『病室』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
カーテンの向こう
音がしなくなってしまった 。
あの声が、まだ耳に残っている
虚しくて、寂しい。
無機質な天井を見て思うのは、
もうすぐ夏休みが終わる。
それだけ
【お題:病室】
1回入院したときに、赤ちゃんが同じ部屋で入院してて、可愛かったのを覚えてる。
あと、病院でお化け出ないのかなぁーってワクワクしてた笑。
なんか私だけ短いし、アホみたいな事しか書いてないのおもろい草
窓から外を見た。君がいた。
綺麗な髪を整えながら、風に吹かれる君がいた。
また窓から外を見た。君がいた。
目が合って、こちらを見て笑いかけた。
また窓から外を見た。やっぱり君がいた。
薄れゆく意識の中でも、きらきらと輝く髪の毛が綺麗だった。
また、病室の窓から外を見た。
君は、いなかった。
最後くらい、会えたらよかったのに。
病室
病室の窓から見上げる月が綺麗。
ずっと地球から眺められるように生きる。
病室
病室は嫌いだ
出来れば関わりたくない
体の調子いい時にはその存在を忘れてるところ
だがら病室は嫌いなのだ
yui
変わらない天井
変わらない壁
点滴を持ってくる看護師さん
いつもと変わらない。
早く家に帰りたい。早く解放されたい。
常に願っている患者さん。
病室。
患者さんにとっては牢屋。
好きにできないから。
真っ白な壁
真っ白な扉
真っ白なベット
そこに一人の患者
なんて静かで孤独な空間
ここが良い場所か悪い場所か
わかるのは患者のみ
騒がしくストレスの宝庫の世の中から離れて治療するには最適な場所と考えるか
騒がしい人たちと切り離され独りで寂しくなる場所と考えるか
人それぞれ思うことがあるだろう
さて、貴方はこの空間をどう考えるのか
毎年この時期に病室から見える花が好きだ。
大きい音を立てて、夜空に大きな花を咲かせて、私たちに元気を与えて散っていく花火。
いつも静かな小児病棟もこの日だけは花火の音と、小さい子たちがそれを見て喜ぶ声が響き渡る。
昔は、来年も楽しみだと思えていたのに、ここ最近は花火が散っていく度に、来年は見られるのだろうかという不安が心を侵食していく。私は生きていたい。
小さい頃からこの病室が、家の自室のようなものだった。学校に行きたいけれど、行けなくて、病室の窓の外から見える都会のビルの景色が変わらずにずっと一緒にいてくれる存在。この花火たちも一緒だ。
ここ最近、いつもできていたことができなくなっている。寝ていることが多くなった。目を覚まさなくなったらどうしようと。
今日は久しぶりにこの時間まで起きて、花火を昨年と同じように見ている。どれだけの人がこの花火をどこから見ているんだろう。
誰かが知らなくても、この病室でひとり、花火を見ている人がいたんだよと空に放たれる色とりどりの花が知っていてくれたらいいのにな。
私は花火の音が気にならないぐらいに瞼が重くなってきた。まだ見ていたいのに。来年も見れるよね、見たいよ……
「少女の窓辺」
きみがうたってる
涼しい光の窓際で
__永遠の少女は
純白の朝に身を包まれて
赤い目をしたうさぎに微笑みかける
きみのほかに世界は存在しない__
病室の向こう側、そこには白くて明るい光があった。
病室のこっち側、そこには君がいた。
一歩、また一歩と病室の向こう側に歩いて行こうとする君のことをぼくは止めてしまった。
ぼくの勝手でとめてしまった。
何も知らずに、知った気になって、
止めてしまった、
身動き出来なくなっていた。
暴れないように?、暴れる気力もねぇわ。
手首、足首にされた楔まるで獄中暮しのようだった。
私は奴隷なの?
