられるのかなあ..」
「もう死ぬんだろうなあ..」
希望を無くした人たちは
よく、自分のことを考える
そんな絶望も
希望になり、奇跡が起こる
病室では
奇跡で溢れる
「病室」
実は私病室行ったことないんです。
...まあ、珍しい訳ではないと思いますが(笑)
ドラマとかでもよく見るし。
自分が入院&知り合いが入院
したことがないので...
なので正直、病室は絶望に溢れてる訳では
無いかもしれないです。
”絶望”じゃなくて”笑顔に溢れてる”かも
しれません。
笑顔だったら希望も見えるかもね!
詩(お題)
『病室』
時に希望の 虹をかけ
ふいに凍てつく 葬儀場
まるで公園 遊園地
そして悲しい 映画館
何百何千 病室の
天井見つめて 死んだのか
何千何万 病室の
窓の朝陽を 焦がれたか
漂流してゆく 病室で
マゾのプレイも 日常化
なんと健気で あさましい
人の最後は モノになる
白い \(·△·)/\(·△·)/\(·△·)/
部屋。 ( ゚д゚)カッ
病室
(本稿を下書きとして保管)
2024.8.2 藍
今、真っ白い空間に横たわる。
窓から入ってくる淡い光。
もう動けないな。
ああ。やっと天使様が来てくれましたか。
鼓動が小さくなる。
意識が遠のく。
そしたら、永遠に続く花畑が見えた。
私はそこを駆けていった。
これが死か。
生きるのも死ぬのも案外悪くないな。