いつ出れるか分からない薄暗い病室の中私は今日もそう思いながら病室の天井を見上げていた。
ガタッ
医者のような人がゾロゾロ入ってきた。
立場的に偉そうな医者が私に向かい、「次は君の番だ」とだけ言い、私に目隠しをして担架に乗せられどこかへ連れてかれた。
そして、注射のようなもので刺され眠った。
そこから私が目覚めることは無かった。
真っ白なのに妙にカラフルになっていくな
『病室』
窓から見える広い世界
狭いようで広い部屋に1人
まるで病室の中にいる私の心
疲れたな
明日になったらまた笑おう
今日は疲れた心を癒そう
扉を隔てた向こう側には
パタパタと歩くシューズの音
窓を隔てた向こう側には
力強く鳴き続ける蝉の声
カーテンを隔てた向こう側には
微かに他人の動きを感じられる
そんな静寂の世界に僕はいる
どうしてこんなことに?
何がいけなかったのだろう?
あの時ああしていれば…
いつ治るのだろう?
ずっとこのままなのかな?
もっと酷くなるのかな?
時が過ぎるのを待つばかりの
この静寂と白い空間の中で、
答えの出ない想いが
幾度となく繰り返えされる
「病室」2022/08/03
不安妄想から身体を壊すタイプの人間が書くとこうなる。
ふわふわな尻尾をふりふり。モデルのようにお尻を上げて優雅に歩く君。
時々、甘えるように体を擦り付けてくる。
ゴロンと横になって、こっちを見上げてくる。
毛並みに沿って撫でると、気持ちよさそうに目を瞑る。
ふかふかのお腹に顔を埋めてもいいですか?
猫パンチが頬にヒットしました。
病室の窓から見えた花火
いつか貴方の隣で見れますか?
ベッドから見上げる花火というのは悲しいものです
花火の上で待つ事だけはしませんからね
病室
ここは、人がそれぞれの運命を待つ場所
死を待つ人、生きることを願う人、病と闘う人、
帰りたくても帰れない人、
体は生きていても動くことすらできない人
様々な運命を織り交ぜた空間は
人の思いと共に、また1つ記憶を重ねていく
今日、ちょうど、病院へ行く予定。
ここの病院は自分にとって大切な事、所。
最初の頃は不安でまわりの景色、人たちなんて
見えなかった。
でも今は病気になり感謝しているくらいだ。
只、病院には、なるべくかからない方が良いのだろう。(医療の方々すみません)健康で、いたいもの。
数年前、父は病院で亡くなった。
あの時、どれだけそこの病院にお世話になったか。
一度は手術が出来ないと断った脳外科の先生。
父には持病があるので、手術したら、助かるか…。
結果、先生は、決断し手術をしてくださり、父も安静に。朝方、異変が起き私と母、叔母で急いで病院へ。隣街までの40分が長かった。無事でいてと祈りながら運転した。病院につき直ちに処置。その時の廊下の窓からは、朝日が登り、朝が始まっていた。この朝日を見る事が出来ない人もいる…そんな事思いながら過ごした。
先生の処置のおかげで命は繋がり翌年父の誕生日。
父は病室。せめて誕生日ケーキを家族で食べようと持って行ったが、父は喜んでくれたが食べなかった。もう食べられなかった。入退院を繰返し、退院前に病院の食堂で、メロンソーダーが飲みたいと飲んでいた父。
病院は、体や心を治す場所。
医療従事者の皆さんが頑張り最善を尽くしても救えない命もある。
今はコロナで、大変だと思いますが、どうか、御自分も労り、休める時に休んでください。
医療従事者の皆さんありがとうございます☺️
病室
なんてタイムリーなお題
2週間ほど前に私は病室にいた。
大腸炎で入院中だった。
入院なんてしたのは出産以来。
コロナ禍での入院、更に個室だったこともあって、外部との完全な隔離状態。
病室にやってくるのは看護士と先生、清掃員だけ。
でも、なぜかさほど寂しいとは思わなかった。
新しい病院なので個室はホテルのよう。
電話も出来るしネットも出来る。
退屈ではあったけれど、家事も仕事もやらなくていい。
1週間の点滴でシャワーと着替えがままならないことと、五分粥のけっして美味しいとはいえない食事以外はいたって快適だった。
きっと、神様が休みなさいと与えてくれた時間なのかもしれないと思った。
重病ではなかったことが幸いだった。
眺めるのは窓の外ばかり
あの枯れ葉が全部落ちたら俺も
なんて思ってたけど
集団病棟じゃそれもままならん